朴 BOCU @田辺市

 気が付いたら、一週間も更新さぼってしまってた。気を取り直して今回は、田辺市のカフェ、朴で一服。ヤフーグルメにはBOKUとありましたが、公式HPではBOCUになっています。

道の駅熊野古道中辺路から、少し本宮方面へ進み左折してしばらく行くと朴はあります。

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近くには女神の湯やひすいの湯など有名な温泉もあり、ヌルヌル系の美肌湯のようですが、今回はお預け。朴をお目当てにしたのは、こちらのお母さんがあの道の駅のよもぎ餅やよもぎアイスを作っていると知ったから。

道は少し分かりづらく、ちょっと迷いましたがなんとか到着。看板が途中に出ているので見落とさないようにすれば、問題ないでしょう。

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古民家を改築した外観は趣のあるもの。自然に囲まれた環境も良く、田んぼの稲はもう収穫を間近に控えています。

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店内に入ると、すぐ目に付くところにパンの棚が。天然酵母が使用された、美味しそうなパンが並んでいます。

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パンは帰りに買うとして、とりあえずは席に着きメニューを。この日は残暑も厳しかったのですが、昔の建物はさすがに涼しげで、暑がりの私でもエアコン要らず。

私はもうキジ丼でお腹いっぱいでコーヒーで充分でしたが、友人はシフォンケーキなんぞも食べていました。

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シフォンケーキのクリームは豆乳クリームだそうで、なるほどあっさりとした味わい。シフォンケーキは、しっかりとした歯応えで味わい深いタイプ。添えられたイチジク等のフルーツも美味しくて、これで400円はお得感充分。って、しっかりつまみ食いをしてる私。

オーガニックコーヒーも380円で、全体にリーズナブルな印象。自然な素材の優しい味わいに癒されて、お土産にパンを買って帰りました。

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くるみパンやヨモギアンパンなど3種類を購入。天然酵母のパンらしい味の濃いパンですが、焼くともっちりふわふわでとてもいい食感。そのバランスがとてもいい塩梅なのです。

よもぎ餅を作っているお母さんもいらっしゃるかと思ったのですが、また別の場所で作っているそうで、残念ながらお母さんには会えず。でも、あのよもぎ餅を彷彿とさせる美味しいヨモギアンパンも頂いて大満足。

自然で安全な素材を、美味しくリーズナブルに頂けるとてもいいお店だと思います。お昼にはランチもあるようですので、今度はそちらも頂いてみたいものです。

田舎ごはんとカフェ 朴 BOCU

住所 和歌山県田辺市中辺路町近露203

TEL 0739-65-0694

営業時間 11:00-18:00 水、木定休

URL http://bocu.jp/

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道の駅 熊野古道中辺路でキジ丼

 熊野古道中辺路は、和歌山の道の駅の中でも相当好きな道の駅の一つ。

ここのよもぎ餅は本当に旨いのです。

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右の色の濃い方は、ヨモギのおはぎといった感じで、見た目を裏切らないヨモギの味の濃さ。

暑い夏にはヨモギのアイスもいいですね。

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無添加で優しい味わいのヨモギアイス。こりゃ冬でも欲しくなります。ちなみに、上のよもぎ餅と同じ製造元で、その娘さんが経営されているお店があるのだそうな。

ちょいと小腹が空いたので、キジ丼を食べてみようということに。

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親子丼のようですが、鶏卵なので親子では無いですね。いとこ丼とでも言うのでしょうか。肝心のキジですが、とても身がしまって淡白な味わい。噛めば噛むほど味が出るタイプの肉で、親子丼にはぴったりな感じ。

とても美味しいと思いますが、値段はやや高め。普段食べるなら普通の親子丼でいいかなとも思いますが、旅行の際には話のタネになるのでは?

キジ丼も食べてお腹も膨れ気味。やっぱりここはいい道の駅です。

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秋津野ガルテン 農家レストラン「みかん畑」@田辺市

以前から一度行ってみたかった、田辺市の秋津野ガルテンへ。田辺市街から龍神方面へ抜ける、県道29号線から少し入ったところにその施設はありました。所々に案内板が出ているので、注意深く走ると迷うことなく行けるでしょう。

駐車場には県外ナンバーの車も結構見られ、12時半頃にはほぼ満車状態。旧上秋津野小学校の校舎を利用したという建物は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。

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この手洗い場なんてのも懐かしいのですが、網に入った石鹸ではなくてハンドソープなのが今風。

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駐車場すぐ横の建物が、農家レストランみかん畑で、その奥の座敷スペースとの間に受付が。受付の場所はちょっと分かり辛い感じで、迷っている人も結構いたり。

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受付で、大人一人900円を支払い、後はバイキング形式の料理を盛り付けていきます。

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テラスの席が丁度空いたので、そこで頂くことに。テーブルは昔懐かしい小学校の机と椅子。混雑時には席を探すのに一苦労しそうですが、人数制限があるようですので、座れないという事は無さそうです。

料理は、良くも悪くも家庭料理風。プロの料理屋さんのようなカッチリした感じはありませんが、懐かしくも優しい味わいの料理で、その雰囲気も手伝ってか給食を食べているような気持ちになります。

楽しみにしていたミカンジュースは、一人一杯のみなのが残念でしたが、酸味がよく効いてコクもある美味しいミカンジュースでした。あっという間に食べ終わり、次はカレーを。

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カレーはもう残り少なくなっていましたが、ルー少な目が好きな私には丁度いい塩梅。これはまさに給食のカレー、あるいはおかあちゃんのカレーといった感じで、これまた懐かしい味わい。

料理を作るのも給仕するのも、全て地元のお母さん達で、それが料理にもよく出ています。料理は結構早く無くなってしまいますが、後から色々と出てきますので、ゆっくりのんびり食べるのがいいでしょう。普通のバイキングだと、無くなった料理の後は同じ料理が出てくるものですが、ここは結構違うものが出てくるので油断ならないのです。

食べ終わったら、洗い場横の売店でソフトクリームとお土産のミカンジュースを購入。

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ミカンソフトはちょっと香りが不自然な気もしましたが、さっぱりとして口当たりはマイルドでした。

所々素人ぽさを感じる部分もありましたが、900円と比較的安価に地元の食材を用いた家庭料理が頂ける、観光の際にはとても重宝しそうな施設だと感じました。

秋津野ガルテン

URL http://agarten.jp/

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細野渓流キャンプ場

 土日は細野渓流キャンプ場でキャンプ。私は土曜の仕事が遅くまでかかってしまい、日曜だけの参戦。

桃山から県道3号線を高野山方面へ、しばらく走ると県道4号線との分岐が。細野渓流キャンプ場の案内が表示されているので迷うことなく行く事が出来ました。

受付で日帰り料金300円を支払い駐車場へ。2,30台は停められる広い駐車場。隣にはグラウンドもあり、夜にはそこで花火等も出来るようです。とりあえず河原に行くと、朝からの大雨で結構増水しています。

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それでも昼前にはすっかり晴天となっていて、団体さんがバーベキュー大会をしていたり、釣りを楽しむ人もいたりして。前日は魚が群れて泳ぐ姿も見られ、とても透明で綺麗な様子だったそうです。

日帰りキャンプもオートキャンプの区画もありますが、ここの売りはなんといってもバンガローでしょう。泊まりの人達も、バンガローのおかげで朝の大雨も難なく過ごす事が出来たと言っていました。天候への柔軟性があるのがいいところですね。

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大小のバンガローがあり、一家族なら充分な広さの小さい方は一泊4500円。

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この部屋には流し台が付いていますが、無しの部屋なら一泊3500円とお得。共同の流し台がすぐ近くにあるので、無い部屋でも不自由はしないと思われます。特に、天気さえよければ、部屋の流し台を使う機会はぐっと減るようですし。

こちらは大きい方の部屋で、流し台無しの7千円。もう1つの大部屋には流し台が付いていて8000円とのこと。

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参加した皆は口々に、大きな部屋を一つ借りるより、小さな部屋を並びで2つ借りる方が便利そうと。その方がバンガロー横の駐車スペース等も有効に使えそうですしね。駐車スペースはそれほど広くなく、大きなミニバンとかだどお尻が少しはみ出す感じでしたし。

到着した時にはすでに朝食が済んだ後。スペアリブも殆ど骨だけになっていたりして。

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それでも残っているスペアリブをパンに挟んで食べると、これがもう格別の旨さ。

昼には鯛めしも作ったりして、今回もダッチオーブンは大活躍。

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お焦げがしっかりと付いた鯛めしの旨さもこれまた格別で。考えてみれば、その見た目や構造は殆どカマドで炊いているようなものですからね。

行く途中桃山で買った、桃や西瓜も食べてお腹いっぱい。お昼過ぎには川も澄んできて、みな水遊びを楽しんでいました。

和歌山市からだと、片道1時間半程と結構時間は掛かりますが、その価値は充分にあるとても素晴らしいキャンプ場だと思います。特に、バンガローやトイレなどがとても綺麗に手入れされていたのが印象的で、洋式トイレにウォシュレットが付いていたのにはびっくり。

料金も、一家族4人で流し付きバンガローの利用で、トータル7千円弱と割安。施設関係者の方々もとても親切で温かく、なんとも居心地のいいキャンプじょうだと感じました。地元の方々の温かさが、このキャンプ場の心地よい雰囲気を作り上げているのでしょうね。周辺には自然の他には何も無いといった風情ですが、それがまたいいのです。

受付横には、おばあさんが営まれている個人商店があり、そこではある程度の食材なども販売されていましたが、その他に周辺に店は無いので、準備はしっかりと忘れないように。特に氷が足りなくなったので、氷は十二分に用意していくのがお奨め。

細野渓流キャンプ場

URL http://www.kanko-kinokawa.jp/member/0070/

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第30回高野山大宝蔵展

先週の日曜は、中津から龍神を抜けて高野山へ。もちろん途中食べ歩きもするのですが、今回のメインは高野山の霊宝館。第30回高野山大宝蔵展が9月27日まで催されているのです。

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今回の催しで私が注目するのは、写真の矜羯羅童子像を含む八大童子像。そして、同じく国宝の諸尊仏龕です。八大童子像は、今回は6体のみの展示ですが、展示されていない2体は後年の補作ですので、ほぼ完璧な展示と思って差し支えないと思われます。

素晴らしい書や絵画、それに諸尊仏龕の精緻を極めた造詣にも感嘆しましたが、やはりこの日も私の心を捉えて離さなかったのは八大童子像。特に運慶自身の作と言われる、矜羯羅童子像と制多伽童子像の放つ雰囲気は寒気さえかんじるもの。

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写真撮影が許されていないので、これは切手の画像ですが、妙ちくりんな髪型とポテっとしたお腹による愛らしい容姿とは裏腹に、その表情には凛とした風格が備わっているのです。特に、しゃがんでこの像を下から見上げると、その目線はまるで心の奥底まで射抜くように鋭く、手にもつ木の枝がどんな悪をも打ち払う最強の武器に感じられて、思わず身震いしてしまうのです。

個人的に私が凄い仏像と感じる基準は、自分の精神を同調できるかどうかで決めています。仏像と目線を合わし神経を集中していくと、まるで仏像が生きているように感じられ何かを語りかけているような気がしてくるのですが、そういう気持ちにさせてくれる仏像はそれほど多くありません。今風に言えばシンクロするとでもいうのでしょうか、私はいつもこの像を見た後は、心地よく気疲れしたような気分になるのです。

興福寺の阿修羅像や無著(むちゃく)・世親(せしん)像、戒壇院の四天王像等、名だたる仏像と並びこの八大童子像は、私をあっという間に別世界に連れて行ってくれる素晴らしい仏像です。美術的に見ても、西洋の有名な彫刻に勝るとも劣らないものだと思うのです。

八大童子像は基本的に常時展示はされておらず、たまに公開されても2体のみという場合も多く、今回のように6体同時に公開されるのはとても珍しいこと。しかも今回は、諸尊仏龕も公開されているのですから、仏像に少しでも興味のある方ならこの機会を逃す手はないと思います。

これで孔雀明王像も公開されていれば完璧だったのですが、それはちょっと欲張りすぎでしょうか。それにしても、奈良や京都、そして高野山と、仏像大好きな私は関西に生まれて本当に良かったと思うのです。

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香料理庵 紅葉(くれは)@有田川町

 清水に行ったということは、昼ご飯はもちろんこちらのお店で。

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紅葉に付いたのは予約5分前。準備しているのでもう少し待ってね、とのこと。目の前の有田川を眺めているうちに食事の準備も整い、私達は店内に。テーブルにはすでに料理が並んでいますが、その美味しそうなこと。今回はちょっと奮発して、一人3500円の摘み草会席です。

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野草等は全て女将さんが事前に摘んで来て下さったもの。その他の食材はもちろん、調味料に至るまで、ほぼ清水町あるいはその周辺のものなのが嬉しいですね。お蕎麦は石臼で挽くところから作られたものですが、この日はいつにも増して短くて、ちょっと食べ辛かったです。

しかし、ムカゴの入った五穀米ご飯や、野草の旨さは格別で、文句のつけようも無いもの。真ん中の4つの小鉢は、左上が露草のおひたしで、鰹節と醤油のみのシンプルな味付け。左下はくさぎ。臭木と書くそうで、実際葉には臭気があるそうですが、ゴマ油で味付けされたくさぎは味わい深く、嫌な臭みは感じられませんでした。

右上は、地元産の鰻と胡瓜、そして蓼の酢の物です。それぞれの食材の相性が抜群で、とても美味しく頂けました。右下はタンポポの葉。ちょっと甘めに味付けされていて、これがまたタンポポの味をよく引き立てていたのです。

イタドリやコンニャクの旨さはいつもながらのもの。そして有田川支流の鮎の塩焼きの他に、アマゴや野草の天ぷらが。

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あの湯川渓谷から流れ来る清流の中で育った鮎の旨さは格別。今の季節ならではの清清しい苦味を従った味わいで、変な臭みは一切無し。アマゴの天ぷらもしっかりとした味わいで、生命力の強さを感じさせてくれるもの。

アマゴの左は、ヨモギと露草の天ぷら。右はスベリヒユ。うっすらと塩味が付いていて、野草の持ち味がしっかりと活きています。ただ、スベリヒユを食べるのが初めてなら、前回の煮物のような料理の方が、その独特の食感をよく味わえるように思います。

今回の鍋は、味噌仕立ての鮎の鍋。

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鮎が丸ごと一匹入っています。

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このお鍋のもう一つの主役、清水の特産品アワビ茸の食感がなんともいえません。塩焼きより優しい味わいの鮎、その他の食材の旨味を吸った味噌味のスープがまた堪えられない旨さで。この日、名産の山椒の風味は抑え目に感じましたが、食後にはしっかりと舌を痺れさせてくれていました。

摘み草会席はさすがのボリュームで、大大満足。相変わらず和やかな雰囲気の女将さんとの会話も楽しくて面白くて。

女将さんが「ちょっと見てみて」、と仰るので玄関脇の箱の中を見ると、なんとも可愛らしいツバメの赤ちゃんが。巣から落ちてしまったのを、近所の人が見つけて届けてきたのだそうな。

ツバメの赤ちゃんまで任されるなんて、なんとも女将さんらしいじゃないですか。こんな時に限って餌の蜘蛛がいない、なんて嘆いていた女将さんがたまらなく可笑しかったのです。ちなみに、後日弟に聞いたのですが、鳥の雛は人間に触れられると、親鳥がその匂いを感じ取り世話をしなくなってしまうのだそう。つまり落ちている雛を見ても、そのままにしておくしかないのだとか。

話はそれましたが、本当にここはいいですね。私がもし旅行に行って食事をするとしたら、こんな所で食事をしたいなと感じさせられるほど。今回もなんともいい気分で清水を後にしたのでした。

※予約は必須です。一日1組なので、特に土日は早めの予約が必要。

女将さん一人で準備をされているので、予約時間に遅れる場合は連絡を。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

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和歌山の夏

 梅雨もそろそろ明けそうで、晴れの日なんかはもうすっかり夏の日差し。桃山なんかを通ると桃の直売所が軒を並べていて、夏が来たのを感じさせてくれます。

桃山でももちろん桃を購入しましたが、こちらは泉佐野の青空市場のもの。ふらっと立ち寄った際、あんまり安かったので買ってしまいました。大きなのが6個で1500円と産地並みの安さ。

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重なる時は重なるもので、お中元に送られてきた桃も合わせて、次の日の昼食後は桃をたらふく食べ比べ。

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左が泉佐野漁港でかったもの、右が桃山の直売所。どちらも桃山の桃ですが、泉佐野のものは完熟やや過ぎといった感じで、2,3日中に食べきらないと痛んでしまいそうです。安く売られていたのには訳があったのですが、桃大好きな私達にかかるとあっという間に無くなってしまいました。

桃山の直売所で買ったものはまだ固く、1週間くらい置いた頃が食べごろ。どちらも甘くて桃のいい香りがたっぷり。とても美味しく頂きましたが、贈答用のものはやはり味の奥行きが一段深い感じでした。

