丸花 MARUHANA@和歌山市

 先日、食祭WAKAYAMAに行った際、T君に最近いいラーメン屋さんが出来たと聞き、私も行ってきました。

和歌山インター近く、パチンコ123の向かいのテナントが並ぶ建物の端っこにそのお店はありました。もつ鍋が美味しい喜八の隣です。

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尖がって真っ赤なラーメンという文字には、まるで戦隊ヒーロー物の題字の様な勢いを感じますが、 いわゆる和歌山の”中華そば”屋さんとは違う雰囲気が感じられます。

店内に入ると、ステンレス製のカウンター席が特徴的で、とても清潔感がある印象。メニューは、昼と夜とで違う模様。

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塩と醤油の2種類のラーメンがあり、濃厚中華そばは夜のみの限定メニュー。中華そばとラーメン、あえて名前を分けているあたりにもなにやら拘りが感じられます。

どちらにしようか迷いますが、T君に「ここの店長さんが山為で修行された方」だと聞いていたので、最初は先ず濃厚中華そばを注文。

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山為にはもうしばらく行っていませんが、記憶にある山為の中華そばと同じ見た目と香りがします。スープを飲んでみると、とろみを感じるほどの濃度で、正に山為のスープです。飲んだ後に大量の骨粉が残るのも山為同様。チャーシューはとろっとして柔らかく、嫌な臭みもないのでご飯によく合います。

麺はやや太めの固めで、和歌山の中華そば屋さんにしては珍しいといった印象ですが、固さは好みの固さを伝えると調整してくれるようです。でも、固めが好きな私には丁度いい固さ。

チャーシューが冷めたまま、麺にやや臭みがある、最後に残る大量の骨粉はやはりスープの喉越しを悪くしている等、気になる点もありますが、出店間もなくでこのクォリティには正直驚かされました。

で、無性にこちらの”ラーメン”が食べたくなり翌日再訪。そして、塩豚骨ラーメンを頂きました。

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脂身の少ないチャーシュー、サイドにそそりたつ大きな海苔、うずら卵とほうれん草のトッピング、その見た目からも明らかに、これが中華そばでは無くラーメンなんだ、という事を主張しているように感じます。

スープを一口飲んで、あぁこれは旨いわ、と思わず口に出そうになりました。嫌な臭みなど一切しないスープはどこまでもクリーミーで濃厚なのに、全く重たいと感じさせる事がありません。飲み干しても骨粉が残らないので、最後までそのまろやかなスープを堪能出来ます。

麺はコシがしっかりとした太めの固めで、これまた私の好みにぴったり。麺の香りもよく、スープとの相性もばっちり。前日に頂いた中華そばとは麺が違うように思えましたが、もしかしたら使い分けているのでしょうか?

そしてチャーシューがまた秀逸で、臭みがなく歯応えのしっかりした、噛めば噛むほど旨味が溢れるチャーシュー。しかもこちらはほんのりと温められていて、それもまた好印象。温かいどんぶりとも相まって、ここらへんの気遣いにも今までの和歌山の中華そば屋さんとは違う何かを感じさせられます。

ちょっとびっくりするくらい美味しくて、葱の風味が強くてマイルドなスープの風味とぶつかっている、と感じた意外はもう私の好みのど真ん中。手が空いていると、店先まで「どうでしたか?」と聞きにくれた店主さんにも何やら熱いものを感じ、一気にこの店のファンになってしまった私。

で、一日空けた日曜日、丁度いい塩梅に丸花の近所での仕事だったので、残る醤油豚骨ラーメンを食べに再訪。

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お気に入りのチャーシューは大盛りで。ちなみに、チャーシュー大盛りは可能ですが、ご飯と麺の大盛りは不可となっているようです。大盛りのチャーシューもしっかりと温かく、熱々のスープが最後まで熱々で頂ける配慮が嬉しいところ。

スープは醤油のイメージとは裏腹に、見た目には塩をちょっと濃くしたくらいの違いです。スープを飲んでも明確な違いは感じられませんでしたが、こちらの方がよりマイルドになっている印象でしょうか。おぼろげにスープのコクなら醤油、風味なら塩といった印象ですが、ここらへんは今度誰か連れてきて同時に味わってみたいと思います。

