しらす屋 ゆあさ湾 則種@有田川町

 以前から、有田インターを降りるたびに気になっていたお店。それが”しらす屋 ゆあさ湾 則種”。有田インターを降り、有田方面へ向かい、紀勢本線の効果をくぐってすぐの所に、そのお店はあります。

その店先の、のぼりを見て一度食べてみたかったのが、この生しらす丼。

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丼だけなら800円、ミニうどんが付いたこちらは1000円でした。 生シラスは、漁次第では冷凍になる事もあるらしいのですが、幸いにも生シラスを頂けました。黄身を溶き、醤油を廻しかける前に、生シラスだけをちょこっと。茹でたシラスのような旨味はありませんが、滑らかな食感に、とても繊細で上品な味わい。普段食べているシラスの旨味が、茹でる事によってもたらされている、という事に気付かされたのです。

胡麻、紫蘇、海苔、そして黄身に醤油と、丼としては美味しくなる素材の数々ですが、反面香りの強いものばかりで、せっかくの繊細な生シラスの味がちょっとぼやけてしまうのが残念。でも、それらの素材だけでは味わえない旨味のようなものも出ていて、それが生シラスの底力なのかもしれません。

店内では、茹でたシラスも販売されていて、それをお土産に購入。

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身はホロホロと柔らかく、旨味がたっぷり詰まっていて、やはりシラスは茹でた方が、と思ってしまいました。以前食べた、マルタ水産のシラスも帰りに購入しましたが、比べると則種さんの方が、ややクセがあり塩味が濃いように思えました。この辺りは好みもあるでしょうから、両方食べ比べるのも面白いですが、私はやはりマルタ水産のが好みでしょうか。

釜揚げや、茹でたシラスの旨さを再確認した次第ですが、生シラスというのもなかなか食べられるものではありませんから、一度口にするのもいいものだと思いました。田辺や勝浦など、南紀にもシラスの美味しいところがあるようで、そちらのシラスも是非頂いてみたいものです。

しらす屋 ゆあさ湾 則種

住所 和歌山県有田郡有田川町天満28-15

TEL 0737-52-7769

営業時間 11:00-14:00 17:00-20:00 土日は11:00-20:00

       販売は10:00-19:00

URL http://www.noritane.com/cgi-bin/noritane/siteup.cgi?category=1&page=1

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丸己@紀の川市貴志川町

 先日の集中豪雨は凄かったですね。幸い我が家は無事でしたが、停電復旧や浸水した家電の点検など、大忙しな一日となりました。それにしても、最近の雨の降り方って、やっぱり以前とは違って来ている様に思います。

家の前の、100kgは優にあるマンホールが裏返っていたのにはびっくり。

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明け方には、下からは水が吹き上がり、この通常の倍以上の大きさのマンホールがゴットンゴットン跳ね上がっていたそうな。爆睡中の私はそんな音には全く気付かず、親父にあんな音がしてるのによく寝れてたな、と厭味を言われる始末sweat02

翌日には市内も落ち着きを取り戻し、お得意様の家々も大きな被害は無かったようで一安心。そして、貴志川での仕事があり、終わると丁度お昼時。そこで、かおさんのブログを思い出し、丸己で昼食を取る事に。

店の前の大きな駐車場に車を停めると、店先には5組ほどの行列が。

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店の隣には魚屋さんがあり、中で繋がっています。つまり魚屋さんが経営しているお食事処という訳で、その繁盛ぶりと合わせて期待せずにはいられない雰囲気。

席に付き、メニューを見ると、日替わりやエビフライ定食が730円、刺身定食が630円とあり、その時点でもう安いなぁと思っていたのですが、注文した刺身定食が出てきて更にびっくり。

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大好きなタコの他、甘エビや鯛、しめ鯖まで大量のお刺身が。ササミのトマト煮込みや鯖の塩焼きも加わって、しかもおかわり自由。もうこれだけであり得ないって感じなのに、お刺身を食べてまたまたびっくり。どれも新鮮でピシッとエッジの効いた、本当に美味しいお刺身なのです。