日曜は、清水町へ。もちろん金屋の道の駅明恵ふるさと館にも立ち寄りました。いつものように焼き鳥を食べて店内に入ろうとすると、大きなスイカが目に留まりました。一つ1000円と、お手ごろな値段で思わず購入。

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ところが、車から降ろすとき落としてしまいパックリ割れてしまいました。

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昔ながらの、種の沢山入ったスイカですが、これがまた甘くて味わい深くてなんとも美味しいスイカ。元来スイカやメロン、キュウリ等、瓜系のものがあまり好きでは無かったのですが、最近夏になると妙に食べたくなってきたり。本当に歳を取ると味覚も変わっていくもので、そういう事が妙に楽しかったりするのです。

金屋から清水へ入ると、あらぎ島が。駐車場に車を停め歩いていくと、綺麗なアジサイが咲いていて思わずパチリ。

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駐車場からすぐの展望台もいいですが、その先にあるもう一つの展望台の方が眺望はいいように思います。

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緑一色に染まった棚田の眺めは格別。流れる風も街中より涼しげで、忙しい日常を忘れさせてくれます。道の駅あらぎ島や明恵ふるさと館で売られているワサビ寿司は、この棚田の米をつかっているのだとか。

あらぎ島を後にして、この後は清水町内のあの店に。

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明恵ふるさと館の生キャラメル

 ゆるりカフェを出て、そのまま金屋へ。そして明恵ふるさと館へ買い物に。

Photo_2Photo  パン売り場を見ると、美味しそうなシュークリームが並んでいます。ヨモギと普通のがあり思わず買ってしまいました。ノーマルのタイプは結構普通な印象ですが、ヨモギのシュークリームがとても美味しくて。カスタードクリームとヨモギの意外な相性の良さにびっくり。

Photo_3 こちらは以前食べたサンドイッチ。500円でこのボリュームは、相当なお得感。パンはもちろん、こちらで作られたもの。野菜やハムもしっかりと美味しくて、これがなんとも旨いサンドイチッチなのです。パンの種類や具材は、その時により変わるようですが、このボリュームは不変です。

Photo_4 店内でシュークリームを頂いて、お土産を買おうとぶらぶらしていると、生キャラメルの文字が目に飛び込んできました。生キャラメルといえば、有名なあの北海道のものがあり、何度か食べた事がありますが、その口解けの良さにびっくりした記憶があります。

Photo_5 こちらの生キャラメルは、コーヒー味とバニラ味の2種が3個づつ。口の中ですっと溶けていく独特の食感は、生キャラメルならでは。甘さも程よく、素材の味もしっかりと生きていて、私にはこちらの方が好みに合っています。

注意点は、冷蔵庫で保存した場合、出してすぐだとやや食感が固いことと、コーヒーを先に食べた場合、バニラの風味が分かりにくくなることでしょうか。

Photo_7Photo_6  もう一つ、お土産に買った山椒味噌。清水特産の山椒がたっぷり使用されていて、もちろん無添加。この味噌、一口舐めて野菜との相性の良さを確信。胡瓜にかけたら、思わず一本いっちゃいました。山椒がしっかり効いていて、食後に口の中がピリピリするのがまた心地よいのです。

駅前で焼かれている焼き鳥を食べ、すっぴんみかんジュースも買って、今回も大満足。本当にここは良い道の駅です。和歌山にも沢山の道の駅がありますが、ここと中辺路が私の中ではベスト1をいつも競っているのです。

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w16_myouehurusatokan/index.html

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湯の峰温泉

 早朝、お風呂に入りに湯の峰温泉へ。

Photo_2Photo  生憎の雨模様ですが、その分幻想的な雰囲気の湯の峰。朝市も、普段は川辺でしているのが、この日は公衆浴場前の軒の下。もちろん玉子とサツマイモを売店で購入し、湯筒に入れてから浴場へ。

Photo_3 この日は、頭を洗いたかったので、石鹸やシャンプーを使用出来る一般浴場へ。こちらは加水されていますが、木の浴槽に浮かぶ湯の花の雰囲気の良さはくすり湯と同じもの。ただ、湯温は45度ほどでしょうか、ちょっと熱過ぎといった感じ。

この後、くすり湯にも入りましたが、そちらは温度も丁度よく、より肌がツルツルになる感じもして、やはりくすり湯がベスト。一般浴場は、石鹸を使えるといってもシャワーも無いし、くすり湯と、例えばわたらせなんかの設備の整った温泉を併用するのがいいのかもしれませんね。

Photo_4 温泉で汗を流したあとは、朝市で草餅やゆべしを購入。こちらの加工品はどれも、きちんと原材料が書かれていて、しかもその殆どが無添加なのがいいですね。草餅は、よもぎの風味が豊かで、餡子の甘さも程々の素朴な味わいでした。茹でた玉子とサツマイモも格別の味わい。

相変わらず、秘湯の風情たっぷりの、とてもいい温泉地です。無料の駐車場があるのも有難いのですが、ふと見ると停めてはいけないところに車があり、しかも和歌山ナンバー。他府県から来られる方も多いのですから、地元の人間としてはもう少し気を配らないと、と最後はちょっと後味の悪いものとなりました。

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小原久吉商店 国道店@湯浅町

 南紀へのドライブの締めくくりは、湯浅町の小原久吉商店。

Photo 国道42号線沿い、有田インターの少し南側に小原久吉商店の国道店があります。湯浅町の市街地に入ると本店もありますが、そちらはいかにも昔ながらの醤油屋さんといった風情。こちらの国道店は目立つビルのような建物ですが、中にもっと凄いものが。

Photo_2 入って左側に目をやると、とれたてみったんを初めとする、こちらのキャラクター商品がわんさかと。まるで日本橋のショップのようですが、これが一部で話題になっているらしいのです。思わず一線を踏み超えてしまいそうですが、店内を見渡すとさすがに老舗の醤油屋さんらしく、無添加の美味しそうな商品も並んでいます。

Photo_3 お土産に、カレーと甘酒を購入。なんともクラクラするようなパッケージですが、中身は結構本格的。中に3袋入っている甘酒は、添加物無添加の素朴な味わい。生姜の風味が穏やかなので、甘酒が苦手な私も美味しく頂けました。

Photo_4 カレーは値段が525円とお高めですが、内容はなかなかのもの。ぎゅうは牛肉らしいのですが、大きな牛肉がごろごろと入っていて、それがしっかりとジューシーで美味しいのがレトルトカレーにしては秀逸。心萌え味は本格食べて燃え、なんともいえないパッケージですが、表記に嘘はないようです。

Photo_5 定番のみったんジュースとみかんの飴も買ってしまいました。飴は添加物が結構使用されていて、味もそれなりのもの。しかし、みかんジュースは甘味と酸味のバランスも良く、とても美味しくいただけました。

前回取り寄せで飲んだ時は少し水っぽいと感じたのですが、今回はとても濃厚なミカンの美味しさを堪能出来ました。840円と、私の好きなすっぴんみかんジュース等より安価なのもいいですね。

いわゆる萌えキャラに目が行きがちですが、真面目に作られている商品も多く、一度立ち寄って損はないお店だと思います。それにしても、萌えキャラというものには全く興味の無い私ですが、このみったんだけはなんだかとても気になるんですよねぇ。う~ん危ない危ない(A;´・ω・)アセアセ

小原久吉商店

URL http://www.yuasashoyu.com/

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ゆりの山温泉とおむすび一郎のおはぎ

 勝浦の温泉街を出て南下すると、すぐに湯川温泉が見えてきます。ゆかし潟を過ぎてすぐ山手に曲がり、しばらく走るとゆりの山温泉が。

Photo_3  ゆりの山温泉のぬる湯の素晴らしさは前回体験したのですが、今回確認しておきたかったのは、寒い季節でもその素晴らしさが変わらないかということ。冬にここのぬる湯はちょっと厳しいのでは?と思ったからです。この日は朝から冷え込み、その疑問を解消するにはちょうどいい塩梅。

Photo_4  脱衣所で服を脱いでいると、丁度人が途切れたので写真を撮ることが出来ました。内湯のみのシンプルな浴室で、シャワーも無し。ゴボゴボと大きな音を立てて地の底から湧き出る湯が、浴槽の表面を波立たせバシャバシャと豪快に湯が溢れています。

これだけでもう温泉好きにはたまらないものがあるのでしょうが、浸かるとさらにうっとり。心地よいぬる湯はいつまでも浸かっていられそうな雰囲気。湯の湧き出る音が地球の鼓動のようで、それもまた最高のBGMとなり心地よいのです。外は寒くても、豊富に湧き出る湯の蒸気で、浴室内は天然のミストサウナのような状態で丁度いい温度。

そして、この温泉の真価は、やはり入浴後に訪れるのです。温泉を出てから和歌山までの3時間ほど、常に体の真ん中に熱の塊があるような感覚がずっと続くことに。温泉に興味を持ったのはまだ最近で、泉質や効能などには疎いのですが、この日痛かった喉や出始めていた咳が、この後すっかり収まってしまったのは疑いようの無い事実です。

冬でもやっぱり最高の湯だったことが分かり、ホット一安心。一息ついたところで、おむすび一郎で買っていたおはぎを食べる事に。

Photo_5 実はこのおはぎ、写真に撮るつもりはなかったのですが、あまりに美味しかったので急いで2個目を写真に収めたのです。何が美味しいかっていうと、さすがにおにぎり屋さんだけあって、中の米の部分が美味いんです。

米の甘味や粘り具合がちょうどいい塩梅で、なんともいえない美味しさ。おはぎって餡子が主役のようですが、やはりお米も大事なんですね。とはいえ、餡子も甘さ控えめでとても美味しい餡子でしたが。

いい温泉に浸かり、美味いおはぎも食べて大満足。これだから南紀への旅はやめられないのです。

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那智の滝と那智大社

 ねぼけ堂から山道をしばらく走るとすぐに那智の滝の駐車場に到着。ねぼけ堂からは熊野古道を歩いて登る事も出来ますが、当然私は車でスイ~ッと。こんなことだからメタボが直らないのか...

Photo この写真は夏に訪れた時のものですが、杉の大木の木立の下をくぐって行くと、いきなり眼前に大きな滝が見えてきます。なんともまぁ凄い迫力で、古の人々がこの滝に神が宿ると信じていたのも分かる気がします。滝の周辺は夏でも涼しげで、そこにいるだけで心が洗われるような気がしてしまいました。再び駐車場に戻り、那智大社下の駐車場まで移動しましたが、この滝から歩いて那智大社まで行く事も出来るようです。体力に自身のある方は挑戦されてみてはいかがでしょうか?

Photo_2 駐車場から土産物屋さんが並ぶ階段を上ると、結構な段数でそれだけでいい運動になってしまいました。こういう時に痩せなければと思うんですけどねぇ...銅屋根の那智大社は、まだ朱色も鮮やかで熊野本宮大社とはまた違った雰囲気があります。

Photo_3 その那智大社と文字通り軒を並べて青岸渡寺があります。お寺の前には語り部の方がいらっしゃり、社やお寺のことを色々と教えて下さいました。こういうのってとても有難いですよね。社とお寺、三重の塔、そして大滝と全ての高さが同じなのだそうです。神も仏も、そして人間も、全てが同じ目線という所に懐の深さを感じずにいられません。

Photo_4 お寺から見る大滝はまた格別。車で上がってきた私でもこれだけ感動するのですから、ふもとから歩いて来た方は更に感慨深いものがあるのでしょうね。そう考えると他の地方から歩いて来られた昔の方々の感慨たるや、凄いものがあったのでしょう。

そういえば、和歌山弁には敬語の概念が少ないらしいのですが、それが南紀に行くほど顕著になるそうです。南紀の、特に年輩の方と話すとそう感じる事も多く、県外からの観光客の中にはそれに立腹される方もいるそうですが、それもその土地の特色と考えれば楽しいのではないでしょうか。

この雄大な自然と、神も仏も人々も、全てが同化していた歴史を鑑みると、敬語なんて概念が無いのも当たり前と思えてしまうように思えます。お寺から見える大滝を見ていると、その思いがより強く感じられました。

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那智黒と那智ねぼけ堂

 和歌山県民で、昔から飴と言えば那智黒という人も少なくないはず。昔、黒人男性と日本人のお婆ちゃんが、ゴーゴーダンスを踊りながらなちぐ~ろと歌うあのCM,最近やっていませんが、シュールすぎて今は放送出来ないのかな。

Photo 一袋367円で、原材料は砂糖、水飴、黒砂糖のみ。喉にもやさしいという黒飴は、口に入れると懐かしさいっぱい。素朴で優しい味わいがいいですね。小さい頃、おやつに出てくる飴といえばこれでしたが、今の子供達はどうなんでしょうか?

那智黒は和歌山県内ならどの観光地にも売っていますが、県外のデパートなんかでも売っているようですね。でも、那智黒というからには、那智勝浦で買いたいもの。

Photo_2 で、立ち寄ったのが那智の滝への道中にある那智ねぼけ堂。ところが、ここは同じ黒飴でも手作り黒飴という独自の黒飴を作っているようで。お土産は和菓子がメインのようですが、当然那智黒は見当たらず。試食の鈴焼きもいただいてみましたが、パサパサの食感が好みに合わなかったので、ここでのお土産は見送る事に。

Photo_4Photo_3  ところが、こちらの黒糖アイスがなかなかの美味しさ。濃厚な黒糖のコクと、さっぱりとした後口で、暑い夏はもちろん、冬でも美味しく頂けます。より濃厚な黒糖アイスと、さっぱりとしたバニラアイスとのミックスがありますが、バニラアイスの部分にもやや黒糖の風味が感じられました。

黒糖アイスがこれだけ美味しかったのなら、黒飴も買ったら良かったかな。那智黒との食べ比べなんかも楽しかったのかもしれませんね。

こちらは結構大きい施設で、観光客も大勢来ていますが、熊野古道の大門坂へ行くための駐車場にもなっているようです。隣には鯨肉のお店もあり、そちらでは那智黒も販売されているので、黒飴2種を同時に買うことも出来ますね。すぐ隣にありますが、経営母体は全く別のようです。

那智黒

URL http://www.nachiguro.co.jp/

那智 ねぼけ堂

URL http://www17.ocn.ne.jp/~neboke/index.html

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熊野本宮大社と新宮 香梅堂の鈴焼き

 川湯温泉を後にして、熊野本宮大社にお参り。

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朝早くで、まだ参詣者も少なく、参道のみやげ物店も閉まっています。鳥居をくぐり階段を上ると、桧皮葺の門が見え、その奥に社殿があるのですが、写真撮影は禁止。とても趣がある立派な社殿で、人気がないことも手伝ってなんともいえない厳かな雰囲気。

Photo_3 熊野大社は明治の大洪水で流され、今の位置に移されたそうですが、もとあった場所には大きな鳥居が建っています。大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる中州に、遠くからでも見える巨大な鳥居。なんとも不思議な風情があります。

Photo_4 本宮大社周辺のお店はまだ閉まっていたので、新宮まで足を延ばす事に。嬉しい事に、お目当ての香梅堂は開店しています。まだ8時半なのに、と思ったら8時からの営業なんですね。店内は香ばしい匂いが立ち込めていてなんともいえません。しかし、一部出来上がっていない商品もあったので、全てが揃うのは10時くらいでしょうか。

Photo_5 それでも名物の鈴焼きはちゃんと出来上がっていました。大好物の鈴焼き、これが本当に旨い。軽やかな口当たりながらしっかりとコクがあり、甘さが程よくて心地いいのです。この上品な甘さは和三盆を使用しているからでしょう。

お土産に20個ほど入って315円の鈴焼きを5袋買いましたが、帰りの車中で一袋が無くなってしまいました。食べ始めると、やめられない止まらないで。これは今度からは10袋くらい買わないといけませんね。お土産にしても、一人一袋じゃ足りないと言われますから。賞味期限は5日ほどと短いですが、この鈴焼きにその心配はなさそうです。

Photo_6 どら焼きなどはまだ焼きあがっていなかったので、干菓子を購入。可愛い造詣の東は色とりどりですが、着色料はしっかり使用されています。岡田製糖所の和三盆を使用されているとあって、コクのあるとろけるような甘さは和三盆そのもの。

ただ、澱粉で固めているせいか口当たりはやや固め。味わいでは完全に岡田製糖所の和三盆の方が上ですが、お茶菓子として客に出したりするのは、華やかなこちらのものも捨て難いのかも。

やはり、南紀に来た時にこの店は外せませんね。今度行く時に鈴焼きを何個買うか、今から悩んでいたりするのです。電話での取り寄せも出来ますが、あの周辺の雰囲気がとても好きなのです。

