秋津野ガルテン 農家レストラン「みかん畑」@田辺市

以前から一度行ってみたかった、田辺市の秋津野ガルテンへ。田辺市街から龍神方面へ抜ける、県道29号線から少し入ったところにその施設はありました。所々に案内板が出ているので、注意深く走ると迷うことなく行けるでしょう。

駐車場には県外ナンバーの車も結構見られ、12時半頃にはほぼ満車状態。旧上秋津野小学校の校舎を利用したという建物は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

Photo

この手洗い場なんてのも懐かしいのですが、網に入った石鹸ではなくてハンドソープなのが今風。

Photo_2

駐車場すぐ横の建物が、農家レストランみかん畑で、その奥の座敷スペースとの間に受付が。受付の場所はちょっと分かり辛い感じで、迷っている人も結構いたり。

Photo_3

受付で、大人一人900円を支払い、後はバイキング形式の料理を盛り付けていきます。

Photo_4

テラスの席が丁度空いたので、そこで頂くことに。テーブルは昔懐かしい小学校の机と椅子。混雑時には席を探すのに一苦労しそうですが、人数制限があるようですので、座れないという事は無さそうです。

料理は、良くも悪くも家庭料理風。プロの料理屋さんのようなカッチリした感じはありませんが、懐かしくも優しい味わいの料理で、その雰囲気も手伝ってか給食を食べているような気持ちになります。

楽しみにしていたミカンジュースは、一人一杯のみなのが残念でしたが、酸味がよく効いてコクもある美味しいミカンジュースでした。あっという間に食べ終わり、次はカレーを。

Photo_5

カレーはもう残り少なくなっていましたが、ルー少な目が好きな私には丁度いい塩梅。これはまさに給食のカレー、あるいはおかあちゃんのカレーといった感じで、これまた懐かしい味わい。

料理を作るのも給仕するのも、全て地元のお母さん達で、それが料理にもよく出ています。料理は結構早く無くなってしまいますが、後から色々と出てきますので、ゆっくりのんびり食べるのがいいでしょう。普通のバイキングだと、無くなった料理の後は同じ料理が出てくるものですが、ここは結構違うものが出てくるので油断ならないのです。

食べ終わったら、洗い場横の売店でソフトクリームとお土産のミカンジュースを購入。

Photo_6

ミカンソフトはちょっと香りが不自然な気もしましたが、さっぱりとして口当たりはマイルドでした。

所々素人ぽさを感じる部分もありましたが、900円と比較的安価に地元の食材を用いた家庭料理が頂ける、観光の際にはとても重宝しそうな施設だと感じました。

秋津野ガルテン

URL http://agarten.jp/

| | コメント (3) | トラックバック (1)

旬菜活魚みぞぐち 悲しいお知らせ 

 美味しい魚料理が頂けるみぞぐち。財布に余裕さえあれば、毎日でも行きたいくらいお気に入りのお店なのですが、最近とても残念な話を聞いてしまいました。

その話はちょっと後回しにして、突き出しのナガレコとタコの煮物でも。

Photo

歯応えも味付けも申し分なしの、とても美味しい煮物。しかしここであることに気付きます。ゴリさん似のご主人にナガレコと言ってもピンと来ていない様子。そうなのです、ご主人は実は鹿児島県の出身だそうで、なるほどナガレコと言っても伝わらない訳で。

高知あたりでもナガレコと言うらしいですが、九州だとトコブシが一般的な呼び名のようですね。まぁ、御主人が鹿児島出身というだけなら、道理でゴリさんに似てる筈だわ、なんて笑い話で済んだのですが、本題はここから。

ご主人の御実家の諸事情により、みぞぐちは来年一月いっぱいで店をたたむのだとか。鹿児島でも料理店を営まれるそうですが、これはあまりにもつらくて悲しい告知。でも、ご主人の事情もよく分かりますし、ここはいつか鹿児島に食べに行きますよ、と笑顔で答えるのが私に出来る精一杯の事。

料理に戻って、お造りの盛り合わせ。

Photo_2

どれも新鮮で、やはりここのお造りは旨い。

続いてサヨリの酢の物。

Photo_3

サヨリの旨味、合わせ酢の塩梅も申し分なく、日本酒が進んで困ってしまう味わい。

赤ムツの塩焼きなんてのが頂けるのもここの魅力。

Photo_4

喉の辺りが真っ黒で、日本海側ではノドグロの呼び名でも知られるこのお魚。脂の乗りがとにかく素晴らしく、それでいて臭みのない白身魚独特の旨味に溢れる味わい。

魚だけでなく、肉の旨さもここの魅力。

Photo_5

しかも、ここで頂けるのは和歌山名産の熊野牛。熊野牛はまだブランドとしてはマイナーで、それゆえか品質にもバラツキがあるように感じますが、ここの熊野牛は間違いなく極上の部類。このサイコロステーキも美味ですが、一度だけ巡り合えた生肝の旨さはもうなんともいえないものでした。

と、和歌山の海と山の幸、そして日本各地の旨いものが頂ける大好きなお店なのですが、何度聞いても後半年で閉店されるのは変わらない事実で...とても残念ですが、後半年、出来る限り足を運んでおきたいものです。

旬菜活魚 みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

営業時間 17:00-22:00 日曜祝日定休

電話予約をするのがベター。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

魚もん屋さんでハモのしゃぶしゃぶ

 梅雨は未だ明けませんが、暑さはうなぎ登りで忙しさもピークといった感じ。ブログ更新もままならずちょいとバテぎみですが、そんな気分を吹き飛ばそうと昔からの友人達と魚もん屋さんで宴会。

ハモのしゃぶしゃぶも頂ける3千円のコースを予約したのですが、先ずはお造りから。

Photo

これなんと一人前。これと同じ大皿が7つ並んだテーブルの様相は圧巻。量だけでなく味の方も新鮮そのもので、特に太刀魚や鯖のような足の速い魚がしっかりと美味しいのが印象的。刺身で食べる鰹の旨さも格別でした。

そして、和歌浦漁港といえば、これっていうくらい大好きな足赤海老の天ぷら。

Photo_2

これ一皿で4人前。刺身のインパクトには負けますが、大きくて立派な足赤海老が目を惹きます。足赤海老の旨さはもちろんのこと、カボチャ等の野菜の天ぷらの旨さも格別で、揚げ具合が丁度いい塩梅でした。

続いては牛スジの煮込み。

Photo_3

魚だけでなく、こういう肉料理もしっかりと美味しいのがここのいいところ。お酒もいいけど、これはご飯が欲しくて堪らなくなる味わい。最後に雑炊が待っているけど、思わずご飯をパクリ。

サラダにはシラスがたっぷり。これがまたいい味を出しているのです。

Photo_4

続いて、主役のハモのシャブシャブが登場。

Photo_5

焼かれたアラは最初に入れて、出汁に深みを加えます。一旦干した後焼かれているのでしょうか、出汁に入れると濃厚な風味が溢れてきます。ハモの旨味がたっぷりと出た出汁の旨さは我を忘れる程のもの。もっと飲みたい、でも雑炊に取っとかないと、と葛藤してしまうこと受け合い。

出汁に入れて素晴らしいアラでしたが、食べてみるとちょっと生臭くてあまり美味しいとは思いませんでした。友人の一人は、酒に合うとバクバク食べていましたけど...しゃぶしゃぶで頂くハモも結構なお味でしたが、個人的には穴子には一歩譲るといった印象。

そしてお楽しみの雑炊。

Photo_6

あの出汁で作られた雑炊の旨さは、もう想像通りというか想像以上というか、まぁなんとも美味しい雑炊でした。結構満腹でしたが、それでも御代わりしたくなる絶品の雑炊なのです。

最後はプリンで締め。パンナコッタのような味わいの、ミルク感たっぷりなプリンで、とても優しい風味でした。

Photo_7

美味しい料理をたっぷり頂いて、お酒も結構のんで一人4千円ちょい。内容を考えるとかなりリーズナブルだと思います。週末に行くなら予約必須の人気店ですが、それも納得の楽しい宴会でした。

魚もん屋

住所 和歌山市新和歌浦1-1

TEL 073-444-0567

営業時間 17:00-22:00 水曜定休

URL http://www.nnc.or.jp/~kalcha/kanenaka/

| | コメント (4) | トラックバック (1)

香料理庵 紅葉(くれは)@有田川町

 清水に行ったということは、昼ご飯はもちろんこちらのお店で。

Photo_7

紅葉に付いたのは予約5分前。準備しているのでもう少し待ってね、とのこと。目の前の有田川を眺めているうちに食事の準備も整い、私達は店内に。テーブルにはすでに料理が並んでいますが、その美味しそうなこと。今回はちょっと奮発して、一人3500円の摘み草会席です。

Photo_8

野草等は全て女将さんが事前に摘んで来て下さったもの。その他の食材はもちろん、調味料に至るまで、ほぼ清水町あるいはその周辺のものなのが嬉しいですね。お蕎麦は石臼で挽くところから作られたものですが、この日はいつにも増して短くて、ちょっと食べ辛かったです。

しかし、ムカゴの入った五穀米ご飯や、野草の旨さは格別で、文句のつけようも無いもの。真ん中の4つの小鉢は、左上が露草のおひたしで、鰹節と醤油のみのシンプルな味付け。左下はくさぎ。臭木と書くそうで、実際葉には臭気があるそうですが、ゴマ油で味付けされたくさぎは味わい深く、嫌な臭みは感じられませんでした。

右上は、地元産の鰻と胡瓜、そして蓼の酢の物です。それぞれの食材の相性が抜群で、とても美味しく頂けました。右下はタンポポの葉。ちょっと甘めに味付けされていて、これがまたタンポポの味をよく引き立てていたのです。

イタドリやコンニャクの旨さはいつもながらのもの。そして有田川支流の鮎の塩焼きの他に、アマゴや野草の天ぷらが。

Photo_9

あの湯川渓谷から流れ来る清流の中で育った鮎の旨さは格別。今の季節ならではの清清しい苦味を従った味わいで、変な臭みは一切無し。アマゴの天ぷらもしっかりとした味わいで、生命力の強さを感じさせてくれるもの。

アマゴの左は、ヨモギと露草の天ぷら。右はスベリヒユ。うっすらと塩味が付いていて、野草の持ち味がしっかりと活きています。ただ、スベリヒユを食べるのが初めてなら、前回の煮物のような料理の方が、その独特の食感をよく味わえるように思います。

今回の鍋は、味噌仕立ての鮎の鍋。

Photo_10

鮎が丸ごと一匹入っています。

Photo_11

このお鍋のもう一つの主役、清水の特産品アワビ茸の食感がなんともいえません。塩焼きより優しい味わいの鮎、その他の食材の旨味を吸った味噌味のスープがまた堪えられない旨さで。この日、名産の山椒の風味は抑え目に感じましたが、食後にはしっかりと舌を痺れさせてくれていました。

摘み草会席はさすがのボリュームで、大大満足。相変わらず和やかな雰囲気の女将さんとの会話も楽しくて面白くて。

女将さんが「ちょっと見てみて」、と仰るので玄関脇の箱の中を見ると、なんとも可愛らしいツバメの赤ちゃんが。巣から落ちてしまったのを、近所の人が見つけて届けてきたのだそうな。

ツバメの赤ちゃんまで任されるなんて、なんとも女将さんらしいじゃないですか。こんな時に限って餌の蜘蛛がいない、なんて嘆いていた女将さんがたまらなく可笑しかったのです。ちなみに、後日弟に聞いたのですが、鳥の雛は人間に触れられると、親鳥がその匂いを感じ取り世話をしなくなってしまうのだそう。つまり落ちている雛を見ても、そのままにしておくしかないのだとか。

話はそれましたが、本当にここはいいですね。私がもし旅行に行って食事をするとしたら、こんな所で食事をしたいなと感じさせられるほど。今回もなんともいい気分で清水を後にしたのでした。

※予約は必須です。一日1組なので、特に土日は早めの予約が必要。

女将さん一人で準備をされているので、予約時間に遅れる場合は連絡を。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

| | コメント (5) | トラックバック (1)

魚もん屋’カネナカ’@和歌山市

 私は、たま~に和歌浦漁港でまったりすることがあるのですが、そこにとても気になるお店がありまして。

Photo それが和歌浦漁港内にある魚もん屋というお店。隣には和歌山市では有名な焼肉やさんもあり、漁港に彩を添えています。看板には魚もん屋の後にカネナカと続いていて、調べてみるとカネナカ水産という水産会社直営のお店のようです。

Photo_2 と、なると、やっぱりメインは魚料理。先付けからして気合が入っています。シラスの和え物に、鯛の子、それに魚の揚げ物にカレー風味の餡がかかったものが出てきました。この中では、臭みも無く旨味たっぷりのシラスが印象的でした。

Photo_3 一気に注文して、先ず出てきたのが足赤海老の天ぷら。大きく立派な足赤海老は格別の旨さ。揚げ具合も申し分なく、甘味たっぷり、プリプリの食感を堪能出来ます。和歌山市で海老を食べるなら、地元で獲れる足赤海老で間違い無しですね。

Photo_4 大好きな蛸は柔らか煮で。濃厚かつ甘味がしっかり効いた煮汁がしっかりと滲み込んだ蛸の旨さは、堪らないものがあります。とても柔らかく煮込まれていますが、蛸の食感や旨味はきちんと残っていて、それがとても好印象でした。

Photo_5 アナゴの天ぷら葱醤油です。足赤海老も旨いのですが、この辺りで獲れる穴子もいいんです。醤油がしっかり滲み込んだ天ぷらは、衣をしっかりと纏っていて、ボリューム感のあるもの。穴子の風味は少々分かりにくい印象でした。

Photo_6 こちらはカニ味噌です。実は私はカニ味噌が苦手で、この日も殆ど興味が無かったのですが、久しぶりに一口食べてみると、これがなんと美味しいじゃないですか。やはり歳と共に味覚って変わるものなのですね。これにはもちろん、日本酒が最高に合いました。

Photo_7 そして、こちらが造りの盛り合わせ。1人前このボリュームで990円。2人での食事だったのですが、女将さんが一人前でも充分と仰ったのが分かりました。クジラが血生臭かった以外は、どれも新鮮で申し分なし。特に太刀魚(こちらのメニューには太っちょと書かれていました)は格別の美味しさでした。

Photo_8 最近、魚料理は塩焼きで、がマイブームなのですが、今回は甘鯛を。天ぷらや煮つけの印象と違い、こちらは極うっすらと塩味が。お皿には塩が盛られていて、好みに応じて付けて頂きます。焼き具合はとてもいい塩梅で、繊細な甘鯛の風味が堪能出来ます。こういう身の柔らかな魚が美味しいと感じると、歳を重ねるのも悪くないと思ってしまいます。

Photo_9 こちらはホタテグラタン。さすがは水産会社直営のお店で、地元以外の魚介類も新鮮で美味しいものが揃っています。栗のような甘味が特徴的なホワイトソースが絡まったホタテは、堪えられない美味しさ。ソースがちょっとぬるかった事だけが残念でした。

Photo_10 最後は、シラスの出汁茶漬けで締め。しっとりと出汁の効いた、優しい味わいのお茶漬け。先付けで好印象だったシラスは、茶漬けでたっぷり頂いても変わらない印象の旨さ。ただ、添えられていた漬物は、いかにも市販のものといった感じで、この繊細な味わいの茶漬けには合っていないように思いました。

これだけ食べて、お酒も頂いて2人で8000円ちょい。内容を考えると、かなりリーズナブルなのではないでしょうか。すぐ近くには、大好きな”あきら”もあり、これからどちらに行こうか迷ってしまいそうです。穴子はあきらに軍配が上がるとは感じましたが、ここのコスパは相当なものですし。どちらにしても、地元の美味しい魚が手ごろな価格で頂けるお店で、そういう選択肢が増えるのは嬉しい限りなのですが...

魚もん屋

住所 和歌山市新和歌浦1-1

TEL 073-444-0567

営業時間 17:00-22:00 水曜定休

URL http://www.nnc.or.jp/~kalcha/kanenaka/

| | コメント (3) | トラックバック (1)

田中屋酒店でケンケン鰹

 久しぶりに田中屋酒店に。水曜ということもあって比較的すんなり座れましたが、気が付くと満席に。やはりここは人気ありますね。

Photo どこの店に行っても、メニューにあると必ず注文してしまうケンケン鰹のお造り。小さいころから鰹のタタキは大好きだったのですが、最近はお造りも大好きで。特に周参見のケンケン鰹は、臭みも無くもっちりとして堪らない旨さ。

Photo_3Photo_2  蛸とトマトのサラダは、その相性の良さにびっくり。題号物の山芋のステーキには、ギネスを合わしてみました。さっぱりと飲みやすいビールでしたが、もう少しコクがあった方が好みかなぁ。

Photo_5Photo_4 ホタテはバターソテーで。ホタテにはやはり、こんな感じの料理がとても合いますね。ながれこ(とこぶし)は煮付けで。ながれこにはやっぱり煮付けが最高に合っているように思います。同じ貝でも、素材により一番合う料理法が変わるのが面白いところ。

Photo_8Photo_7   田中屋さんは肉のメニューも結構充実していて、こちらはホルモン焼き。しっかりとした味付けで、ビールが合いますね。右は空豆の煮付け。最近焼いた空豆の美味しさにやられていましたが、やっぱり煮ても美味しい豆ですね。こういうのが堪らなく美味しいと思う歳になったことを実感。

今回も、2人で飲んで食べて会計は6000円未満。ほんと安くて美味しくて人気があるのも分かります。ところどころ旨味が強すぎる料理もありますが、今回いただいたものは自然な味わいのものが多くて、それもとても良かったです。

田中屋酒店

住所 和歌山市雑賀町13   

TEL 073-422-6415

営業時間 17:00-23:00 土日祝定休

| | コメント (0) | トラックバック (1)

和彩 あきら@和歌山市

 久しぶりに、和歌浦のあきらへ。

Photo_3Photo ナスの酢味噌和え、それに平アジと蛸のぶつ切りです。平アジは、メニューに名前があると必ず注文してしまう一品。臭みが無く旨味たっぷりで、コリコリとした歯応えの堪えられない味わい。

Photo_4Photo_5  左はアナゴの天ぷら。これも外せない一品で、ここのアナゴ料理はどれも外れなし。ふんわりもっちりと、なんとも言えない旨さ。右のジャガバターは、バターを直接衣に滲み込ませているのでしょうか、カリっとしているのにバターの風味たっぷりなのがいいですね。

Photo_7Photo_6  鶏肉の自家製ハムと、石鯛のカマ焼き。ハムは、蒸し鶏そのままといった風味で、もう少し燻製香があった方が好みかも。カマ焼きはもう言う事無しの美味しさ。塩加減も申し分なく、日本酒が欲しくなる味わい。

Photo_8 最後は海鮮丼で締め。新鮮なお造りがどかっと入っていて、締めにはぴったり。ちょっとくらいお腹が膨れていても、するっと胃の中へ入っていきます。一緒に行った人は、とろろご飯を食べたのですが、ご飯が普通の白ご飯の為か、ちょっとべたっとした感じでした。

いつ行っても、美味しい魚料理が頂けて本当に大満足。地元の魚介類がリーズナブルに頂け、しかも店員さん達も元気良く、県外からのお客様にも自身を持って奨められるお店だと思います。

和彩 あきら

住所 和歌山市和歌浦西1-8-7

TEL 073-444-0487

営業時間 11:00~13:30 18:00~21:30 月曜定休 日祝は夜のみ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

季咲楽@和歌山市

 

Photoアロチにある季咲楽というお店に、初めて行ってきました。 季咲楽と書いて、きざくらと読みます。大新公園の地下駐車場入り口の目の前、交差点すぐのところにひっそりとその店はありました。綺麗に手入れが行き届いた入り口からも、なんだか美味しい予感がヒシヒシと伝わってきます。

Photo_6Photo_4 焼き牡蠣と炙り貝柱です。どちらも臭みが無く、とても美味しかったです。特に焼き牡蠣は、食博で食べ逃していたので、メニューを見た瞬間から食べたかったのです。貝の旨味をたっぷり堪能させて頂きました。

Photo_9Photo_7 新ジャガの明太子バターと、クジラの竜田揚げです。ほっこりしっとりのジャガイモに、明太子バターが絶妙に合っています。竜田揚げは、懐かしのあの味ですが、そこはさすが料理屋さん、上品な味わいに仕上がっています。

Photo_8Photo_10 続いて焼き空豆と、どて焼きです。最近立て続けに食べた空豆、やっぱりシミジミと美味しいですね。ほっこり温かい気分になります。とろとろに煮込まれた、どて焼きの旨さも格別。

Photo_12Photo_11  左はとうもろこしとチーズのかき揚げ。揚げ具合も、とうもろこしとチーズの織り成す味わいも、これは堪らない旨さ。右は高知県産の鰻の白焼き。嫌な臭みも無く、ふんわりふっくらの白焼きの美味しさは格別。

Photo_13Photo_14  粉もん2種、スジ肉入りねぎ焼きと、生醤油うどんです。外はパリッ、中はトロ~リのねぎ焼きは、酒が進んでしまう味わい。コシのある生醤油うどんは、望外の美味しさでびっくり。