そして一日仕事が終わって夜、やっぱり食べたくなって晩御飯もここで頂くことに。今度は塩豚骨を、気になっていた細麺で。

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スープを飲んでみて、やはりクリーミーな風味は塩の方がより純粋に感じられるように思います。そして、おすすめの胡椒(GABAN)を振り掛けると更にクリーミーに感じるから不思議。まるで牛乳か生クリームでも入っているかのよう、と言っても大げさではないと思うのです。鶏白湯のようなクリーミーさですが、使用しているのはあくまで豚骨のみなのだとか。同じ素材で、中華そばとラーメンの個性をきっちり分けている事にも感心してしまいます。

細麺は、ややぬめりが出ていたのが残念でしたが、麺のコシや風味自体はとても良かったです。でも、やっぱり太麺の方が私の好みには合っているようです。

それにしても、4日間で4度の訪問。ここまで嵌るラーメン店が和歌山に出来た事に、ちょっと驚くと共に、なんとも言えない嬉しさを感じずにいられません。なにより、有名店の味をしっかりと受け継ぎながら、新しい境地を開拓しようとしている店主さんの情熱がヒシヒシと伝わってくるのが嬉しいじゃないですか。

山為ファンの方には夜にリーズナブルに食せる中華そば、そしていわゆる和歌山の中華そば以外のラーメンを求める方には2種のラーメンと、一度は足を運んで損のないお店だと思います。いや本当に、これからどうなっていくのかがとても楽しみな、なんともいいお店が出来たものです。

丸花 MARUHANA

住所 和歌山市出島273-2

TEL 073-474-7041

営業時間 11:00-14:00 17:00-23:00

火曜日定休 

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丸田屋

 久しぶりに丸田屋の次郎丸店に。

和歌山のラーメン店は殆ど固茹での玉子が多い中、こちらは珍しい半熟。しかも50円という良心的価格。ゆで卵の殻を剥いて食べながらラーメンが出てくるのを待っていると、あ~和歌山でラーメン食ってるんだなぁと感じてしまいます。

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はや寿司も他とはちょっと違う感じですが、この日は食べませんでした。

それは、こちらのシラスご飯が好きだから。シラスには、あの山利のシラスが使用されています。

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井出の遺伝子を受け継ぐものの、化調も控えめな風味でこちらの中華そばはとても鮮麗された感じ。麺が固めなのも好みだし、何度か頂きましたが出来が安定しているのもいいところ。このラーメンにシラスご飯がまた良く合って、あっという間に両方完食と相成りました。

総じて和歌山ラーメンとしては、間違いなくトップレベルにあるお店だと思います。ただ、若い店主さんなのですから、和歌山ラーメンの殻を打ち破るようなメニューも期待してしまうのも正直なところ。

とはいえ中華そばと山利のシラスという、和歌山市の名物が2つ同時に頂けるのでお得感充分。店内外も綺麗で駐車場スペースも充分、井出のお弟子さんの店なので観光で来られて和歌山ラーメンをという方にもお奨め。場所が寄り道というには遠いのが難点でしょうが、和歌山北インターが完成したらそれも幾分解消されるでしょう。

丸田屋 次郎丸店

住所 和歌山県和歌山市次郎丸76-3

TEL 073-480-1245

営業時間 11:30-14:30 17:00-23:00 火曜定休

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ブーメラン@和歌山市

 以前きんせいのマスターと話をしていると、ブーメランのラーメンの話が出てきました。ブーメランってラーメンもあるけど、どちらかというと漫画の多い喫茶店だったよな、なんてイメージがあったのですが、最近ラーメンも力入れてるのかな、とも思い久しぶりだし行ってきました。

店構えは以前のままですが、特製ラーメンののぼりが目につきます。でも、喫茶メニューは以前のままで、多数の漫画が揃っている店内も以前と変わらず。とりあえず、席につき漫画を手に取り、特製ラーメンのセットを注文。

Photo_5 特製ラーメンは単品でも780円と結構なお値段。から揚げとご飯、コーヒーが付くスペシャルセットはご飯大盛りで1210円でした。普通のラーメンセットと比べると300円ほど高いでしょうか。