熊野本宮大社

URL http://www2.ocn.ne.jp/~sanzan/NTTcontents/hongu/

香梅堂

住所 和歌山県新宮市大橋通3-3-4

TEL 0735-22-3132 

営業時間 8:00-21:00 日祝 8:30-17:30 不定休

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仙人風呂@川湯温泉

 せっかくの連休も、いつものように仕事が入ったけど、最後の月曜は確保。仕事が終わるとすぐに真夜中のドライブ。

Photo 朝になり、川湯温泉に着くと、河原にもうもうと立ち込める湯気。前回訪れた時は只の河原だったけど、小学校のプールほどの大きさの露天風呂が出来上がっています。歩いて一分程の河原に専用駐車場があるのですが、停めるのも仙人風呂に入るのも無料。これは有難いですね。

Photo_2 道路からは丸見えなので、基本は水着着用です。でも、そうしなければならないという訳でも無く、ぶらんぶらんの剛の者もいらっしゃったりして。私はそんなに自信家じゃないので、もちろん海パンをはいて突入。

風呂の底はもちろん川のままなので、色んな大きさの石が心地よく足裏を刺激します。お湯の温度も、風呂の深さも、場所により変わるので、自分のベストポジションを探す楽しみもありますね。川底から小さな泡が上昇している所が、湯が沸いている場所でしょうか。

それにしても、こんな気持ちのいい露天風呂があるのですね。大きな岩の上には、色付き始めた木々、流れる風に舞う湯気。水質は飲めるようなものではないように思えましたが、この気持ちよさには代え難いものがありますね。普通の露天風呂には無い開放感が、確かにここにはありました。

只、湯ざめには充分注意が必要なようで、私はこの日喉が痛かったのですが、湯上り後さらに咳まで出てきたりして。体調万全で挑んだ方が良さそうですね。後、禁止のシャンプーを持ち込むばかりかその容器を捨てていっている人や、キャンプ飲食中止の駐車場で堂々と朝ごはんを作っている大阪のおばちゃん等、マナーの欠ける人達にも遭遇。

無料でこんなすばらしい温泉に入らして頂けるのですから、地域の方の好意を無にするような事だけは慎みたいものです。

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喫茶 こぶち@川湯温泉

  湯の峰温泉から、車で30分もかからない距離に川湯温泉があります。

Photo

河原を掘ればお湯が沸くというのがその名の由来だそうですが、名物の仙人風呂は冬季のみの営業で、今は個人や旅館が掘った露天風呂が点々とあるのみ。川沿いに旅館や民宿が立ち並び、川では家族連れが水遊びを楽しんでいました。

Photo_2Photo_3 その中ほどに公衆浴場があり、250円という手ごろな値段で入ることが出来ます。が、駐車場は有料で500円ですから、結局結構なお値段に。朝ということもあり、お風呂は貸し切り状態。源泉掛け流しですが、温度は45度は軽く超えているようで、水でうめないと入れませんでした。

ほのかに硫黄の匂いが香る、とてもいいお湯でしたが、シャワーの水圧が低いのが難点でした。飲んでみても、クセがなく硫黄の匂いも控えめでとても飲みやすかったです。なかなかいいお湯だとは思いましたが、やはり駐車場とセットで750円はちょっと高いかなぁ。湯の峰だと、つぼ湯と公衆浴場両方入れる値段ですからね。今度は冬に来て、仙人風呂にチャレンジしてみたいと思います。

Photo_4 川湯温泉のトンネル近くにあるのが、喫茶こぶち。向かいには民宿こぶちもありますので、おそらく同じ系列でしょう。夜はカラオケ喫茶になるような雰囲気で、入ると御主人らしき人がソファーに寝転んでいました。ま、こういうのも大らかな南紀らしくていいじゃないですか。なんでも、この御主人が釣り名人らしくて、ここの鮎や鰻は自ら捕ってこられたものだそうです。

Photo_6 うな丼は1800円なり。外からは厨房が丸見えでしたが、丸々と大きな鰻が捌かれていました。なんと、そこからの作業のようで、待つ事30分ほどでうな丼が出てきたのにはびっくり。そして、うな丼を食べて二度びっくり。こんな歯応えのある鰻は初めてです。しかも泥臭さは全く無く、上品な白身魚のよう。

福井の淡水の鰻は外はカリッと、中はふわふわでとろけるようでしたが、これはもうパンパンに張っているといった食感。なんというか、とても筋肉質な感じなのです。そして脂も程よく乗っていて味がとても濃い感じ。う~ん、これはいい意味で期待を裏切られた感じです。

Photo_5 そして、お土産に買っためはり寿司。実は10数年前、一人旅のおりここでめはり寿司を頂いたのが思い出で、今回再訪したという訳。醤油等のタレに浸けていない、高菜の味のみのシンプルなめはり寿司。中には高菜のみじん切りが混ぜられています。これがまた、シンプルイズベストという感じで旨いんです。なんでも高菜の栽培からの、おばあちゃんの手作り高菜漬けだそうですが、さもありなんといった味わいでした。

とっても怪しい雰囲気の漂うお店ですが、都会では味わえない雰囲気と料理なのは間違いないと思います。窓からの川や山の眺めも最高でしたし。今度は絶対鮎を食べるぞっと、心に誓ったのでした。

こぶち

住所 和歌山県田辺市本宮町川湯温泉

TEL 0735-42-0432

営業時間 10:00-22:00 不定休

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湯筒とつぼ湯@湯の峰温泉

 温泉に興味の無い時はほんとんど関心が無かったのに、温泉に興味を持ち出したら急に行きたくなったのが湯の峰温泉。南紀の山深い場所にありますが、今は国道も整備されてとても快適なドライブ。

到着するといかにも鄙びた温泉地といった風情で、まさに私の想像の通りの温泉地。しかも無料の大きい駐車場もあるので、日帰り客にもぴったり。しかしながら、キャンプ禁止の看板があるにも係わらず、アイドリングしっぱなしのキャンピングカーが。キャンピングカーで車中泊したからキャンプとはこじ付けかもしれませんが、なんだかなぁっていう感じ。

Photo 気を取り直して、てくてく歩いていくとすぐに”あづまや”さんが見えてきます。恐らく湯の峰一の高級旅館ですが、今回は外から眺めるだけ。いつかはここでゆったりしてみたいものです。

それにしても、ばか高いキャンピングカーを買うなら、ここで何泊してもお釣りが来るのにね。なんかお金の使い方間違ってるよなぁなんて思ってしまいました。近くにはいくらでもオートキャンプ場もありますし。

Photo_2 おっと、ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、こういう時はお腹になんか入れるのが一番。川辺の湯筒では、地元の方や観光客がいろいろなものを茹でています。丸ごとの竹の子があったりして、ちょっとびっくり。近くの売店で、芋や生卵が網入りで販売されていて、それを買って浸けるだけ。

卵は一個50円、5個入りなら一個30円の売店もありました。安く済ますなら、スーパーなんかで卵と網を買ってくるのがいいのでしょうが、無料で湯筒を使わせてもらうのだから、地元の売店で買うのが健全だと思います。

Photo_3 40分ほど茹でますが、温泉に浸かればその時間もあっという間に過ぎてしまいました。湯筒は90度と高温の為、いわゆる温泉玉子ではなく、きっちりとゆで卵になっています。ほんのり硫黄の香りがして、なんとも美味しいゆで卵。ほくほくの芋もとっても旨い。食べ物の美味しさは、過程や雰囲気も大事な要素だないうのをしみじみと感じてしまいました。

Photo_6 玉子が茹で上がるのを待っている間に、つぼ湯へ。30分交代制で、順番待ちは必至と聞いていましたが、時間帯がよかったのか、日曜にも係わらずすぐに入ることが出来ました。朝の7時半くらいで、旅館の朝食時だったのが良かったのかもしれません。

Photo_7 つぼ湯は思っていたより広くて、大人2人くらいならゆったりできる広さ。七色に変化するという湯は、この日は乳白色。源泉はとても熱くて、前に入っている人がいない時は要注意です。私は普通に足を突っ込んで飛び上がってしまいましたcoldsweats01水でうめて入ると、これがまた最高の風情。岩や板で囲まれた、その囲まれ感がなんともいえない雰囲気です。すぐ下を流れる川の音も、これまたいいBGMで。

Photo_8 つぼ湯の入浴料は750円とやや高めですが、公衆浴場の入浴券も付いてくるのがいいところ。公衆浴場は湯筒のすぐ近く。一般浴場と、シャンプー石鹸は使えないものの、源泉掛け流しのくすり湯があります。どちらか片方に入れるのですが、今回はくすり湯に。

先客がいらしたので中の写真は撮れませんでしたが、木の浴槽と湯に舞う湯の花がとてもいい雰囲気。泉質も最高で、体の芯からほっこり温まりました。つぼ湯の風情もいいのですが、次に来る時はここで充分と思わせてくれるくらい、いいお湯でした。ここだけなら380円と安価ですしね。ちなみに、一般浴場は250円とさらにお安いようです。

いやほんと、想像以上にいい温泉地でした。温泉マニアの方が、ここを賞賛するのも頷けます。今度は泊まりで来たいものです。10月になればまた忙しくなるし、仕事が落ち着く9月中にはなんとか行けないかなぁ...spa

本宮温泉郷ホームページ

URL http://www.hongu.jp/index.htm

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道の駅 おくとろ

 和歌山で未だ訪れていなかった最後の道の駅、おくとろ。国道169号線をとことこ走るとやがて日本唯一の飛び地、北山村に入ります。169号線は途中狭くなったり広くなったりを繰り返しますが、谷側には瀞峡の絶景が望めるなかなか気持ちのいい道。

PhotoPhoto_2 深い緑色の北山川と、迫力のある巨岩の数々。思わず見とれてしまいそうですが、景色のいいところは決まって幅員が狭く、なかなか車を停めてじっくり見ることが出来ません。

Photo_3 それでも、なんとか邪魔にならないところを探し停めて写真を撮っていると、川を行くウォータージェットが。う~ん、やっぱり今度はウォータージェットも乗ってみたいですね。志古から3340円で往復しているのですが、これだけの景色をゆったりみれるのなら高くないかな。他の乗り場から2000円ほどで廻る事が出来るものもあるようです。

Photo_4 169号線は、瀞峡を過ぎると小森ダムのダム湖にさしかかります。しばらく走ると、ダム湖に注ぐ川の色に目を奪われ車を停めることに。エメラルドグリーンに輝く神秘的な水面。何故にこんな色をしているのかは分かりませんが、しばし見とれてしまいました。

でも、ふと見ると熊出没注意の看板があり、ハンターさんの姿もちらほら。熊に間違われる前に、道の駅を目指すとしましょう。

Photo_5 道の駅おくとろに到着すると、人影はまばら。時間が早いこともあるのでしょうが、やはり地理的に観光客で賑わうという雰囲気でもなさそうです。駐車場は広々としていますが、キャンプ場も併設されているので車中泊はNG。

隣接の公園内には地元の奥様方が作る郷土食のお店もあるようですが、完全予約制とのことらしいです。この道の駅からは筏下りも出ているようですが、こちらも予約制で一人6000円と結構なお値段。

Photo_6Photo_7 日本唯一のじゃばら生産地の道の駅らしく、売店にはじゃばら製品が多数揃っています。よもぎ餅と缶入りのジャバラジュースは結構普通。やはり、瓶入りのものがやや高いものの美味しかったですね。無糖のものはさすがに酸っぱかったですが、加糖のものはジャバラの風味と酸味のバランスも良く美味しかったです。

缶入りのものは結構他の道の駅でも売っていますが、この瓶入りのものは恐らくここだけじゃないでしょうか。じゃばらのポン酢も結構あちこちで売っていますが、普通のポン酢のよりもずっとまろやかなので、大根おろしとかを使用せずそのまま付けて水炊きなどを頂く時にはとても重宝します。

Photo_8 こちらは、お土産に買った鮎の甘露煮。無添加なのがいいですね。子鮎らしい、苦味の効いた美味しい甘露煮でした。道の駅龍神のアマゴの甘露煮は、とても甘さが強いものでしたので、その対比が面白いですね。

駐車場も広いし、とても設備の整った道の駅でしたが、売店にもう少し活気があればなおいいと感じました。これで、和歌山の道の駅もコンプリート。今度は和歌山の道の駅集なんてやってみようかな...

道の駅 おくとろ

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w14_okutoro/index.html

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道の駅 奥熊野古道ほんぐうでお土産

 今回は、お土産は奥熊野古道ほんぐうで購入することに。朝市は今回も行われておらず、休日でもしていないということはほとんど開催されていないということでしょうか。そういうこともあり、道の駅としての印象は、ちょっと官営っぽい感じがして、あまり地元との密着度は高くない気もします。

そういえば、この道の駅は民家が近いこともあり、アイドリングストップが看板にも書かれているのですが、観光バスが客も乗っていないのにずっとアイドリングしていたのが気になりました。東京では、はとバスがこまめにアイドリングストップをしていたので、こういうところに都会との意識の差を感じてしまいす。

Photo 中辺路で飲んだミカンジュースが、こちらでも販売されていました。こちらは瓶での販売のみのようですね。500CCで600円と値段は高めですが、濃厚な味わいとしっかりした甘味、それに程よい酸味がいいですね。ほんのり苦味のあるすっぴんみかんジュースが大好きですが、こちらもなかなかのものです。

Photo_2 みかんと梅のソーダです。果汁は8%ほどでしたが、無添加なのがいいですね。上のミカンジュースと共に、道の駅中辺路、龍神でも販売されていました。梅の風味はあまり感じませんでしたが、ミカンの風味はしっかり活きていました。しかしこの大きさで、210円はちょっと高いかなぁ。甘さが少し強すぎたのも気になりました。

Photo_3 本宮の小麦粉とそば粉を使用した蕎麦です。乾麺ですが、ちょっと乾きすぎな感じで、パリパリと折れているのが気になるところ。茹でてみると、ちょっとボソボソした食感、蕎麦の風味も弱いと、あまりいいところが無かったというのが正直なところ。賞味期限から、おそらく秋から冬にかけて製造されたようですので、その頃ならもっと違った印象になったかもしれませんね。

もう一歩という印象もありましたが、全体に加工品の品揃えはなかなかのものだと思います。これで朝市が行われていたらまた印象も変わったのでしょうけども。新宮ー熊野大社ー本宮温泉郷ー白浜のラインから外れているので、もうひとつアピールするところが無いと厳しいように思います。事実、中辺路や熊野川などの道の駅に比べると、人出は明らかに少なかったですから。

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紫陽花と孔雀明王

 この1ヶ月休みが取れず悶々としていましたが、連休は久しぶりに旅に出ることが出来ました。南紀ドライブの帰り、高野龍神スカイラインを走っていると突然青い花が目に飛び込んで来ました。

Photo それは満開の、あじさい園の紫陽花。山の斜面一面の紫陽花は今がまさに見頃。観光客やバイク乗りの皆さんも次々と立ち寄っています。さすがにこの紫陽花は素通り出来ないようですね。と、その時、真っ赤なオープンカーに乗った綺麗な女性が突然駐車場に。一眼レフを片手に颯爽とあじさい園に消えていきましたが、う~んかっこよかったなぁ...

スカイラインは相変わらず快適なドライブ。青々と茂った木々のおかげで、眺望はやや悪いのですが、緑の中を走りぬけるのもまたいいものです。護摩壇山から高野山までは、気温も25度程と丁度いい感じ。窓を開けても気持ちいいですが、オープンカーならもう最高でしょうね。

スカイラインの開通で周辺の木が枯れたと聞いたこともありますが、今回走って注意深く見ましたが、ほぼ全線木は青々と茂っており、枯れている木は僅かでした。ダメージも回復しているようで、ほっと一安心。

Photo_2 で、今回は高野山は通り抜けるだけの予定だったのですが、霊宝館の前で孔雀明王のポスターを発見。これはもしかして孔雀明王が展示されている?と思うといてもたってもいられずUターン。で、ポスターを見てみると、な、な、なんと!孔雀明王だけでなく、八大童子も八体展示されているじゃないですか!