Photo_15Photo_16  新ジャガのベーコングラタンと、豚巻き新ショウガの串揚げです。これまたホッコリしたジャガイモは、グラタンにしてもその旨さを充分に堪能させてくれます。豚に巻かれた新生姜の風味も格別の味わい。

Photo_17 最後は、五穀米のとろろがけご飯で締め。五穀米ととろろとの相性は、やはり抜群。お腹一杯、ほろ酔い気分の身には、この優しい味わいがたまりません。

今回は、4人で飲んで食べて1万9千円弱でした。たっぷり飲んで食べて、その食材の新鮮さ等も考えると、至極真っ当なお値段で大満足、と相成ったのです。

季咲楽

住所 和歌山市北の新地2-21 ワンダーランドパート2 1階

TEL 073-427-3337

営業時間 17:00-23:00 LO22:30 月曜定休

URL http://www.wonderland-wakayama.com/kizakura/kizakura_info.htm

    

| | コメント (1) | トラックバック (1)

旬菜活魚 みぞぐち@和歌山市

 金曜の夜、久しぶりにみごずちへ。みぞぐちには何回か行きましたが、旬菜活魚という名前が付いていたのは初めて知りました。

Photo 先ずはお造りの盛り合わせから。ウニやこの季節の鯛ももちろん美味しいのですが、ここで一番美味しかったのはサバ。どこのサバか訪ねると、由良で獲れた鯖だそうで。調べると、周参見の鰹と並びブランド化されているようです。もっちりとした歯応えと、臭みがなく濃厚な最高の味わいで、これはブランド化されるのももっともな美味しさ。

Photo_2 山東産のタケノコの若竹煮。山東のタケノコは有名ですが、これは朝農家の人が売りに来たものだそうです。和歌山で商売をさせて頂いていると、ミカンやタケノコは買わなくても大抵貰えたりするのですが、そこはやはりプロの料理人の作った若竹煮。タケノコの旨さが最大限に引き出されています。

山東の人は自信満々に、山東のタケノコはアクが少ないから白湯で茹でるだけでいい、なんて仰いますが、それも納得の柔らかくて嫌な風味が全く無い、とても美味しいタケノコでした。

Photo_3 熊野牛は朴葉味噌で頂きました。熊野牛は何度か食べましたが、まだまだブランド牛としては品質にバラツキがあるように感じています。しかし、ここで頂く熊野牛は間違いのないもので、いつ食べてもその旨さに感動するのです。ただ柔らかいだけでなく、しっかりと肉の旨さも味わえるのがいいですね。

Photo_4 キンキは、今回塩焼きで。キンキというと、煮物か、あるいは中国料理の清蒸で頂くのが最高と思っていたのですが、この塩焼きにはびっくりしました。なんといっても皮の旨さが堪らないのです。パリッと香ばしく、もっちりとゼラチン質の食感も味わえる皮の良さは、煮たり蒸したりしては味わえないもの。私の固定観念を打ち壊してくれた、同行者に感謝です。

他にも、牡蠣や海老の天ぷら等、美味しい料理をたっぷり頂いて大満足。会計は2人で2万円程と、なかなかのものでしたが内容を考えると決して高いとは思えません。安いチェーン店の魚を食べるのなら、それを数回我慢してこういうほんまもんの魚を頂く方が余程健全だと思うのです。

旬菜活魚 みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

営業時間 17:00-22:00 日曜祝日定休

電話予約をするのがベター。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

長久酒場@白浜

 週末は、南紀へのドライブ。

Photo リニューアルしてから初めての長久酒場へ。以前とは打って変わってモダンな造りの建物になった店舗は、ちょっと高級そうな雰囲気で、初めての人だとしり込みしてしまうかも。でも、中へ入ると以前のままの、のんびりした雰囲気で一安心。

Photo_2 地ウニのお造りは2300円。どどんと一舟でこのお値段はびっくり。しかも、これがただ安いだけじゃないのです。濃厚なコクとさっぱりした後口。嫌な雑味の無い、本当に美味しいウニ。ウニというと北海道、というイメージがありますが、和歌山のウニもなかなかやるやん、と感心しきり。しかし、カワハギの造りが2500円。今度から、どちらにしようか迷ってしまいそうです。

Photo_3 こちらはカツオの刺身です。カツオというと、タタキというイメージがありますが、和歌山では刺身で出すところが結構あります。食べてみると、なるほど和歌山のカツオは、タタキよりも刺身が合っているように思うのです。もっちりとした食感の身には臭みが無く、生姜よりも山葵が合っているように感じました。

Photo_4 こちらはクロベという貝。クロベとは聞きなれない名前ですが、つまるところ巨大なガンガラ。この貝は、身の旨さもさることながら、肝の旨さがたまらないのです。磯の風味がたっぷりで、最後の最後まで肝を引っ張り出さないともったいないです。

Photo_5 網焼きは、ウツボとクジラを。クジラは生姜とタレで味が付いているのでそのまま、ウツボは砂糖醤油で頂きます。クジラはもちろん太地のもので、しっかりした歯応えの旨いクジラ。

しかし、ここでの主役はやはりウツボでしょう。そのイメージよりはずっと淡白な味わいですが、しっかり濃厚な味わいに、クニュクニュした食感が楽しい、とても美味しい身に驚くのです。肉厚のものより薄いものの方が、より食感が良く美味しかったです。

Photo_6 ガシラはから揚げに。骨まで残すところ無く食べられるくらい、しっかりと火が通っていますが、皮のゼラチン質や身の風味はきちんと残されているのがいいですね。しかし、ちょっと油の風味が強くて、ポン酢をしっかり付けたほうが美味しく頂けました。

Photo_7 本日のメニューに、ヒトハメの酢のものというのがあったので尋ねると、地物のワカメだそうな。南紀では、魚介類に独特の呼び名がありますが、これまた面白い名前です。上にのっているシラスも美味しいのですが、やはり主役はヒトハメ。ねっとりと糸を引くような食感で、癖になりそうな味わいでした。

Photo_8 網焼き最後は、イタヤ貝の貝柱です。しっかりと塩味が付いているので、焼いたらそのまま頂きます。ちょっと癖のあるホタテといった味わいですが、その分ホタテより濃厚な味わいが楽しめます。貝柱じたいも美味しいいのですが、ヒモの部分の旨さが格別で、これは日本酒なんかと合わせたら最高でしょうね。

Photo_10Photo_9  最後は、サンマ寿しとマグロ丼で締め。マグロ丼は、醤油と卵でしっかりと味付けされている、こってりとした味わい。それでもマグロの風味がしっかりと味わえるのがいいですね。サンマ寿しは、サンマ自体は美味しいのですが、シャリとの一体感にちょっと欠ける感があり。やはり、お土産に買って、次の日の朝あたりに食べる方が旨いと思うのです。

今回、上記のメニューに飲み物少々で11000円ほど。一人5000円前後が目安でしょうか。以前は、黒板メニューだけで値段が乗っていませんでしたが、値段入りのメニューが出来ていたのは安心出来ていいと思います。

新装相成りましたが、以前の時間がゆっくり流れる雰囲気はそのままで、地元の海の幸が満喫出来る、本当にいいお店です。

長久酒場

住所 和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎(白良浜の目の前です)

TEL 0739-42-2486

URL http://www.naxnet.or.jp/~cyokyu/

木曜定休 PM4:00-PM11:00

| | コメント (0) | トラックバック (0)

田中屋酒店さんの、山芋のステーキ

 店での会議の後、親父や販売会社の人と田中屋酒店へ。この日は平日という事もあり、すんなり席に着くことが出来ました。

Photo

刺身の盛り合わせは、メニューにはありませんが、注文すると作ってくれます。このボリュームで1000円はめちゃ安。マグロはドリップしていてやや水っぽかったですが、臭みは無く新鮮なのは間違いないもの。他の刺身も新鮮で美味しかったのですが、特にイカがもっちりとしたなんともいえない歯応えで旨かったのです。

皆この盛り合わせにはまってしまい、もう一皿注文したところ刺身はイカだけを残し売り切れてしまっていました。なるほど、その日使い切る分だけを仕入れているから、新鮮な刺身を安く提供する事が出来るのですね。

Photo_2 そして、こちらがこの日一番人気だった、山芋のステーキ。すり卸した山芋と卵で作られた、まるでお好み焼きのような一品。これがアツアツのフワフワで、なんとも言えない旨さ。あんまり美味しいので、もう一品注文してしまいました。

Photo_3 明太子入りだし巻きは400円也。ふんわり焼かれただし巻きの旨さは格別。ただ、明太子の旨みが強すぎて、ちょっと過剰な気もしましたので、今度注文するなら、ふつうの出し巻きにすると思います。そちらの方が100円安いですしね。全体に、いわゆる化学調味料はある程度使用されているようです。

Photo_4 牡蠣フライはしっかり大きいのが5個で400円。ただ大きいだけでなく、臭みのないとても美味しい牡蠣フライなのです。これだけしっかりした牡蠣フライが400円なんて、ありえない安さだと思います。添えられているポテトサラダも相変わらずの美味しさですが、この日注文したものはポテサラが付いているものが少なかったので、やはりメニューによってはポテサラも注文した方が良かったかな。

他にも安くて美味しい料理をたっぷり頂いて大満足。この日は大人五人で飲んで食べて、会計は1万3千円ちょい。もうありえない安さで皆びっくりと相成ったのです。とはいえ、やはりこれだけいいお店だと、流行っているのも当たり前。

この日は平日だからすんなり座れましたが、金曜日は今まで3回行って2回アウト。確実に座るなら、平日に行くか電話で予約するしかないようです。とはいえ、電話番号ネットで調べても分からないんですよね。

田中屋酒店

土日が定休日ということは分かりましたが、それ以外の情報は未確認です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

田中屋酒店@和歌山市

 お気に入りの居酒屋さん、岩出と泉佐野にはあるのですが、和歌山市内になかなか見つけられないでいました。そんな折、テンダーのマスターに教えていただいたのが、今回のお店。

Photo それがぶらくり丁近くの、田中屋酒店さん。ぱっと見、名前の通り酒屋さんのようで、中が居酒屋さんになっているようには思えません。中に入ると、常連さんで賑わっていて、あっという間に満席に。これは美味しいものが食べられる雰囲気が、ビンビンと伝わってきます。

Photo_2 お酒の種類は、さすがに酒屋さんだけあって、豊富な品揃え。しかもどれも安くて、同行したTやんは「大瓶が450円なんて安すぎや」とびっくりしていました。只、ボトルキープは不可のようで、飲みきれない分は持ち帰りとメニューに書かれていました。

Photo_3 Tやんは大瓶、私は純米酒でスタート。最初の料理はポテトサラダです。ボリューム感たっぷりのポテサラが300円という安さ。しかも、玉葱の風味がよく効いた、手作りの美味しいサラダ。しかし、これは後で少々後悔することに。

Photo_4 2品目は、マグロの中落ちのお造り。他にもカンパチや鰹もありましたが、どれも500円。この居酒屋さん、500円が料理の上限のようで、200円から500円までメニューも多彩なのです。それでいて、この中落ちも新鮮そのものなんですから、この時点でかなりびっくりな印象。

Photo_5 生レバーを頂いた後、カルビの漬け焼きが登場。しっかりとした味付けのカルビは、少々濃い目の味付けですが、それがまたお酒との相性ぴったり。私はもちろん、ご飯が欲しくなってしまいましたが、この日ばかりは日本酒との相性を楽むことにしました。

Photo_6 続いて、タコのから揚げが。400円という安さなのに、このボリューム。安いのはもちろん、どの料理もたっぷりの量で、とにかく気前がいいのです。加えて、揚げ具合も味付けもばっちりで、めっちゃ美味しいと来るのだから堪りません。

ここらへんで、ポテサラの後悔がお分かり頂けたでしょうか?そうなんです、揚げ物や焼き物には必ずといっていいほどポテサラが付いているのです。しかも結構な量が。わざわざ頼まなくても、自然とポテサラは頂けるという訳。

Photo_7 軟骨入りのつくね串は2本で300円。揚げ団子のような風味で、軟骨のコリコリした食感が楽しめます。ここにもしっかりポテサラが写っていますね(^-^; 個人的に、このつくねはあまり好みに合いませんでしたが、それでもしっかりとしたボリュームでお得感は相当なもの。

Photo_8 おでんはメニューには300円とありましたが、注文すると先ず個数を聞かれました。写真の5つを注文しましたが、もしかして何個頼んでも値段は同じなのでしょうか?薄味ながら、しっかりと具材に味が滲みていて、なんとも美味しいおでん。このおでんはもう、私の好みにどんぴしゃです。

Photo_9 こちらの人気メニューらしい、坦々焼きそばです。ピリリと辛口の焼きそばですが、この焼きそばにはもう一つの楽しみがありました。残った具を、添えられたレタスに包んで食べると、これがなんとも美味しくて。お酒に合うしっかりとした味付けながら、決してしつこくない、ここのどの料理にも当てはまる美点ですね。

Photo_10 最後は、牡蠣の醤油バターソテーで締め。大振りな牡蠣はもとより、青梗菜や葱の旨さが格別の逸品。メニューには大人気と書かれていましたが、それも納得の美味しさ。丁度いい野菜や牡蠣の火の通り具合、いい塩梅の味付け、直球ど真ん中の旨さに嵌ること間違いなし。

この時点でもう満腹。Tやんが大瓶と日本酒、焼酎の水割り、私が日本酒と梅酒、そしてソフトドリンクを頂いて、会計がなんと6600円。信じられない安さに思わずびっくり。そして最高の居酒屋さんが見つかった喜びに万歳となったのです。

安くて旨いだけでなく、活気溢れる店内に、元気で愛想のいい若くて綺麗な女性店員さん。こんないいお店を知らなかったのが恨めしく思えるくらいです。魚料理では、岩出の某居酒屋さんに一歩譲るかもしれませんが、一元さんでも気軽に行ける雰囲気はこちらの方が明らかに上。奥には10人ほど入れる個室のような空間もありましたので、打ち上げなんかにも良さそうですね。

兎にも角にも、教えていただいたテンダーのマスターと店員さんには感謝感激。そのテンダーを教えてくれたTやん、Tやんと出会ったSOHO。人との縁なんてのもシミジミ感じたなんとも充実した一日でした。

田中屋酒店

住所や電話番号は、ネットで検索してもさっぱり分かりませんでした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

大半@和歌山市

 今週は、滋賀での研修があり久しぶりの書き込み。研修所では、規則正しい生活で痩せられると思ったけど、ご飯おかわり自由で、逆に体重が増えそうなpig

その研修前にTやんと行ったのが、畑屋敷の大半というお店。天海という大きなお店の隣にこじんまりとしたお店があります。ふぐの看板のお店が2件並んでいるのは、和歌山ではとても珍しい、というか和歌山には河豚料理のお店自体少ないですからね。

PhotoPhoto_2  河豚のメニューももちろんありますが、一品ものや寿司も充実しています。海老の仕込みを丁度していて、それがあんまり美味しそうだったので、先ずはお寿司をお任せで。海老はもちろん、その他も新鮮で、とても美味しいお寿司です。仕入れをある程度絞っているのか、お寿司の種類はやや少なめですが、その分安くていいネタを提供しているという感じでした。

Photo_3 美味しそうな海老を、今度は塩焼きで。寿司でも美味しかった海老ですから、当然こちらもとても美味しかったです。塩加減も丁度いいし、なにより焼き加減がいい塩梅で、殻まで食べられる程しっかり火が通っているのに、身のプリプリ感は損なわれていないのです。

Photo_4 河豚のコースがありましたが、今回はから揚げのみ頂きました。コースは4800円ですが、このから揚げはコースには含まれていないようです。このから揚げも、いい塩梅に揚がっていて、河豚のハリのある食感が楽しめました。値段からして恐らく養殖の河豚だとは思いますが、それでもかなり美味しい河豚でした。

Photo_5Photo_6  出汁巻きと、裏巻き寿司です。どちらも、とても丁寧に作られてるのがよく分かる、美味しい一品でした。こちらの料理はどれも一手間かけられていて、丁寧に作られているのが印象的です。

Photo_7 お寿司も一通り頂いて、最後は湯豆腐で締め。鯛が入っていましたが、鮮度がいいのでしょう、魚臭さが無くて豆腐の風味を邪魔していないのがいいですね。それでいて、しっかりと旨みを味わえる、魚の美味しいお店ならではの湯豆腐という感じでした。

今回は2人でたっぷり食べて、ビール大瓶2本と冷酒、ソフトドリンク等も頂いて11000円ほどでした。内容を考えるととてもリーズナブルなお値段で、妙に高い廻る寿司なら、こちらの方が断然いいなと感じました。恐らくご夫婦の、年配のお二人が切り盛りされている雰囲気も、とてもアットホームな感じで良かったです。

ただ御主人が、一息つくとタバコをふかしていましたので、そういうのが駄目な人には向かないでしょうね。

大半

住所 和歌山県和歌山市畑屋敷千体仏丁15

TEL 073-433-3440

営業時間 17:00-24:00 日曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まかない亭@和歌山市

 久しぶりに、次郎丸のまかない亭へ。最近、岩出での仕事が多くなかなか行けなかったんですよね。

Photo 昼時にもなると、駐車場の入場待ちも出るほどの人気ぶり。和歌山市では高級スーパーとして認知されている、スーパーウジタが経営しているお店としても知られています。雑誌Dancyuの取材で勝谷氏が訪れたそうで、店内にはその切抜きが貼られていました。

Photo_2 カウンターの上には美味しそうなお惣菜がずらりと。価格は一般的な飯屋さんに比べるとやや高めでしょうか。しかし、どれも丁寧に作られている印象で、どれにしようか迷ってしまいます。ご飯は大で230円ですが、量はやや少なめ。

それにしても、このご飯が旨い!やや硬めに炊き上げられたご飯は、噛むほど甘みや旨味が出て、思わず食べ過ぎてしまいそう。なんでもこちらでは、家庭用の炊飯器20台程でご飯を炊き、順次炊き立てのご飯を提供しているそうです。蕎麦や饂飩では、打ちたて湯がきたてというのをよく聞きますが、ご飯の炊きたてに拘るお店ってなかなか少ないと思います。

このご飯のお供のおかずがまた美味しくて。特に鮭のカマの塩焼きが絶品。臭みが無くて新鮮さが良く分かるカマは、焼き加減も丁度良くなんともご飯が進んでしまいます。味噌汁や出汁巻き、煮物などもとても丁寧に作られた印象で、明らかに飯屋さんの粋を超えている感じ。唯一、大根おろしにかけられたナメコだけはちょっと風味が悪かったです。

今回はちょっとおかずを取りすぎたこともあり、1200円ほどかかってしまいましたが、料理の内容を考えるとむしろリーズナブルと思えるくらい。お昼だけの営業が恨めしく思ってしまうほどの、いいお店です。

まかない亭

住所 和歌山県和歌山市次郎丸170

TEL 073-480-4500

営業時間 11:00-15:00 水曜定休

| | コメント (4) | トラックバック (0)

比良山荘で熊鍋@大津市

 日曜は久しぶりに、比良山荘へ熊鍋を食べに。最初に熊鍋を食べて以来、年に一度はと思っていたのですが、2年越しとなってしまいました。

Photo 大津市を過ぎ、山間部に入ると見事な雪景色。国道367号線の車道は綺麗に除雪されているのでノーマルタイヤでも行けますが、横道は人の背丈ほども雪が積もっています。比良山荘前も御覧の通り。庭や畑も、すっかり雪に覆われていました。

Photo_3 山荘前の側溝には、上流の滝からの清水が流れています。澄んだ清らかな流れは、そのまま比良山荘の庭の池に引き込まれていて、この池で鯉や鮎が泳がされています。ここの鮎や鯉に臭味が感じられないのも、この清水があればこそなのでしょうね。この流れで地元の方が大根を洗っていたのがとても微笑ましくて、それが今でも忘れられません。

Photo_2 そして、部屋に入ると外の寒さが嘘のよう。センスのいい、とても落ち着いた雰囲気の室内からは、雪が降り積もった庭が見渡せます。夏の緑豊かな風景もいいですが、一面真っ白なこの眺めはまた格別。この部屋の雰囲気や豊かな自然、澄んだ空気や水、それらがもうすでに御馳走なのです。

Photo_4 熊鍋はもちろん美味しいのですが、それまでに出てくる料理がまた最高。左はなんと鯉の白子。癖の無い淡白な味わいと、トロトロの食感、それに出汁のしっかり効いた餡がかかり、なんとも言えない旨さ。ワサビももちろん本ワサビで、絶妙にこの料理に合っているのです。

右は、鮒寿司ならぬ鮎寿司。鮒寿司ほど香りはきつくなく、食べ易い印象。とはいえやはり濃厚な風味なので、ダメな人もいるでしょうね。ウォッシュタイプのチーズが食べられる人なら大丈夫かな。それにしてもこの風味、日本酒が欲しくて堪らなくなりますね。

Photo_5 お造りは左から、鹿、岩魚、鯉の洗いです。鹿は辛味大根と頂くのですが、この相性がまた抜群で。そのままだと僅かに感じる獣臭さを、辛味大根が旨く消し去り、尚且つその旨味を引き立てているのです。数ある生肉の中でも、この刺身は最高の部類に入るのではないでしょうか。

そして、臭味が無く旨味たっぷりの鯉の旨さもさることながら、岩魚の刺身がまたとても美味しくて。口に含むと、泳いでいた清流が思い浮かぶような、そんな鮮烈な味わいでした。

Photo_6 その岩魚の香味焼きがこちら。添えられているのは大根の子供?おせち料理に使われるそうですが、私は食べるのが初めてで、しゃくしゃくした歯応えがいいですね。もちろん、木の芽の風味が効いた岩魚の美味しさは格別。しっかりとした味付けながら、風味がちゃんと残っている岩魚の力強い味わいが印象的でした。

Photo_7 そしていよいよ熊の登場。冬眠を控えてたっぷりと栄養を蓄えた熊の肉は、御覧のとおりの見事な脂身。赤身の倍ほども脂身があります。中央に牡丹のように盛られている部分なんて、ほぼ100%脂身で、初めての人だと、先ずこのインパクトにたじろいでしまうのではないでしょうか?