いやもう凄い体験をして驚きの連続でしたが、かおさんのブログを見ても分かるように、これがたまたまでは無く、日常のクォリティのようです。隣のサラリーマンの方が食べていたエビフライ定食も、え~これで730円!?ってな感じの大きなエビフライでしたし、日替わりの方も、女性が完食するのに苦労するほどのボリュームでした。

日替わりは、その日の内容により値段なども替わるようで、海鮮丼などもあるみたいで、そちらも是非食べてみたい一品。夜のメニューも魅力的なラインアップが揃っていましたが、お値段の方は普通の居酒屋さんよりちょっと高いかな、というお値段でした。

漁港周辺ではなく、山間部にこのようなお店があるというのは、まさに奇跡のような事に思えます。店員さんはチャキチャキとしてややせわしない印象もありますが、いかにも和歌山の元気のいいお姉さんという感じで、そこもとても好印象でした。

それにしても、このようなお店でコストパフォーマンス抜群のお昼ご飯が頂ける事に感謝。そして、かおさんにも感謝感謝です。

丸己

住所 和歌山県紀の川市貴志川町長原248−9

TEL 0736-64-6626

定休日や営業時間は分かりませんので、電話で御確認下さい。

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秋津野ガルテン 農家レストラン「みかん畑」@田辺市

以前から一度行ってみたかった、田辺市の秋津野ガルテンへ。田辺市街から龍神方面へ抜ける、県道29号線から少し入ったところにその施設はありました。所々に案内板が出ているので、注意深く走ると迷うことなく行けるでしょう。

駐車場には県外ナンバーの車も結構見られ、12時半頃にはほぼ満車状態。旧上秋津野小学校の校舎を利用したという建物は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

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この手洗い場なんてのも懐かしいのですが、網に入った石鹸ではなくてハンドソープなのが今風。

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駐車場すぐ横の建物が、農家レストランみかん畑で、その奥の座敷スペースとの間に受付が。受付の場所はちょっと分かり辛い感じで、迷っている人も結構いたり。

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受付で、大人一人900円を支払い、後はバイキング形式の料理を盛り付けていきます。

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テラスの席が丁度空いたので、そこで頂くことに。テーブルは昔懐かしい小学校の机と椅子。混雑時には席を探すのに一苦労しそうですが、人数制限があるようですので、座れないという事は無さそうです。

料理は、良くも悪くも家庭料理風。プロの料理屋さんのようなカッチリした感じはありませんが、懐かしくも優しい味わいの料理で、その雰囲気も手伝ってか給食を食べているような気持ちになります。

楽しみにしていたミカンジュースは、一人一杯のみなのが残念でしたが、酸味がよく効いてコクもある美味しいミカンジュースでした。あっという間に食べ終わり、次はカレーを。

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カレーはもう残り少なくなっていましたが、ルー少な目が好きな私には丁度いい塩梅。これはまさに給食のカレー、あるいはおかあちゃんのカレーといった感じで、これまた懐かしい味わい。

料理を作るのも給仕するのも、全て地元のお母さん達で、それが料理にもよく出ています。料理は結構早く無くなってしまいますが、後から色々と出てきますので、ゆっくりのんびり食べるのがいいでしょう。普通のバイキングだと、無くなった料理の後は同じ料理が出てくるものですが、ここは結構違うものが出てくるので油断ならないのです。

食べ終わったら、洗い場横の売店でソフトクリームとお土産のミカンジュースを購入。

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ミカンソフトはちょっと香りが不自然な気もしましたが、さっぱりとして口当たりはマイルドでした。