鹿児島の黒豚というお肉は、チャーシューで無く茹で豚。麺は太目を注文したら、かわせ並みの太麺。茹で豚といい、太麺といい、かわせと印象がかぶりますが、麺はしっかり茹でられていて、ほどよいアルデンテといった感じ。かわせの太麺が受け付けられないひとでも、これなら大丈夫でしょう。

逆に、やや厚くスライスされた豚肉は、ちょっと味が抜けている感じ。ただ、スープにとても醤油が効いているので、ご飯との相性はばっちりでした。しかし、最後に残ったスープとなると今度はその醤油が効きすぎていて、飲み干すことは出来ませんでした。

確かに和歌山ラーメンの中でも異色とも言えるラーメンで珍しさがありますが、値段を考えると今度来た時は普通のラーメンを選ぶかなぁ。普通のラーメンでも充分和歌山ラーメンの専門店といえる味わいですから。

この後は、もちろん漫画を読みふけりちょっと長めの昼休み。へたな漫画喫茶に行くならここが一番なんですよね。飯は旨いし、なにより住宅地の中なので人目に付きにくいし。最近岩出での仕事が多く御無沙汰でしたが、やっぱりここは絶好のさぼりポイントです。ちなみに写真の左上に移っている漫画、なんだか分かります?

ブーメラン

住所 和歌山県和歌山市有本240−7

TEL 073-431-3767

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うらしま@和歌山県紀の川市

 お昼時、打田での仕事があったので、以前から気になっていたうらしまへ。コカコーラの工場の目の前の小さなお店は、11時台だというのにもう満車。店内は、ラーメン店というより食堂といった風情で、ガラスケースにはおかずが並んでたりします。

500円の並と、650円のWがあり、私はWを注文。冷水器の水を飲んで待つ事しばし...な、何この水の不味さ...かび臭くてひどいなぁと思っていると、知ってか知らずか周りの常連は、皆さんポットのお茶を飲んではります。

ここだけに限った事ではありませんが、水道水でもそこそこ飲める和歌山で、水の不味い店が多いのは何故なのか。水が不味いと言われる大阪でも、ラーメンの美味しい店では水を不味いと思ったことが無いだけに、余計に腹が立ちます。

Photo_3 のっけからちょっと暗い感じになりましたが、出てきたWラーメンは量感たっぷり。これで650円は安すぎです。特にチャーシューまで倍ほど入っていてお得感に溢れています。でも、食べ進めるとそれも逆の結果になったのですが...

麺は和歌山ラーメンにしてはしっかり固め。スープは山為にも似た濃厚なもの。山為のように、脂分が口の周りにまとわり付くと言うことも無く、結構あっさり飲めます。やや不自然な旨味も感じますが、臭みも無く手の込んだスープだと思います。ただ、ちょっとスープの量が少なめ。

チャーシューは少し醤油辛いですが、しっかりした噛み応えのもの。しかし、冷めたままなので、脂っぽいのが難点。スープに浸して温かくすると、とてもいい塩梅になるのですが、この大量の冷めたチャーシューでそれをしてしますと、ただでさえ少なめでぬるめのスープがさらに冷めてしまうことに。

かくして、具と麺を食べた後に残ったスープは、冷め切っていて...しつこさと不自然な旨味ばかりの無残な状態に。チャーシューは半分でいいから、スープを多めにして欲しいと切に感じました。

結構な人気店で、12時台で売り切れ閉店となることもあるほどとのことですが、個人的には残念な結果になってしまいました。これが、最初からお茶を飲み、並を注文していたら全く違う印象になったのかもしれませんが。

綿麺、うらしまと2日続けて訪れたので、ついつい比べてしまっていたのも印象を悪くした原因かもしれません。綿麺に限らず、京阪神のちゃんとした店では、チャーシューは注文ごとにスライスして温めていますし、丼もちゃんと熱々に。だから、美味しい熱々のスープを最後まで堪能出来るのです。