Photo_9Photo_8  熊肉の前に、先ず野菜が茹でられていきます。出汁は、すき焼きの割り下を少し薄くしたような、甘辛いもの。そのままだとやや濃く感じますが、熊肉や野菜の旨味を吸って、これがなんとも美味しくなっていくのです。

この日は6人で、2つの鍋で頂いたのですが、御主人がテキパキと両方の鍋に素材を投入してくれるのに思わず見とれてしまいました。こちらが食べるスピードを見て上手く調整して素材を入れてくれるので、私達はひたすら食べる事に集中するのみ。

Photo_10 熊肉は、さっと火を通す程度。チリチリと縮まった脂身は臭みなど一切無く、この世の物とは思えないほどの旨さ。赤身の部分ももちろん美味しいのですが、この鍋の主役は間違いなくこの脂身でしょう。脂身と言うより、旨味の詰まったコラーゲンといった感じで、噛み締めるほどにぽ~っと放心状態になるような...鍋にしてこれ以上美味しい肉なんて他にあるでしょうか?人間の力など及ばない、野生の動物が持つ凄みのようなものを感じずにはいられません。

そして、野菜がまた熊肉に負けず劣らずの旨さ。穏やかな苦味が心地よい京菊菜、煮込むほどに旨味を吸い美味しくなる独活、歯応えのいいセリ、風味豊かな葱、どれもがでしゃばり過ぎず主役の熊肉を引き立てつつ、その旨味ももらい堪えられない美味しさになっているのです。

Photo_11 鍋の中身がすっかり無くなりかけると、岩魚の骨煎餅が出てきます。カリカリの岩魚は、歯応えも心地よく、これまた酒が欲しくなりますね。添えられているフキノトウの天ぷらの苦味がまた鮮烈で。春を待つ山菜の、力強さのようなものが感じられました。

Photo_13Photo_12  その間にも、鍋には栃餅が。鄙びた風味の栃餅は、とろとろに煮込んだ方が酸味が抜けて美味しく感じられました。そして、その後には饂飩が。これはもう、美味しくない訳がないですよね。

Photo_15Photo_14  残った出汁があまりにもったいなく、最後は雑炊で。鯉こくと共に頂きました。鯉こくはいつもながらの美味しさで、臭みがなく旨味たっぷりな味わい。雑炊は、けっこう膨らんだお腹にもすっと入る優しい美味しさでした。

Photo_16 最後はデザートで締め。柚子のシャーベットと、大粒のイチゴです。柚子のシャーベットは結構しっかりした甘さながら、柚子の風味がしっかりと効いています。イチゴもとても甘くて美味しかったですが、以前頂いた完熟柿のインパクトには負けるかな。

この後お腹いっぱいの一行は、1時間ほど横になりうとうとと。12時から16時まで、ほぼ4時間ほどの滞在は、文字通りあっという間に過ぎていきました。楽しい時間って、ほんと過ぎるのが早いですよね。

今回も、最高の料理に最高のもてなし、そして最高の環境が揃い、身も心も大満足となりました。熊鍋は一人前15750円。猪も頂ける猪熊鍋もあり、猪も相当な旨さなのですが、やはり熊肉には一歩及ばないというのが正直なところ。事実、2度目に訪れる人はほぼ熊鍋を注文するそうです。

比良山荘

住所 滋賀県大津市葛川坊村町94

TEL 077-599-2058

営業時間 11:30-14:00 17:00-19:00予約制

火曜定休

URL http://www.hirasansou.com/

| | コメント (8) | トラックバック (1)

みぞぐちで初鰹

 昨日、夜にみぞぐちへ食事に行き、お造りの盛り合わせを。

写真は撮っていませんが、大きなマグロのような赤身があり、聞くとなんと鰹だそうで。

周参見で上がった初鰹らしいのですが、これの美味しいこと。脂がそれほど乗っていない分、純粋な赤身の美味しさがぎゅっと詰まっているようで。本当に美味しい鰹でした。やっぱり周参見の鰹は、刺身にすると最高ですね。

で、帰ってからヤフーを見ると、なにやら気になる記事が。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090106-00000000-agara-l30

周参見で鰹が、季節外れの大漁だそうです。大漁なのは結構なのですが、近年の環境変化を考えると素直には喜べないような。鰹の気紛れならいいんですけどね...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

弥栄鮓で年忘れ@和歌山市

 あけましておめでとうございます。

本年も当ブログ共々よろしくお願い致します。

年は明けましたが、ブログは去年のお話。2008年も残すところ後僅かとなり、最後くらいは豪勢に、ということで皆で弥栄鮓に。

Photo いきなり、軽く炙られた氷見のブリがどど~んと。この日は大人5人でしたが、それでも食べ応えたっぷりの量。が、しかし、それがあっという間に無くなってしまう美味しさに感動。脂がしっかり乗っているのですが、嫌な臭みは全くなし。炙られているからというのもありますが、これはやはりブリそのものが最高だからこその美味しさでしょう。

Photo_2Photo_3  カキとタラの白子。白子の横は、上のブリを取り分けたもの。カキはもう当然のように美味しいのですが、このタラの白子の旨さときたら。嫌な風味が全く無く、とろけるような食感とたっぷりの旨味が純粋に堪能出来ました。

Photo_4 マグロはどかんと大間の本マグロ。上段がヅケ、下段がトロです。これはもう説明いらずの美味しさですね。トロより赤身が好きな私でも、本当に美味しく頂けました。しっかりとマグロの風味がありながら、後口が爽やかで口の中で溶けていくような、とても幸せにさせてくれる味わい。

Photo_6 ムラサキウニ、アオイリイカ、クエ、勝浦産のメバチマグロの赤身です。ウニ、イカももちろん美味しかったのですが、ここではクエとマグロの美味しさが群を抜いていました。白身魚の旨味がぎゅっと凝縮されたような天然クエの旨さ、赤身ならではの旨さ溢れるメバチ。

このメバチの赤身を食べると、なんだ本当に旨いメバチなら本マグロにも負けてないじゃないか、と思うのです。もちろんこれは、私がトロより赤身派だということもあるとは思いますが。

Photo_5 寿司の旨さに感動したクエを、骨蒸しという料理で頂きました。この日のクエは9kgの個体だそうで、アラといっても結構な大きさ。そのアラの部分の酒蒸しが骨蒸し(コツムシ)だそうです。これがまた最高の旨さで...身の旨さはもちろんのこと、ゼラチン質の旨さがクエならでは。

私は、河豚とクエが白身魚の両頭と思っていますが、このゼラチンの旨さは河豚にはないもの。しかし、クエは個体差が結構あり、中には臭みや雑味がありもう一つものもあります。今回のクエはもちろん最高の部類で、昔、辰が浜の漁師さんが釣ったクエを頂いた時以来の旨さでした。

Photo_7 とはいえ、やはり河豚の旨さも格別。河豚の良さは、その旨さはもちろんのこと、産地や調理法がしっかりしていれば、あまりがっかりするような味の河豚は無いというところ。そこらへんは、個体差が結構あるクエには無い良さでしょうね。それにクエは最近めっきり漁獲量も減っているようですし。

Photo_9Photo_8  毛蟹に蒸アナゴです。毛蟹はやっぱり味噌の旨さが最高ですね。これだけしっかりと身がありながら、味噌がしっかりと美味しいのは毛蟹ならではの美点。アナゴは流石の美味しさですが、旬を外れているからか、とろけるように柔らかいとはいきませんでした。

今回も最高に美味しい魚介類を堪能させていただきました。この日はとても贅沢をしてしまい、一人あたりのお値段がとんでもない事になってしまいましたが、普通なら一人1~2万といったところでしょうか。和歌山の中ではとても高いですが、大阪や東京でこれだけのものを頂くとなると...少なくとも、和歌山県内で、これだけの産地の最高のものを集められる店はそうそう無いと思われます。

と、料理は最高で終わっていたのですが、今回はサービス部分でちょっと引っかかる部分も。女中さん達、大らかでいかにも和歌山の女性といった雰囲気はいいのですが、持って来るネタの産地くらいは覚えておいて欲しいもの。これが一人数千円の店ならまだしも、和歌山でも指折りの高級店なのですから。

じゃぁ座敷じゃなくてカウンターで、となるのですが、以前隣の客にタバコの煙攻めに会った事があるんですよね。ま、これは店の責任と言うより、客のマナーの問題なのでしょうが...

弥栄鮓

住所 和歌山市元寺町3丁目7

TEL 073-423-0310

水曜定休

| | コメント (2) | トラックバック (0)

”和彩 あきら”で忘年会@和歌山市

 年末はなにかと忘年会が多いのですが、店の忘年会はごく普通の焼肉でがっくし。で、旧知の仲間との忘年会くらいは好みの所で、という訳であきらでアナゴのしゃぶしゃぶを頂いてきました。

Photo 店内に入ると、テーブル席が無くなり座敷になっていました。う~ん、アナゴのしゃぶしゃぶにはもってこい。席に付き、飲み物を注文すると、やってきましたアナゴちゃん。この日は5人前注文しましたが、これでアナゴは半分くらいでしょうか。6人でも充分満足できる量でした。

それにしてもやっぱりアナゴのしゃぶしゃぶは最高!しゃぶしゃぶ程度ではちょっと固く、ある程度茹でた方が柔らかく美味。煮過ぎても美味しく頂けるのもアナゴのいい所ですね。灰汁もほとんど出なくて、湯は澄んだまま。アナゴがこれ程鍋に合うとは、本当に目から鱗です。締めの雑炊も、もちろん最高の美味しさでした。

Photo_2 こちらの定番でしょうか、足赤海老。車えびに比べると、プリプリ感ではやや劣りますが、旨味や甘味はむしろこちらが上か。甘エビと車えびのいいとこ取りといった感じで、刺身にぴったりの海老ですね。頭は柔らかく、生でもそのまま食べられますが、この日は焼いてもらって2種の味わいを堪能させて頂きました。

Photo_3 アナゴの炙りです。軽く炙られたアナゴは、焼き目の香ばしさが加わりなんともいえない旨さ。この日は他にアナゴの天ぷらも頂きましたが、やはりここのアナゴは格別。アナゴの魅力を存分に味わえる、そしてそのアナゴを育む和歌浦の魅力も。そこがなんとも嬉しくさせてくれるのです。

Photo_4 こちらはメジロのカマ焼き。ハマチとブリの間、関東ではワラサと呼ばれるそうです。この日はメニューにハマチのカマ焼きが載っていたのですが、マスターがメジロがいいよと奨めて下さったのです。

その言葉通りの、本当に美味しいカマ焼きで、カマ自体の旨さはもちろん、塩加減も焼き加減も申し分なし。臭みが無く旨味たっぷりのカマは、まさにメジロの美味しい所をぎゅっと凝縮しているようでもありました。

Photo_5 以前こちらでお刺身を頂いて、その美味しさに惚れ込んでしまったコチの塩焼き。その印象は塩焼きでも変わらず。淡白でいながら味わい深く、しかも上品な風味。見た目とは裏腹の、本当に美味しい魚です。コチがメニューにあるのにそれを見逃すと、ほんと損をしますよと言いたくなる旨さ。

Photo_6 最後は甘いアイスクリームで締め。焼き芋とアイスクリームの組み合わせで、綺麗にトッピングされています。アイスクリームはいたって平凡な味わいでしたが、熱い焼き芋と冷たいアイスの組み合わせはなかなかのものでした。

この日は6人でたらふく食べて、一人6000円弱。飲み物は、下戸が多かったこともありソフトドリンク主体でしたが、それでもこの内容でこの値段はむしろ安いと思わせてくれるものだと思います。

お手ごろな予算で、和歌浦の海の恵みを満喫できる本当にいいお店。県外からの観光客の方にも自信を持って奨められるお店だと思います。注意点はただ一つ、アナゴのしゃぶしゃぶは要予約ということだけ。

和彩 あきら

住所 和歌山市和歌浦西1-8-7

TEL 073-444-0487

営業時間 11:00~13:30 18:00~21:30 月曜定休 日祝は夜のみ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

はまちゃん@すさみ

 ゆりの山温泉を出て、お昼ご飯は”はまちゃん”に。

鰹茶漬けを食べたかったのですが、もう鰹はありませんでした。鰹で有名な周参見ですが、戻り鰹は年々少なくなっているそうで、こちらのお店でも県外から鰹を仕入れたりする事もあるそうです。そういえば、鰹を販売している店が周参見で見受けられなかったですしね。私が漁港を訪れた時は沢山水揚げされていましたが、ほとんど都市部へ送られてしまうのでしょうか。

Photo お茶漬けが無いので、今回は刺身定食を。マグロやイカの他にツブ貝、グレが。グレってあまり頂く機会が無いのですが、こんなに美味しいとは思いませんでした。コリコリとした歯応えに、たっぷりの旨味。臭みが無いのは湯引きされている事もあるのでしょうか。鯛よりも味わいが深くて、魚好きには堪らないものがあります。

他の刺身ももちろん新鮮で、ついついご飯が進みますが、こちらは御代わり自由ですので安心です。甘めに煮付けられた、鯖の味噌煮もご飯との相性抜群ですからね。これで1200円は、やっぱり安いと思います。

一人で切り盛りされているお爺さんは、やっぱり一息つくと奥で一服したりしていますが、それもなんだか微笑ましい、とてもほっとするお店なのです。

はまちゃん

住所 和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4304-1

TEL 0739-55-3661

火曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

たか屋その2@和歌山市

 おかげ様で、この不景気の中とても忙しくさせて頂き、先週もほぼ毎日オール電化やなにやらの工事でかかりきり。忙しい時はやっぱり旨いもん、てなことで工事を手伝ってくれている職人さんと、たか屋へ再度突撃。

Photo_2 先ずは豪勢にお造りの盛り合わせから。前回最高だと感じた鮮度は、今回も同じ印象。予約などしなくても、毎回これだけの鮮度の魚を揃えているというのは並大抵の事では無いと思います。そして、今回もやはり主役は太刀魚。今度からは太刀魚だけでいいと思ってしまうような、ちょっと飛び抜けた美味しさでした。

Photo_6Photo_4 揚げ物は、ミノのカレー風味揚げと、タコの磯辺揚げ風味。ミノはカレー風味の付け塩が美味しくて、色んな揚げ物に付けたくなる味わい。ミノ自体は淡白で、それ程味がしなかったので、カレーの風味とミノの歯応えを楽しむ揚げ物でしょうか。

タコの磯辺揚げは、こちらはもう私の好みにぴったり。コリコリとしたタコの食感と旨味、青海苔のいい風味、そして揚げ具合もバッチリで、とても美味しい揚げ物でした。

Photo_7Photo_8  前回食べなかったもので、今回とても楽しみだったのが、こちらの炭火焼。サンマは予め焼いたものを乗せてくれるだけですが、白御飯が欲しくて堪らなくなりますね。後は、タコや太刀魚、キノコ等を焼いて食べるだけ。

ツケダレは醤油と恐らく味醂だけのシンプルなものながら、しっかりと味が滲みていてなかなか風味の強い味わい。薄味のものは薄味なのですが、こういったメリハリが効いているのがここのいいところですね。ここでもやっぱり主役は太刀魚で、しっかりと歯応えのある刺身とは違い、ほろほろととろけるような食感を楽しませて頂きました。

Photo_9 ご飯が来るまでもう一品ということで、鯨の竜田揚げを。私の世代では給食によく出てきた懐かしの一品ですが、この竜田揚げは別物といってもいい旨さ。大きめに切られた肉は、しっかりと肉汁が溢れていて、鯨の旨味もたっぷり。でもやっぱり懐かしくて、なんともいえない一品でした。

Photo_10 最後は魚ご飯で締め。こちらも前回は一人だったので食べられなかった一品。大きめの土鍋で炊かれたカンパチの魚ご飯は、2人でもたっぷりとした量で、やはり一人で食べなくて良かったですね。私が好きな固めに炊かれたご飯は粒が立っていてなんともいえない美味しさ。こういうご飯にありがちな魚臭さも無く、純粋に魚の旨味が詰まっている感じがいいですね。

これだけ食べて、お酒も頂いて12000円ほど。内容を考えると、とてもリーズナブルだと思います。それに、太刀魚の旨さは格別ですし。ここの太刀魚と、あきらのアナゴは、共に和歌山市の名物といっていいものだと思います。

ただ、店主さんがたまにタバコを吸われるのは、気になる人には敬遠されるでしょうね。そういうのがダメな人もいますので、御留意を。

たか屋

住所 和歌山県和歌山市東長町5丁目79

TEL 073-433-6388

| | コメント (0) | トラックバック (0)

喜幸@有田川

 明恵ふるさと館を出て、ズガニが食べられる店を求めて国道424号線を有田川沿いに南下。

Photo しばらく走るとお目当ての喜幸(きさち)が見えてきます。喜は、看板には七が三つの字ですが、これIMEでは変換が出来ないようですね。法善寺横丁の有名店、喜川もネット上ではこのように表示されていますが、本当は七が三つのキなんですよね。

Photo_2 注文したのは、ズガニの釜飯のセット。普通の釜飯よりも400円ほど高かったので、それがズガニのお値段でしょうか。セットはミニ蕎麦か饂飩と、天ぷら等が付きますが、個人的にはセットにしなくても良かった気もします。セットで確か1500円ほどでしたでしょうか。

Photo_3 釜飯はいたって普通の釜飯で、ズガニが特に活かされている感じは無し。あくまで上に乗っかっているズガニがメインのようです。嬉しいことにズガニは雌で、殻をはがすと綺麗な卵巣が目に付きます。

卵巣はとても濃厚で美味しかったのですが、やはり釜飯に入れられていたのが影響しているのか、少し固くなっていたのが残念。味噌も臭みが無く食べ易かったのですが、ふるさと館のものの方が濃厚だったように思います。ズガニを味わうなら、単品のズガニもあるようですので、そちらの方がいいかもしれませんね。

なかなか人気のお店のようで、店は観光客らしき人達がひっきりなしに訪れていましたが、皆さん何故か親子丼とか普通の饂飩ばかり注文されていまして。所々にズガニや鮎がアピールされているのですが、あまり見向きされていなかったのがもったいないように思いました。

この日は実は鮎の塩焼きも頂いたのですが、季節外れと思った予想を覆してくれる美味しさでした。ズガニも含めて、ここら辺で地のものを味わえる数少ないお店の一つであることは間違いないと思います。

喜幸

住所 和歌山県有田郡有田川町吉原

TEL 0737-32-4753

| | コメント (4) | トラックバック (1)

みぞぐち@和歌山市

 久しぶりに家族総出でみぞぐちに。そういえば、親父と外食を伴にするのも久しぶり。

Photo_2Photo  お造りの盛り合わせには、大好きなタコも入れてもらいました。ヨコワやヒラメ、はては地鶏まで、どれも新鮮で旨いったらありゃしない。苦みばしった銀杏も最高。これを食べると秋も深まってきたのが感じられて、なんともいえない気分になるのです。

Photo_4Photo_3  地鶏の塩焼きと、牡蠣フライ。地鶏はしっかりとした歯応えがあり、噛めば噛むほど旨味が溢れるいいお肉です。もろみ味噌がまたいい塩梅で。そして、牡蠣フライもこの季節になると食べたくなる一品。揚げ具合も丁度良く、ジューシーで旨味たっぷりな牡蠣フライでした。

Photo_5 アスパラのバター焼きなんかも頂きましたが、魚介類だけでなく、こういう野菜もしっかりと美味しいのがここのいいところ。大きくて柔らかでエグミの無い、とても美味しいアスバラでした。

Photo_7Photo_6  クエ鍋は2人前づつ小鍋で。やや臭みを感じましたが、さすがの旨さのクエ。これまたこの季節には堪らない一品。締めの雑炊もクエの旨さがたっぷり滲みた、なんともいえないものでした。

他にもお寿司の盛り合わせ等も頂きましたが、今回一番旨い!と思ったのはカワハギの煮付け。もともとカワハギは大好きな魚なのですが、今回のカワハギはちょっと尋常じゃない旨さでした。写真を撮り忘れたのがなんとも残念な一品でした。