これはもうテンションマックスで、すぐに受付に。入館して2つめの部屋におられましたよ、孔雀明王が。しかもガラスケースも無く、黄金色に輝く孔雀が間近で見られます。煌びやかな孔雀と、落ち着いた佇まいの明王、この対比がまたいいですね。しかも明王のどこか遠くを見据えたような眼差しがなんとも言えません。

これが国宝じゃないのが不思議なくらい、快慶の傑作の一つではないでしょうか。やっぱり孔雀明王像は、私の大好きな仏像の一つだと再認識しました。それに、私くらいの世代の漫画好きには、孔雀明王というと堪えられないものがありますからね。あの孔雀明王とは見た目も雰囲気も違いますが、その思い入れには変わらないものがあるのです。

八体勢ぞろいした童子と不動明王は、残念ながら今回はガラスケースの中。それでも、制多伽童子の絶妙に捻られた腰のラインや、ふくよかな体躯の表現などは充分満喫出来ました。

八大童子は、近くで見るのもいいですが、やはり少し離れて見るのがいいですね。バラバラのはずの視線が、少し離れると全員がこちらを注視しているように思えて、心の中のやましい部分を見透かされているように感じるのです。これも八体、特に運慶一派の作と言われる六体が同時展示されているからこそ。

いやぁ、思いがけずこんな機会に恵まれて、最高の気分。八大童子と孔雀明王がまとめて見られるなんて、こんな事滅多に無いことですから、仏像に少しでも興味のある方は、この夏高野山に行くことをおすすめします。

高野山大宝蔵展は、霊宝館にて9月15日までだそうです。

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総本家めはりや@新宮市

 新宮の観光名所というと、先ず頭に浮かぶのが熊野速玉大社。

Photo_2Photo 早朝ということもあり、境内はとっても静かな雰囲気。本殿はまだ朱色も鮮やかで、まだ新しい感じです。やはり熊野本宮の方が古びていて趣があるように思いましたが、これは年月が解決してくれるでしょうね。この時は国宝館がまだ開いておらず、国宝が見られなかったのが残念。今度はもうちょっと遅めに行ってみたいものです。

Photo_4Photo_3  新宮の市街地に入ると、国道沿いに目立つ浮島の森への案内板。なんでも、底なし沼に浮いている珍しい島だそうで、行ってみることに。閑静な住宅地の中に、こんもりとした森があり、それが浮いているとはにわかには信じ難いです。

森の中は遊歩道で移動出来ますが、ブカブカとした歩き心地が、なんとなく浮いている事を実感させてくれます。周りはいかにも沼という感じで、水はあんまり綺麗ではありません。生物学的にはとても貴重なものだそうですが、観光としてはあまり...というのが正直なところ。

と思って調べてみたら、やはり周辺の開発により水質が悪化、浮島の存続も危ぶまれているのだとか。それでも、最近は再生が進められているそうですから、今後はもっと魅力的なものになっていくのかもしれませんね。そんなことを感じさせない、温かくてのんびりした感じの受付のおじさんが、とっても印象的でした。

Photo_5 その浮島から程近いところに、総本家めはりやがあります。和歌山近鉄での物産展でも大人気だった、めはり寿司の名店。朝から観光で程よく歩いたので、ここで朝ごはんを取る事に。しかし開店は9:30からでしたので、ちょっと遅めの朝食に。

Photo_7Photo_6 おでんや味噌汁がセットになった定食を注文。味噌がかかったおでんの後に、出ましためはり寿司。めはり寿司の名前の由来には、目を見張るほど大きいというのもあるのだそうですが、こちらのは程よく小振り。

中身には高菜を細かく切ったものが入っており、米にも醤油が滲みています。握りたてで温かいめはり寿司は、しっかりとした味付けでなんとも旨い。ただ、結構濃い目の味付けですので、あっさりしたものが好きな方には白浜のはま乃等の方が合うかもしれませんね。

味付けだけでなく、中身の具材もいろいろあり、まさに南紀の郷土食。おにぎりの様な存在で、あちこちの店で売られていますので、好みにあう一品を探すのも楽しいものです。個人的には、道の駅熊野古道中辺路の、中身がねこまんま(かつおご飯)のものが、好みにぴったんこでした。

総本家めはりや

住所 和歌山県新宮市緑ヶ丘1-1-39

TEL 0735-21-1238

営業時間 9:30-翌2:00 日曜は21:00まで

第2、第4水曜定休(祝日の場合は翌日)

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香梅堂 鈴焼@新宮市

 熊野川の河口にある新宮市。その新宮には私の大好きな和菓子があります。

Photo それが42号線沿いにある香梅堂。いかにも歴史を感じさせてくれる店の雰囲気。隣には駐車場もあります。中に入っても、落ち着いた雰囲気は変わらず。煎餅からドラ焼きまで、いろいろなお菓子があってどれも美味しそう。

Photo_2 その中でも一番の看板商品が、この鈴焼。見た目はよくあるベビーカステラ。しかしその味わいは上品で、しっとりとした食感と控えめな甘さがなんともいえません。上品なだけでなく、しっかりとした深い味わいがあるのもいいところ。

添加物はほぼ使用されておらず、その為5日程しか賞味期限がないのが注意点。でも後口さわやかで何個でも食べられるので、結構買ったつもりでもあっという間に無くなってしまうから心配無用。電話で注文も出来ますが、やっぱりあの綺麗な熊野川沿いを快走して、新宮に買いに行くのがいいんですよね。

香梅堂

住所 和歌山県新宮市大橋通3-3-4

TEL 0735-22-3132 

営業時間 8:00-21:00 日祝 8:30-17:30 不定休

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道の駅 奥熊野古道ほんぐう

 道の駅 瀞峡街道熊野川を過ぎると、熊野川を眺めながらの快適なドライブが続きます。そして、やがて熊野本宮大社に。本宮大社を過ぎしばらく走ると湯の峰温泉や川湯温泉への分岐があり、それをさらに過ぎたところに、道の駅 奥熊野古道ほんぐうがあります。

Photo 広々とした駐車場の立派な道の駅。ですが、民家が近くにある為、車中泊は禁止のようです。売店もレストランも広々としていて、木工品や地場産の加工品、めはり寿司や熊野牛の定食など、目を引くものばかり。ただ、一番欲しかった熊野牛の精肉は販売されておらず、販売店を紹介していただくに留まりました。

Photo_2 瀞峡街道でお土産も食事も済ませていたので、こちらではコーヒー牛乳のみ購入。一枚岩前の売店でも売られていた、三輪崎牛乳さんのものです。味わいは昔ながらのコーヒー牛乳の味わいで、なんとも美味しいもの。やはり飲み物は、ビンでいただくと美味しさが増しますね。

この写真の奥に写っているベンチでは、朝市も行われているようですが、残念ながらこの時はもう終了していました。レストランは和歌山の道の駅にしては珍しく、夕方6時まで営業しているようです。清潔で広々としたいい道の駅ですので、今度はじっくりと探索してみたいと思いました。

道の駅 熊野古道ほんぐう

URL http://www.za.ztv.ne.jp/teika/

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道の駅 瀞峡街道 熊野川

 新宮から熊野川沿いを走る国道168号線。和歌山では高野龍神スカイラインと並んで、一番好きな道の一つ。

R168 この道を走るのは早朝が最高。熊野川は信仰の道ということで、世界遺産にも登録されてるのですが、その雰囲気が最も出るのが朝もやに包まれた早朝だと思うのです。交通量も少なくまだ静けさの残る168号線を快走するのは、なんとも気持ちのいいもの。

Photo 新宮から168号線を走ると最初に見える道の駅が、瀞峡街道熊野川。駐車場は30台以上の平均的な大きさの道の駅。車中泊に適しているように見えますが、駐車場には禁止の看板が。家庭ごみ持込禁止の看板もあり、マナーの悪い観光客の影響が見て取れます。

Photo_2 お土産などが充実している本館の横には、小さなかあちゃんの店という店舗があります。手作りの加工品なども販売されていますが、飲食も出来ます。ソフトクリームも買ってみましたが、こちらは至って普通の味わいでした。

Photo_3 かあちゃんの店で朝食に頂いた定食です。めはり寿司とおかいさん(茶粥)という和歌山の家庭の味2トップが同時に味わえるのがいいですね。漬物にはもちろん梅干もありますが、これに金山寺味噌があれば完璧なんですけどね。

自然な味わいで美味しかったですが、煮物はもう少し濃い目の方が、さっぱりしたおかいさんには合うように思いました。どちらにしてもお得な定食なのは間違いないと思います。和歌山の道の駅の中では、とってもいいレストランの一つだと感じました。

Photo_5Photo_4  お土産に、柚子のマーマレードとクッキーを購入。マーマレードは柚子の風味たっぷりの美味しいものでしたが、クッキーはちょっとしけっていたのが残念。味わいは素朴で、梅の風味も良く出ていたので、更にもったいない気がしました。

いかにも地元のおばちゃんのお店という感じのレストランに、地場産のお土産もたっぷりのとてもいい道の駅でした。後は、あの無粋な注意書きが無くなる様、マナーくらいは守って行きたいものです。

道の駅 瀞峡街道熊野川

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w11_dorokyokaidoukumanogawa/index.html

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道の駅 ふるさとセンター大塔

 国道42号線から311号線に入り、最初にある道の駅がふるさとセンター大塔。名前の通り、以前は大塔村だったのですが、今は市町村合併で田辺市に。

Photo 駐車場は20台足らずの小さな道の駅ですが、施設は結構立派。割と大きめなレストランも併設されています。売店も、地場産のものが充実していて、梅干等の加工品から格安の農産物まで、なかなか魅力的な売店でした。

Photo_2

Photo_3

 こちらのレストランイチオシの梅すしと、山菜のラーメンをいただきました。味わいはごく普通で、あまり印象には残りませんでした。出てくるのに結構時間がかかりましたが、おばさんが一人で切り盛りされていたので致し方ないでしょうか。

地場産のものが結構安く買える、なかなかいい道の駅ですが、もう一つこれっというものがあるとなおいいのにと思いました。熊野古道中辺路がとてもいい道の駅だったので、余計にそう感じてしまったのもあるのですが。

ちなみに、夜間はトイレとその前以外は閉鎖されていましたので、夜間の車中泊等は実質不可能でしょう。

ふるさとセンター大塔

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w03_furusatocenterootou/index.html

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道の駅 熊野古道中辺路

 田辺から本宮に向かう国道311号線沿いには2つの道の駅があり、牛馬童子近くにあるのが熊野古道中辺路。牛馬童子といえば、最近頭部を壊されるという悲しい事があったばかり。史跡への落書きなど、こういうことをする人間の気持ちは到底理解出来ませんが、地元の方たちの事を考えると胸が痛むばかりです。

Photo 道の駅熊野古道中辺路は、駐車場20台ほどの小さな道の駅。これまた小さく可愛い施設には、牛馬童子ふれあいパーキングとあります。今となってはそれもなんだか悲しげですが、施設は地元の方の手作り品で溢れ、とてもいい雰囲気です。

Photo_2 小腹も空いていたので、めはり寿司とアイスを購入。めはり寿司は中身が鰹節ごはん(いわゆるネコマンマ)のタイプ。南紀では至る所でめはり寿司が頂けますが、中身がいろいろと変化にとんでいて面白いですね。これも一種のおにぎりのようなものなのでしょう。人により好みに合うものがきっとあるでしょうけど、私はこのネコマンマのタイプがとっても気に入りました。

アイスはなんとヨモギのアイス。地場産のアイスでもちろん無添加。食べてみると抹茶アイスのような感じで、とっても美味しいのです。ヨモギとアイスって合うんですね。ここではアイスが3種売られていましたが、他の2種は爽と王将アイス...なんだか不思議なラインアップですよね。

Photo_3 お土産にはヨモギ饅頭やクッキー等を。このヨモギ饅頭が旨かった。餅の部分がおはぎの様に米の粒が残っているタイプで、これが私の好みにぴったり。餅の食感、ヨモギの風味、しっとり甘さ控えめの餡子、どれをとってもジャストミートな感じで、感激の美味しさでした。

悲しい事件はあったけど、道の駅は地元の方の温かさに触れられるとってもいいところでした。

道の駅 熊野古道中辺路

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w07_kumanokodonakahechi/index.html

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とれとれ市場ともとや魚店

 白浜へ車を走らせると、先ず目に付くのがとれとれ市場の看板。

Photo 巨大な駐車場に巨大な建物。私もいろいろな所でこの手の施設を目にしましたが、間違いなく最大級の規模だと思います。鮮魚はもちろん、梅干からヌイグルミまで、和歌山のお土産はここに来ればほぼ揃ってしまいそうな勢い。

ただ、内容は玉石混交で、それなりのものもあれば、結構いいものもある感じ。食事コーナーでは、お寿司やお刺身もいただけますが、あまりピンときませんでした。魚介を購入してバーベキュー等で食べられるようですので、そちらの方がいいのかもしれません。

Photo_2 お腹が空いていたので、幸鮨というお店で鯖寿司を購入。添加物はそれなりで、味もそれなり。やたら酢の風味が強くて、鯖の風味が弱い感じ。個人的にはやっぱりはま乃の方が好みに合っているかなぁ。

こういう大きな施設にありがちなんですが、やはり自分の好みに合ったものを探すのに苦労するのが難点でしょうか。それでもここなら一度にいろいろなお土産が買えるので、限られた時間で観光する人には便利でしょうね。

とはいえ、やっぱり私の好みにはちょっと合っていないと、今回再認識してしまいました。で、前回行って好印象だったもとや魚店に寄ってみることに。今回もクツ海老を楽しみにしていたのですが、伊勢海老と共に禁漁期間という事で売られていませんでした。う~ん残念。秋まで楽しみはお預けですね。

Photo_3 で、変わりに目に付いたのが日扇(ひおうぎ)貝。帆立の仲間とのことですが、色合いは結構はっきりした赤色です。食べたことの無いものを見ると、猛烈に食べたくなるのが人情、ってな訳でこれをお造りにしてもらうことに。

Photo_4 日扇貝と、ガンゾウヒラメのお造りです。日扇貝は、貝が赤いからという訳でもありませんが、赤貝の風味にも似た感じ。磯の香が強くて、かめば噛むほど甘味が出てきます。ちょっと癖のある貝で、お造りよりもバター炒めなど、炒め物に合うように感じました。

ガンゾウヒラメは、コリコリの歯応えがいいですね。でも、味わいは淡白であまり旨味は感じませんでした。もっとも旬は冬との事ですので、今は時期が悪いのでしょう。この他に、イカやカマスの干物を焼いたものも頂いて、ご飯、味噌汁付きで2900円也でした。

お土産にカツオの角煮を買って帰りました。もちろん無添加で、熱々のご飯にぴったり。こういう海産物の加工品が無添加というのは、とても希少なことなのが悲しい現実。でも、だからこそ、やっぱり私はここが好きなんですよね。

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リヴァージュ・スパ ひきがわ@日置川

 田辺の大たこで、いつものように美味しいたこ焼きを頂き、最近温泉に嵌っているんですよ~なんて話をしていると、奥さんがリヴァージュスパひきがわいいよ~と薦めて下さいました。

Photo 道の駅志原海岸のすぐ北側、綺麗な海岸線を見渡せる所に立派な施設があります。入浴料金は大人500円と、この手の大型入浴施設にしては安い方ではないでしょうか?ジャグジーや露天風呂、家族風呂まで揃っているので、家族連れにも安心です。

Photo_2 源泉はぬるめですので、殆どの浴槽は加水あるいは循環、加温がされているようです。純粋な源泉もありましたが、この日は温度が低めで(30度前半くらいでしょうか)誰も入っていませんでした。で、加温だけされた源泉が人気で、おそらく常連と思われる方が沢山入浴されていました。

Photo_3 こちらは無料の足湯からの景色ですが、源泉や露天風呂からも雄大な太平洋が見渡せて、とてもいい雰囲気。加えて、とてもぬめり感の強いお湯が心地よくて、泉質もかなりいいと感じました。いわゆる美人の湯という感じで、女性にも喜ばれるのではないでしょうか。

立派で清潔な施設に、500円という低料金、それに本格的な源泉もあるのですから、ファミリーからマニアまで、幅広い層が満足出来る温泉だと思いました。

リヴァージュ・スパ ひきがわ

URL http://www.rivage-spa-hikigawa.jp/

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崎の湯と反対タマゴ@白浜

 温泉に興味を持ってから、一番入りたかった温泉が白浜の崎の湯。白浜なんて何回も行ってるのに、今まで一度も入ったことがないんですよね。白浜というと、昔はアドベンチャーワールドや三段壁、それに千畳敷、最近は食べ歩きにばかり興味があり、温泉でゆったりなんて考えもつきませんでした。

Photo_4 白良浜海水浴場から南へ少し行くと、崎の湯の案内板があり、1.5車線程の少し細い道を500Mくらい走ると、文字通り先っちょに崎の湯があります。駐車場は10台ほどしか停められないので、繁忙期はどこかに停めて歩いてくる方がいいかもしれません。駐車場が溢れると、すれ違いや入れ替えに難儀しそうですから。

Photo_7  料金は300円と格安。源泉は80度前後とほぼ熱湯。故にホースがそのままひかれ加水されています。源泉を口に含むと海の近くだけあり、ほんのり塩の味がします。ホースの水は無味でしたので、水道水と思われます。

Photo_8 脱衣場から外に出ると開放感抜群の露天風呂が。って開放感ありすぎて、隣の展望台から丸見えやん!!でも、女風呂はしっかり見えないようになっているので御安心を。露天風呂は2つあり、やはり先端のお風呂が眺望抜群で人気のよう。

上で加水されていると書きましたが、先端のお風呂には加水されている様子はありません。それなのに、そちらのほうがぬるいのが(38度くらいでしょうか)不思議です。管理人のおばさんによると、この日は特にぬるかったそうで、天候や海水の具合で温度が変わるそうです。

Photo_9 こちらが上側の加水されている方のお風呂。でも、こちらの方が熱くて42度くらいでしょうか。ツボ湯のような窪みがあり、その上から源泉が流されています。そのあたりはさらに熱々で、下のぬるめのお湯と両方楽しめるのがいいですね。

掛け湯用の桶はありますが、シャワー等はもちろん無し。椅子も無いので、シャンプーや石鹸を使用する人は見当たりません。ゆったりと景色を見ながらほんのり湯に浸るのが、ここの流儀のようですね。湯質は最高で、体がほっこり温まりました。いいお湯といい眺め、こんな贅沢な温泉ってなかなか無いんじゃないでしょうか?