所々素人ぽさを感じる部分もありましたが、900円と比較的安価に地元の食材を用いた家庭料理が頂ける、観光の際にはとても重宝しそうな施設だと感じました。

秋津野ガルテン

URL http://agarten.jp/

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旬菜活魚みぞぐち 悲しいお知らせ 

 美味しい魚料理が頂けるみぞぐち。財布に余裕さえあれば、毎日でも行きたいくらいお気に入りのお店なのですが、最近とても残念な話を聞いてしまいました。

その話はちょっと後回しにして、突き出しのナガレコとタコの煮物でも。

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歯応えも味付けも申し分なしの、とても美味しい煮物。しかしここであることに気付きます。ゴリさん似のご主人にナガレコと言ってもピンと来ていない様子。そうなのです、ご主人は実は鹿児島県の出身だそうで、なるほどナガレコと言っても伝わらない訳で。

高知あたりでもナガレコと言うらしいですが、九州だとトコブシが一般的な呼び名のようですね。まぁ、御主人が鹿児島出身というだけなら、道理でゴリさんに似てる筈だわ、なんて笑い話で済んだのですが、本題はここから。

ご主人の御実家の諸事情により、みぞぐちは来年一月いっぱいで店をたたむのだとか。鹿児島でも料理店を営まれるそうですが、これはあまりにもつらくて悲しい告知。でも、ご主人の事情もよく分かりますし、ここはいつか鹿児島に食べに行きますよ、と笑顔で答えるのが私に出来る精一杯の事。

料理に戻って、お造りの盛り合わせ。

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どれも新鮮で、やはりここのお造りは旨い。

続いてサヨリの酢の物。

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サヨリの旨味、合わせ酢の塩梅も申し分なく、日本酒が進んで困ってしまう味わい。

赤ムツの塩焼きなんてのが頂けるのもここの魅力。

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喉の辺りが真っ黒で、日本海側ではノドグロの呼び名でも知られるこのお魚。脂の乗りがとにかく素晴らしく、それでいて臭みのない白身魚独特の旨味に溢れる味わい。

魚だけでなく、肉の旨さもここの魅力。

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しかも、ここで頂けるのは和歌山名産の熊野牛。熊野牛はまだブランドとしてはマイナーで、それゆえか品質にもバラツキがあるように感じますが、ここの熊野牛は間違いなく極上の部類。このサイコロステーキも美味ですが、一度だけ巡り合えた生肝の旨さはもうなんともいえないものでした。

と、和歌山の海と山の幸、そして日本各地の旨いものが頂ける大好きなお店なのですが、何度聞いても後半年で閉店されるのは変わらない事実で...とても残念ですが、後半年、出来る限り足を運んでおきたいものです。

旬菜活魚 みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

営業時間 17:00-22:00 日曜祝日定休

電話予約をするのがベター。

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魚もん屋さんでハモのしゃぶしゃぶ

 梅雨は未だ明けませんが、暑さはうなぎ登りで忙しさもピークといった感じ。ブログ更新もままならずちょいとバテぎみですが、そんな気分を吹き飛ばそうと昔からの友人達と魚もん屋さんで宴会。

ハモのしゃぶしゃぶも頂ける3千円のコースを予約したのですが、先ずはお造りから。

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これなんと一人前。これと同じ大皿が7つ並んだテーブルの様相は圧巻。量だけでなく味の方も新鮮そのもので、特に太刀魚や鯖のような足の速い魚がしっかりと美味しいのが印象的。刺身で食べる鰹の旨さも格別でした。

そして、和歌浦漁港といえば、これっていうくらい大好きな足赤海老の天ぷら。

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これ一皿で4人前。刺身のインパクトには負けますが、大きくて立派な足赤海老が目を惹きます。足赤海老の旨さはもちろんのこと、カボチャ等の野菜の天ぷらの旨さも格別で、揚げ具合が丁度いい塩梅でした。

続いては牛スジの煮込み。

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魚だけでなく、こういう肉料理もしっかりと美味しいのがここのいいところ。お酒もいいけど、これはご飯が欲しくて堪らなくなる味わい。最後に雑炊が待っているけど、思わずご飯をパクリ。