今回は大人数だったので2階での食事となりましたが、やっぱりここでの食事は、カウンターであれこれマスターにお奨めを聞きながらがいいですね。あと、普通の鍋を頂く場合は予約が必要らしいので御注意を。

晩秋の味覚をたっぷりと堪能させていただき、大満足の食事となりました。やっぱりここはいいですね。

みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

| | コメント (6) | トラックバック (0)

たか屋@和歌山市

 なんとなく太刀魚が食べたくなり、評判のたか屋さんへ行ってみました。

Photo カウンターとテーブル数席の小さなお店。出てきた付き出しにはヒラマサの煮こごりが。やや魚臭さを感じたものの、かみ締めると旨味がじわっと出てくるような感じで、これから出てくる料理に期待をしてしまう味わい。

Photo_2 お造りの盛り合わせは、太刀魚、よこわ、シマアジ、雲丹とイカなど。どれも美味しいのですが、雲丹の海苔はちょっと風味を損なう気がしました。それでも、どれも鮮度抜群。特に太刀魚の旨さときたら。

和歌山の有田地方は、ミカンが有名ですが、太刀魚の漁獲量も日本一を競うほど。だから、和歌山では普通の飯屋さんでも太刀魚の刺身が出てきたりするのですが、これはもう別物です。柔らかいイメージのある太刀魚ですが、これは歯応えもしっかりしているし、なによりかみ締めるほどに染み出てくる甘味や旨味がなんともいえなくて。今までの認識を覆された、本当に美味しいお造りでした。

Photo_3 小海老のかき揚げは、レモン以外はなにも付けずに頂きます。衣にほんのり味が付いているので、何も付けなくても大丈夫。揚げ具合がいいのはもちろん、その衣の味加減が丁度良くて、とても美味しいかき揚げでした。

Photo_4 最後はしらす御飯ととん汁で締め。ここに来て確信しましたが、このお店の味付けは私の好みにぴったり。素材の味を活かす薄味なのですが、ちゃんと味が付いているので薄いとは思わないのです。しらすの上には梅肉とみょうが、下には紫蘇があり、それにポン酢のようなタレがかかっているのですが、そのタレの加減がちょうどいい塩梅で。素朴ながらもとても美味しい一杯でした。

で、食べながら御主人と話していると、なんと高校でラグビーをしていた頃の後輩と、御主人が友人ということが発覚。なんともやはり、世間というか和歌山って狭いですね。その場で後輩に連絡し、また一緒に来ようと約束したのは言うまでもありません。

総じて魚の鮮度がよく、味付けも上品でとてもいいお店。値段は一人5000円前後といったところでしょうか。一見さんには最初身構えるところもあるようでしたが、慣れればもうおしゃべりが止まらなかったりと、そんな和歌山気質もたっぷりの応対がまた。そこらへんは好みが分かれるかもしれませんが、旨い太刀魚も含め、和歌山らしさ一杯のお店でした。

たか屋

住所 和歌山県和歌山市東長町5丁目79

TEL 073-433-6388

| | コメント (2) | トラックバック (0)

よこい@和歌山市

 久しぶりに親父達と食事に。貴志川線の田中口駅から、南側に少し行ったところにあるよこいというお店。

Photo_6Photo_7 お造りの盛り合わせと、焼き魚はサワラ。どちらも普通に美味しかったですが、ボリュームはやや控えめ。もう少しなにかインパクトがあれば良かったのですが、コースの値段を考えれば充分満足出来るものでしょうか。

Photo_8Photo_9  実は今回のコース、一人3000円程だったのですが、それに土瓶蒸しが付いてきたのにはびっくり。もちろん松茸は国産ではないのでしょうが、充分納得出来る味わい。天麩羅はやや油の匂いが気になりましたが、揚げ具合はバッチリで美味しかったです。

この後、ご飯とデザートとなるのですが、デザートの手作りのイチゴシャーベットがとても美味しくて印象的でした。赤ワインのソースが上にかかっていたのですが、それがとてもシャーベットに合っていて美味しくて。この内容で3000円はリーズナブルといって間違いないのではないでしょうか?

Photo_11 そして、今回一番の驚きはこの鯨の刺身。コースとは別で、1800円となかなかのお値段でしたが、これがなんともいえない美味しさでして。普通鯨の刺身は薄くスライスされていて、半凍りだったりするのですが、これは厚みがありもちろん生。

臭みが無くて、赤身の旨味がたっぷりの刺身は、まるで本マグロの赤身のよう。それでいて噛み応えがしっかりあり、かみ締めるほどに口の中に旨味が溢れてきてもう幸せ一杯。久しぶりに鯨の旨さを堪能させていただいて大満足。これを食べただけでもここに来て良かったと思える逸品でした。

肉、魚、刺身はいろいろあるけれど、鯨がその中でも最上位に来る味わいであることに間違いないと断言出来ます。これは鯨をいつまでも食べられるよう、政府には是が非にも頑張ってもらわないと。

よこい

住所 和歌山県和歌山市太田44-6

TEL 073-473-1010

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うなぎ 淡水@三方五湖

 久しぶりに淡水の鰻が食べたくなって、三方五湖に行ってきました。なんせ、ここの鰻は秋までなのです(冬季は鯉等の川魚料理のみ)。行ける時に行っておかないと、今度いつ食べられるか分かりませんからね。

Photo 私の焼き魚史上最高の味といって過言でない、白焼きです。上だと3000円ちょいと値は張りますが、その価値は充分にあります。食べてみると、うん?脂の乗りが以前より強い感じ。思えば、今まで訪れたのは遅くても盆まで。鰻は秋にかけて脂が乗ってくるそうですので、今回は以前と違う食味になったのでしょう。

個人的には、パリッとした外側の食感と、とろけるようなふわふわの内側の食感が楽しめた時の白焼きの方が好みです。しかし、脂が乗っているといっても、嫌なしつこさや匂いはありませんので、人により好みは分かれるでしょうね。

Photo_2 こちらはうな丼の並です。うな重もありますが、そちらは量が多いだけで、質の違いは、並と上で分かれているようです。食べてみると、白焼きで感じた脂の乗りが、蒲焼では好印象に変わりました。とにかく、味わいが濃厚なのに嫌なクセの無い、とても美味しいうな丼に思わず笑みがこぼれます。う~ん、これならうな重でもっといっぱい食べたかったかなぁ。

とはいえ、メタボな私には腹八分目が一番ですからね。今回は、この後のお楽しみもありますし。それはそうと、まわりを見てみると白焼きを注文している人が見当たらなくて、もったいない限り。うな丼の上を並にしてでも、白焼きを食べた方がいいと思うんですけどね。

今回も美味しい鰻を堪能出来て大満足。季節による鰻の味わいの差も体験出来ましたしね。これからどの季節に行こうか、ちょっと迷ってしまいそうです。

うなぎ 淡水

住所 福井県三方上中郡若狭町鳥浜127-10

TEL 0770-45-1158

営業時間 11:00-17:00 不定休

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ワタリガニを食べにたかだへ

 岩出店のみんなとたかだへ。

Photo_4 今回のメインはワタリガニ。大きいのがオス、小さいのがメスでしょうか。新鮮なのが良く分かる味わいで、こりゃめっちゃ旨い!特に足の付け根の身が濃厚で旨い。味噌の風味はまったりしていて、子供でも食べ易い風味。

後で焼いたのも頂きましたが、そちらの方が味噌の風味が濃厚で損なわれていなかったので、味噌好きな人は焼きの方がいいでしょうね。逆に味噌の風味が苦手な人は、茹での方がマイルドでいいでしょう。ワタリガニは晩秋からが旬だそうで、これからますます美味しくなるのでしょうね。値段もリーズナブルでまさに庶民の味方といったところでしょうか。

Photo_6Photo_5  左がウニイクラ丼、右が海鮮丼です。この日はこの2品が人気で、ほぼ一人一品づつ頂いちゃいました。値段は千円前後とリーズナブルながら、たっぷり新鮮で美味しい丼に大満足。海鮮丼の、ウニとイカのコラボなんてたまりませんでした。

Photo_7 こちらは子持ちイカ。こちらの居酒屋さんは、泉佐野漁港直送のものが多く、このイカも新鮮で臭みが全く無いのがいいですね。だからこその薄味で、卵の風味がよく活かされているのがいいのです。小さなイカですが、力強い味わいで旨味たっぷり。

他にもお造りの盛り合わせや車えびの塩焼きなど、たらふく食べて最後にラーメンまでいただいて、一人5000円ほど。安くて旨くて活気があって、ほんといい居酒屋さんです。

居酒屋・季節料理 たかだ

住所 泉佐野市大西1-13-29

TEL 072-463-6763

営業時間 17:00-翌1:00

| | コメント (2) | トラックバック (0)

香料理庵 紅葉(くれは)その2@有田川町清水

 今回清水町に向かった目的は、もちろん紅葉で鮎を頂くこと。川辺で盆休みの最後を満喫しているファミリーを横目に、車はやがて清水町内に。

Photo 今回もあらぎ島に立ち寄ると、一面の緑の絨毯が。やはりこの眺望は、今から秋にかけてが最高ですね。田植えのころのキラキラと輝く水面の眺めもよかったですが、この見渡す限りの緑を目にすると、今回も訪れて正解だったと思うことしきり。

Photo_2 到着すると、もう食事が並んでいます。今回のご飯は鯖と山椒のご飯。コンニャクやイタドリなどは前回と同じ。左下の煮物はスベリヒユ。薬草で、利尿作用やイボ取りの効果があるそうな。イボ取りの治療をしたばかりの私にはぴったりの料理。ねっとりと粘り気のある食感で、モロヘイヤのような味わいでした。

鯖のご飯は山椒と鯖の風味が絶妙にマッチしていて、思わずお代わりをしてしまいました。女将さんは相変わらず独特の雰囲気で、これがまたこの料理をより美味しくさせてくれます。なんでも今年で64歳だそうで、いつまでもお元気でと願うばかりです。

Photo_3 今回はこの鮎の塩焼きが付くので2500円也。右下はアマゴの甘露煮。沢蟹の香ばしさ、アマゴの心地よい苦味、どちらも素朴で滋味たっぷり。しかし今回の主役、鮎がやっぱり旨かった。臭みなど全く無く、肝まで旨味と香りたっぷりで塩加減もええ塩梅。支流で取れる鮎は一味違うと仰っていた女将さんの言葉どおり、とても美味しい鮎でした。

Photo_4 鮎を食べ終わる頃には、小鍋も食べごろに。醤油と山椒がしっかり効いた出汁に、素材の旨味が加わってもう最高。特に、今が旬のおくらがいい味出しています。これにゆり根がホコホコと美味しくて、素朴だけど贅沢な鍋ですね。

ご飯にも鍋にも山椒がたっぷり効いていたので、食後は口の中がピリピリと。そのピリピリも心地よく、今回も清水の幸をたっぷりと頂いて夏バテもどこかへ吹っ飛んでいきましたとさ。

※予約は必須です。一日1組なので、特に土日は早めの予約が必要。

女将さん一人で準備をされているので、予約時間に遅れる場合は連絡を。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

| | コメント (0) | トラックバック (1)

美濃鮨@白浜

 連休は前半仕事も入ったけど、後半はなんとか休みが取れたので南紀にドライブ。夕食を白浜で取ることに。

Photo コメントでお奨めいただいた、白良浜近くの美濃鮨へ。しかし、カウンター10席足らずの店内は満席。帰ろうとしたら、もう帰る人がいるのですぐに空くとのこと。う~んラッキーと席につくと、他のお客さんはみなさん地元の方のよう。地元の人に愛されている人気のお店、という雰囲気がいいですね。

Photo_2 大将におまかせと伝えると、先ず鯛とカンパチ?から。ネタもシャリも大きくて量感たっぷり。普通のすし屋さんの倍くらいに感じます。新鮮さが物凄く良く分かる美味しいお寿司なのですが、2貫づつはちょっと多いかな。う~ん、2貫づつ来るとは思ってなかったけど、私の体型では無理も無いか。最初に1貫づつと伝えとけば良かったですね。

そういえば、ネタケースのネタがほぼラップに包まれているのは何か理由があるのでしょうか?見た目がちょっと悪いのですが、聞いてみれば良かったなぁ...

Photo_4Photo_3 その後も、続々と供されるお寿司の数々。ヨコワは赤身から滲み出る旨味がたっぷりで、さすがの美味しさ。鯖は、臭みも無いけど旨味もそれほど感じられなかったのがちょっと残念。

イクラは噂どおりの物凄いプチプチ感で、食べきるのに苦労したほど。でも、これだけ歯応えのあるイクラなら、もう少し小さめの方が楽しめたように思います。貝柱も、これだけ巨大なものを2貫は正直辛かったです。

南紀での楽しみの一つ、ナガレコはさすがの美味しさ。網の上でもだえる姿は、残酷だけど食欲をそそるんですよね。でも5個はちょっと多かったかな。

その他にも、海老を2種などお寿司を一通り頂いて、お茶とナガレコの網焼きで9500円ナリ。2人でも充分満足出来る量を考えると、安いといえば安いのかもしれません。お寿司を一貫づつにしてもうちょっと種類を増やし、ナガレコも2個にしてもらって(常連の方がそうしてました)他の一品も注文すれば、もっと楽しめたのかもしれませんね。

でも、出来ればそういうことは最初に言ってもらえれば有難いというのが正直がところ。今までの経験でも、そこら辺のことはちゃんと聞いてくれるところはありましたからね。同じ白浜の長久酒場でも、例えばナガレコを注文すると数や料理法はちゃんと聞いてくれたので、余計にそう感じてしまいました。

総じて豪快でいいお寿司屋さんだとは思うのですが、一見の観光客にはちょっと厳しいかなと思ったのも正直なところです。地元の方に人気のお店のようですので、予約をした方が無難でしょう。

美濃鮨

住所 和歌山県西牟婁郡白浜町1082-10

TEL 0739-43-5090

| | コメント (2) | トラックバック (0)

香料理庵 紅葉(くれは)@有田川町清水

 LOCOわかやま2008を読んでいると、その中に魅力的なお店が何軒かあり、そのうちの1軒に行ってみることに。場所が清水町と割と近いので、すぐに電話して予約をしました。

Photo_2 清水に入り、あらぎ島に立ち寄ると、丁度田植えが終わったところ。やはり、冬の何も無い風景よりもずっと趣がありますね。稲が伸びて緑が濃くなると、また魅力的になるでしょうね。あらぎ島を過ぎ、県道19号に折れ、住宅地に入ってすぐにお目当ての紅葉(くれは)があります。

Photo 雑誌を見た限りだと山奥の一軒屋といった印象でしたが、いたって普通の民家でした。その奥の、喫茶店のような建物が紅葉。ちょっと想像とは違いましたが、靴を脱ぎ店内へ。座敷とテーブル席があり、私達はテーブルに。

基本的に一日一組らしいのですが、この日はもう一組が座敷にいらっしゃいました。一人で切り盛りされている女将さんが、材料の調達(山菜摘みや沢蟹の捕獲まで)をされているからだそうです。この女将さんが、なかなか天然の(失礼)面白い方。時々話があちこちに飛びますが、心の温かい方だというのはとても良く分かります。

Photo_31500円の蕎麦御膳、1800円の山菜御膳、それに3500円の摘み草会席があるそうですが、今回は山菜御膳を頂きました。食材から調味料まで、殆ど全てが地元あるいはその周辺のもので、地元名産の山椒がふんだんに使用されています。

蕎麦は石臼で挽かれた本格的なもの。なかなかの美味しさですが、それにも増して山菜が旨い。細い竹の子のようなイタドリは、歯応えがコリコリと心地いいもの。醤油がしっかり効いたワラビと、薄味に仕上げられたゼンマイの白和えも対照的な味わいで楽しいものでした。

醤油が良く効いているのに柔らかい味わいなので尋ねると、金屋町のカネイワ醤油を使用しているとのこと。湯浅だけでなく、金屋町にもいい醤油の蔵元があったのですね。今度そちらの醤油も買ってみようかな。

地元産のコンニャクはさっぱりした味噌仕立て。臭みがないので、こういう薄味でも美味しく頂けます。女将さんが自ら捕ってこられた沢蟹は、小さい中にも力強い旨味が詰まっている感じ。アマゴは山椒がしっかり効いていて、それがなんとも魚の旨味と良く合っているのです。

鍋にはこれまた地元名産の、紀州地鶏のツミレと山菜や野菜、それにアワビ茸が入っています。それぞれの素材の旨味、それにしっかり効いた醤油、山椒が加わってなんともいえない美味しさ。アワビ茸は、旨味こそ椎茸のように濃くはないですが、それが逆に他の素材の邪魔をしなくていいのだとか。それに歯応えがとても心地よくて、鍋にはぴったりだと思いました。

ご飯は古代米とムカゴ、それにギンナンも加わって、とても滋味溢れる味わいでした。お代わりは自由のようでして、一杯食べ終わると、しきりにお代わりを薦めて下さいました。本当に体が綺麗に元気になるような料理でしたが、それがほとんど地元の素材というのもまた嬉しいものですね。

清水町では、以前行った愚案も相当魅力的でしたので、どちらに行こうかこれから迷ってしまいそうですね。店の雰囲気は愚庵が相当良かったのですが、地元との密着度はこちらが上でしょうか。

夏になると、鍋には鮎が入るそうで、これまた美味しそう。その頃にまた来よう、そう心に誓い女将さんに別れを告げたのでした。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

| | コメント (2) | トラックバック (3)

すし 浜田@串本

 いいお湯に浸かった後は、串本で食事。おすすめ頂いていた松すしへ向かうが、臨時休業とのこと。う~ん残念。しかし、42号線沿いには後2,3軒すし屋さんが並んでいるので、その中から浜田というすし屋さんへ。

Photo ご主人が2000円で一通り握りましょうかと仰るので、そうしてもらうことに。石鯛、ヒラマサ、中トロとテンポよく握ってくれます。カウンターから見えるご主人の手際が良く、見ているととても気持ちがいいですね。写真左に写っているのはアサヒ蟹という名だそうです。味噌が美味しいそうですので、今度食べてみたいですね。2500-3000円くらいとのこと。

肝心のお寿司は、とても新鮮で旨いのですが、わさびが結構効いているので苦手な人は一言声をかけた方がいいかも。この他、ウニ、イクラ、イカ、鯖、玉子、鉄火等10貫ほど頂きました。ゴマが降られた鯖がなんとも美味しくて、この内容で2000円はめっちゃ安いやんと思いました。

追加で、タコと赤いか、アジなどこれまた新鮮で。中でも臭みが無く旨味たっぷりのアジの旨さが格別でした。しめて2700円。おそらく一人5000円を超えることはそうそうないでしょう。予算を伝えればそれに応じてくれるようですので、財布の心配をする必要はなさそうです。

一見寡黙に見えるご主人も、話せば気さくな方で、とても好印象。古座川のうなぎの事等、地元の方ならではのことを聞かせて頂きました。私はちょっと苦手な亀の手も、こちらでは酒のあてにボール一杯でも食べちゃうそうな。同じ和歌山でも地域差があって面白いですね。

安くて美味しいを地で行くお寿司を頂いて大満足。魚は殆ど串本産でしたし、マガキガイなんて珍しい貝も頂いて、串本の海の幸を堪能出来ました。ほんと、こんなおすし屋さんがあるなら、廻る寿司に行かなくてもいいですね。

すし 浜田

URL http://www.webnanki.jp/sushi-hamada/index.html

| | コメント (4) | トラックバック (1)

石鯛の白子

 久しぶりに弥栄鮓でお寿司をいただきました。

Photo 写真はこれしか撮らなかったのですが、勝浦のマグロです。トロと中トロですが、これがまた旨いのなんのって。アブラ臭さとは全く無縁の、なんともいえない旨味たっぷりの美味しいトロでした。大間のマグロも美味しかったけど、勝浦からのマグロも負けていませんね。

他にも大好きな蒸しアナゴや大きな帆立など、美味しいお寿司をたっぷりいただきましたが、中でも印象的だったのが石鯛の白子。女性の小指の大きさ程の白子は、ふぐの白子もかくやという旨さ。やや苦味がありましたが、濃厚な旨味ととろみが最高。

春にしか味わえないそうですが、まさに至福の味わいでした。今までこれを経験したことがなかったのが悔しいほどですが、春だけでしかもこれだけの量しかないのですから、それも無理からぬことでしょう。一人前がやっとの量で春だけ、しかもオス限定なのですから。

釣るか、あるいは一匹まるごと買うとかしない限り味わえない、貴重なものを頂いて大満足でした。そして、こういうものをほんとうにご無沙汰の私に出してくれる、そんな弥栄鮓がやっぱり大好きなのです。で、何故か勝浦のマグロをいただいて、南紀への旅情がむくむくと湧いてきたのです。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

萬口@串本

 串本へ行くといつも食べたくなるのが、萬口のかつお茶漬け。

Photo 串本駅の前を、西へしばらく行くと古びた店が見えてきます。前の大きな駐車場に何台か停められるスペースがありますが、案内がないので最初は分かりませんでした。店内に入っても素っ気無い雰囲気で、お世辞にも愛想がいいとは言えないし、やや雑多な感じがします。