PhotoPhoto_2 その崎の湯から少し戻ったところに、いでゆ反対タマゴのお店が。メディアでもちょくちょく紹介されていますが、こちらも訪れるのは初めて。店先の亀の形をした釜にお湯が注がれていて、その中で玉子が茹でられています。

Photo_3 タマゴは一個70円。手に持つと思ったほど熱くなくて、拍子抜けするほど。軽く叩いて、殻を少しむいてスプーンで掬いながら食べるとのこと。温泉の味がついているので、最初は何も付けずに食べてみてとおばちゃんが言うのでその通りに。

確かにほんのり温泉の風味がして美味しい。特に半熟の味わいなのにしっかりと固まっている黄身が、濃厚でしっとりとした食感で、とっても美味しかったです。黄身は何も付けずに、トロトロの白身は塩を少しかけて、が個人的にはいい感じでした。

いい温泉に、美味しいゆで卵。白浜にもまだまだ魅力的なところがあるようですね。

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鞆渕のホタル

 今年も鞆渕へホタルを観に行って来ました。

Photo 先ずは先週の金曜日、弟夫婦や岩出店の事務員さんたちと。週末という事もあり、凄い人だかりです。去年と同じ出店で、今年も黒豆のおにぎりを頂きました。鞆渕特産の大きな黒大豆を使ったおにぎりは、やっぱり格別の旨さでした。

でも、肝心のホタルはちょっと少なめ。まだ時期が早かったようです。しかも、月明かりが強すぎて、それもホタル鑑賞には悪条件だったかな。雨の後の天気のいい日が見頃らしいのですが、月が大きすぎると特に遠くのホタルの光が見えにくくなるようです。

そして昨日、SOHOのマスター家族と再度鞆渕へ。月は更に育ってほぼ満月ですが、雲に隠れているのでチャンスです。桃山町から県道3号線を高野山方面へ。帰りに気付いたのですが、この道沿いの川辺にも結構ホタルが乱舞していました。ホタルが生きる環境が戻りつつあるようで、とても嬉しい気分。

Photo_2 車を停め歩いていくと、道端にホタルが。弱っていてあまり飛ぶことが出来ないようです。それでも淡い光だけはきちんと発していて、それがなんとも健気で愛しくて。奥さんが車に轢かれたりしないよう、端っこに寄せてましたが、あのホタル元気にしているのでしょうか...

鞆渕の神社を過ぎると、もういたるところにホタルが舞っています。村中至るところにホタルがいるのがここのいいところ。特に、集会所から20分ほど歩いた所にある立派な民家周辺が最高で、まるでクリスマスツリーの様にホタルの光が輝いていました。

鞆渕周辺は寒暖の差が激しいようで、夜は結構冷え込むので、ホタルの時期もこれからが見頃のようです。冷え性の方は上着など用意した方がいいかもしれません。この日は残念ながら集会所が休みでしたが、定休日だったのでしょうか。

なにはともあれ、今年もホタルを堪能出来て嬉しい限り。集会所の手前には、ホタルを育てるための募金箱もありましたので、寸志を入れさせていただきました。このような環境を維持し、ボランティアで交通整理までしてくれている地元の方には頭が下がります。いつまでもホタルが楽しめる事を祈るばかりです。

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湯川渓谷 さがりの滝@有田川町

 紅葉の女将さんに、川を遡って行くと那智の滝と同じくらい美しい滝があると聞き、行ってみることに。県道19号線をひた走ると、道は細く険しくなっていきます。

Photo 岩盤をくり貫いただけの、素掘りのトンネルを抜けると、しばらくして高野山への看板が見えます。その分岐をまっすぐ川沿いに進むと、未舗装のガタガタ道。ちょっと後悔しつつも進むこと30分ほど、京大の施設が見えてきます。

そこから徒歩5分もたたず、さがりの滝の前に到着。車は、京大施設の前か、滝の前にも駐車スペースがあるので、ガタガタ道を除けばそれほど苦労いらず。

Photo_2 ふと見上げると、青々と生い茂った木々の中に、雄大な滝の姿が見えます。うわぁと思わず絶句。なるほど、これは見に来たかいがありました。もちろん、那智の滝に比べれば落差は小さいですが、静かな森の中の滝はなんとも言えず神秘的。

Photo_3 そして遊歩道も整備されていて、滝つぼのすぐ近くまで行けるのがいい所。どうもこの滝は2段になっているようで、真下からだと上の方が見えませんでした。それでも、マイナスイオンたっぷりな雰囲気で、気温は明らかに下界より5度以上は低い感じがたまらなくいい気持ち。

うっすら肌寒さを感じながら、水に触れるとひんやりとしてこれがまた気持ちいいのです。和歌山の名水にも選ばれているそうで、ちょっと口に含むと生き返ったような気分に。

紅葉の女将さんによると、同じ清水で取れる鮎でも、こちら側の鮎の方が美味しいのだとか。さもありなん、湯川渓谷周辺は民家も少なくて、水が汚れる心配が無さそうですから。その鮎が頂けるというのですから、夏が待ち遠しくてもう、よだれが出そうです。

湯川渓谷には、この他に2つの滝があるようで、そちらも時間が許せば行ってみたいものです。

有田川町

URL http://www.town.aridagawa.lg.jp/nature/nature_011.html

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香料理庵 紅葉(くれは)@有田川町清水

 LOCOわかやま2008を読んでいると、その中に魅力的なお店が何軒かあり、そのうちの1軒に行ってみることに。場所が清水町と割と近いので、すぐに電話して予約をしました。

Photo_2 清水に入り、あらぎ島に立ち寄ると、丁度田植えが終わったところ。やはり、冬の何も無い風景よりもずっと趣がありますね。稲が伸びて緑が濃くなると、また魅力的になるでしょうね。あらぎ島を過ぎ、県道19号に折れ、住宅地に入ってすぐにお目当ての紅葉(くれは)があります。

Photo 雑誌を見た限りだと山奥の一軒屋といった印象でしたが、いたって普通の民家でした。その奥の、喫茶店のような建物が紅葉。ちょっと想像とは違いましたが、靴を脱ぎ店内へ。座敷とテーブル席があり、私達はテーブルに。

基本的に一日一組らしいのですが、この日はもう一組が座敷にいらっしゃいました。一人で切り盛りされている女将さんが、材料の調達(山菜摘みや沢蟹の捕獲まで)をされているからだそうです。この女将さんが、なかなか天然の(失礼)面白い方。時々話があちこちに飛びますが、心の温かい方だというのはとても良く分かります。

Photo_31500円の蕎麦御膳、1800円の山菜御膳、それに3500円の摘み草会席があるそうですが、今回は山菜御膳を頂きました。食材から調味料まで、殆ど全てが地元あるいはその周辺のもので、地元名産の山椒がふんだんに使用されています。

蕎麦は石臼で挽かれた本格的なもの。なかなかの美味しさですが、それにも増して山菜が旨い。細い竹の子のようなイタドリは、歯応えがコリコリと心地いいもの。醤油がしっかり効いたワラビと、薄味に仕上げられたゼンマイの白和えも対照的な味わいで楽しいものでした。

醤油が良く効いているのに柔らかい味わいなので尋ねると、金屋町のカネイワ醤油を使用しているとのこと。湯浅だけでなく、金屋町にもいい醤油の蔵元があったのですね。今度そちらの醤油も買ってみようかな。

地元産のコンニャクはさっぱりした味噌仕立て。臭みがないので、こういう薄味でも美味しく頂けます。女将さんが自ら捕ってこられた沢蟹は、小さい中にも力強い旨味が詰まっている感じ。アマゴは山椒がしっかり効いていて、それがなんとも魚の旨味と良く合っているのです。

鍋にはこれまた地元名産の、紀州地鶏のツミレと山菜や野菜、それにアワビ茸が入っています。それぞれの素材の旨味、それにしっかり効いた醤油、山椒が加わってなんともいえない美味しさ。アワビ茸は、旨味こそ椎茸のように濃くはないですが、それが逆に他の素材の邪魔をしなくていいのだとか。それに歯応えがとても心地よくて、鍋にはぴったりだと思いました。

ご飯は古代米とムカゴ、それにギンナンも加わって、とても滋味溢れる味わいでした。お代わりは自由のようでして、一杯食べ終わると、しきりにお代わりを薦めて下さいました。本当に体が綺麗に元気になるような料理でしたが、それがほとんど地元の素材というのもまた嬉しいものですね。

清水町では、以前行った愚案も相当魅力的でしたので、どちらに行こうかこれから迷ってしまいそうですね。店の雰囲気は愚庵が相当良かったのですが、地元との密着度はこちらが上でしょうか。

夏になると、鍋には鮎が入るそうで、これまた美味しそう。その頃にまた来よう、そう心に誓い女将さんに別れを告げたのでした。

香料理庵 紅葉

住所  和歌山県有田郡有田川町清水1270-5

TEL 0737-25-0966

完全予約制 不定休

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弘法湯@串本

 美味しいお寿司を頂いて、いよいよお目当てのお風呂の開店時間。到着したのは13時20分くらいでしたが、どうやら入浴出来るようです。

Photo_2 橋杭岩の付け根の部分に、民家のような温泉があり、それが弘法湯です。弘法の湯と書いているところもありますが、どちらが正しいのでしょうか?串本観光協会のHPには弘法の湯とありますが、説明書きには弘法湯温泉とあり、どちらが正しいかは分かりません...

Photo_3 料金は400円、13時半ー19時半の営業ですが、営業日が変わっていて、火、木、土、日とのこと。源泉掛け流しですが、源泉温度が27度の為加温はされているそうです。待合室は10畳ほどの和室で、受付のおばさんに料金を払い、記帳します。

Photo_4 風情のある木の浴槽の浴室が2つあり、貸切で順番に入っていきます。私はこの日一番風呂。窓を開けると眼前には太平洋が見えます。足を入れて、熱っっっ!!あまりの熱さに、水の蛇口を捻ってうめることに。

少し口に含むと、水もきちんと温泉の味がします。硫黄の香りはあまりしませんが、ほんのり苦味としょっぱさがあるように感じました。後で聞くと、水は別に冷泉がひかれているそうです。水でうめても、成分が薄まらないのがいいですね。

お湯はサラサラとしてとてもいいお湯。体がほっこり温まっていくのが分かります。ゆうやはお肌しっとりでしたが、こちらはお肌サラサラな感じです。ゆうやと同じく、貸切でゆったり入れるのがまたいいですね。

シャワーにシャンプー、ボディソープも付いていますが、隣が使っていると水圧が落ちるので、そこは阿吽の呼吸でしのぐべし。基本的に地元の方が使う温泉のようですので、待っている人がいる時はあまり長居をしない方がいいでしょう。そういった譲り合いみたいなのも楽しくて、なんだかとっても心休まる温泉でした。

弘法湯

串本観光協会URL http://www.kankou-kushimoto.jp/sub_01_06.html

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すし 浜田@串本

 いいお湯に浸かった後は、串本で食事。おすすめ頂いていた松すしへ向かうが、臨時休業とのこと。う~ん残念。しかし、42号線沿いには後2,3軒すし屋さんが並んでいるので、その中から浜田というすし屋さんへ。

Photo ご主人が2000円で一通り握りましょうかと仰るので、そうしてもらうことに。石鯛、ヒラマサ、中トロとテンポよく握ってくれます。カウンターから見えるご主人の手際が良く、見ているととても気持ちがいいですね。写真左に写っているのはアサヒ蟹という名だそうです。味噌が美味しいそうですので、今度食べてみたいですね。2500-3000円くらいとのこと。

肝心のお寿司は、とても新鮮で旨いのですが、わさびが結構効いているので苦手な人は一言声をかけた方がいいかも。この他、ウニ、イクラ、イカ、鯖、玉子、鉄火等10貫ほど頂きました。ゴマが降られた鯖がなんとも美味しくて、この内容で2000円はめっちゃ安いやんと思いました。

追加で、タコと赤いか、アジなどこれまた新鮮で。中でも臭みが無く旨味たっぷりのアジの旨さが格別でした。しめて2700円。おそらく一人5000円を超えることはそうそうないでしょう。予算を伝えればそれに応じてくれるようですので、財布の心配をする必要はなさそうです。

一見寡黙に見えるご主人も、話せば気さくな方で、とても好印象。古座川のうなぎの事等、地元の方ならではのことを聞かせて頂きました。私はちょっと苦手な亀の手も、こちらでは酒のあてにボール一杯でも食べちゃうそうな。同じ和歌山でも地域差があって面白いですね。

安くて美味しいを地で行くお寿司を頂いて大満足。魚は殆ど串本産でしたし、マガキガイなんて珍しい貝も頂いて、串本の海の幸を堪能出来ました。ほんと、こんなおすし屋さんがあるなら、廻る寿司に行かなくてもいいですね。

すし 浜田

URL http://www.webnanki.jp/sushi-hamada/index.html

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一枚岩と滝の拝

 古座川沿いを上流へ向かうと、分水点に橋があり道も左右に分かれます。左へ行くと一枚岩、右へ行くと滝の拝があるのです。

Photo_2 左に行くとすぐに沈下橋が見えますが、途中で崩落しています。何回か見たけどそのまま。復旧はされないのでしょうか?それでも、なんだかとてもほっとする、日本の原風景のような雰囲気です。一枚岩へは串本から国道371号線でも行けますが、やはりこの古座川沿いを走るのがいいですね。

Photo 一枚岩が見えてくると、そのあまりの大きさにびっくり。想像していた以上の巨大さ。これが一枚の岩だとは信じがたいですが、自然の雄大さにしばし見とれてしまいました。あまりの巨大さになかなか写真にうまく収まりません。写真は通り過ぎて北側から撮った方が上手く撮れるようです。

Photo_5Photo_4  一枚岩の前にはドライブインがあり、地場産の加工品などが揃っています。古座川のHPに載っている、平井の里の柚子商品や発のパン等も売っていて、お土産を買うのに最適の場所ではないでしょうか。

Photo_7Photo_6  レストランもあり、ここから一枚岩を眺めながら一服するのが最高。店内で購入したものをここで食べることも出来ます。ケーキはいかにも家庭的な味。アイスは、柚子のジャムがちょっと甘すぎたかな。それでも、眺めがいいのでなんでも美味しく感じてしまいます。

Photo_8 分水点を右へ行くと、滝の拝に行けます。半分は快適な2車線道ですが、残りは1-1.5車線が続きます。一枚岩へは15分ほどですが、こちらは30分くらいかかるでしょうか。途中、地元の人が水を汲んでいるところがありましたので、私も喉を潤わせてもらいました。

Photo_9 細い道をとことこ走ると、眼前に滝の拝の文字が見えてきました。無料の駐車場があり、近くには民宿などもあるようです。この先はさらに細い道が続き、勝浦へ抜けれるようですが、かなり険しい道のようですので、ちょっと行く勇気が湧きませんでした。

岩盤がくりぬかれた様な眺めは独特のものがありますが、往復1時間程は見ておかないといけないのがネックでしょうか。ここの眺めも好きなんですが、一般的にはやはり一枚岩でしょうか。あちらは快適な2車線道で行けますし。

Photo_10 階段を下りると、滝の拝を間近で見ることが出来ます。豪快な階段状の滝と、透明度抜群の澄んだ水。この滝を鮎が登るのをテレビで見たのが、ここへ訪れるきっかけとなったのですが、実際見るとちょっと信じられないくらい。鮎って凄いですね。

そういえば、一枚岩の前のレストランで食べた鮎はちょっと泥臭かったけど、こちらの方の鮎ならそういうこともないのでしょうか?清流古座川も、いろいろな問題があるようで、釣りに関するHP等を見ると、放流の仕方などにも触れられていました。ゴミのポイ捨てや不法投棄などもあるようですし、護岸工事でうなぎもめっきり少なくなったとか。

美しく見える古座川にも、現代社会の抱える問題が見え隠れしているのかもしれません。それでも、日本でも有数の清流であることには変わりないと思いますので、私達観光客はせめてこれ以上汚すことがないようにはしたいものです。

古座川のホームページ

URL http://www.kozagawa.com/

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湯治場ゆうや@古座川町

 宿を出て、お目当ての温泉に行くと13時半からとのこと。10時過ぎでは食事にも早いし、古座川にでもドライブに行って時間をつぶすことに。42号線から県道38号線に入り、古座川沿いを上がっていくと、ふと温泉の看板が目に入りました。

Photo_5 温泉といっても、どう見ても民家の一角、物置のような建物があり、その中に浴槽があるようです。う~ん、午後に温泉に入る予定あるしなぁと思い、気になりつつもスルー。そして、滝の拝を見に行ったのですが、やっぱりなんとも気になります。