サラダにはシラスがたっぷり。これがまたいい味を出しているのです。

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続いて、主役のハモのシャブシャブが登場。

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焼かれたアラは最初に入れて、出汁に深みを加えます。一旦干した後焼かれているのでしょうか、出汁に入れると濃厚な風味が溢れてきます。ハモの旨味がたっぷりと出た出汁の旨さは我を忘れる程のもの。もっと飲みたい、でも雑炊に取っとかないと、と葛藤してしまうこと受け合い。

出汁に入れて素晴らしいアラでしたが、食べてみるとちょっと生臭くてあまり美味しいとは思いませんでした。友人の一人は、酒に合うとバクバク食べていましたけど...しゃぶしゃぶで頂くハモも結構なお味でしたが、個人的には穴子には一歩譲るといった印象。

そしてお楽しみの雑炊。

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あの出汁で作られた雑炊の旨さは、もう想像通りというか想像以上というか、まぁなんとも美味しい雑炊でした。結構満腹でしたが、それでも御代わりしたくなる絶品の雑炊なのです。

最後はプリンで締め。パンナコッタのような味わいの、ミルク感たっぷりなプリンで、とても優しい風味でした。

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美味しい料理をたっぷり頂いて、お酒も結構のんで一人4千円ちょい。内容を考えるとかなりリーズナブルだと思います。週末に行くなら予約必須の人気店ですが、それも納得の楽しい宴会でした。

魚もん屋

住所 和歌山市新和歌浦1-1

TEL 073-444-0567

営業時間 17:00-22:00 水曜定休

URL http://www.nnc.or.jp/~kalcha/kanenaka/

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香料理庵 紅葉(くれは)@有田川町

 清水に行ったということは、昼ご飯はもちろんこちらのお店で。

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紅葉に付いたのは予約5分前。準備しているのでもう少し待ってね、とのこと。目の前の有田川を眺めているうちに食事の準備も整い、私達は店内に。テーブルにはすでに料理が並んでいますが、その美味しそうなこと。今回はちょっと奮発して、一人3500円の摘み草会席です。

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野草等は全て女将さんが事前に摘んで来て下さったもの。その他の食材はもちろん、調味料に至るまで、ほぼ清水町あるいはその周辺のものなのが嬉しいですね。お蕎麦は石臼で挽くところから作られたものですが、この日はいつにも増して短くて、ちょっと食べ辛かったです。

しかし、ムカゴの入った五穀米ご飯や、野草の旨さは格別で、文句のつけようも無いもの。真ん中の4つの小鉢は、左上が露草のおひたしで、鰹節と醤油のみのシンプルな味付け。左下はくさぎ。臭木と書くそうで、実際葉には臭気があるそうですが、ゴマ油で味付けされたくさぎは味わい深く、嫌な臭みは感じられませんでした。

右上は、地元産の鰻と胡瓜、そして蓼の酢の物です。それぞれの食材の相性が抜群で、とても美味しく頂けました。右下はタンポポの葉。ちょっと甘めに味付けされていて、これがまたタンポポの味をよく引き立てていたのです。

イタドリやコンニャクの旨さはいつもながらのもの。そして有田川支流の鮎の塩焼きの他に、アマゴや野草の天ぷらが。

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あの湯川渓谷から流れ来る清流の中で育った鮎の旨さは格別。今の季節ならではの清清しい苦味を従った味わいで、変な臭みは一切無し。アマゴの天ぷらもしっかりとした味わいで、生命力の強さを感じさせてくれるもの。

アマゴの左は、ヨモギと露草の天ぷら。右はスベリヒユ。うっすらと塩味が付いていて、野草の持ち味がしっかりと活きています。ただ、スベリヒユを食べるのが初めてなら、前回の煮物のような料理の方が、その独特の食感をよく味わえるように思います。