Photo_2 それでも、私はここのかつお茶漬けが大好物なのです。1365円とやや高めですが、2度楽しめるので割高感はありません。先ずは、ご飯を一膳よそい、切り身を半分載せてタレをかけてそのまま頂きます。いわゆる漬け丼というやつですね。

Photo_3 ゴマの風味が効いたタレと、もちもちで大きなカツオの相性が抜群。あっという間にたいらげてしまいます。2杯目はお茶漬けにしていただきます。お茶がかかって、霜振り状態になったカツオの身がいかにも美味しそうです。こちらもあっという間に胃袋の中に。

とっても美味しいお茶漬けに大満足。これを食べると、あ~串本に来たんだなと思うのですが、接客や店舗など、手放しで人にすすめられない気もしたりします。地元の人が通ういいお店があるかもしれませんので、今度はそれを探したりしてみようかな。

萬口

住所 和歌山県東牟婁郡串本町串本42-17

TEL 0735-62-0344

営業時間 11:30-21:30 第2,4水曜定休

| | コメント (4) | トラックバック (0)

竹原@那智勝浦町

 ゆりの山温泉に立ち寄る前、お昼ご飯を食べに勝浦に。ところが着いたのは10時過ぎで、開店まではしばらくあります。

Photo で、しばらく港にある足湯で一休み。もちろん無料で、手湯なんてのも併設されています。向こうに見える漁港では、朝市のようなものが開かれていましたが、10時までらしく閉まっている店もちらほら。後日訪れると、漁港にはまぐろがずらりと並んでいて、それは壮観な眺めでした。

Photo_2 となると、勝浦に来たからにはやっぱりマグロということで、椎名誠さんが雑誌でお奨めしていた、竹原へ。漁港からすぐ近くにあり、店内はカウンター10席ほどのみの小さなお店。順番待ちのお客さんが待つイスも店内にあり、やや落ち着かないのは難点でしょうか。

Photo_3 開店すぐであっさり座れたものの、すぐに満席に。定食の他にも一品ものを注文。写真は、手前が尾の身、奥が心臓です。もちろんどちらもマグロのもの。尾の身はゼラチン質がたっぷりで、ポン酢との相性もばっちり。心臓はやや血生臭く、珍味といった味わいで好みが分かれそうですね。

Photo_4 こちらは1500円のマグロ定食の中の、スジと玉葱のポン酢風味。この時はマグロのスジでしたが、季節により魚が変わったりするようです。それにしてもこれが旨かった。臭みが無く、味わい深くて歯応え充分なスジ肉は、ご飯との相性がもう抜群。お造りよりむしろこちらが気に入ったくらい。

Photo_5 なんて言いながらも、定食のメインのお造りはやっぱり最高。その切り身の厚さだけでも、マグロの本場の本領を発揮しています。しっとりねっとりした舌触りと、雑みのない澄んだ味わいがなんともいえません。この定食はご飯が進んで困ってしまいますね。

店内はやや落ち着きがない気もしましたが、女将さんやご主人さんはとても気さくな方たちで、田舎の温かい料理屋さんといったなんともいえない雰囲気があります。そして1500円の定食は、間違いなくコスパ抜群だと思いました。

竹原

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-3-23

TEL 0735-52-1134

営業時間 11:00-14:00 17:00-21:00(日曜は昼のみ)

不定休(土日祝は営業)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

三河屋@松本市

 三十路に入ってから、池波正太郎氏の小説にどっぷりはまっている私。鬼平や剣客商売なども大好きなのですが、同じくらい好きなのが食のエッセイ。単なる食べ歩きではなく、そこに著者や料理人の心意気まで感じられるのが凄いところ。

そして、”散歩のとき何か食べたくなって”の中で紹介されていたのが、松本市の三河屋。これを読んでから、氏の通った店に行き、その情景だけでも感じたいと思い、信州方面に赴いた折には、必ず訪れることにしているのです。

P1000020 何度も訪れるのは、もちろん美味しかったからでもあります。特に好きなのが、この馬刺し。やはり、馬刺しは霜降りが無いものの方が好みに合っています。もっちりした歯ごたえと、しっかりとした赤身の味わい。北海道産とのことですが、なるほど大自然の中で健康に育ったという感じがします。

P1000019 そして、こちらが名物の桜鍋。具は、馬肉と葱だけというシンプルなもの。味噌が入っていて、関西人には少し辛めの味付け。といっても、癖のない馬肉の風味は堪能出来ますし、その辛めの味わいが日本酒にはぴったり。

それでも辛くてという人には、生卵も用意されているようです。が、こういう地元にはあまりない味付けに出会うと、あぁ旅をしているんだなというのが実感できたりして、それもまたいいものなのです。

いつも、駆け足の旅になってしまうので、ここ以外には蕎麦の刀屋に行ったくらい。最近ごぶさたしているし、一度ゆっくりと信州に滞在してみたいものです。

三河屋

住所 長野県松本市中央3-8-14 

TEL 0263-32-0339

営業時間 11:30-14:00 17:00-21:00 日曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

じゃがいもと塩辛

 久しぶりに、弟と岩出の○○○やへ。おまかせでいろいろ出していただいたのですが、何品目かにこんなものが出てきました。

Photo_2 ちょっとピンボケですが、ふかしたジャガイモにイカの塩辛が乗っています。普通はバターが乗ってジャガバタとなるのですが、これはジャガ辛とでも呼べばいいのでしょうか。そういえば美味しんぼにも登場していたような記憶が。

これが、まぁなんともいえない美味しさ。塩辛とジャガイモの相性が、こんなにいいとは驚き。もちろん、ジャガイモも塩辛も、それ自体の美味しさが相当なものでしたが、このコンビ、なかなかやりますねぇ。

Photo こちらは、最初に出てきた刺身の盛り合わせ。真ん中の橙色のものは、アン肝。右には松葉ガニのお造りなんかも。どれもこれも、新鮮なのがしみじみ分かる、絶品の旨さ。特に、軽く炙られたブリは、この季節ならではのたまらない美味しさでした。

他にも揚げ物から雑炊までお腹いっぱい食べて、お酒もちょっといただいて二人で7000円ちょい。もうびっくりするくらいの安さです。普通、安い居酒屋だと、日によって素材の古さを感じたりすることもあるのですが、ここではそういうことは皆無。

いつも常連さんで満員で、材料の回転がいいのも一因でしょうけど、ほんとこの値段でこのレベルの料理がいただける所って、そうそうめったにあるものではないと思うのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

和彩 あきら

 和歌浦での仕事が終わった後、久しぶりにあきらに行くことに。店主さんに久しぶりですねと言われ、覚えられていたのかとびっくり。ま、一度見たら忘れられない風体ですが、覚えられているというのは嬉しいことです。

Photo_2 先ずは、アジのお造りから。たたきではなく、大きく切られたアジというのも珍しいのですが、これがまためちゃ旨。これだけ臭みのない、旨味たっぷりのアジなら、なるほどこの切り方も納得です。鯖にしても、アジにしても、地のいいものは本当に、どんな高級魚も適わない美味ですよね。

Photo_3 晩御飯なので、がっつりアナゴ丼もいただきました。ボリューム、味、コスパ、どれをとっても納得のもの。やはりここのアナゴは旨いですね。ご飯との相性もばっちりです。このアナゴ丼を食べると、しゃぶしゃぶも食べたくなっちゃいます。

Photo_4 赤足海老は塩焼きで。生だと足が赤いので名前の由来が分かるようですが、焼いてしまうと見た目も味も車海老そっくりです。頭からバリバリ食べると、味噌の旨さがまた格別。パリパリの皮がまた美味しくて、これはほんとに美味しい海老です。

他にサザエのつぼ焼きとかも食べて、会計は3000円台。この値段で、これだけ新鮮な魚介がいただけるのがいいですね。特に、雑賀崎の地の物が食べられるのが魅力的に思えるのです。

和彩 あきら

住所 和歌山市和歌浦西1-8-7

TEL 073-444-0487

営業時間 11:00~13:30 18:00~21:30 月曜定休 日祝は夜のみ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

みぞぐち@和歌山市

 久しぶりに、友人とみぞぐちへ。行きたいなと思いつつ、なかなか行けなかったんですよね。

Photo 付き出しの後に出てきたのが、熊野牛の生レバ。普通、生レバって黒っぽい色なんですが、これは鮮やかなピンク色。生臭さとは無縁の、ほんとに美味しい肝。今まで食べた生レバの中でも一番、と思えるほどでした。えらく勧めてくれたのですが、ほんとによく勧めてくれたと感謝感激。

Photo_2 こちらは河豚の白子。養殖ものとのことですが、2kg以上はある上物だそうで、当然白子も濃厚かついやなくせも無い、非常に美味しいものでした。中のトロトロも美味しいのですが、噛み応えのある薄皮がまた美味しくて。

Photo_3 そして、今年も頂くことが出来ました、クエ鍋です。上の黒っぽいものは肝。8kgのクエとのことですが、脂がとてもよく乗っていてめちゃ旨。当然、嫌なくせや後口の悪さもなく、その旨味が純粋に味わえるのです。三重県産とのことですが、さすがの美味しさでした。

ちなみに、普通出回っているクエは海外産が多く、しかも和歌山産はなかなか手に入らない上に非常に高価だそうです。以前、知り合いの漁師さんが釣ったのをいただいたこともありますが、年に1,2本しか揚がらないとのこと。最近では養殖ものも出始めているようですが、資源保護の為にも止むを得ないのでしょうね。

Photo_4 クエの胃袋を湯引きにしてくれました。さすがに大きな魚の胃袋だけあって、胃袋でも結構食べ応えがあります。張りのある、しゃきしゃきの歯ごたえがなんともいえません。胃袋まで美味しくいただけるなんて、ほんと凄い魚です。

Photo_5 美味しい茶碗蒸しなどもいただいて、最後は寿司で締め。ボタン海老や、クエ、石鯛、河豚に熊野牛まで揃った豪華なもの。噛み切るのが大変なくらい歯ごたえのある河豚は、噛めば噛むほど旨味が溢れる感じでもう。ボタン海老もさすがの美味しさで大満足となりました。

和歌山の美味しいものから、県外の美味しいものまで、やっぱり最高です。今回は、カウンターでゆっくりご主人と話が出来たのも良かったですし。それに和歌山の良さも再認識。主人も仰ってましたが、海のものから山のものまで、食材に関してはほんと凄いんです和歌山って。

みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

| | コメント (2) | トラックバック (1)

すし幸と東鮨@鶴橋

 連休の合間に、めっちゃラーメンが食べたくなって麺乃家さんに行くことに。ところが凄い行列で、ちょっとあきらめてしまいました。美味しい店がはやるのは仕方ないけど、ちょっと残念。今度は空いている時間を見計らって行く事にしましょう。

Photo で、前から気になっていた鶴橋のおすし屋さんに行く事に。千日前筋に出て、5分ほどで鶴橋に。いつも満車の駐車場も空いていて一安心。すし屋といってもごらんの通りの立ち食いのお店。4,5人で一杯になるほどの小さなお店。

隣の回転すし店もおなじ系列のようで、ネタは同じものを使っているようで、途中そのお店の人が足りなくなったネタを取りに来ていました。となると、そっちにも行ってみたくなりますね。近くには本店もあるようです。

Photo_3Photo_2 寿司は200円と400円の2種類のみ。白身やうに、いくら、貝類などは400円、それ以外は200円という分かりやすさ。しかも、ネタもしっかりした大きさで、ちゃんと美味しいのにはびっくり。マグロのヅケなんかもあり、それもなかなかのものでしたし、う~んこんなおすし屋さん、近くにあるといいですね。

Photo_4 こちらは、そのすぐ近くにある東鮨さん。中は広くて、カウンターにテーブル席、2階には座敷もあるようです。お鮨の値段は200円から1200円まで。明朗会計なので、私のような小心者にはぴったりです。平均500円ほどといったところでしょうか。

Photo_7

Photo_5  アナゴとヒラメです。この日は鯛が無くて、白身はヒラメとのこと。どちらも丁寧な仕事で、値段以上の満足が得られることは間違いないし。ただ、イクラはちょっと匂いが気になったかな。

どちらも入船と並ぶ、鶴橋の人気のお寿司やさんのようですが、その中で私の一番のお気に入りはすし幸かなぁ。家族でというのは無理でしょうが、ぶらっと大阪に行った時に、ぱぱっとお寿司を食べて、ちょっと贅沢な気分になんてのにはぴったりかも。案外、女性客も来てたりしますし。

昔、江戸前の鮨は屋台で手軽に食べられるものだったらしいですが、その気分を満喫させてくれますね。こういう、回転すし並みの値段で、ちゃんとしたお鮨がいただけるお店、和歌山にもあるといいのですが...

すし幸

住所 大阪市鶴橋駅ガード下

東鮨

住所 大阪市東成区東小橋3-14-25   

TEL 06-6981-2924

| | コメント (2) | トラックバック (0)

本生御殿 丼ぶりや 堀江店@大阪市西区

 以前コメント欄でおすすめいただいた、丼ぶりや堀江店に行ってきました。

Photo 場所は空心から程近いところ。デリバリーもしているようで、見た目はまるっきりチェーン店のよう。実際は大阪市内に3店ある普通の店なのですが、この見た目は少し損をしているように思えます。店内に入ると、個性的な髭の大将が迎えてくれます。

Photo_2 丼がくるまで牡蠣を頂いたり。こちらのメニューには、海鮮のほとんどに産地が掲載されており、もちろん全て北海道の地名です。ちょっと味にくせがあり、これが産地によるものか鮮度によるものかは分かりませんが、ちょっと好みには合いませんでした。

Photo_4 普通の丼より裏メニュー的な、ボタン海老丼です。丼は自由にトッピングも出来ますが、今回は初めてということもありメニューに載っているものを注文しました。イクラの周りをボタン海老が5匹囲んでいる豪華な丼。

このイクラが絶品。臭みもなくプチプチの食感が堪りません。しかし、海老はやや臭みが出ていたのが残念。あと、殻を剥いてくれているとはいえ丼に海老は合わないとも思いました。がっとかきこむときに、どうしても頭から身をはずす手間が邪魔になるのです。

Photo_5 こちらはウニホタテ丼。こちらはまさに理想の海鮮丼。両方の素材とも新鮮そのもの。特にホタテは、ありがちな臭みも無くねっとりとした食感がたまりません。わさび醤油を回しかけ、丼片手に口の中にかきこめばもうパラダイス。これが1000円弱なのですからほんと堪りませんね。

Photo_6Photo_7 かぼちゃのクリームコロッケに、銀宝魚の旨煮です。こちらは魚はもちろん野菜まで北海道にこだわっているそうで、クリームコロッケは濃厚な旨さ。それにもまして、この銀宝魚の旨いことといったら。身はやわらかく癖の無い味ですが、皮のゼラチン質がとにかく凄くて。このねっとりとした皮の旨味はちょっと癖になりそうです。

Photo_9Photo_8  大きな水餃子(北海道の地方の料理らしいのですが、名前は失念しました)と、さんんまの姿造り。あっさりしたスープの水餃子は、締めにはぴったりの料理。さんまの造りは脂がのりまくっていてもっちもち。ただ、これくらい脂がのっているなら、やっぱり塩焼きが食べたいと思ってしまいました。

総じて新鮮で美味しい海鮮を、リーズナブルなお値段で頂けるいいお店です。ただ、土曜の夜にも係わらず、お客は私たちとあと一組だけ。食材の鮮度に少し差を感じたのもその為でしょうか。うまく回転していけば、その差も無くなるとは思うのですが。

とはいえ、丼の旨さとコスパは相当なもので。こういう店が近くにあったらしょっちゅう通って海鮮丼を食べまくるでしょうね。ウニ、イクラ、ホタテ等を気分に応じてチョイスして、時にはイクラだけをダブルでなんて、考えただけでもよだれが出そうです。

本生御殿 丼ぶりや 堀江店

住所 大阪市西区北堀江3丁目10-4

TEL 06-6533-9988

営業時間 11:00-26:00 水曜定休

URL http://kaisen.jp/top.html

| | コメント (0) | トラックバック (1)

青柳@熊本市

 九州旅行も無事終了したのですがもう1軒、以前一人で行ったときの写真が残っていたので紹介したいと思います。

この時はブログなんて考えもしていなくて、ろくに下調べもしていなかったのですが、それでもまっぷるに載っていたお店を探して熊本市内へ。今回訪れた紅蘭亭のすぐ近くの青柳という日本料理店に。

Photo 熊本といえば先ずは馬刺しと注文したのですが、これが見事な霜降り。しかし、この霜降りがくせもので、少しくどく感じてしまいました。やはり、馬刺しは赤身が旨いのになぁと思いましたが、今回の旅行でそれがこの地方では好まれると聞き、地域によって好みって変わるんだなぁと妙に納得。

Photo_2 旨の生肝に、ざる豆腐、からし蓮根など。生肝は、さすがに馬のものだけあって、臭みやくせがあまりなく、牛の生レバが苦手な人でも大丈夫かもしれません。そして、この店手作りというからし蓮根が旨かった。辛味があまりきつくなく、旨味たっぷりで何枚でもいけそうな感じでした。もしかしたら、本場の人には物足りないかもしれませんが、食べなれていない私には丁度いい塩梅でした。

Photo_3 寿司にてんぷら、そして馬肉の角煮です。寿司はこれといって印象が無いのですが、この海老の天ぷらが絶品で。天草の天然物とメニューにあったように思うのですが、とにかく甘エビのように甘くてプリプリで、そして旨味がギュッと詰まっている味わいがとにかく旨くて...もうびっくりするくらい美味しかったのです。

この海老を味わってしまったがために、取り寄せの海老を探してしまったほどなのです。そのくだりはこちらで。しかし、馬肉の角煮はもう一つで。妙にパサパサ感が目立ってしまって、やはりこういう料理には豚肉の方が合うようです。

ネットなどで調べてみると、熊本市内ではそこそこの評価のお店のようですが、初めて熊本を訪れた私には、充分地のものを満喫させてくれるいいお店でした。

青柳

URL http://www.aoyaginet.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

入船寿司@大阪市鶴橋

 鶴橋商店街をぶらぶらしていると、T君と昔行ったすし屋さんを思い出して急に寿司が食べたくなってしまいました。そうなるともう止まらないので、店に直行(^^;;それにしても、商店街は日曜だと閉まっている店が多いのですね。平日の方が賑わいがあって良さそうです。

Photo_102 千日前通沿いの商店街の入り口にある入船寿司です。安くて旨いというイメージがあったので、それを友人に伝えたところなんと奢ってくれるというじゃあ~りませんか!さっきラーメンを食べたところなんでそんなに食べられないのが残念です(^^)

Photo_107Photo_104Photo_105Photo_106Photo_108   

Photo_109左から、ひらめ、鯖、赤貝、はも、うに、トロの炙りです。どれもなかなかの美味しさでしたが、特に鯖は臭みも無く深みのある旨味がたまらない一品でした。一皿3貫のものが多いのですが、2人で食べに来るとこれには困ってしまいますねぇ。

トロの炙りが少し筋張っていて、思ったほど美味しくなかったのが残念なところ。この他、鰻なども食べて8皿で6900円。う~ん正直少し高いかなぁ。友人は奢ってくれると言ってましたが、悪いので割り勘にしちゃいました。昔食べたときはもっと安かった記憶があったのですが、勘違いなのでしょうか。

まぁ、安いことには違いないのでしょうが、ぎゅうぎゅうのカウンターのみの店で、並んでいる客や隣の事を気にしながら食べるくらいなら、もう少し高くても普通のおすし屋さんでゆっくり食事したいと思ったのが正直なところ。5000円以内なら間違いなく大満足だったんでしょうけども...