Photo_6 で、帰りに寄ってみると先客が。2つある浴槽のどちらも入浴中ですので、しばし外で待つことに。気持ちのいい天気の下、古座川の清流を眺めていると待ち時間も気になりません。と、すぐに空いたので早速入ってみました。

看板には湯治場ゆうやとあり、単純温泉かけ流しの看板も見えます。受付も何もありませんが、ご自由にとかいてあるのでそのまま建物の中に。基本的に無料のようですが、有志による募金箱のようなものがあり、私も寸志を投入。入り口に入浴中の札があるので、裏返すのを忘れずに。扉は閉めずとも、簾があるので外からは見えません。

浴室は左右にありますが、左側の方が湯量が多かったです。(今回は右側)一人二人なら右側、それ以上なら左側がいいんじゃないでしょうか。

Photo_7 いかにも手作り風の浴槽からは、ちょろちょろとお湯が流れ出ています。立ち込める硫黄の香りに期待しつつ、入ってみるとこれがなんともいいお湯!温度はぬるめの30度後半といったところでしょうか。口に含むと、ほのかに香る卵のような香りと、かすかに感じる苦味が。

そして浸かっていると、なんとも肌がヌルヌルと、まるでローションを塗ったような感触。これは、細かい気泡がまとわり付くからだそうです。心地よいぬめり感のある、ぬるめのお湯に浸かっているともう極楽。いつまでも浸かっていたくなる、そんないいお湯でした。そして湯上りは肌ツルツルのスベスベ。このお湯に毎日浸かっていたら、さぞ美肌効果があるでしょうね。

シャワーもなにもない、まさに浴槽だけのシンプルな、しかし究極のお湯でした。帰って調べてみると、各温泉マニアの方も絶賛の嵐。さもありなんです。こんないいお湯を無料で開放してくださっている、家主の方には感謝せずにいられません。

だからこそ、いつまでもこの温泉が存在するように、利用者にもマナーが求められることでしょう。流れ出たお湯はそのまま溝にながれていますので、シャンプーや石鹸の使用も控えた方がいいかもしれません。浸かっているだけで幸せになる、そんな温泉なのですから。

和歌山にはマニアック度でいえば、タライのお湯なんてのもありますが、普通の入浴出来る温泉としては、ここが最高にマニアックで最高にいいお湯だと感じました。

湯治場ゆうや

住所 和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬

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葵茶や@串本

 弥栄鮓で美味しいお寿司を頂いたのが金曜日、そして土曜になると南紀に行きたいという欲求が沸々と湧いてきて、思わず宿に電話をしてのです。仕事が終わって高速をぶっ飛ばし、宿に着いたのが19時半。

Photo 宿泊先は、串本の葵茶や。橋杭岩のちょっと手前、国道沿いなので迷うことはありません。前が国道裏がJR紀勢線なので、夜12時くらいまではちょっとうるさかったけど、一泊2食付で6500円ですからね。しかも、繁忙期や一人でも変わらないのがいいところ。

Photo_2 夕食は、かつおの造りや天麩羅など。一階の食堂でいただきます。事前に予約をしていれば、ご主人が釣られた魚をいただけるそうなのですが、この日は当日予約ですから、かつおは冷凍で置かれていたもののようです。あと、天候の具合などで漁に出られない時などもあるそうですが、それは致し方ないですよね。

とはいえ、かつおは充分に美味しいものでしたし、きびなごの南蛮漬け風のものもとっても美味しくてご飯がすすんでしまいました。全体に味付けがさっぱりしていて、やや甘口なのがとても好みに合っていました。

Photo_3 1階には食堂の他に、居酒屋さんもあり、娘さんの手料理がリーズナブルな値段でいただけまじた。やはり、この日は漁に出ていないようで、メニューは少なめでしたが、美味しくて安くてなかなか楽しめました。食後にちょっと一杯なんてのには充分でしょう。

部屋は引き戸の畳部屋なので、周りの音はけっこう筒抜け。トイレは共同ですが、綺麗にされていて、洋風便器もありました。お風呂はシャワーこそ2つありますが、家庭用のお風呂そのものでした。ま、お風呂は明日の楽しみがありますので、これで充分なのです。

Photo_4 ぐっすり眠って朝はやっぱりJRの電車の音で起床(^^;;しばしまったりした後、朝ごはんを食べに。シンプルな朝ごはんですが、さんまの干物なんてさすがの美味しさ。そして、しじみの味噌汁が旨かった。白い泥臭さの無い身の大きいしじみで、とっても美味しかったのです。

シンプルだけど美味しい朝ごはんを頂いて元気いっぱい。次の目的地に向かって、宿を後にしたのです。カップルや家族連れには不都合もあるかも知れませんが、私にはとっても満足できる宿でした。素朴で美味しい料理と、6500円という格安の料金。もうそれで充分満足なのです。

お風呂にはシャンプーリンスもありましたし、洗面にはドライヤーもありました。バスタオルは歯ブラシとセットで200円の別料金。テレビは見放題ですが、エアコンはコイン式でした。浴衣が無いので、ラフに出歩けるものを用意した方がいいでしょう。後は、きちんと予約をした方が、より新鮮なお魚がいただけるのでバッチグ~ですね。

葵茶や

住所 和歌山県東牟婁郡串本町クジ野川1245

TEL 0735-62-1338

URL http://aoi-ajisai.main.jp/

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香房 ゆず夢cafe@和歌山県田辺市龍神

 道の駅 龍神の駐車場の隣には、カフェとお土産物屋さん、それに観光案内所があり、それが道の駅の施設なのかどうか最初は分かりませんでした。

Photo テラス席もある温かい雰囲気のカフェで、なんだかとてもいい予感がしたので、ちょっと一息いれることに。カレーからピザ、ケーキにソフトクリーム、シャーベット等も販売されています。名前の通り、ゆずを使ったものが多いようですね。

Photo_3Photo_2  左はゆずのシャーベットのソーダフロート。さすが柚子が売りなだけあって、とても美味しいゆずのシャーベットとソーダの組み合わせが最高。右はカフェモカで、可愛い網の目のチョコを崩すのがもったいなかったです。

Photo_4 ピザも数種類ありましたが、今回は3種のチーズのピザを。専用のオーブンで焼かれたピザは生地が厚めのタイプで、下手な専門店顔負けの美味しさでした。これだけメニューが沢山あるのに、これ程のピザが頂けるのですから言うこと無しです。

Photo_6Photo_5  デザートはマロンパイとソフトクリーム。手作りのマロンパイは、サクサクのパイと程よい甘さのマロンクリームの組み合わせが絶妙。ソフトクリームはミルク感たっぷりの濃厚な味わいで、私のとても好きなタイプのものでした。

この日は窓の外に牡丹桜が咲いていて眺めも最高でしたが、なによりどれも美味しいものばかりで感激。どれも手作りの温かい料理ばかりで、私はいっぺんにファンになってしまいました。龍神スカイラインを快走して、ちょっと一息入れるのにこれほどぴったりのところは無いんじゃないでしょうか。

なんでもオーナーは東京の方で、こちらに越してこられたそうです。そういえば、ドーシェルもガネーシュも県外の方だったはず。県外の方が和歌山の自然や魅力に惚れられて、素晴らしいお店を運営されている、和歌山県民にとってこんな嬉しいことは無いです、ほんとに。

香房 ゆず夢cafe

住所 和歌山県田辺市龍神村龍神165-1

TEL 0739-79-8022

営業時間 9:00-19:00 水曜定休

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道の駅 龍神

 高野龍神スカイラインを過ぎ、371号線をしばらく走ると(といっても今ではスカイラインも371号線ですが)龍神温泉の手前に道の駅 龍神があります。

Photo 木族館(どういう意味なんでしょうね)という看板があり、木工や竹細工の商品が沢山売られていました。駐車場の仕切りが、白線でなく木なのがいかにもって感じです。レストランは3時ごろですでに閉店。でも、加工品は結構魅力的なものがあり、いくつかお土産に。

Photo_2 醤油といえば湯浅ですが、龍神でも作られているようで、なかなか良さそうな醤油があったりしまして。そして、柚子もまた特産品のようで、その2つが合わさったポン酢をお土産に。つ~んとくる感じは結構きつめでしたが、柚子の香りや醤油の風味が良く生きた美味しいポン酢でした。

Photo_3 もう一つ、ご飯のお供にあまごの甘露煮を。鮎の甘露煮も売っていましたが、そちらは何故か添加物が結構使用されていたりして。あまごの方は、醤油、砂糖、味醂のみというシンプルさ。ちょっと甘さが強い気もしましたが、頭まで柔らかく食べられて、ご飯にぴったり。

レストランは閉まるのが早すぎて、どうなんだろって感じでしたが、お土産品は多種多様で結構楽しめると思いました。しかし、この駅の魅力はここだけでは無かったのですが、その話はまた後日。

龍神

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w04_ryuujin/index.html

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生石高原

和歌山に山はいっぱいあるけれど、高原というと思い当たるのは生石高原くらいでしょうか。

Photoその生石高原にひさしぶりに行ってきました。秋に行くと一面のススキが見られますが、春もまたいいものです。この日は曇っていたのであまり視界は良くなかったのですが、天気がよければ四国あたりまで見渡せるそうです。

Photo_2 生石高原には、山の家おいしという施設があり、レストランとお土産屋さんがあります。ここのお土産がなかなか秀逸で、地場産の加工品などが充実していました。レストランは券売機で食券を買う、学食のような雰囲気ですが、窓からの眺望が気持ちいいのです。

Photo_3 タマゴがけご飯と、みかんジュースを頂きました。生石高原の庭さき卵が乗っていて、醤油は卵かけ専用醤油です。無添加の醤油は出汁の香りがほんのりしますが、ちょっと薄口ですので多めにかけると美味しくいただけました。

春の柔らかな日差しの中、いい景色を見ながらのタマゴがけご飯は最高でした。卵も醤油もみかんジュースも販売されていましたので、お土産に買って帰ることにしました。

Photo_4 このミカンジュース、実は購入するのは2度目。明恵ふるさと館で、すっぴんミカンジュースと間違って買ったのが最初だったりするのです。ビンの形状が全く同じなので、買って帰ってから気が付いたのですよね。このジュースがすっぴんに負けないくらいの美味しさ。しっかりした甘さにミカンの苦味がほんのり効いています。酸味のすっぴん、苦味の杉レモンといったところでしょうか。どちらも大好きな味わいで、甲乙つけ難いのです。

Photo_5 同じメーカーのジェラートも購入。いろいろな種類がありましたが、ミカンとイチゴを選んでみました。イチゴはしっかり甘くて、口当たりも滑らか。それに対して、ミカンは酸味が強くて甘さは程々。どちらもなかなかの美味しさでした。

Photo_6  こちらは紀美野町手作りいちごジャム。キウィやミカンもありましたが、今回はオーソドックスにイチゴを。苺の粒がそのまま残ったようなジャムはまさに手作りの風味。甘味もさっぱりしたもので、後口も爽やか。

Photo_8 ゲル化剤が入っていないからか、冷蔵していても固まらないのがいいですね。ドーシェルさんで買った食パンに塗って食べると、これがまた美味しくて。紀美野町の最強タッグといった感じでしょうか。ちなみにこのジャム、ドーシェルさんでも販売されていました。

他にもめっちゃ食べたかったカレーがあったりして、それももちろん購入したのですが、その報告はまた後日。

生石高原というと、すすきというイメージしかなかったのですが、こんないい施設があったのですねぇ。眺めはいいし、美味しいものがいっぱいあるし、最高にいい所なんですが、道中は結構過酷なのでご注意を。車の対向で10m以上バックしなければならない局面もあったりしますので、運転に自身の無い人にはつらいかもしれません。

生石高原

URL http://www.kimino.jp/oishi/index.html

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善福院とみかんの花

 先日、仕事で下津に行ったのですが、窓全開で走っているとなんだかとってもいい匂いが。

Photo その匂いの元は、みかんの花。白い小さな花が所々満開で、蜜蜂が忙しそうに蜜を集めています。そういえば、こないだみかんのハチミツを買ったばかりで、この蜂達が集めたハチミツを頂いているのかと思うと、なんだかとっても愛しく思えてしまいます。

仕事も無事終わり、みかん農家のお得意様から甘夏を頂いちゃってりして、また甘い香りの中を走り帰路に。ふと見ると、善福院の看板が。う~ん、仕事も速く終わったし、ちょっと寄り道しよっか、ってことで行ってみることに。

Photo_2 和歌山の国宝建造物の中で、唯一見ていなかった善福院の釈迦堂です。写真で見るとこじんまりした建物という印象があったのですが、本物はやはり立派で、堂々とした木造建築です。桧皮葺では無く瓦屋根ですが、その曲線がとても美しいのが印象的。

Photo_3 この日は丁度花祭りなるものが行われていたようで、中に入るとやかんと紙コップが置かれており自由に飲むことが出来ました。甘茶というお茶で、文字通りあま~いお茶でした。お釈迦様の誕生日の甘茶供養にはかかせないお茶ということらしいのですが、それだけでなくアレルギーや歯周病等にも効能があるというありがたいお茶だそうです。

Photo_4 善福院は外見もいいのですが、内側の造詣がまた素晴らしくてしばし見とれてしまいました。それにしても、お寺の中には私以外には誰もおらず、独り占め出来たのはいいのですが、防犯上はちょっと心配です。心無い人が訪れたりしないことを祈るばかりです。

美しい建造物を見て、思いがけずありがたいお茶まで頂いて大満足。甘い香りの漂う中、今度は本当に帰路についたのでした。

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奥の院

 朝ごはんも美味しく頂きまして、散歩も兼ねて奥の院へ。その気になれば、端から端まで歩いて周れるのが高野山のいい所。小雨交じりの中、20分ほど歩くと一の橋に到着。

Photo この橋からが奥の院までの参道となるのですが、この両側には無数の石塔があり、その数に圧倒されます。橋を渡ってすぐ左には仙台伊達家の墓所が。おっといきなり大物じゃないですか、とおもったらすぐに加賀前田家が。

Photo_2 紀州徳川家の墓所には扉があり、何故かその扉にハートマークの穴が開いています。他にも紀州徳川家の墓所がありましたが、推し並べてこの穴がありました。どういう意味なのでしょうか?石田光成や明智光秀、それに織田信長や上杉謙信など、かつての敵味方が仲良く同じ場所にいるのが不思議です。

Photo_3 企業の墓所も沢山あり、こちらはいつもお世話になっている松下電器産業の墓所です。杉の巨木に囲まれた、いろいろな墓所を見ていると飽きることもなく奥の院に着いてしまいました。御廟橋を渡ると写真撮影も許されない聖地となります。

灯籠が多数吊るされていますが、その数2万基以上だとか。灯籠堂をぐるっと周ると、その奥が弘法大師御廟です。その前でひたすらお経を唱える方もいて、未だ衰えない信仰心のようなものがひしひしと伝わってきてなんとも不思議な気分になります。弘法大師は入定、つまり今も生き続けておられるということらしいですが、なるほど人の心や精神に生き続けておられるようですね。

Photo_4 灯籠堂から南側のスロープを降ると、すぐに無縁仏の塚が見えてきます。このような塚はもう一つ見受けられ、大師様を想う心に老若男女、将軍も庶民も、なにも変わりが無いのだと感じさせられます。このような無縁仏にもきちんと前掛けが掛けられ、おろそかにされていないのがなんとも微笑ましいですね。

Photo_5Ucc 南側の墓所は比較的新しいものが多く、企業の特徴を良く表したものもあります。左は福助、右はUCCのもの。UCCは両サイドにカップがありましたが、中に入っていたのはコーヒーではなく水でした。

Photo_7Photo_6 高野山名物といってもいいくらい目を惹く、新明和のロケットと、しろありの供養塔。人間にとって邪魔な存在でしかないように思えるシロアリでさえ供養するというのが、なんとも日本的でいいじゃありませんか。ロケットも同じで、このような奇抜なものでも許されるあたり、度量の広さを感じます。

ロケットを過ぎるとすぐに中の橋の駐車場につきます。帰りはちょっと疲れたのでバスで移動。シーズン中は臨時バスも走っているので、バスの利用が便利でした。

Photo_8Photo_9 これで高野山ともお別れですが、車中で食べるおやつも忘れず購入。これは上きしやの焼き餅。こんにゃくの里と違い、こちらは粒餡。粒餡好きの私にはたまりません。甘さも控えめで、味わいも自然な、美味しい焼き餅でした。

Photo_10Photo_11 こちらは麩善の笹巻あんぷ。ヨモギの香り、笹の香り、そして麩の食感に口当たりのいい餡が混ざり合って、なんとも素朴で美味しいお饅頭でした。生麩なども販売されているようでしたが、それは今度のお楽しみということで。

今回は、今まで知らなかった高野山の魅力に出会えて大満足。近すぎて日帰りばかりだったけど、一泊して本当に良かったです。

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西門院@高野山の宿坊

 半日高野山を歩き回り、程よく疲れたので宿坊に戻ることに。奥の院探索は次の日のお楽しみ。今回宿を取ったのは西門院。メインストリート沿い、酒饅頭が美味しかったみろく石本舗の隣。バス停小田原通りの近くという絶好のロケーション。駐車場もたっぷりとしたスペースが有ります。