今回の鍋は、味噌仕立ての鮎の鍋。

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鮎が丸ごと一匹入っています。

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このお鍋のもう一つの主役、清水の特産品アワビ茸の食感がなんともいえません。塩焼きより優しい味わいの鮎、その他の食材の旨味を吸った味噌味のスープがまた堪えられない旨さで。この日、名産の山椒の風味は抑え目に感じましたが、食後にはしっかりと舌を痺れさせてくれていました。

摘み草会席はさすがのボリュームで、大大満足。相変わらず和やかな雰囲気の女将さんとの会話も楽しくて面白くて。

女将さんが「ちょっと見てみて」、と仰るので玄関脇の箱の中を見ると、なんとも可愛らしいツバメの赤ちゃんが。巣から落ちてしまったのを、近所の人が見つけて届けてきたのだそうな。

ツバメの赤ちゃんまで任されるなんて、なんとも女将さんらしいじゃないですか。こんな時に限って餌の蜘蛛がいない、なんて嘆いていた女将さんがたまらなく可笑しかったのです。ちなみに、後日弟に聞いたのですが、鳥の雛は人間に触れられると、親鳥がその匂いを感じ取り世話をしなくなってしまうのだそう。つまり落ちている雛を見ても、そのままにしておくしかないのだとか。

話はそれましたが、本当にここはいいですね。私がもし旅行に行って食事をするとしたら、こんな所で食事をしたいなと感じさせられるほど。今回もなんともいい気分で清水を後にしたのでした。

※予約は必須です。一日1組なので、特に土日は早めの予約が必要。

女将さん一人で準備をされているので、予約時間に遅れる場合は連絡を。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

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魚もん屋’カネナカ’@和歌山市

 私は、たま~に和歌浦漁港でまったりすることがあるのですが、そこにとても気になるお店がありまして。

Photo それが和歌浦漁港内にある魚もん屋というお店。隣には和歌山市では有名な焼肉やさんもあり、漁港に彩を添えています。看板には魚もん屋の後にカネナカと続いていて、調べてみるとカネナカ水産という水産会社直営のお店のようです。

Photo_2 と、なると、やっぱりメインは魚料理。先付けからして気合が入っています。シラスの和え物に、鯛の子、それに魚の揚げ物にカレー風味の餡がかかったものが出てきました。この中では、臭みも無く旨味たっぷりのシラスが印象的でした。

Photo_3 一気に注文して、先ず出てきたのが足赤海老の天ぷら。大きく立派な足赤海老は格別の旨さ。揚げ具合も申し分なく、甘味たっぷり、プリプリの食感を堪能出来ます。和歌山市で海老を食べるなら、地元で獲れる足赤海老で間違い無しですね。

Photo_4 大好きな蛸は柔らか煮で。濃厚かつ甘味がしっかり効いた煮汁がしっかりと滲み込んだ蛸の旨さは、堪らないものがあります。とても柔らかく煮込まれていますが、蛸の食感や旨味はきちんと残っていて、それがとても好印象でした。

Photo_5 アナゴの天ぷら葱醤油です。足赤海老も旨いのですが、この辺りで獲れる穴子もいいんです。醤油がしっかり滲み込んだ天ぷらは、衣をしっかりと纏っていて、ボリューム感のあるもの。穴子の風味は少々分かりにくい印象でした。

Photo_6 こちらはカニ味噌です。実は私はカニ味噌が苦手で、この日も殆ど興味が無かったのですが、久しぶりに一口食べてみると、これがなんと美味しいじゃないですか。やはり歳と共に味覚って変わるものなのですね。これにはもちろん、日本酒が最高に合いました。

Photo_7 そして、こちらが造りの盛り合わせ。1人前このボリュームで990円。2人での食事だったのですが、女将さんが一人前でも充分と仰ったのが分かりました。クジラが血生臭かった以外は、どれも新鮮で申し分なし。特に太刀魚(こちらのメニューには太っちょと書かれていました)は格別の美味しさでした。