入船寿司

URL http://www.irifune-sushi.com/info/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あなごのしゃぶしゃぶを”和彩 あきら”で

 展示会最終日の打ち上げは、和彩あきらで。以前アナゴ丼を食べてから、ここのアナゴのしゃぷしゃぶがめちゃ食べたかったんです。もうお気づきの方もいるかもしれませんが、この2日連続の打ち上げは、単に私の行きたいところに打ち上げ名目で行っただけなんです(^^;;

P1030529 先ずはお刺身の盛り合わせ。ちょっとピンボケですが、右に見える魚の頭はコチです。そのコチの身とアナゴを軽くあぶったもの、そしてマグロの盛り合わせとなっています。アナゴは香ばしくて身がもちっとしていて、なんとも言えない旨さ。マグロもなかなかの美味しさですが、なんといってもこのコチの旨さが格別。最上級のヒラメもかくやといった感じの、旨味たっぷりの身。そして、もちもちぷりぷりの歯ごたえが堪りません。やはり、不細工な魚ほど旨いんですね。

Photo_28Photo_27  右がアナゴの天ぷら、左が太刀魚の紫蘇と梅肉の挟み揚げです。アナゴの天ぷらの旨さには、一同感嘆の声。太刀魚の方は、少々油っぽく不評。う~ん同じ揚げ物なのに不思議ですね。

Photo_29 ホウボウの刺身です。鮮やかなグリーンのヒレが目をひきます。もちもちとした身はなかなかの旨さですが、コチには一歩譲るというのが正直なところ。ホウボウの煮物も頂きましたが、この魚は火を通した方が旨味が増していい感じだと思いました。ただ、味付けは酒飲みには少し薄いようでした。

Photo_30 そしていよいよアナゴのしゃぷしゃぶです。薄いピンク色の綺麗な身を、鍋でしゃぷしゃぶして頂きます。長めに煮込んでも全然大丈夫。むしろ甘味が増し、スープや他の食材に旨味を提供してくれますし。しかも、長く煮込んでも全く旨味が落ちていないのが凄いところ。

さすがに店の看板メニューだけあって、このシャブシャブは絶品ですねぇ。あなごって鍋にしても旨いものなんですね。もちろん、このアナゴ自体の旨さがあっての事なのですが。それにしても、天ぷらにしても、刺身でも、そして蒸しても茹でてもいけるのですから、アナゴってたいしたもんです。

最後は雑炊を頂いて大満足の鍋となりました。このしゃぶしゃぶはクセになりそうですね。しかし、このお店、アナゴと他の料理で1ランク違うようにも思えました。何が違うのかは分かりませんが、いずれにせよここの真髄を味わうにはアナゴを食べないとと思った次第です。

和彩 あきら

住所 和歌山市和歌浦西1-8-7

TEL 073-444-0487

営業時間 11:00~13:30 18:00~21:30 月曜定休 日祝は夜のみ

| | コメント (0) | トラックバック (2)

大間のマグロ@弥栄鮓

 先日、知人が弥栄鮓でご馳走してくださるとの事。こんな嬉しい申し出を断るわけもなく、喜び勇んで行って参りました。

P1001002 先ずはお造りの盛り合わせから。真ん中にドンと鎮座するのが、大間の本マグロ。このマグロ、旨味が半端じゃないんです。なのにマグロにありがちな臭みが全くなし。なんて美味しいのでしょうか。巷で、大間大間というのが良く分かる逸品でした。左下のトリ貝も絶品。なんともいえない噛み応えと、溢れる旨味が堪らなかったのです。

P1001003P1001005 シマアジの炙りに、てっさ。どちらも当然のようにめちゃ旨。シマアジやブリなどの脂の乗った魚は、こんな感じで軽く炙ったのが一番旨いと思うのです。冥加などの薬味も良くあっていて、これはもう何個でも食べちゃいますね。

P1001006 アワビの蒸し物。これは予約しないと出来ない料理なのです。本当はアワビは夏が旬で、冬は小振りになる上に値段も高くなるそうなのですが、知人からその旨さを聞いていたので是非にと予約してもらってたのです。身はもちろんのこと、肝が最高に旨い。運転手をしていたので、酒が飲めないのが恨めしかったくらい。これと日本酒の組み合わせは、あ~日本人に生まれて良かった、と感じさせてくれること間違いなし。

P1001013 寿司4種。左下から、ヒラメ、上が北海道のバフンウニ、その右がイカ、そして大間の本マグロのトロです。トロは文字通りとろける様。ただ、私は赤身の鮮烈な旨さの方により惹かれました。そして、ウニの旨さはもうなんと言っていいのやら。やはりウニはエゾバフンウニが旨いなぁと、改めて感じました。

P1001015 タコや穴子、海老に蟹等々美味しいお寿司をたらふく頂いた後に、しめ鯖の握りです。加太の根付きの鯖の旨さは、この日の煌びやかな食材に一歩も引けを取っていません。美味しんぼで主役が、一番旨かったのは鯖の刺身だと言った回がありましたが、それも納得。ここに来て鯖を頂くごとに、その凄さ旨さを再認識するのです。そして加太の恵に感謝感謝となる訳なのです。

いやぁ今回も大満足。しかし、どういう仕入れルートを持っているのでしょうか?大間のマグロなど大阪や東京でないと頂けないと思っていましたが。それにバフンウニに至ってはまだ解禁前で、昆布にくっ付いてくる希少な物だそうです。それに加えて、地元の美味しいものもしっかり揃っているし。おかげで、こちらは美味しいものを頂けるのですけど。

口の中がとろける様な美味しいものを沢山頂いて、本当に有難うございました。

弥栄鮓

住所 和歌山市元寺町3丁目7

TEL 073-423-0310

水曜定休 

| | コメント (0) | トラックバック (2)

クエ鍋で忘年会@溝口

 先日、いつものダーツメンバーで忘年会を。今回は大好きなクエ鍋ということもあり、めちゃ楽しみです。クエといえば、和歌山では「クエを食べると他の魚は喰えん」というシャレがあるくらい美味しい魚として名が通っているのです。

P1001018_1 皿に盛られた、薄っすらピンクのいかにも美味しそうなクエの身。皮の部分もプニプにしていかにも旨そう。歯の部分だけでも相当な大きさで、元もとは1メートルくらいのサイズだったのではないでしょうか?さあ、後はガンガン鍋に放り込むだけ。って鬼さん入れすぎやって(TT)

P1001020_1

火の通ったクエの身は透き通るように真っ白で、変な臭みも全くないのです。食べるとその見た目どおりの絶品で、これはなんという旨さ!脂が乗っているのに臭みがなく、鍋にしてこれほど美味しい魚はなかなか無いんじゃないでしょうか?

P1001022_1 美味しいガシラのから揚げや、カキフライを頂きつつ、クエもタップリ堪能したら、後はお楽しみの雑炊です。ここでもクエの凄さを知らされました。魚の生臭さが全く無くて、旨味がぎゅっと凝縮された雑炊はちょっと感動もので、ついつい食べ過ぎてしまったのです。

う~ん、やっぱりクエは旨い!河豚も旨かったけど、それに勝るとも劣らないと思いました。旨味成分では河豚に分がありますが、濃厚な味とゼラチン質の旨さではクエに分があり、臭みの無さはどちらにもあてはまる美点。魚では、てっちりに対抗できる唯一の鍋とも思えます。ただ、天然のトラフグと違って、クエの場合は結構旨さの差があるようにも思うのです。

今までクエを食べたのは数回しかないのですが、それでも脂が乗りすぎてくどく感じる時もあったのです。そういうクエでも相当美味しいのは確かですが、最高のトラフグと同列には出来ないのは確か。それが産地によるものか、調理の仕方によるものかは分かりませんが...

今回、溝口でクエを頂いたのは初めてなのですが、もちろん最高に美味しいクエでした。北海道や加太の美味しい魚介も頂けるし、余程いい仕入れルートを持っているのか。なにはともあれ、和歌山に来られるなら、ラーメンもいいけどクエも是非食べて欲しいと思った次第です。

ちなみに、知っている漁師さんも、年に数本しか獲れないと言ってたくらいですから、何処で食べるにしても予約は必須だと思います。あと、店選びももちろん重要でしょう。

みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

| | コメント (3) | トラックバック (0)

和酒和食 新田@大阪梅田

 初めて新田を訪れたのは、もうかれこれ4,5年前。開店すぐに訪れるとすぐに席は満席になり、ご主人の名調子で説明される大皿の料理は本当にどれも美味しくて、きっとまたくるぞと思いながらも土日祝休みということもあり、なかなか再訪出来なかったのです。

幸い夜は11時までと遅くまで営業しているので、平日に思い切って来ちゃいました。スナックビルの2階へ上がると、閉店が近いこともあり客は私一人。しかし、ご主人の名調子は一人だけの客といえども手抜きなし。とうとうと流れるような説明を聞けば、全部頂戴と言いたくなる事請け合い。

P1000716 付きだしは、手羽先のから揚げを甘辛く煮込んだもの。この付きだしを頂いただけで、この店の実力が分かります。つやつやと美味しそうに煮込まれた手羽先は、ほろほろと柔らかく崩れていきます。ぴりっと辛さの効いた濃厚な味と、香采の風味がよく合って、これはいきなり酒がすすんじゃいそうですね。この日は車なので、もちろんウーロン茶ですが(^^;;

P1000717 タコのやわらか煮。これめちゃ旨。本当に名前どおりの柔らかさで、軽く噛んだだけで口の中で溶けていくような感じ。これほど煮込まれていながらタコの旨味がしっかり残っているのが凄い。いいタコを、きちんと煮込まないと出来ない旨さですね。おくらも美味しかった。ここは野菜もお肉も魚介も、本当にいい素材を使ってはりますね。

P1000718 十勝牛の牛タンのロースト。今回結構なお勘定となりましたが、これがその一因かな。とにかく最高にうまい牛タン。それが惜しげもなく6枚も。噛めばふわっと柔らかく、口の中に旨味が広がっていきます。脂身の部分がぜんぜんくどくなくて、あっさりしているのにも驚き。塩コショウの加減も絶妙。酒が飲めないのを恨んでしまいました。

P1000719 フルーツトマトのサラダ。味付けはバジルとオリーブオイルが基本のシンプルなサラダ。それが最高のものとなっているのは、もちろんトマトが旨いから。適度な酸味と、フルーツのような甘味を持ち合わせたトマトの旨さは、なんともいえないもの。そのトマトを、へんにいじらずにシンプルに食べさせるあたり、なかなか心憎いですね。

P1000720 ゆり根や銀杏を湯葉で包んで蒸上げたもの。おろしたての大根おろしがなんともいい感じで出汁に溶けていきます。その出汁がまた薄味で私好み。濃厚な銀杏の香りや、ねっとりとしたゆり根、噛み応えのある湯葉、それらをうまくまとめ上げています。料理全体に薄味で、素材の味をしっかりと味あわせてくれるのが、このお店のいいところ。

P1000721

最後はパパイヤの肉詰め。パパイヤを半分使った料理は、結構なボリュームがあります。中の肉詰めを一口食べると、マヨネーズが効いていてなかなかの味の濃さ。ちょっと辛すぎやと思うのは早計で、周りのパパイヤの果肉を崩し、一緒に食べてみると印象が一変します。火が通ってまろやかになったパパイヤが、濃厚な肉詰めをさっぱりとさせてくれます。いやこれは旨い。夢中で食べているうちに、いつの間にか皮だけになってしまいました。ご主人曰く、皮まで食べてしまう方もおられるそうで、それも納得の旨さでした。

今回、久しぶりに訪れて大正解。貸しきり状態でご主人たちともたっぷり話をする事も出来ましたし。こちらは、とても感じのいい紳士お二人でされている、カウンターだけの小さなお店なのですが、説明をされる方はとてもおしゃべり好き、主に調理をされる方は寡黙と、全く正反対なのが絶妙なバランスでいい感じなのです。寡黙といっても、時折ぼそっとおっしゃる事にまた薀蓄があり面白い。

予算は一人5000~10000円と決して安くはないですが、最高にいい素材をこれだけ美味しく食べさせてくれるのですから、高過ぎという事はないんじゃないでしょうか。

和酒和食 新田

住所 大阪市北区堂山町16-19 岩田ビル2F

TEL 06-6312-0341

営業時間 18:00-23:00 LO22:30

定休日 土日祝

| | コメント (1) | トラックバック (0)

四季彩 MIZUKIその2@和歌山ダイワロイネットホテル

 日曜は法事があり、久しぶりに親戚一同が顔を揃えました。そのあとみんなで食事に行ったのがMIZUKIです。

P1000653 先付けは、湯葉の上になめこが載ったもの。薄味ながらしっかりと味がするのがいい感じですね。少し物足りないくらいの量も丁度よく、食欲が沸いてくる気がしました。この後の料理も全体に味が濃すぎず、好みにぴったりだったのが嬉しいです。

P1000654 P1000655_1

P1000656

とはいってもめちゃ旨いというものがあるかといえばそうでもなかったというのが正直な印象です。店員さんの愛想も以前よりはずいぶん良くなっていましたが、その先の気が効くという所まではいっていない印象。石焼の石は今回は充分熱せられていて、最後まで食材を焼くことが出来ました(^^)

ただ、最後に頂いたコーヒーと紅茶は味が薄くて、みなから不評を買っていました。ガラス越しに見える和歌山城がとても綺麗だったのが救いでしょうか...せっかく和歌山のホテルにある和食の店なのですから、もっと和歌山を感じさせるものがあればいいのにとも思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

みぞぐち その2@和歌山市

 今日和歌山は凄い雷雨です。稲妻が間近に落雷するのを初めて見てしまいました。自然の力って怖いですね。

 それはさておき少し前に、弟夫妻とみぞぐちに食事に行きました。なぜ今頃という感じですが、先日みぞぐちの女将さんからこのブログを見てお客さんが来店して下さったと聞き、思い出したという訳です。行かれた方、もしよかったら感想などコメント下さると嬉しいです。

P1000552 この日は以前食べたときと結構同じものを食べたのですが、熊野牛は今回タタキで頂きました。霜降りが結構あるのですが、それがくどくないのが好印象。肉の味をしっかり味わえるタイプのお肉で、私の好みにぴったりです。このお肉はサイコロステーキよりタタキの方が合っているかなぁ。とにかく美味しいタタキでした。

P1000553

キスの天ぷらです。夏はキスが美味しいですよね。どちらかというと夏より冬の方が魚が美味しいイメージがありますが、なかなかどうしてキスや穴子やスズキ、それに鰻など私の大好物がいっぱいあるんですよね。当然のように、このキスの天ぷらもめちゃ旨でした。

P1000554 寿司の盛り合わせです。どれもなかなかだけれど、今回も加太のヒラメが旨かった!このヒラメの旨さをなんと表現すればいいのか。とにかく身が締まっているのに堅いということがなく、噛めば噛むほどじんわりと旨味が溢れてくるのです。この旨さが分かる歳になったんだな~と、妙に感傷的になってしまいました。

他に雑炊なども食べましたが、少し味が濃かったかな。ここにしては珍しいと思いました。あと残念だったのが金目鯛を食べ逃したこと。めちゃくちゃに旨そうな金目を見たのが帰る間際。やっぱり座敷よりカウンターがいいですね~。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

弥栄鮓その2@和歌山市

 先日、映画スーパーマンを観に行ってきました。私のような世代には、もうあのテーマソングだけで堪らないものがありますよね。しかし、よくあんなにイメージ通りの俳優を見つけてくるものですね。カリビアンも面白かったけど、やっぱりスーパーマンは映画の中の映画という感じがしました。

それはさておき、横浜にいる妹が和歌山に帰郷していたので、久しぶりに家族そろって食事に行くことに。今回は親父の奢りということもあり、弥栄鮓に(^^)

P1000646 酢の物は鯖と小鯛。この鯖がやたらと旨い。脂が乗りまくっているのに、嫌な臭みが全くない。やはり加太の鯖だそうです。この間はお造りで頂きましたが、この鯖の旨さは尋常じゃないですね。加太の漁師の間では、鯛よりも根付きの鯖のほうが珍重されるようですが、それも納得の味でした。

P1000652 いか、甘エビ、タコなど。私はタコが大好きで、イカはあまり食べないのですが、このイカは美味しかったですねぇ。歯ごたえといい、甘味といいなんともいえませんでした。タコももちろん最高。生タコもあるのですが、私は茹でたものの方が、味がじっくり味わえるような気がして好きなのです。

P1000655 ここの一押し、蒸アナゴ。やはり夏のアナゴは旨い。しかも、この蒸加減が最高。臭みがなく、口の中で雪のように溶けていくアナゴを食べるともう幸せいっぱい。この間は焼きアナゴを頂き美味しいと思いましたが、今回食べてみてやはり蒸アナゴの方が一枚上手かなぁ。う~ん今度から迷ってしまいそうです。

今回も大満足で美味しい思いをさせて頂きました。人の奢りで食べる寿司はやっぱり旨い(^^)

弥栄鮓

住所 和歌山市元寺町3丁目7

TEL 073-423-0310

水曜定休 

| | コメント (3) | トラックバック (2)

淡水@三方五湖

 今年の盆は休みもそんなに取れないので、せめて日曜だけでもと友人達と三方五湖にドライブに行くことに。もちろん私のお目当ては淡水の鰻。今回でもう10回ほど来たでしょうか。とにかくここの鰻が大好物なのです。

P1030042 暖簾には口細青鰻とありますが、細身で緑色の皮の鰻なのでそう呼ばれてるのでしょう。なんでもご主人が自ら漁に出て取ってこられるそうで、なるほどそりゃ旨いわけだと思う次第です。そしてその鰻を注文を受けてから捌いて焼き上げるという事で、40分ほど待つ事になるのです。美味しいものを頂けるのなら、いくらでも待ちますよって感じでしょうか。

P1030043 待ちに待ってまず出てきたのは白焼きの上。3150円です。味付けは塩を山椒のみ。普通鰻をこういう焼き方で食べると、ある程度の臭みは感じるものですが、この白焼きにはそういった事は一切ないのです。なんともいえない香りと、パリパリの皮と、とろけるような身の食感がもうたまりません。口の中でほろほろと溶けていきます。焼き加減も塩加減も絶妙。今までいろいろと美味しい焼き魚を食べましたが、これは私の中では最高の焼き魚です。今回改めてそう思いました。

P1030047 うな丼の上は2100円です。しかしこの鰻はなんて美味しさなのでしょうか。臭みがなく、脂がしっかり乗っているのに、嫌なしつこさが全くないのです。もちろんタレも焼き加減も最高。美味しい肝吸いも付いて、これで2100円はリーズナブルだと思いました。本当に、しゃべるのも惜しくなって一気に食べてしまうほどの美味しさです。

やはりここの鰻は旨かった。古座川の鰻も旨かったけど、私はやはりここが一番好きです。三方五湖のほとりというロケーションもいいのでしょう。ただ、以前は澄んだ緑だった湖面が、水草で覆われて心なしか濁っていたように感じたのが気がかりでしたが。いつまでも美味しい鰻が獲れるような湖であってほしいものです。

淡水

住所 福井県三方上中郡若狭町鳥浜127-10

TEL 0770-45-1158

営業時間 11:00-17:00(16時くらいまでに入る方がいいようです)

不定休 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

魚富商店と比良山荘のお土産

 浮御堂の近くに美味しそうな川魚料理を扱っているお店が。甘露煮や、佃煮など素朴なものが並んでいます。素材も無添加で、なかなか真面目そうな雰囲気に好感が持てました。試食してみるとこれまたいい感じでこりゃ買わなきゃ損損ってなことに。

P1000578 豆と小エビの佃煮と、稚鮎の甘露煮を詰めてもらいました。これで700円。稚鮎は、その苦味とほどよい甘味の組み合わせが心地いい、御飯によくあう甘露煮です。小エビは、豆がいいアクセントになっていて、癖の強い海老にうまく合っています。海老の旨味を吸ったこの豆こそ主役なのかもしれません。これまた御飯にぴったり。もちろんお酒のあてにも。

P1000581 こちらは比良山荘で購入した、子持ち鮎の甘露煮です。山椒がよく効いていて、それと甘辛い味付けがなんともよくあっています。やはり、子持ちの鮎は苦味も少なくまろやかで、たっぷり詰まった卵の食感がこれまたたまりません。御飯にも合うけど、これは日本酒が一番合うかなぁ。

どちらも、雑味のない自然な美味しさで大満足でした。

魚富商店

住所 大津市本堅田1丁目16-14

TEL 077-572-1029

| | コメント (0) | トラックバック (0)

比良山荘@大津市

 季節の変わり目にはいつも、比良山荘から可愛い絵葉書が届きます。なんでも若女将の書いたものを複写したものだとか。これを見ると私はもういても立ってもいられなくなってしまうのです。秋と冬は寄らせていただきましたが、夏は未だ未体験。此処は夏の鮎が名物なのに、ということで今回弟夫妻と母と事務員さんと共にやって来ました。

P1020889 安曇川にそそぐ明王谷の渓谷。この上流の三の滝から側溝を通して比良山荘まで水が送られてきます。その水の透明感、手を入れてみると痺れるほどの冷たさ。そこで地元の人が野菜を洗い、山荘のビールやお茶が冷やされている。都会のいわゆるドブのようなものしか知らない者にとっては、これだけでもうたまらなくなってしまいます。

P1020856 そして、その水が山荘の庭の池を循環しているのです。そこに鯉が泳ぎ、奥の池では鮎が放たれている。この水の清廉さに驚き、そこで泳ぐ鯉を頂けることに胸が高鳴ってきます。今回は幸運にも二階の部屋でしたので、この池や遠くの山々、緑に染まった木々を眺めながらの食事となったのです。涼しげな風が心地よく、エアコンなんて必要ありません。

P1020859 食前酒にゆず酒と、先付けにぜんまい、小芋の山椒味噌和えとゴリの甘露煮。ゆずの風味とまったりとした甘味がよく効いたお酒を頂いた後、苦味の心地よいゴリを食すというコントラストがたまりません。芋もぜんまいももちろん美味しいのですが、ここはこの小さなゴリのもつ野趣溢れた風味の勝利といった感じ。

P1020861 暑い日はビールが美味しいのですが、やはりこういう料理には日本酒ですよね。キンキンに冷やされた竹の器から、これまたよく冷えた竹のお猪口に注がれたお酒がなんともたまりません。ここで出てきた料理が鮎のなれ寿しとうるかとは、なんという罪作りな組み合わせ。なれ寿しのなんともいえない臭みを柔らかく包み込む日本酒の懐の深さに脱帽。そしていよいよ鯉の洗いの登場です。