飲む気にもならない不味いスープなら良かったのですが、手の込んだ結構美味しいスープだっただけに、余計残念に感じてしまいました。

うらしま

住所 和歌山県紀の川市花野20-7

TEL 0736-77-5473

営業時間 11:00-13:30 日祝定休

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紀の国ラーメン@和歌山市

 平井のオーマートの裏に新し目のラーメン屋さんが。バイパスが出来てから、あまり通らない道なのでいつの間に出来ていたのかは分からないのですが。

看板には江戸味とあり、もし和歌山で、和風ダシの効いたあっさり系が食べられるのなら嬉しいのですが。それとも、醤油が思いっきり効いたラーメンとか。

P1001216_1 和歌山では珍しいつけ麺がメニューに。麺もこれまた和歌山では珍しい縮れ麺。麺自体の口当たりはいいのですが、麺の匂いが鼻についてもう一つ。スープも変に和歌山ラーメンを意識したような臭みのあるスープで、あっさりすっきりという訳には行きませんでした。

普通のラーメンも頂きましたが、傾向はつけ麺と一緒でした。つけ麺と、普通のラーメンにあまり違いを感じないのもなんだかな~という印象。和歌山ラーメン風なのか、東京のラーメン風なのか、どっちつかずで中途半端だなというのが正直なところ。

それにしても、江戸味って結局どういう味が江戸味なんでしょうか?

紀の国ラーメン

住所 和歌山市平井179-3

TEL 073-455-7700

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楠本屋@海南市

 海南に仕事に行った際、昼ごはんをどこで食べようか探していると、最近出来たような中華そば屋さんが。42号線沿いの、薬屋さんの隣の楠本屋というお店。内外とも綺麗なお店で、お客さんも結構入っているようです。

P1001176 大盛りを注文。スープは井出系に近い濃さ。臭みも無く、不自然な旨味も少ない、なかなか美味しいスープです。チャーシューも麺も平均的な和歌山ラーメンを上回っていると思いました。

そつの無い和歌山ラーメンといった感じで、県外からマリーナなんかに来た人が立ち寄るには丁度いい塩梅じゃないでしょうか?店員さんの愛想も良く、なるほど人気があるのも頷けます。

楠本屋

住所 和歌山県海南市船尾257-9

TEL 073-482-1661

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和歌山ラーメン考 まとめ

 今から3年ほど前、大阪のとっかりⅡで食べた塩ラーメンに衝撃を受け、それからあしげく通い美味しいラーメン屋さんにも沢山出会うことが出来たのですが、じゃぁ地元の和歌山ラーメンってどうなのよ?という思いから始めた和歌山ラーメン考。和歌山市とその近辺の中華そば屋さんはほぼ行くことが出来たので、今回でまとめとしたいと思います。

いろいろ食べてみて、ここはオススメ出来ると感じたお店から。

Photo_80 まずは、まる木。和歌山ラーメンにはいわゆる井出系(こってり豚骨)と車庫前系(あっさり醤油味)がありますが、ここはその車庫前系の中でも特にあっさりとしていると思います。化調の使用も最低限のようですので、無化調Wスープとかに慣れた人でも美味しく頂けると感じました。

まる平もまる木と同じような印象ですが、大量の胡椒がかけられているので、苦手な人は胡椒抜きと頼まないとだめでしょう。まる木よりまる平を推す人も結構いました。

Photo_81 いわゆる車庫前系の中で一番美味しいと感じたのが、アロチのまる高です。まる高の名を冠したお店は、和歌山市内に結構あるのですが、やはりここが一番でした。周りの人の評価もほぼその通りでしたが、六十谷のまる高を推す人も一部いるようでした。

小松原のまるやまも車庫前系の中ではオススメか。まる高よりややこってりとした印象。まるやまも同名の店が結構あるのですが、ここが一番美味しかったです。地元の人の人気が非常に高いようで、このあたりのお得意さんと話をすると、ここが和歌山で一番と思っている方も多いようです。

まる京は今回、一番いい意味で期待を裏切ってくれたお店。こってりとしてるのにあっさりと頂けるスープは和歌山のラーメン店の中でも相当上位に位置すると思います。ただ、麺がチープな感じで、全体の出来上がりがやや安っぽく感じたのは残念。