Photo_14 早速部屋に入り、若いお坊さんの説明を受けたあと、お茶菓子とお茶を頂いて一息。早くも感じられる、宿坊ならではの雰囲気がなんともいい感じ。

5時過ぎには団体さんが到着とのことでしたので、その前にお風呂に。バスタオルは100円でレンタルでしたが、浴衣もタオルも歯ブラシも揃っているし、お風呂にはシャンプー、リンス、ボディソープも置いてあり、痛痒は感じませんでした。脱衣場と、洗面両方にドライヤーを置いてくれていたのも良かったところ。

Photo_15 お風呂から上がってしばらくくつろいでいると、若いお坊さんたち(多分高野山大学の学生さんもいたと思います)がお膳を運んできてくれました。お部屋で朝夕ご飯が頂けるのがいいですね。一番安いプランでしたが、量的には大満足で、なんの不足も無かったです。

精進料理ですので、もちろん肉や魚はありませんが、それでもご飯が進んで思わずおひつをお代わり(^^;;鍋は味噌味でしたが、天カスが入っていているのが特徴的。肉魚がない分その天カスがいい風味を醸し出していました。胡麻豆腐はこちらの自家製で、口当たりのいい美味しい胡麻豆腐でした。

夕ご飯を頂いたあとは、しばしまったりした後、早めの就寝。布団の出し入れもお坊さん達がしてくれるので、私達は見てるだけ。きびきびと動き回る若いお坊さん達は、見ているだけでも気持ちがいいものです。

宿坊の朝は早く、5時過ぎにはもう周りがザワザワし始めます。そして6時20分からは朝のお勤め。正座をし、背筋をのばして聴く早朝のお経は格別。足は痺れてしまいましたが、心の中の悪いものはす~っと消えていったように思えました。住職さんから高野山にまつわる話を伺ったあとは、朝ごはんです。

Photo_16 朝ごはんはとてもシンプル。昨晩お代わりしたせいか、おひつには大盛りのご飯が(^^)シンプルだけど、やっぱりご飯がすすんでしまいます。真ん中には大きな豆がありますが、もしかしたら以前鞆渕で頂いた黒大豆でしょうか?甘くて味わい深くとても美味しかったです。

初めての宿坊体験でしたが、総じて大満足。ホテルとも旅館とも違う、独特のもてなしにどっぷり嵌ってしまいました。ゴールデンウィークにも係わらず、通常と変わらない料金だったのもとても良心的に感じました。

トイレは共同ですが、さすが宿坊だけあり清潔感溢れるもの。自動販売機で飲料も買えるのですが、普通に120円で買えるのも良心的。隣部屋の音や、廊下の音が少々聞こえ易いのが難点と言えば難点でしたが、宿坊で大騒ぎをする人がいる訳でも無く、気になるレベルではありませんでした。

唯一心残りなのは、写経を体験し忘れたことですが、それは今度の機会に譲りましょう。それにしても、今度泊まるのを何処に使用か今から悩んでしまいますね。今回お世話になった西門院ももちろん良かったのですが、他にも魅力的なところがあるようで...でも、こういう悩みってほんと楽しいものなんですよね。

西門院

URL http://www3.ocn.ne.jp/~saimonin/

高野山の宿坊一覧 利用者の声があり、とても参考になります。

URL http://syukubo.com/spot/05kinki/013syukubo_koya.html

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高野山

 丹生都比売神社を出て、480号線に合流。そこまでの県道109号線は結構険しい道なので注意が必要です。480号線に合流すると、すぐに新しく出来たトンネルがあり、高野山はもう目の前なのですが、高野山へ登る道がとてもクネクネでしかも渋滞しがち。

特に前方に観光バスが走っていると最悪で、すれ違いに難儀して止まってしまうこともしばしば。高野山に登るのは、本当は朝9時くらいまでがいいのですが、今回は丹生都比売神社を見た後ということもあり12時過ぎ。もう渋滞ど真ん中という感じで、我慢我慢のドライブとなりました。

Photo それでも、大門が見えるとほっと一安心。立派な門が私達を向かえてくれます。これは冬に撮ったものですが、雪を纏った寺社建造物は特に趣があっていいですね。と、今回は何回か訪れた写真が織り交じっていたりします。

Photo_2 大門を過ぎても渋滞は続き、やっとの思いで宿泊先である西門院へ到着。チェックインまではまだ時間があるので、車だけを置かしていただき、観光に向かうことに。この西門院、誠にいい場所に在りまして、濱田屋さんが目の前。

先ずは、濱田屋さんで胡麻豆腐を頂き、その後これまたすぐ近くにある金剛三昧院へと歩を進めました。高野山も、メインストリートを一歩中へ入ると観光客の姿はぐっと少なくなりますが、さすがに三昧院と濱田屋さんへの道すがらは結構人とすれ違います。

Photo_3 三昧院には国宝の多宝塔があり、これがなんとも言えずいい雰囲気なのです。神秘的な杉の巨木に囲まれたその姿は、とても落ち着いた佇まいで、桧皮葺の屋根がまた情緒を醸し出しています。

ただ、建物の傷みは結構激しいようで、改修が待たれるところのようですが、大変な予算が必要なのだとか。こういう所に税金を使うのは無理なのでしょうかねぇ...

Photo_4 このお寺は石楠花も有名で、特別に見せていただいた中庭では美しく開花しているのが見受けられました。本来は、宿泊か食事をされた方のみ拝観できるそうですが、この日は観光客が少なかった事もあり、幸運でした。有難や有難や。しかし、もうすぐ本堂などの修復工事が行われるようで、ここもしばらく見られなくなるそうです。

Photo_5 山門をくぐり左に多宝塔、まっすぐ奥に行くとこの愛染明王が安置された本堂があります。本堂横にはりっぱな石楠花の木があり、なんでも樹齢400年だそうな。この日はまだ蕾で、5月中頃が見ごろとなるのでしょうね。

運慶作とも伝えられる愛染明王は残念ながらこのガラス越しにしか見ることは出来ませんが、いつかは近くで見たいものです。今のところ伝運慶作という事らしいですが、現在鑑定中のようです。和歌山に新しく運慶作の彫刻が認められる事を願うばかり。

これだけ雰囲気のいいお寺も滅多に無いと思うのですが、訪れる人が少ないのは非常にもったいない限り。とはいえ、そのおかげでこの静寂な雰囲気を満喫出来るとも言えるのですが。

Photo_6 三昧院から裏道を歩き、表通りに出るとGWならではの賑わいに。そのまま駐車場を過ぎ、霊宝館に。この中には、高野山の宝物が多数展示されているのですが、丁度7月6日まで童子とほとけという催しが行われていました。丹生都比売神社の狛犬を見れたのがとても幸運で、その力強い造詣に見入ってしまいました。

Photo_7 多数の彫刻が展示されていますが、やはり八大童子像がその中の白眉でしょう。写真は以前訪れた時のパンフレットを写したもので、矜羯羅(こんがら)童子です。今回は、恵光童子と、指徳童子の2体が展示されていましたが、指徳童子は後年の補作で、やはり運慶一派の手になる6体とは差を感じてしまいます。

私が初めてこの童子像を見たのは、世界遺産の記念展示の時で、この時は8体が勢ぞろいしていて、しかもガラスケースも無い状態で、それは壮観な眺めでした。中央に立つと、全員の視線がこちらを向いているように思えて、鳥肌が立つようななんとも言えない気分になったのを覚えています。

やはりこの像は8体揃ってこそ魅力があると思うのですが、なかなかその機会は巡ってきません。毎年1,2体展示するのなら、数年おきかあるいはごく短い期間でもいいから、8体揃っているところを見たいと思うのは贅沢でしょうか。

いずれにしても、写実的仏像彫刻の、一つの頂点ともいえるこの像達を、一生に一度は見ておいて損は無いと思います。もし、8体が無理なら、運慶自身の作と言われる矜羯羅童子と制多迦(せいたか)童子だけでも見ることをおすすめします。その展示時期に合わせることだけを目的に高野山に来てもいい、そう思うほど私はこの像達が好きなのです。

他にも、孔雀明王像も好きな仏像なのですが、こちらもなかなか展示されていないんですよねぇ。快慶作の、いまだに黒光りする彩色の残った四天王像が、常に見られるのはとても有難い事なのですが...

Photo_12Photo_11  霊宝館を出たあとは、壇上伽藍へ。階段を登ると中門後が、その奥には金堂が見えます。その左側には根本大塔があり、その巨大さに圧倒されます。根来寺の大塔よりさらに一回り大きいほどですが、有り難味はあちらの方が上でしょうか。60年以上の歳月を費やした木造建築のあちらに比べて、こちらはコンクリート製ですから。それでも、シンボリックな立派な塔なのは間違いないです。

Photo_11 壇上伽藍の数々の建物の中にあって、唯一国宝指定の不動堂。この時代の建物は高野山ではほとんど残っていないそうです。一見地味で、観光客も素通りしがちですが、その造詣の美しさは相当なもの。特に、特徴的な屋根の曲線は魅力的で、さすがは国宝と唸らされます。

Photo_12 壇上伽藍から、まっすぐ東に向かうと、金剛峰寺の入り口に。金剛峰寺は桧皮葺の巨大な建物で、さすがは真言宗の総本山です。それにしても、高野山は桧皮葺の建物が多くて、それだけも嬉しくなってしまいます。手入れは大変でしょうが、いつまでもこの情景を保っていただきたいものです。

Photo_13 金剛峰寺の中には、蟠龍庭と呼ばれる石庭があります。石庭では日本最大だそうで、雄雌一対の龍が奥殿を守っているのを表しているそうです。さすがに壮観な眺めで、しばし見とれてしまいました。新館ではお茶が供され一服することが出来ます。

数々の襖絵などもあり見応えのある所でしたが、注意点を一つ。霊宝館や大塔など6箇所のセットの入場券が1500円で販売されていますので、それら全てを周る時はそちらを買うようにするといいでしょう。霊宝館と金剛峰寺だけなら、1100円ですので個別に買う方が得なのですが。

沢山歩いて、いいものもいっぱい見れて大満足。そろそろ歩きつかれたので宿に戻って風呂にでも入ろうとしますか。

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こんにゃくの里と丹生都比売神社

 ゴールデンウィークも今年は暇かなぁ、と思っていたら急に高野山に行くことに。2週間前で宿なんてあるんかいな、と思いましたがなんと1軒だけ空いていたそうで。初めての宿坊体験は嬉しいものの、最後に残っていた1軒てどうなんだろと、期待と不安の入り混じった旅へと出発。

Photo 行き道は、もちろん480号線で。その途中こんにゃくの里で昼ごはんをゲット。前回はこんにゃく工房と書いてしまいましたが、こんにゃくの里が正しいようです。写真は、店先で茹でられるこんにゃく。大きなこんにゃくが大量に茹でられていて、いかにも美味しそう。

Photo_2 相変わらす美味しい柿の葉寿司やクッキーの他に、今回はわらび餅や焼餅も購入。わらび餅は普通のと抹茶があり、写真は抹茶です。甘さ加減は丁度いいのですが、もうちょっと滑らかな方が好きかな。味も普通のものの方が好みに合っていました。焼餅は程よい甘さの漉し餡がなんとも美味しかったです。

Photo_3 こんにゃくの里から15分も走ると、丹生都比売神社(にゅうつひめ)。前回はじっくり見ることもなかった狛犬をパチリ。狛犬さんも仁王さんと同じく阿と吽があり、口を開いたものと閉じたものがあるのですね。これはレプリカですが、本物は木製で重文だそうです。(この後訪れた高野山の霊宝館で、なんと展示されていました!)

Photo_4 室町時代に作られた本殿は桧皮葺の重厚な建物ですが、極彩色の彩りが結構はっきり残っています。この神社がある天野は、四方を山に囲まれたとても長閑な場所ですが、そんな所にこのような立派な神社があるのに驚いてしまいます。

Photo_5 鳥居の前の小川のほとりに咲いていた花。名前は分かりませんが、どうも芝の種類のようです。まるで歌のように小川がさらさら流れ、小鳥が囀る声が聞こえてくる本当にいい所。なるほど、ここで育った米が美味しいのがよく分かります。

今はまだ田んぼは土のままですが、水が張られ田植えが終わった頃からが、この辺りの景色が一番魅力的になる時期でしょう。その頃にもう一度来て、こんどはカフェうららのテラスから景色を眺めるとしましょう。

こんにゃくの里

住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字星川324番地

TEL 0736-22-3432

営業時間 9:00-18:00 冬季は17:00まで 12/31-1/10以外無休

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高野龍神スカイライン

 ドライブが好きな私の、旅の目的は気持ちのいい道と美味しいその土地の料理。最近は温泉にも目覚めましたが、やはり飛び切りの道を走った時の気持ちよさにはたまらないものがあります。

やまなみやビーナスライン、八幡平アスピーテライン等、全国には最高に気持ちのいい道がありますが、和歌山にもそれらに勝るとも劣らないいい道があるんです。それが、高野山と龍神を結ぶ高野龍神スカイライン。無料化され現在は371号線の一部となっていますが、その魅力は健在です。

Photo 和歌山最高峰の護摩壇山。その山頂近くにごまざんスカタワーがあり、この周辺から、高野山方面にかけての道が一番気持ちのいい道。1000M級の山々の稜線を縫うように走り、奈良と紀州の山々を交互に見ながらのドライブは最高。

Photo_3Photo_2 特に、春や秋の天気の良い日のドライブがいいですね。4月の下旬までは所々に桜が残りますが、新緑にはまだ早いようです。秋の紅葉の時が一番いいかもしれませんね。

左の写真は携帯で撮ったものですが、この日の天気は雲ひとつ無い快晴で、その気持ちよさはもうなんとも言い難いものでした。それにしても、こういう日を絶対外さない写真愛好家の人達って、どこで情報を手に入れているんでしょうね。この日も愛好家の人達が、マイクロバスを借り切って来ている姿が見受けられました。

Photo_7 写真左に見えるのは、スカイライン中ほどにあるアジサイ園。6月頃にはアジサイが咲き誇っているのが見られます。この周辺には展望駐車場も所々にあり、ここら辺からの眺めがスカイライン中随一でしょうか。

アジサイ園から、護摩壇山方面にしばらく行くと、スピード違反の取締りがよく行われているので注意が必要です。無料になってから、アジサイ園を起点としてサーキット紛いの走りをするバイク乗りが増えましたが、この人達は良く知っていて、ちゃんとスピードを落としています。

それにしても、観光で来て30kmほどオーバーしただけでつかまるドライバーを横目に、150km以上のスピードで爆走しているバイク乗りを捕まえられない取締りに意味があるんでしょうかね? 警察官も人の子、危ない目は見たくないので、取り易いとこから取っておこうということでしょうか。

Photo_4 ちょっと嫌な感じになりましたが、紀州の山々に沈み行く夕日を見るとそういう気分も吹っ飛びます。神々が宿るといわれますが、まさに神々しい風景で、なんだか心の中の悪いものが抜けていくような気になります。そういう良い気分のまま帰れるように、くれぐれも事故や取締りに合わないようにしたいものです。

気持ちよく走るなら、観光バスなどが通る昼よりも早朝がお奨めです。夜は空いていますが、鹿がよく飛び出してくるので注意が必要です。かくいう私も2度ほど怖い目にあいました。冬季は2輪通行止めやチェーン規制などがあります。

霊場高野山と、熊野三山を結ぶ現在の信仰の道。そういう背景も含め、やっぱり私は高野龍神スカイラインが大好きなのです。

※護摩壇山周辺は、枯れた木が目立ちましたが、どうもこの道路の影響のようです。そう考えると単純に気持ちのいい道というわけにはいかなくなりますが、秋の紅葉を見ると回復しつつはあるようですね。新しい道路を作るのもいいですが、こういう所にも予算を回して欲しいものです。

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はし長と白崎海岸

 国道42号線も、海南から南は山ばかり。海が再び見えるのは御坊を過ぎてから。

Photo 発電所を過ぎ、しばらく走ると、はし長という店が見えてきます。店内では干物や鮮魚、加工品等から農作物まで売られていました。レストランも併設されており、いろいろな定食があるようです。海が望める景色は最高と言いたい所ですが、見えるのは発電所であまり景観がいいとは言えないかな。

Photo_4

Photo_5

テレビで紹介された加工品なんてのも売ってましたが、結構添加物いっぱい。干物は全て無添加の自家製とのこと。で。あじの干物をお土産に。干物というよりみりん干しといった感じでしょうか。

味醂に漬けられているので焦げやすかったですが、身が厚いので美味しく頂けました。身はプリプリで旨味たっぷり。やや不自然に旨味が強く感じましたが、砂糖が2種と水飴が使われているからかも。今度は他の干物も買ってみたいと思います。