P1020863 涼しげな竹の器に盛られた鯉の洗いに、一同思わず感嘆の声が漏れます。あの池で泳いでいた鯉に臭みなどあろうはずもなく、上品な酢味噌とも相まって、鯉とはこんな旨いものなのかと驚いてしまいます。泥臭いイメージのある鯉が、此処では最上級の洗いとなるのです。

P1020867 さあ鮎の塩焼きです。都合三回鮎の塩焼きが供され、一回目はまず一人3尾づつ。程よく温められた小皿に取り分け、タテ酢で頂きます。小さめの鮎は焼きすぎかというギリギリのところまで焼かれ、頭から尻尾まで難なく食す事が出来ます。まったく臭みがなく心地よい香りだけを有する身と、なんともいえない鮮烈な苦味を帯びた肝の組み合わせに驚嘆。

P1020871 二回目は二尾づつ。川を泳いでいるそのままの姿のような盛り付けにまたもやため息が。料理の出てくるタイミングも完璧。個室ながら、インターホンや呼び鈴などの無粋なものはここでは必要ありません。この塩加減の絶妙なこと。これで五尾も頂いたのにまったく飽きさせません。

P1020872 秋のものとは種類が違うという中国地方で採られた松茸と、ジュンサイのお吸い物。三回目の鮎の前の箸休めといったところでしょうか。雑味の一切ない出汁と、独特の食感が堪らないジュンサイの組み合わせがなんともいえません。これで見事に舌をリセットされてしまいました。

P1020874 そして三回目も一人二尾づつ。恐ろしいことに、ここに来ても全く食べ飽きることがありません。なんでもかの有名な料理人、村田吉弘さんと三国清三さんが二人で四十数尾も食べたのだそう。にわかには信じがたいが、ここでこの鮎を食べてしまうと、それもなるほどと納得出来てしまう。それほどの旨さ。

P1020876 鮎をたっぷり堪能した後は、青梅のシロップ漬けと白ズイキのゴマ味噌和え。塩味に慣れた頃に、さっぱりとした白ズイキと爽やかな甘さの青梅とは...なんと心憎い組み立てでしょうか。しかしまあ、白ズイキってこんなにも旨いものなんですね。しゃきしゃきとした歯ごたえがなんとも堪りません。

P1020880 口の中がさっぱりとしたところで、鮎御飯がやって来ました。これを女中さんが鮎の小骨を取り、さくっとかき混ぜてよそってくれるのです。なんともいえない鮎の香りと、見るだけで食欲を掻き立てられるオコゲがもう...結構お腹いっぱいだったはずが、ここでまた空いてくるのだから不思議です。

P1020881 一人一人に御飯が行き渡った頃に、鯉こくも供されます。おこげのしっかりした鮎御飯の旨さは言うまでもなく、この鯉こくの旨さがまた極上。さっぱりとした白味噌仕立てで鯉こくを味わせるあたりに、素材への自信が窺えます。しみじみと体中に旨さが染み渡るような鯉こくに脱帽。もちろん漬物にもぬかりはなく、鮎御飯がついつい進んでしまいます。

P1020883 デザートはスイカとぶどうの杏仁ソースがけ。黒いのはタピオカです。この杏仁ソースがまた旨い。スイカとぶどうとの相性も抜群。贅を尽くした料理の後にぴったりな、なんとも美味しいデザートでした。この後お茶を頂きながら、一時間以上まったりと横になったり風景を眺めたりおしゃべりしたり...なんとも贅沢なひと時を過ごさせていただきました。

 人の欲望というものには限がないけど、それでも自分にとってこれ以上は望まないという境界線のようなものが確かに存在すると思うのです。その最高の贅沢が、私にとっては比良山荘での食事なのです。探せばもしかしたらここ以上に旨い所があるのかもしれません。しかし、その環境、その料理、そして人々のもてなし、それらを鑑みて私にはもうこれ以上のものは必要ない、と思わせてくれるだけのものが確かに此処にはあるのです。

店を出て、車を取りに行き、店の前を通るまでずっと見送りに出てくれていた女中さん達に感謝。そして、いつも素晴らしい料理を作ってくださる料理人さんと、比良山の自然にも感謝感謝です。

比良山荘

住所 滋賀県大津市葛川坊村町94

TEL 077-599-2058

営業時間 11:30-14:00 17:00-19:00予約制

火曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (1)

シロナガスクジラのはりはり鍋@呑多呂

 だらけた会議の後、弟が呑多呂に行こうと言うので一緒に行くことに。

P1000448 肝や卵が旨かった写真の鱧の小鍋や、造り、初物の秋刀魚の塩焼きを頂いたところ、マスターが「シロナガスクジラのはりはり鍋出来るよ」なんて仰るので、迷わず注文することに。シロナガスクジラと言えば地球上最大の生物。なんでも調査捕鯨で5頭だけ捕れたそう。どんな味がするのでしょうか。

P1000449 小鍋で一人に一つづつ。まずスープを一口...旨い、旨すぎる。さすが地球最大、いい仕事をしています。そのスープをよく吸った水菜も揚げもめちゃ旨。そして、いよいと本命の肉を一口。こ、これは...滋味溢れる旨味をあれだけスープに供しながら肉自体の旨味はいささかも失われず、程よい歯ごたえと全く臭みのないえもいえぬ心地よい香りが口腔を刺激する...し、四郎この肉は一体...なんて海原雄山が思わず口走りそうな旨さ。以前熊を頂いた時も思いましたが、やはり野生動物の肉は旨い。人間が手をつくした肉も旨いけど、思わず手を合わせたくなるような滋味溢れる風味を併せ持った旨さは、自然に生きる物が持ち得るものなのか。

P1000451 スープは飲み干さずに雑炊に。そりゃ旨いに決まってます。鍋の時は少し生姜が効きすぎかなと思っていましたが、雑炊になるとそれも穏やかになって、クジラの旨味を存分に吸った米がなんともいえない旨さです。クジラさんありがとうございます。

最初は物珍しさで注文しましたが、シロナガスクジラってこんなにも美味しいものなんですね。貴重な体験をさせて頂きました。地球で一番大きな生物のお肉を頂いて、日本人としてもっと捕鯨のことをきちんと考えていかないとと思ったのでした。そう思わせるくらい、ただ旨いだけでなく滋味溢れる味わいだったのです。

※呑多呂にはいつも鯨があるわけではありません。逆になにもない日もありますので、事前に予約して予算やメニューを打ち合わせするのがベストでしょう。

呑多呂 のんたろ

住所 和歌山県和歌山市今福1丁目4-13

TEL 073-431-8500

営業時間 11:30~14:00 18:00~23:30

日曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

弥栄鮓@和歌山市

 先日、友人に仕事を手伝ってもらったお礼に、弥栄鮓に行って来ました。弥栄鮓は、和歌山で私が一番好きなおすし屋さん。といっても、なかなかいいお勘定になるので、年に2,3回いければいい方なのですが...早く月一くらいで行ける身分になりたいものですね。まあ、今回のようなパターンは格好の口実になるわけでして、期待に胸を躍らせながら入店したのです。

P1020819 お酒は、今回”さいかのさと”を選びました。黒牛もあったのですが、黒牛の純米酒は最近味が落ちたようなきがしますので、初めて飲むさいかのさとにしてみました。飲むと結構甘さが来ますが、決して嫌味な感じがなく、後口がさっぱりとしたいいお酒です。これは寿司に合いそうですねぇ。

P1020822_1 お造りは、まぐろの赤身、加太の鯛、そして奥がその鯛の一本釣りの仕掛けにかかるという鯖です。まぐろと鯛はもう予想通りの美味しさ。びっくりしたのが、この鯖の旨さ。最近、鯖を刺身で食べさせる店も増えてきましたが、この鯖の旨さは格別。加太の速い潮の流れがこの味を産んだのか。とにかく身震いするくらいの旨さでした。

P1020824

シマアジのたたき。濃厚で脂ののった、美味しいシマアジでした。ただ、少し血なまぐさかったかな。ここは、炙り加減が絶妙なんですよね。火の通り過ぎないぎりぎりの所を見切っている感じがします。と思っていたら、ここらへんで問題が。隣の客がタバコをぷかぷかと。それも、中高生かというくらい、豪快に煙を吐き出してくれるので、それがこちらに来てたまらない状況に。その客の目の前にある、ざるに盛られた本わさびも煙でいぶされているし...

P1020823 ま、気を取り直して目の前の料理に集中しましょ。私の大好物の炙りものも出てきたことだし。ここでは、結構脂ののった物を、かるく炙って握ってくれるのです。季節によって、寒ブリだったり、マグロのとろだったり、それがまた絶品なのですが、本日は石鯛です。炙り物は赤身という勝手なイメージがあったので、今回の白身での炙りにはびっくりさせられました。それが食べてみるとなんとも絶品なのです。炙り加減、ポン酢の風味、添えられた葱と生姜、全てのバランスが絶妙なのです。石鯛を炙ったらこんなに美味しいなんて、嬉しい発見でした。

P1020821 むらさきウニです。ウニのとげがまだ動いています。ええ、こんなの美味しくないはずがないですわ。スプーンですくってそのままでもいいし、軍艦に乗せても旨いです。只、海苔の風味がちょっと邪魔かな。そのまま食べた方が旨いと思いました。以前ここで頂いた、エゾバフンウニがあまりにも旨かったので、今回は普通に旨いって感じでした。あの濃厚なウニなら、軍艦の海苔の風味にも負けないと思います。

P1020825 手前が、めばちマグロ、奥が左から、しめ鯖、鱧、赤いかです。鱧は少し骨きりが甘かったのが残念。京都のあと村で頂いた、とろけるような鱧を経験していなかったら、こうは思わなかったのでしょうが。ここでも、その旨さを見せ付けたのが鯖です。しめ鯖の旨さは格別。それに添えられた、甘酢の染みた蕪の薄切りも最高に合っています。蛇足ながら、ここはガリも最高に美味しいのです。

P1020826 あわびを、お寿司とバター焼きで頂きました。小ぶりな可愛いお寿司が八個。身の厚さが丁度いいのか、程よい歯ごたえであわびの旨味を堪能出来ました。歯ごたえが強すぎると、じっくりと旨味を味わえないですが、このあわびは絶妙な歯ごたえです。一人四個ですが、あっという間になくなってしまいました。バター焼きは、特に肝の旨さが絶品でした。濃厚な肝と、醤油バターってこんなに合うものなんですね。

P1020829 赤貝は涼しげなお皿で。蒸し暑い今日この頃ですが、こういうのを頂くと暑さも吹き飛びますよね。ただ、赤貝の旬は冬のようですので、やや味の深みには欠けているような気がしました。ここらへんで、店内はタバコの煙でもうもうとなってきました。私は、こりゃ駄目だと思い最後の注文をしたのです。

P1020830 玉子とアナゴです。私はここに来ると、必ず最後にアナゴ、そしてわさび巻きを頂きます。アナゴはいつもは蒸したものを頂くのですが、今日は焼きアナゴです。とろけるような蒸アナゴが好きで、そればかりだったのですが、この焼きアナゴがまた旨い!とろけるような食感はそのままに、焼かれた香ばしさがなんともたまりません。ワサビ巻きは、卸したワサビとワサビの茎をみじん切りにしたものだけを巻いたもの。かめばかむほど辛味が押し寄せてきて、最後は涙が出るほどガツーンと来るのですが、清らかなワサビの風味が締めを飾るのに丁度いいのです。

と、普通ならこれで大満足で帰るのですが、今回はちょっと不満も出てしまいました。今回はタバコを吸っている客が多くて、服に匂いが移る程でした。雀荘に行ったんじゃないんだから、すし屋でこれはないんじゃないと思った次第です。まぁ、こればかりは店が禁止してるわけでもなんでもなく、単なるマナーの問題ですからなんとも仕方ないのでしょうが。ラーメン屋さんでも禁煙のところが増えてる中で、せめてカウンターくらいは禁煙にしてよと思う今日この頃...

弥栄鮓

住所 和歌山市元寺町3丁目7

TEL 073-423-0310

水曜定休 

予算は一人10000-15000円ほど 予約をした方がベターでしょう

| | コメント (0) | トラックバック (1)

うなぎ料理 古座川@和歌山県串本町

 最近暑い日が続いて、おでぶな私にとってはきつい季節になってきました。こんな時は鰻の蒲焼なんてのがいいですよね。

P1005

で、今回紹介するのが古座川という鰻料理の店です。紀伊半島の南端、串本町の先っちょを過ぎて北上してしばらくいくと、古座川が見えてきます。その古座川ぞいに少し行ったところに古座橋があり、その近くにこのうなぎ屋さんがあるのです。店内は、なんだか雑然とした感じ。のっけから、う~んって感じです。しかし、店内に充満するいい香りを嗅がされると、そんなことは気にならなくなるから不思議です。

P1000157_1 これは超特うな重、1900円です。店内の雰囲気からは想像できないような繊細な味です。今回は天然物がなくて養殖とのことですが、へたな天然物には負けないような旨さです。外はかりっと、中はふっくらと焼き上げている焼き加減もいいし、タレがまた旨い。そして、御飯にもこだわりが感じられて、これまた旨いんです。ただ、吸い物がダシの素っぽい味だったのが残念。

店内の雰囲気もそうですが、うな丼等には力が入っている分、その他に気が回っていない様にも見受けられました。私はやはり、三方五胡の淡水の方が好きです。

うなぎ料理 古座川

住所 和歌山県東牟婁郡串本町中湊492-2

TEL 0735-72-1822

営業時間 11:00~14:00 16:00~19:00  火曜定休

| | コメント (4) | トラックバック (0)

呑多呂(のんたろ)@和歌山市今福

 昨日までの2軒は、美味しい魚料理が頂けますが、やはり値段的にしょっちゅうは行けません。で、リーズナブルに美味しい魚料理が頂けるのが、和歌山県商業高校の目の前にある呑多呂(のんたろ)です。

P1000032 これは、以前宴会で出た鍋の具材です。上に乗っかっている鯛の唐揚げを鍋に入れてダシにします。ダシとはいっても、食べてももちろん美味しかったです。新鮮な材料を、この鯛から出る旨味と香ばしさが、さらに美味しくしてくれる、なんとも贅沢な鍋でした。

P1000308 私がずっと飲みたかった、雑賀の梅酒があったので頂きました。雑賀は日本酒が結構有名ですが、これは日本酒で仕込んだ梅酒です。雑賀のお酒は、何故か和歌山ではなかなか売ってないんですよね。梅の甘さがしっかりと出ていながら、すっきりした後口が印象的な梅酒でした。ここは、焼酎がめちゃ充実していますので、焼酎好きにはたまらないと思います。

P1000310 いさきの造りです。一口で新鮮さの分かる、美味しい造りです。びっくりしたのが、醤油が普通のたまり醤油でなくて、出汁の効いた自家製醤油だったこと。なんでも複数の醤油をブレンドしたものに、鰹ダシを加えた自家製とのこと。ダシの風味がなんともいえずさっぱりとして、造りの繊細な味を邪魔せずに、むしろ引き立ててくれるいい醤油でした。

P1000311 あじのフライです。あじと聞いて、わたしはたたきが欲しかったのですが、今日の味は身が柔らかいのでフライの方が旨いですよ、とご主人がおっしゃるのでフライにしました。ここらへんに、ご主人のこだわりを感じます。それが押し付けがましくないのが、また好印象。確かに、このフライは美味しかったです。あっさりと、あじの旨味を堪能できるこのフライは、御飯よりお酒があっているな~と思いました。といっても車を運転してるので、お酒が飲めなかったのが残念でした。

大食いの私が食事をしても、ここなら大抵5000円以下ですみます。予算は2000円~5000円といったところでしょうか。そして、昼の定食がまた凄い。500円~1000円で手の込んだ美味しい定食が頂けます。しかも御飯がお替り自由。初めてなら、まずお昼に行ってみるのもいいかもしれません。

とにかくめちゃ旨い料理が、めちゃリーズナブルに頂けるいいお店です。ただ、魚は日によって少なかったりするので、事前に予約して、予算や料理内容を打ち合わせするのがいいでしょうね。クエ鍋なんかも予約すれば頂くことができます。

※ 最近お昼の弁当を始めたようで、以前の雰囲気が少々損なわれたような気がするのが残念。

呑多呂(のんたろ)

住所 和歌山県和歌山市今福1丁目4-13

TEL 073-431-8500

営業時間 11:30~14:00 18:00~23:30

日曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

みぞぐち@和歌山市

     ここ2回ちょっと愚痴っぽくなっていたので、今回はめちゃ美味しいお店を紹介したいと思います。私が個人的に、和歌山で魚料理の一番美味しい店とおもっている、みぞぐちです。場所は和歌山市の飲み屋街である、北の新地の路地裏にあります。けやき大通りから少し北に入った所、こんなとこに美味しい店があるん?ってかんじの場所です。

P1000186 2切れほど食べてしまってますが、よこわのお造りです。身に吸い付くようなもちもち感があり、臭みのない赤身の旨味だけが堪能できるようなお造りです。のっけから、もう参りましたって感じの美味しさ。さすがクロマグロの幼魚だけあって、マグロの赤身よりもさっぱりとした若々しい味が私は好きですね。

P1000187

八海山純米吟醸。車を運転しなければならないので、私はほんの一口だけ味見です。やっぱり八海山は旨いですね~。やや甘めながらキレのある味が、魚料理によく合っています。横でがぶがぶ飲んでいる友人が恨めしいです...

P1000188 熊野牛のサイコロステーキです。これはもう、説明のいらない旨さです。和歌山万歳ってかんじの、柔らかくてジューシーな美味しいお肉でした。但馬牛の血統を取り入れているらしいので、一度そちらと食べ比べてみたいですねぇ。

P1000189私の大好きなタコのぶつ切りです。私はタコが大好きで、どこに行ってもタコがメニューにあると必ずといっていいほど注文するのですが、今回のタコのぶつ切りは、もうぶっとぶ旨さでした。軽く出汁を透したのか、かすかに鰹だしの風味があるのです。その風味と歯ごたえが絶妙で、ギリギリの完璧な状態。これには本当に参りました。

P1000190 岩ガキです。手のひらほどの巨大な岩ガキにレモンをしぼっていただきました。こんなん、小枝でなくても旨くないわけがないっと言っちゃいますやん。特に貝柱。牡蠣の貝柱ってこんなに旨いもんだったんですね~。この大きさだからこそ、大きさの割りに小さい貝柱がしっかりと味わえるのでしょう。

P1000192_1 毛がにです。酢の物に毛がにとあったので、注文したら出てきたのがこれ。ってまるごと一杯やん!毛がには丁度今が旬。こんなの旨いに決まってます。ほんとめちゃ旨です。関西人の私は、やはり松葉ガニが一番という意識がありますが、いや~毛がにも相当旨いですね。和歌山でこれだけ美味しい毛がにが食べられるなんて、なんて幸せなんでしょう。味噌の旨さもまた格別でした。

P1000193 ウニの山かけです。なんて美味しいウニなんでしょう。私は本来ウニや蟹味噌があまり好きではないのです。その私がめちゃ旨いと思うということが、旨さの証明だと思います。濃厚なのにさっぱりしてるという、相反する要素を併せ持ったウニでした。

P1000194 鱧の天ぷらです。ネギと醤油がすでにかかっています。鱧といえば梅肉でっていうのが普通ですが、天ぷらにするとこんなに旨いんですね。肉厚の身は、旨さも歯ごたえも完璧。醤油が香ばしさを倍増させてこれは、めちゃくちゃに旨いです。私の中では、鱧の一番旨い食べ方はこれ!!となりました。

P1000195 ホタテのバター焼です。ええ、もうね旨いです。それしかいいようがないです。炒め具合も味付けも丁度いいんです。こちらのご主人さんは、ガレッジセールのゴリさんに似た寡黙なご主人さんなのですが、外見からは想像できない(失礼)繊細で美味しいものを作ってくれます。もうほんとに感謝感謝です。

Photo_35 赤っぽのアラ炊きです。和歌山名物の、くえと同じハタ科の魚です。これは、和歌山でも三重との県境の方で取れたものらしいです。しかし、ハタ科の魚って、どうしてこう鍋や煮物にすると旨いんでしょうか。身の旨さもさることながら、全体を覆っているゼラチン質がなんとも言えず旨いんですよね。ほっぺたに身がぎっしり詰まっているのも嬉しいかぎり。今度は、赤っぽの鍋も是非いただきたいですね。

P1000197 寿司は、左からシマアジ、ボタン海老、トリ貝です。この中でも特に、ボタン海老の旨さには脱帽でした。まるで甘エビのような甘さ。歯ごたえも絶妙で、ボタン海老ってこんなに美味しいものだったんですね。毛がにといいボタン海老といい、北海道って凄いですね。和歌山危うしです。

P1000199

と思っていたところで、加太のひらめです。美味しいですねと言っても、いつも謙遜するご主人が、これは旨いですと進めてくださったのがこのひらめです。もちっとした食感、歯ごたえ、噛めば噛むほど溢れてくる甘味、これは旨い!ビバ和歌山、ブラボー加太って感じですわ。