Photo_8 最近、魚料理は塩焼きで、がマイブームなのですが、今回は甘鯛を。天ぷらや煮つけの印象と違い、こちらは極うっすらと塩味が。お皿には塩が盛られていて、好みに応じて付けて頂きます。焼き具合はとてもいい塩梅で、繊細な甘鯛の風味が堪能出来ます。こういう身の柔らかな魚が美味しいと感じると、歳を重ねるのも悪くないと思ってしまいます。

Photo_9 こちらはホタテグラタン。さすがは水産会社直営のお店で、地元以外の魚介類も新鮮で美味しいものが揃っています。栗のような甘味が特徴的なホワイトソースが絡まったホタテは、堪えられない美味しさ。ソースがちょっとぬるかった事だけが残念でした。

Photo_10 最後は、シラスの出汁茶漬けで締め。しっとりと出汁の効いた、優しい味わいのお茶漬け。先付けで好印象だったシラスは、茶漬けでたっぷり頂いても変わらない印象の旨さ。ただ、添えられていた漬物は、いかにも市販のものといった感じで、この繊細な味わいの茶漬けには合っていないように思いました。

これだけ食べて、お酒も頂いて2人で8000円ちょい。内容を考えると、かなりリーズナブルなのではないでしょうか。すぐ近くには、大好きな”あきら”もあり、これからどちらに行こうか迷ってしまいそうです。穴子はあきらに軍配が上がるとは感じましたが、ここのコスパは相当なものですし。どちらにしても、地元の美味しい魚が手ごろな価格で頂けるお店で、そういう選択肢が増えるのは嬉しい限りなのですが...

魚もん屋

住所 和歌山市新和歌浦1-1

TEL 073-444-0567

営業時間 17:00-22:00 水曜定休

URL http://www.nnc.or.jp/~kalcha/kanenaka/

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田中屋酒店でケンケン鰹

 久しぶりに田中屋酒店に。水曜ということもあって比較的すんなり座れましたが、気が付くと満席に。やはりここは人気ありますね。

Photo どこの店に行っても、メニューにあると必ず注文してしまうケンケン鰹のお造り。小さいころから鰹のタタキは大好きだったのですが、最近はお造りも大好きで。特に周参見のケンケン鰹は、臭みも無くもっちりとして堪らない旨さ。

Photo_3Photo_2  蛸とトマトのサラダは、その相性の良さにびっくり。題号物の山芋のステーキには、ギネスを合わしてみました。さっぱりと飲みやすいビールでしたが、もう少しコクがあった方が好みかなぁ。

Photo_5Photo_4 ホタテはバターソテーで。ホタテにはやはり、こんな感じの料理がとても合いますね。ながれこ(とこぶし)は煮付けで。ながれこにはやっぱり煮付けが最高に合っているように思います。同じ貝でも、素材により一番合う料理法が変わるのが面白いところ。

Photo_8Photo_7   田中屋さんは肉のメニューも結構充実していて、こちらはホルモン焼き。しっかりとした味付けで、ビールが合いますね。右は空豆の煮付け。最近焼いた空豆の美味しさにやられていましたが、やっぱり煮ても美味しい豆ですね。こういうのが堪らなく美味しいと思う歳になったことを実感。

今回も、2人で飲んで食べて会計は6000円未満。ほんと安くて美味しくて人気があるのも分かります。ところどころ旨味が強すぎる料理もありますが、今回いただいたものは自然な味わいのものが多くて、それもとても良かったです。

田中屋酒店

住所 和歌山市雑賀町13   

TEL 073-422-6415

営業時間 17:00-23:00 土日祝定休

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和彩 あきら@和歌山市

 久しぶりに、和歌浦のあきらへ。

Photo_3Photo ナスの酢味噌和え、それに平アジと蛸のぶつ切りです。平アジは、メニューに名前があると必ず注文してしまう一品。臭みが無く旨味たっぷりで、コリコリとした歯応えの堪えられない味わい。