Photo_83 井出系の中では、まる三が一番かな。ただ、やはり麺の茹で具合は、時間によって差があるようで、この間も深夜に行くとやたらと柔らかくてふにゃふにゃの麺でした。あと、あの店内の、独特のスープの匂いと消毒液の混ざったような臭いはなんとかならないものでしょうか。

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井出系のさらに上を行くこってりラーメンが、山為。値段がやや高いような気もしますが、このスープにはそれなりの手間がかかっていると思います。和歌山ラーメン髄一のこってりながら、臭みのないスープは秀逸。ただ、大阪の有名店に比べると詰めの甘さも感じましたが。

インパクトという点では、かわせも負けていません。独特の太麺と茹で豚の組み合わせは、ここならでは。中ノ島と田尻にお店がありますが、私は田尻の方が好きですね。とにかく好き嫌いがはっきり分かれるお店ですので、行くときはそれなりの覚悟を(^^)

あっさり系~こってり系へという感じで並べました(かわせはあっさりですが)。友人やお得意様の意見ともそう離れていないので、オススメ出来る店として間違いはないと思います。ただ、大きな不満も残りました。京阪神の美味しい店に比べると、決定的に欠けてるものが多くあるとも感じたのです。

先ずはスープ。こってり豚骨はいいのだけれど、処理が不味いのか臭みが出すぎたスープが多すぎ。しかも、その単調な味わいを醤油と化調だけでごまかしている店がほとんど。手間暇かけて作られた澄んだ味わいの動物系スープに、魚介系の旨味を加えたスープとは雲泥の差。

麺もいただけない。自家製麺なんて夢のようで、製麺所ときちんと連携出来ている店すらほとんどないんじゃないでしょうか?臭くて旨味も腰もない麺を、いい加減に茹でている店がいかに多いのかよく分かりました。

チャーシューも、コレはというものにはめぐり合えなかったです。ぱさぱさかやたら脂っぽいかのどちらかで、ちゃんと温めて出しているお店も皆無。ぱさぱさなのは、切り置きしている店が多いのも一因か。やたらと醤油辛いチャーシューも多かったし、これではかわせのように茹で豚をそのまま出した方がましと感じました。

それらを踏まえて、京阪神の新しいラーメン店に比べると、あまりにも遅れているというのが正直な印象。ただ、和歌山県民にとっては、あくまで中華そばであって、そんな肩肘はったものではなく、ファーストフードのように気軽にさっと食べられるものと考えればそれでいいのかもしれません。

ただ、そういうものをわざわざ遠くから食べに来る価値があるのか?と考えると、私はないと思うのです。観光に来たついでというのなら分かりますが、行列して貴重な時間を割いてまで食べるようなものでは絶対ないのにな~というのが正直なところ。

あと一つ、食育とか最近よく言われてるけど、そういう面でも和歌山ラーメンってどうなのよと思うんですよね。こういう醤油や化調のやたら効いたラーメンばかり食べてると、本当の旨味みたいなのが分からなくなるんじゃないかと。実際、私の周りでもそういう傾向を感じてしまうことがありますし。

ちょっと暗くなってしまったので、次回は本当に美味しいと思ったラーメンベスト10でもやろうかな。

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和歌山ラーメン考@その他

 和歌山ラーメンのまとめに入る前に、今まで行った所でまだ記事にしてない所をつらつらとまとめてみたいと思います。個別に記事にするほどのこともないと思った所ばかりなので、簡単に。

Photo_74 丸玉の大盛りラーメン。とにかく醤油辛くて、それに固くてごわごわの麺とぱさぱさでこれまた醤油辛いチャーシューの組み合わせ。私の嫌いな和歌山ラーメンの王道といった感じ。

住所 和歌山市鷹匠町2丁目33

Photo_75 まる竹のこれまた大盛り中華そば。こちらも丸玉とほぼ同じ印象。スープの色は薄いけど、これが結構醤油辛くて、なんだか体に悪そう。丸竹 福島店というお店を以前紹介しましたが、味も全く違うし関係はないように思います。サイドメニューは結構豊富。

住所 和歌山市松江北7-9-12

Photo_76 和歌山には珍しい尾道ラーメンのお店、麺屋とみ。尾道ラーメンという割には麺は太めの平打ちなので、コシのある麺が好きな人にはいいかもしれません。ただ、スープは不自然な旨味ばかりで、魚系の風味が全くしないのがなんとも。看板には結構、こだわってるって感じのうたい文句が踊っているんですが...