P1000200 と思っていたら、塩とレモンでいただくのも美味しいですよ、とご主人。普段そういうことを、自分からおっしゃるのは珍しいので、これはもう思わず頼んじゃいました。一口目、まずしょっぱさが。と思っていたら、後から甘さが溢れてきます。噛めば噛むほど感じる旨さは、こちらの方が一枚上手か。うんうん、和歌山に生まれてよかったですほんとに。旨いもんの多彩さでは、北海道にもひけをとらないと思う今日この頃なんです。

これだけ食べたので、値段もそれ相応でしたが、普通なら一人5000-10000円というところでしょうか。これだけ新鮮な美味しい料理をいただけるのですから、私はむしろリーズナブルだと思いました。寡黙なご主人と対照的な、気さくな奥さんがまたいい感じなんです。ただ、小さなお店ですので、予約は必須でしょう。

みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

| | コメント (10) | トラックバック (1)

四季彩 MIZUKI@和歌山ダイワロイネットホテル

 先日、山形の親戚が和歌山に来たので、家族みんなでMIZUKIに行って来ました。和歌山城の目の前、ダイワロイネットホテルの3階にあります。

P1000180 先付けと前菜です。左奥が先付けのトマトのすり流しです。上に順采、トリュフ、枝豆がのっています。すり流しはなかなか美味しかったですが、トリュフはまったく香りがなかったです。他では、トコブシの旨煮がこくがあり、なかなか美味しかったでです。

P1000181 お造りのあと、吸い物の鱧くず打ちです。もうちょっと熱々だとよかったのですが、ちょっとぬるかったのが残念でした。味付けはよかったのですが、冬瓜や椎茸がちょっと余計な気もしました。お造りはさすが和歌山だけに、なかなか美味しかったです。

P1000182 焚き合せは、ナス、さえずり、じゃがいもです。これもなんとなくぬるめです。熱いものは熱いうちに出すということが徹底されていないようです。仲居さんもなんだか無愛想で、なんだかな~って感じです。このあと焼き物があり、そしてメインの熊の牛の石焼に行く訳ですが、熱い石がテーブルの上に並んでも、注意も説明もなし。その上、石が充分に熱せられてないのか、3枚の肉を焼ききる前に石が冷める始末。ヤングコーンなんてほとんど生でしたよ、まったく...この後酢の物、蕎麦、デザートと相成るわけですが、ま、どれもそこそこの味でした。

このコースで7000円です。奇しくも、京都で頂いた、あと村のミニ会席と同じ値段です。私なら間違いなくあと村のミニ会席を選びます。それに和歌山には、もっと旨い素材をうまく料理してくれるところが、もっと低価格でありますから。私がもし観光で来たとしても、そういう所の方がきっと満足できると思うのですが。

四季彩 MIZUKI

住所 和歌山県和歌山市七番丁26-1 ダイワロイネットホテル3階

TEL 073-435-1819

営業時間 11:00-14:30 17:00-22:30

無休

URL http://www.senjin.jp/mizuki/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あと村@京都木屋町

 京都にはよく行くのですが、最近はラーメンや湯豆腐ばかりで、京料理を食べてなかったんですよね。それで、今回は京料理が食べたいってことで、木屋町のあと村でミニ会席を頂いて来ました。

P1000213 間口の狭い、いかにも京都の老舗といった風情にちょっと身構えてしまいますが、中に入れば気さくな仲居さんたちが迎えてくれてほっとしました。門をくぐってから座敷に着くまで、ちり一つ落ちていない、手入れの行き届いた店内を見ていると、いやがおうにも期待に胸が膨らみます。

P1000202

前菜です。右端の灰色のものは、たこの子、左端は湯葉です。どれも上品で、いかにも京料理って感じです。特に気に入ったのがみょうがのお寿司で、みょうがの酸味と御飯の甘みのコラボが絶妙でした。玉子焼きのふわふわとした食感もたまらなかったです。

P1000203 お造りです。鴨川の見える、京都の料亭の座敷で鱧を食べる。もうそれだけで幸せな気分になってしまう私は、なんてお気楽ものなんでしょうか。でも、旨いんです。鱧は、もう骨切りが完璧で、鱧の持つ食感だけを純粋に堪能できました。

P1000204 焼きなすのうにのせです。今回これを食べるのが目的で、あと村を予約したといっても過言ではありません。一口食べてみると、もうぶっとぶ旨さ!ふつう、期待が大きいと旨さが半減するものですが、これはそんなレベルを超えています。加茂茄子も、ウニも、焼加減も、味付けも、全てが完璧!もう一口食べるたびに幸せが押し寄せてくる感じで、しかも量もたっぷり。なんて幸せなんでしょうか(^^)

P1000205 焼き物は、若鮎の塩焼きです。以前比良山荘でいただいた子持ち鮎も美味しかったですが、この若鮎も違った美味しさがありますね。苦味や風味がややきついのが、いかにも若さを感じさせます。もちろん心地いい苦味で、塩加減もばっちり。いやもう、幸せですわ本当に。

P1000206 椀物は、ゆりねを湯葉で包んだものでした。ゆりねがお餅のようにとろっとして、包んでいる湯葉と絶妙な食感を醸し出していました。とろみの付いた出汁はやや濃いめでしたが、しっかりとした味付けが、あっさりした湯葉にはめちゃ合っているように感じました。これまた旨いです。

P1000207 揚げ物は、とうもろこしのかき揚げです。これが今回食べたかった、もう一つの名物料理です。なんでも、とうもろこしが爆発しないように、一つ一つ針でつついているそうです。うっすら上品な衣には、しっかりと塩味が付いています。その塩味が、とうもろこしの甘みをより引き立てて、なんとも言えない旨さです。さくさく、ぷちぷちといった感じで、こりゃもうどうにでもしてって思うくらいの旨さでした。

P1000209茶碗蒸しです。具材は梅肉のみ。ここにきて、非常にあっさりした味付けの、シンプルな茶碗蒸しを出してくるあたりが心憎いです。梅肉の酸味と、うっすらした出汁の味が、揚げ物を頂いたあとの少し重たくなった感じを見事に打ち消してくれます。これで、次の御飯がすっと食べられるという訳ですね。

P1000210 ジャコ御飯と、お味噌汁です。このちりめんジャコがまた旨い!味付けも風味も最高。これだけで御飯が2,3杯はいけそうです。御飯自体と味噌汁の味も、もちろん最高でした。ただ一つだけ残念だったのが、漬物が出来合いのような感じだったこと。途中で食べた生姜の甘酢が美味しかっただけに、余計に残念な気になりました。

P1000211 デザートは、生姜味のシャーベットです。ちょうど薄めのひやしあめをシャーベットにした感じでしょうか。やさしい甘さに、生姜の風味がなんともいえず、満腹だったはずがすっきりとした感じになってきます。いや、これは会席を締めくくるデザートとしては最高ですね。ほんとにごちそうさまでした。

このミニ会席で7000円です。これだけ最高の雰囲気の中で、最高の料理を頂けるのですから、私はむしろリーズナブルに思えました。夜の会席なら、この倍はしますから。この2日ほど前に、地元のホテルでちょうど同じ7000円の会席を頂いて、なんだかなーと思ったところだったので、余計に今回お得に思えてしまったのかもしれません。やっぱり、京都にきたら京料理だよな~と思った次第です。

あと村

住所 京都市下京区木屋町四条下る斉藤町139

TEL 075-343-3770

営業時間 11:30-14:00 17:00-22:00 無休

URL http://www.kyoryori-atomura.co.jp/

| | コメント (1) | トラックバック (1)

あつた 蓬莱軒@名古屋

 昨日は、T氏と共に名古屋に行ってまいりました。男2人の寂しいドライブでしたが、せめて昼くらいは旨いもんってことで、名物のひつまぶしを食べに行ったのです。到着すると、凄い人だかりで、1時間程の待ち時間。以前来た時は、そんなに待たなくてすんだのですが。あまり待たないようにしようと思ったら、出来るだけ開店時間すぐに来るのがいいようです。

P1000069_1 やっとこさ席につきましたが、ひつまぶしは出来るまで時間がかかります。もうお腹は待ってくれないので、単品もがんがん注文しました(^^;;写真はうまきですが、細切りの蒲焼を玉子と混ぜてから焼いているのが特徴的です。名古屋地方の焼き方なのか、この店独自の焼き方なのかは分かりません。玉子のとろとろ具合がいい感じなのですが、味付けは結構甘めで濃厚です。

P1000070_1 肝焼きは、苦いところのない肝の味が濃厚なおいしい肝焼きでした。こちらもタレが結構濃厚なんですが、肝の味も濃厚なのでいい塩梅でした。ビール(ノンアルコールですが)によく合います。

P1000071_2 そうこうしているうちに、ひつまぶしの登場です。おひつのごはんの上に蒲焼の細切りがひき詰められていて、それをお茶碗に移して頂きます。マニュアルによると、1杯目はそのまま、2杯目は薬味をかけて、3杯目はダシをかけてお茶漬けに、4杯目はお好きにだそうです。

P1000073_1 早速1杯目を頂きますが、あれこんなに脂っぽかったっけ?臭みのない香ばしいうなぎなのですが、けっこう脂っぽくて濃厚です。で、2杯目薬味をかけると、お!いい感じ。脂っぽさがいい具合に緩和されます。

P1000074_2 ピンボケですが、ダシをかけてお茶漬けです。ダシとわさびのおかげで、丁度いい塩梅。私はこれが一番好きでした。もちろん4杯目もお茶漬けでいただきました。ここまでで、結構お腹が膨れていましたが、するすると入っていきます。

他に白焼きも頂きましたが、やはりこちらのうなぎは白焼きには合ってない気がしました。以上にノンアルコールビール2本で一人5000円弱。予算は一人あたり3000-5000円といったところでしょうか。

全体に味が濃い目で、関西人の私は正直濃すぎと感じましたが、名古屋に来たという実感は強く感じることが出来ました。

あつた 蓬莱軒

住所 名古屋市熱田区神戸町503

TEl 052-671-8686

URL http://www.houraiken.com/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

いづ重@京都祇園

 京都ラーメンツアーの折、お土産に買ったのがこちらの鯖姿寿司です。京都で鯖寿司といえば、いずうが有名ですがこちらも負けず劣らず有名なお店です。場所は八坂神社の目の前。交差点の角にあります。Photo_24

包みを開けるとこういうかんじで、昆布に巻かれていて中身は見えません。昆布が糸を引くくらい濃厚な感じなのが印象的です。これで3800円ですが、ハーフサイズもあるようです。いづうは4200円ですので、ややお得でしょうか。

Photo_25 切り分けるとこんな感じです。厚みのある鯖の身が、見るからにおいしいそうです。須田菁華の器によく合っています。須田菁華さんは山代温泉にある九谷焼の窯元です。こちらも、また紹介したいと思います。

鯖の味がそのままよく出ていて、ほのかに効いている昆布の旨味がなんともいえずいい塩梅です。昆布はそのままでも、はがしても美味しいです。どちらにしても、ねっとりして旨味の塊みたいな昆布は捨てるのがもったいないですよね。ただ、やはり鯖は秋が美味しい気がします。他に鯛寿司などもあるので、春ならそちらしかよかったかもしれません。

いづ重にくらべると、いづうの鯖寿司はよりなれた感じで、より複雑な味わいです。私の好みはいづ重ですが、以前案内して頂いたタクシーの運転手さんによると、京都人はいづうが好みの方が多いそうです。どちらも美味しいので、是非食べ比べしてみて下さい。

いづ重

住所 京都府京都市東山区祗園町北側292-1

TEL 075-561-0019

いづう

住所 京都市東山区八坂新地清本町367

TEL 075-561-0751

火曜定休 11:00-23:00

| | コメント (2) | トラックバック (0)

長久酒場@白浜

 今日は友人と白浜の長久酒場に行ってきました。この居酒屋さんは、居酒屋の中の居酒屋という感じの店で、旨くて安いを地でいってる店です。

P1020680 最初訪れたときは、なんてのんびりした店なんだろうと思ったものですが、慣れてくるとそれがとてもいい感じで、ゆったりした気分になってくるのが不思議です。しかし、出てくる料理がどれも旨いんですよ、これが!

P1000011 まずは、鰹とかわはぎのお造りです。鰹はこちらではもち鰹と言われているくらいもちもちしていて、噛むと口の中に吸い付いてくるような気がするくらいです。わさびと生姜が付いてきますが、私は生姜しか好みかなぁ。

P1000012 かわはぎはもう何も言うことはありません。まるで河豚のような美味しさの薄造りと、濃厚で臭みのない肝。この肝を食べると、あー幸せって感じになります。生簀に泳いでいる魚ってあんまり美味しいイメージがないのですが、この店は常連の方がたくさん来ていて回転が速いのでしょうか、もの凄く美味しいのです。

P1020681  続いて、うつぼの一夜干しとながれこ(とこぶし)をコンロで焼きます。火に炙られて身悶えするながれこを見て、かわいそうと思いながら美味しそうとおもってる私ってなんて罪作りなんでしょうか(^^;;うつぼは、皮がぷっくらとなったところで砂糖醤油でいただきます。もちっとした皮と、しっかりと濃厚な味の身が砂糖醤油とよく合っています。ながれこはもう想像通りの美味しさです。だいたい1人前4個くらいなので、半分をお造りにしてもらったりも出来ます。

P1020684 そして、個人的にながれこの一番美味しい食べ方と思っているのが煮付けです。いい感じに甘辛く煮付けられた身も美味しいですが、肝がまた濃厚で美味しい!美味しんぼうで、これの炊き込みご飯が松茸ご飯より美味しいという話があったような記憶がありますが、確かにながれこで炊き込みご飯をしたら最高だと思います。

P1020683 ここまで、誰が食べても美味しいというものばかりでしたが、次は個性派の登場です。黒板の貝の欄に”セイ”という名前があり興味本位で頼んでみたらこの亀の手でした。最初、他の人が食べているのを見たとき、人生で初めて食べ物をみてサブイボが立ってしまいました。正直ちょっと受け付けない感じだったのですが、常連の方たちは結構頼んでいるみたいなので、思い切って頼んでみたのです。味はやはり珍味の部類に入りますので、好き嫌いがはっきり分かれると思います。磯の香りが強くて、歯ごたえも独特です。お酒のあてにはいいと思いますが。

P1020686

さあ、いよいよ本日のメインイベント”クツエビ”の登場です。個人的には、伊勢海老より美味しいと思います。とにかく身が甘くて、歯ごたえが硬すぎず丁度いい。口の中でとろけるような感じです。味噌も黄色のほうは苦味が強いですが、オレンジ色のほうは見た目のとおり、ウニのいいとこだけを取ったような味です。殻は後で味噌汁にしてくれるのですが、それがまた旨いのです。この大きさで7千円、安いときでも4000円からと決して安くはないですが、一度は食べてみる価値があると思います。ただ、この大きさを2人で食べるのはもったいない気がしました。3,4人くらいで食べるのが丁度いいかもしれません。

最後にいつも注文するさんま寿司をたのんでお勘定です。さんま寿司はその場で食べても美味しいですが、半日くらいたったほうが味がこなれて美味しいような気がするので、私はいつもお土産にして次の日の朝食にしてしまいます。予算はクツエビを頼まなければ一人5千円前後というところでしょうか。

 何を食べても美味しくて幸せな気分になれるお店ですが、以前訪れたときに悲しいことがありました。このお店のホームページにも出ている、看板おばあちゃんが亡くなられたのです。その前日まで、病院を抜け出してでもお店に出ていたらしいのですが…そこにいるだけで場が和むような明るいおばあちゃんだったのです。でも、おばあちゃんがいらっしゃる時に訪れることが出来ただけでも幸せでした。ご冥福をお祈り致します。

長久酒場

住所 和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎(白良浜の目の前です)

TEL 0739-42-2486

URL http://www.naxnet.or.jp/~cyokyu/

木曜定休 PM4:00-PM12:00

| | コメント (0) | トラックバック (1)

もんじゃと天ぷら@OSAKA BONIY、天市

 今日は泉南でもんじゃを食べようとのおさそいで、桃山で仕事を終えて車をとばし、店についてびっくり、なんとダーツがあるじゃあーりませんか!もんじゃが食べれるダーツバーというのもめずらしいですよね。しかもダーツはライブだし(インターネットでランキングとかが出る人気のダーツ台)もんじゃは旨いし、美味しいソフトクリームもあるし、めちゃ気に入ってしまいました。仕事先から駆けつけたので、マイダーツ持ってなかったんですけどね(^^;;

Photo_5 で、これがそのもんじゃなんですが、見た目はなんとなくアレに似てますね(^^)でも食べたら美味しいんですよこれが。私が頂いたのはチーズ明太でチーズがお餅のような感じになっていて、まず食感がなんともいえず良かったんです。生地にソースが混ざっているようで、それがまた美味しさを引き立たせていました。程よく焦げた生地がまたいい感じになっていて。根っからの関西人ですから、もんじゃにはあまりいいイメージがなかったですが、もっといろいろと食べたくなってしまいました。

 で、今日はもう1店、大阪にみんなでダーツをしに行くときによく行く、堺の天市という天ぷら屋さんを紹介します。

堺魚市場の中にあるカウンターだけの店で開店が9時と遅いのですが、開店前にはもう行列が出来始めています。9時をまわってから来ても、まずすぐには食べられないでしょう。以前はここまで人が多くなかった気がしますが、テレビとかにもよく紹介されてるみたいですから。

Photo_6で、これが名物のアサリの味噌汁です。お椀から溢れるほど盛られたあさりを、食べたそばから床に落としていくのです。最初はええんかいなと思いましたが、慣れたらそれもまた風流に思えてしまいます。そういえば、和歌山ラーメンの店も昔は、むいたゆで卵の殻を床に捨ててましたね。味噌汁もいい塩梅で、アサリもめちゃ美味しいです。

美味しいアサリの味噌汁を頂いて、これまた美味しいネギトロ丼とかいくら丼を頂いたころに、ちょうど天ぷらが揚がってきます。

Photo_7 これぞ庶民の味方という感じの天ぷらで、安くて旨いを地でいってます。大根おろしたっぷりのつゆもいいですが、お塩で頂くのもなかなかのものです。アサリも丼も天ぷらも、いい素材を使ってるのがよく分かります。この写真の時はちょっと一度に注文し過ぎたかも。後の方が冷めてしまってました。一番多く注文するのは私なんですが(^^;;

魚介もお肉も野菜も美味しくて、女将さんの愛想も良くて、人気が出るのも納得のいいお店です。教えてくれたT氏といつもご馳走になるH氏に感謝!

OSAKA BONIY

住所 大阪府泉南市樽井2-16-10

TEL 0724-85-3030

天市

住所 大阪府堺市栄橋町 堺魚市場内

TEL 072-228-9898

| | コメント (1) | トラックバック (0)

比良山荘

記念すべき第一回は、滋賀県にある比良山荘です。

ここは、私が今まで経験した中でも最高のお店の一つと自信をもって断言出来る所です。

最高の環境で、最高のもてなしで、最高の料理が食べられます。P1000062

これは子持ち鮎の塩焼きですが、そんじょそこらの鮎の塩焼きとは違って、とにかく臭みがなく骨まで美味しく食べられます。この後に香味焼きという醤油風味の鮎も出るのですが、見事にその違いを堪能できます。聞くところによると、他の料理人がみたら焼きすぎというくらい焼くそうです。本当にぎりぎりのところを見切っているというのが感じ取れます。

鯉の洗いや鯉こく、たっぷりと松茸と鮎が入った鮎松ご飯、色とりどりの八寸など、飽きることなく比良山の地の恵を堪能させてくれます。

P1000066

鮎松ご飯をよそって下さる若女将。綺麗で上品で本当に感じのいい方なんです。

この時に若女将が熊鍋の美味しさを力説してくださったので、是非食べてみたいと思いました。

そして、次の年の冬に熊鍋を頂いたのですが、その言葉にうそ偽りはなく、この世にこんな美味しいものがあるのかと驚嘆した次第です。

夏は鮎、秋は松茸や子持ち鮎、そして冬は熊と猪の鍋というわけです。

Rimg0026

お皿の周り2列くらいが猪で、中央の牡丹状に盛り付けられているのが熊肉です。

この熊肉と猪を醤油ダシで頂くと聞いたときは、くせのある肉なのに大丈夫なの?と思ったものですが、そういう臭みとかとは一切無縁の本当に旨味だけが溢れるようなお肉でした。この熊肉の前では、さすがの猪肉もかすんでしまいました。いや、たとえ最上級の牛肉を持ってきても勝てないでしょう。自然の恵みとそれを活かしきった料理人の方々に感謝感謝です。

そして、さらに感動するのが従業員の方たちのもてなしです。

とにかくゆったりと気持ちのいい時間を過ごさせてくれます。押し付けがましいところは一切なく、それでいて客と料理への愛情が溢れているのがすぐに分かります。

予算は一人1万ー2万と決して安くはないですが、それ以上の価値は十分以上にあると思います。

あー、また来年の冬が待ち遠しくなってきました(^^;;

住所 滋賀県大津市葛川坊村町94

TEL 077-599-2058

予約制

| | コメント (1) | トラックバック (0)