Photo_4Photo_5  左はアナゴの天ぷら。これも外せない一品で、ここのアナゴ料理はどれも外れなし。ふんわりもっちりと、なんとも言えない旨さ。右のジャガバターは、バターを直接衣に滲み込ませているのでしょうか、カリっとしているのにバターの風味たっぷりなのがいいですね。

Photo_7Photo_6  鶏肉の自家製ハムと、石鯛のカマ焼き。ハムは、蒸し鶏そのままといった風味で、もう少し燻製香があった方が好みかも。カマ焼きはもう言う事無しの美味しさ。塩加減も申し分なく、日本酒が欲しくなる味わい。

Photo_8 最後は海鮮丼で締め。新鮮なお造りがどかっと入っていて、締めにはぴったり。ちょっとくらいお腹が膨れていても、するっと胃の中へ入っていきます。一緒に行った人は、とろろご飯を食べたのですが、ご飯が普通の白ご飯の為か、ちょっとべたっとした感じでした。

いつ行っても、美味しい魚料理が頂けて本当に大満足。地元の魚介類がリーズナブルに頂け、しかも店員さん達も元気良く、県外からのお客様にも自身を持って奨められるお店だと思います。

和彩 あきら

住所 和歌山市和歌浦西1-8-7

TEL 073-444-0487

営業時間 11:00~13:30 18:00~21:30 月曜定休 日祝は夜のみ

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季咲楽@和歌山市

 

Photoアロチにある季咲楽というお店に、初めて行ってきました。 季咲楽と書いて、きざくらと読みます。大新公園の地下駐車場入り口の目の前、交差点すぐのところにひっそりとその店はありました。綺麗に手入れが行き届いた入り口からも、なんだか美味しい予感がヒシヒシと伝わってきます。

Photo_6Photo_4 焼き牡蠣と炙り貝柱です。どちらも臭みが無く、とても美味しかったです。特に焼き牡蠣は、食博で食べ逃していたので、メニューを見た瞬間から食べたかったのです。貝の旨味をたっぷり堪能させて頂きました。

Photo_9Photo_7 新ジャガの明太子バターと、クジラの竜田揚げです。ほっこりしっとりのジャガイモに、明太子バターが絶妙に合っています。竜田揚げは、懐かしのあの味ですが、そこはさすが料理屋さん、上品な味わいに仕上がっています。

Photo_8Photo_10 続いて焼き空豆と、どて焼きです。最近立て続けに食べた空豆、やっぱりシミジミと美味しいですね。ほっこり温かい気分になります。とろとろに煮込まれた、どて焼きの旨さも格別。

Photo_12Photo_11  左はとうもろこしとチーズのかき揚げ。揚げ具合も、とうもろこしとチーズの織り成す味わいも、これは堪らない旨さ。右は高知県産の鰻の白焼き。嫌な臭みも無く、ふんわりふっくらの白焼きの美味しさは格別。

Photo_13Photo_14  粉もん2種、スジ肉入りねぎ焼きと、生醤油うどんです。外はパリッ、中はトロ~リのねぎ焼きは、酒が進んでしまう味わい。コシのある生醤油うどんは、望外の美味しさでびっくり。

Photo_15Photo_16  新ジャガのベーコングラタンと、豚巻き新ショウガの串揚げです。これまたホッコリしたジャガイモは、グラタンにしてもその旨さを充分に堪能させてくれます。豚に巻かれた新生姜の風味も格別の味わい。

Photo_17 最後は、五穀米のとろろがけご飯で締め。五穀米ととろろとの相性は、やはり抜群。お腹一杯、ほろ酔い気分の身には、この優しい味わいがたまりません。

今回は、4人で飲んで食べて1万9千円弱でした。たっぷり飲んで食べて、その食材の新鮮さ等も考えると、至極真っ当なお値段で大満足、と相成ったのです。

季咲楽

住所 和歌山市北の新地2-21 ワンダーランドパート2 1階

TEL 073-427-3337

営業時間 17:00-23:00 LO22:30 月曜定休

URL http://www.wonderland-wakayama.com/kizakura/kizakura_info.htm

    

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