住所 和歌山市和田1279-1

Photo_77 ラーメン伝説 道楽屋のこれまた尾道ラーメン。尾道ラーメンながら、この日は平打ち麺が売り切れで、普通の麺しかなかったのはご愛嬌。スープに浮いてる揚げ玉のような背脂がなんとも臭くて食感が悪くて...いたる所にこだわりとか、天然とか、妥協なしとかあるけれど、とてもそんな風には。こういう文句が踊ってるとこに限ってたいしたことないというのは、もうお約束か。

住所 和歌山市美園町5丁目2-3

Photo_78 園部の人気店、薩摩ラーメン 四天王。和歌山市内にチェーン店の四天王もあるのですが、そちらとは関係ない模様。この店も、道楽屋程ではないにしても結構こだわりとかの文字が躍っています。肝心の味の方は、とてもその通りとは思えず、ラーメンから漬物まで、こてこての不自然な旨味に溢れているといった感じ。確かにボリュームはあるとは思いますが...

住所 和歌山市園部640-6

Photo_79 長浜一番和歌山店。長浜ラーメンの店は、国体道路沿いにも一軒あるけれど、周りの評価はこちらが上。私もこちらの方があっさりしていて好みに合ってます。ただ、めちゃくちゃ旨いかというとそうでもないというのが正直なところ。最近の複雑な組み立てのラーメンを経験した後では、こういう豚骨一本槍なラーメンは少しつらいかな。

住所 和歌山市神前496-3

他にもいろいろ食べに行きましたが、さらに愚痴っぽくなりそうなので、ここまでにしときます。次回はまとめに入りたいと思います。

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和歌山ラーメン考@まるやま新中島店

 久しぶりに和歌山ラーメンです。以前、まるやま小松原店を紹介した際、北中島店が支店と勘違いしていたのですが、全く別の店ということで行ってみました。2,3年前に一度行ったきりでしたので、久しぶりとなります。

Photo_73 おでんにチャーハン等サイドメニューが結構あるのは、和歌山ラーメンでは珍しいですね。ここらへんは小松原まるやまと似ています。ところが、味は全くの別物。なんだか水っぽいスープと、ぱさぱさのチャーシュー、味もコシもない麺と、出てくるのはグチばかり。確かに小松原まるやまとは関係なさそうですね。

最近、大阪や神戸で最高のラーメンに出会ったばかりなので、余計に落胆が激しかったような気がします。もう充分って感じなので、次回は和歌山ラーメンのまとめに行きたいと思います。

まるやま新中島店

住所 和歌山市新中島610-6

TEL 073-474-1568

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和歌山ラーメン考@チャンポンさらしな

 紀三井寺陸上競技場近くに、チャンポンさらしなというチャンポンの有名な店があります。確か和歌山駅前にも店があったはずですが、そちらはなくなったようです。ちょっと前に改装し、今はずいぶんと綺麗な店になりました。

Photo_68 普通のチャンポンもありますが、やはりここの名物は辛口のおろちょんチャンポン。さらに辛口のスーパーや地の果てなんてのもあります。端に写っているのはシラス御飯。昔に比べて化調が控えめになったような印象。いかにもチャンポンといった感じの麺もなかなか。ただ、辛さが単調でやや飽きやすい感もあり。海鮮の具材も天然素材という割にはすかすかで、火を通し過ぎなのかそれとも...あまりいいもの使ってますみたいなことは書かないほうがいいんじゃないかと思いました。

店員さんの愛想もいいし、それなりに美味しいとは思うのですが、値段設定が全体に高めなのが残念。普通に食べたいものを頼むと、すぐに1000円オーバーは覚悟しなければならないでしょう。

チャンポンさらしな

住所 和歌山市毛見65-5

TEL 073-444-9246

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