Photo_6 御坊の北、由良町から海岸に出て北上すると白崎海岸があります。和歌山に生まれながら、一度も訪れたことが無かったので、一度見ておこうと行ってきました。海岸に出てしばらく走ると、巨大な白い岩が見えてきます。大きな岩はあちこちで見ることが出来ますが、その色が真っ白というのは珍しく、なんとも圧巻の風景。

よく見ると山肌も所々白く見えて、この辺りが石灰岩で形成されているのが分かります。とはいえ、一番いい眺めはこの南側から見た風景で、近くまで行くとあれっこんなもん?て感じがしたのも正直なところ。岩山をくりぬいた様なところには、キャンプ場などの施設もありましたが、売店も含めあまり食指は動かされませんでした。

交通の便も悪く、わざわざ行く価値があるのかどうかは微妙なところですが、湯浅側からの道は結構狭く険しいので注意が必要です。42号線を通り、由良町から行くのがベストでしょう。由良町周辺には、行ってみたい民宿が2軒ほどあるので、早いうちに行ってみたいと思います。

はし長

URL http://www.hashicho.co.jp/index.html

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もとや魚店@みなべ

 自動車道も田辺まで延伸されましたが、日曜の夕方ということもあり渋滞中。じゃあ空いている42号線をまったりと、といった感じで走っていると、みなべに入ったあたりの海側に海鮮の販売店が。

Photo_4 もとや魚店というこのお店、以前から気にはなっていたのですが訪れるのは初めて。大きなタライの中には鮮魚や海老がいたりするし、干物や加工品も置かれています。そのほとんどがもとやさん自社製なのがいい感じ。奥には買ったものをいただける休憩所もあります。

Photo_5 干物は店内で焼いてもらえます。いかの一夜干しを購入して焼いてもらいました。マヨネーズは別途20円必要です。綺麗な海の景色を見ながらの一夜干しは格別。臭みが無く、しっかり味わい深い美味しいイカでした。味を確認してから、お土産の干物を買えるのがいいですよね。

Photo_6 こちらはさわらの子供、さごしです。出世魚で、関東ではさごちと呼ぶらしいですね。半身で300円でしたが、これがなんとも旨かった。さわらは鰆と書くだけあって、春先が旬なんでしょうね。さすがにサバ科の魚だけあって、味わい深く締まった身が美味しかったです。

Photo_7 美味しい干物を頂いて、もうここで夕食をとるかって事になっちゃいました。お土産の刺身や煮物は、表示価格の3割り増しでお皿に盛り付けられて、休憩所で食べることが出来ます。左はナガレコの煮付け、右はカツオの造りです。ナガレコはやや小振りで、やや味が薄かったかな。

かつおはやっぱり美味しいですね。和歌山で獲れるカツオは、ケンケン鰹とかモチ鰹とか呼ばれますが、たたきよりも刺身で食べるほうが美味しいと感じます。高知で食べたかつおはタタキがぴったりと感じたので、獲れる場所で脂の乗りとかが違うのかもしれませんね。

Photo_8Photo_10 左は伊勢海老を茹でたもので800円でした。右はクツ海老の造りと、かつお茶漬け。伊勢海老はプリプリの身が美味。

くつ海老はうちわ海老とも言われ、その身は伊勢海老より旨いと言う人も多いようです。かくいう私もこの海老のみの甘さや風味が大好きで、和歌山に来たら一度は食べて欲しい、おすすめの一品。100g350円と、伊勢海老より安い表示でしたが、1匹料理してもらうと3900円でした。

くつ海老の味噌がまた雲丹のように濃厚で美味しいのですが、今回のものはやや苦味がありもひとつでした。時期や固体により差があるのでしょうか?白浜の長久酒場では、殻を味噌汁にしてくれたりしましたから、やはり少々値段は高くなっても料理屋さんで食べる方がいいかな。

カツオ茶漬けは、食べてみてびっくり。カツオの身はしっかり調味液に漬けられており味がついています。酒かすのような風味が残る身は、お茶ととても合っていてなかなかの美味しさ。

Photo_11 で、お土産に買ったのがこのイカの塩辛。この塩辛、手にとってびっくり。なんと、完全に無添加なんです。大げさなと思う人もいるかもしれませんが、全国のこの手の施設で一度手にとって見てみて下さい。本当に無添加なんてあり得ないと思うほど、添加物たっぷりなのがこの手の海産物加工品なのですから。

帰って食べると、その美味しさに思わずにっこり。ご飯もいいけど、これにはやっぱり日本酒ですね。無添加だけあり、賞味期限は僅か7日。しかも、封を開けた直後に比べ、数日置いたものは少しですが、確実に味が落ちていました。それも自然な事なんだなぁと、逆に好ましく思えた次第です。

Photo_12Photo_13

かつお茶漬けが美味しかったので、お土産に買ったのが鯛茶漬け。鯛の身が8切れ入っていて、本当は4食分なのですが、私は3切れ乗せちゃったので3食分になってしまいました(^^;;

こちらももちろん無添加で、かつおと同じくお酒の風味が良く効いています。熱々のお茶を掛けると、その身が白く霜降りになっていくのがなんとも美味しそう。ゴマの風味もよく合っていて、これも美味しいお茶漬けでした。

全体的に、値段は普通からやや高めという印象もありますが、それでもここは最高ですね。こんなにいいところなら、もっと早く来とけば良かったと思った次第。高速が田辺まで開通して、もしかするとこの辺りの交通量もぐっと減ってしまうかもしれませんが、この店はいつまでも続いて欲しいものです。

もとや魚店

URL http://www.motoya-fish.com/index.html

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おざきのひもの@串本

Photo 橋杭岩のすぐ南、42号線におざきという干物屋さんがありましたので、お土産に干物を買うことに。小さなお店ですが、駐車場は広め。箱詰めの干物や、加工品は結構添加物が使用されていますが、こちらの自家製の干物は無添加をアピールしています。

Photo_2Photo_3 お土産に(といっても自分で食べるのですが)に買ったのが、アジとサバフグの干物。アジは100円、サバフグは200円という安さ。

サバフグはとても身がプリプリで味付けも非常にあっさりしています。それに比べるとアジは割としっかり塩味が効いていて、ご飯のあてにぴったり。一番小さいサイズを買ったのですが、ややパサパサしてましたので、少し高くても大きいのを買ったほうがいいかも知れませんね。

どちらも自然で美味しい干物でしたが、店頭には価格のみしか書かれておらず魚の種類が分かりにくかったのが難点でしょうか。店員さんが結構素っ気無かったので、それもなんだか買いづらい印象を持ってしまう一因となりました。

おざきのひもの

URL http://www.ozakinohimono.com/

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串本周辺をぶらぶらと

  白浜を過ぎすさみに入り、イノブータンランドを過ぎてしばらくすると、恋人岬というドライブインのような施設があります。

Photo_4

その駐車場に車を停め、海を見ると雄大な太平洋と美しい島が目に入ります。この島の両側から打ち寄せ合わさる波が、夫婦波と呼ばれるそうな。この写真でもその兆しのような波が見えますが、島の中央でぶつかり合う波を夫婦波とは、なんともしゃれたネーミングじゃありませんか。

42号線のこの周辺は、結構立派なトンネルが出来てバイパス化されていますが、太平洋を望む勇壮な眺めが観られないのは結構寂しかったりします。他府県の話ですが、トンネルの影響で、滝が止まったり温泉が枯渇したりという話も聞きます。紀南に立派な道を造るのも結構ですが、そういう点には充分に注意してもらいたいものです。

Photo_5 恋人岬を過ぎると串本はもう目の前。串本市街に入る手前で右折をすると、潮岬の灯台への道です。これがなかなか快適で気持ちのいい道。やがて見えてくる灯台の案内に従って駐車場に。灯台の受付を過ぎると、懐かしいスイミーがお出迎え。

Photo_6Photo_7 さらに進むと180度の視界いっぱいに太平洋が飛び込んできます。灯台は上に昇ることも出来、そこからの眺めは最高です。

ただ、駐車場で500円、入場でさらに一人200円というのはちょっと割高かなとも思いました。駐車場脇にあったお土産屋さんが閉店されていたのも寂しい感じでした。

Photo_8 灯台を出て、展望台を過ぎ、しばらく走ると大島への橋が見えてきます。気持ちのいいループ橋を渡ると大島です。橋が出来るまでは船でないと行けなかったのですから、便利になったものです。途中タマゴの生産直売所なんかもありましたが、残念ながら休み。先端の灯台手前の駐車場に車を停め散策することに。

Photo_9 しばらく歩くと、トルコ記念館が。何故こんなところにトルコ記念館が?というと、むかしエルトゥールル号というトルコ軍艦がこの沖で沈没し、それを串本の人たちが懸命に救助や介護をしたという史実から。その後イランに取り残された邦人を、トルコ機が救ってくれたことから、この話を知る日本人も増えたそうです。

100年以上の時を経ながらも、その恩義を忘れず友好的でいてくれるトルコと、当時の日本人の実直さ、慎ましさ。それらに触れジーンと胸が熱くなります。灯台下は目も眩むような断崖絶壁ですが、救出した人を背負いその崖をよじ登り、最後には非常食まで分け与えたというのですから。今はインターネットでも簡単にそれを知ることができますから、日本人なら一度は触れておくべき話だと思いました。

トルコ記念館の奥には、みやげ物屋さんやレストランがありますが、トルコ人の方がされている店もありました。エルトゥールル号の悲劇と、そのトルコの方の明るさがとても対照的で微笑ましかったです。トルコの雑貨やトルコアイスが販売されていました。

そのさらに奥には灯台があり、そこからの眺めもなかなかのものです。駐車場も含めて無料なのがいいですね。3月には水仙が見ごろだそうです。

Photo_10 串本市街を抜けると、すぐに橋杭岩が見えてきます。大島まで続く岩の群れはなんとも奇妙で面白いものです。弘法大師が橋を掛ける途中で残していったというのはもちろん寓話でしょうが、そういう気にさせてくれる雰囲気が確かにあるように感じます。

と、串本周辺は見所いっぱい。今度はあそこで食事をして、あの湯に浸かって...なんて考えると、もう楽しくて仕方ありません。

エルトゥールル号の話

URL http://www.locopoint.net/love_peace/ertugrul.html

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萬口@串本

 串本へ行くといつも食べたくなるのが、萬口のかつお茶漬け。

Photo 串本駅の前を、西へしばらく行くと古びた店が見えてきます。前の大きな駐車場に何台か停められるスペースがありますが、案内がないので最初は分かりませんでした。店内に入っても素っ気無い雰囲気で、お世辞にも愛想がいいとは言えないし、やや雑多な感じがします。

Photo_2 それでも、私はここのかつお茶漬けが大好物なのです。1365円とやや高めですが、2度楽しめるので割高感はありません。先ずは、ご飯を一膳よそい、切り身を半分載せてタレをかけてそのまま頂きます。いわゆる漬け丼というやつですね。

Photo_3 ゴマの風味が効いたタレと、もちもちで大きなカツオの相性が抜群。あっという間にたいらげてしまいます。2杯目はお茶漬けにしていただきます。お茶がかかって、霜振り状態になったカツオの身がいかにも美味しそうです。こちらもあっという間に胃袋の中に。

とっても美味しいお茶漬けに大満足。これを食べると、あ~串本に来たんだなと思うのですが、接客や店舗など、手放しで人にすすめられない気もしたりします。地元の人が通ういいお店があるかもしれませんので、今度はそれを探したりしてみようかな。

萬口

住所 和歌山県東牟婁郡串本町串本42-17

TEL 0735-62-0344

営業時間 11:30-21:30 第2,4水曜定休

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イノブータンランド・すさみ、志原海岸

 白浜を過ぎ、串本に行くまでに42号線沿いには2つの道の駅があります。

Photo 一つ目が、椿温泉を過ぎてしばらく走ったところにある志原海岸。広々とした駐車場の向こうには雄大な太平洋が望め、眺望の良さは和歌山の道の駅でも屈指のもの。連休などは車中泊の車で駐車場が溢れたりします。

しかし、売店自体はどこにでもあるお土産物屋さんといった雰囲気で、とりたてて魅力的なものは無し。唯一、生簀の鮮魚だけが売りのようですが、3度訪れたうちの2度はほとんど魚介類がいない空の水たまり状態で、売る気があるのかないのか分からない状態。2階のレストランも、日曜でも昼過ぎには閉まっていたりとなんだかなぁ、といった感じ。

Photo_2 志原海岸を過ぎ、すさみに入るとイノブータンランド・すさみがあります。こちらの道の駅も、眺望はとても良いですが、前の道は結構車の流れが速いので注意が必要です。

イノブータン王国なるものが設立されているようで、その紹介やキャラクターには力が入っているようですが、肝心のイノブタ自体が精肉の販売のみとはちょっと寂しいのでは?イノブタを食べられる場所や、加工品などがあればもっといいのにと感じました。

販売所の物品も何処にでもあるようなものばかりで、あまり地産を感じさせてくれないのも残念。駐車場も狭く、私にとってはあまり利用したいと思えない道の駅の典型です。

どちらの道の駅も私の好みにはあまり合いませんでしたが、42号線沿いですのでドライブの際の休憩にはぴったりだと思います。でも、今はコンビニがあるからなぁ...

和歌山道の駅

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/fuken/wakayama.html

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竹原@那智勝浦町

 ゆりの山温泉に立ち寄る前、お昼ご飯を食べに勝浦に。ところが着いたのは10時過ぎで、開店まではしばらくあります。

Photo で、しばらく港にある足湯で一休み。もちろん無料で、手湯なんてのも併設されています。向こうに見える漁港では、朝市のようなものが開かれていましたが、10時までらしく閉まっている店もちらほら。後日訪れると、漁港にはまぐろがずらりと並んでいて、それは壮観な眺めでした。

Photo_2 となると、勝浦に来たからにはやっぱりマグロということで、椎名誠さんが雑誌でお奨めしていた、竹原へ。漁港からすぐ近くにあり、店内はカウンター10席ほどのみの小さなお店。順番待ちのお客さんが待つイスも店内にあり、やや落ち着かないのは難点でしょうか。

Photo_3 開店すぐであっさり座れたものの、すぐに満席に。定食の他にも一品ものを注文。写真は、手前が尾の身、奥が心臓です。もちろんどちらもマグロのもの。尾の身はゼラチン質がたっぷりで、ポン酢との相性もばっちり。心臓はやや血生臭く、珍味といった味わいで好みが分かれそうですね。

Photo_4 こちらは1500円のマグロ定食の中の、スジと玉葱のポン酢風味。この時はマグロのスジでしたが、季節により魚が変わったりするようです。それにしてもこれが旨かった。臭みが無く、味わい深くて歯応え充分なスジ肉は、ご飯との相性がもう抜群。お造りよりむしろこちらが気に入ったくらい。

Photo_5 なんて言いながらも、定食のメインのお造りはやっぱり最高。その切り身の厚さだけでも、マグロの本場の本領を発揮しています。しっとりねっとりした舌触りと、雑みのない澄んだ味わいがなんともいえません。この定食はご飯が進んで困ってしまいますね。

店内はやや落ち着きがない気もしましたが、女将さんやご主人さんはとても気さくな方たちで、田舎の温かい料理屋さんといったなんともいえない雰囲気があります。そして1500円の定食は、間違いなくコスパ抜群だと思いました。

竹原

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-3-23

TEL 0735-52-1134

営業時間 11:00-14:00 17:00-21:00(日曜は昼のみ)

不定休(土日祝は営業)

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ゆりの山温泉、喜代門の湯@湯川温泉

 那智勝浦から少し南下した所に、ゆかし潟という池があり、そのほとりに湯川温泉という温泉があります。去年の夏、南紀にドライブに訪れた際、勝浦で温泉でもと思い最初に行った温泉旅館はまだ入浴時間に早く、仕方なく42号線を南下してすぐに湯川温泉が見つかったのです。

Photo湯川温泉には3ヶ所の入浴施設があり、その一つ喜代門の湯に行ってみたところ、13時からとのことでまたも入浴出来ず、次に行ったのがゆりの山温泉だったのです。学校のグランドのような駐車場に車を停め、旅館のような建物(以前は宿泊も可だったそうです)に入ると、300円という入浴料の安さにびっくり。

Photo_2 でも、喜んだのもつかのま、清潔な脱衣所からお風呂に入ってみると、露天風呂はもちろん、シャワーもアメニティも何も無いんです。ボコボコと豪快な音を立てて湯船からお湯が溢れているのはいいのですが、お湯は妙にぬるいし、蛇口のお湯まで硫黄臭いし...

と、最初のイメージは最悪。ところが、ぬる湯にゆったりつかり、お風呂を出て、コーヒー牛乳を飲み、趣のある休憩所で扇風機にあたっているあたりから印象が全く変わって来ます。とにかく湯冷めしないんです。一息休憩してから、車に戻り、しばらく運転していても、体がポカポカでじんわり汗が滲んでくるほどで、肌も心なしかスベスベしています。

この時点で私の温泉感が180度変わってしまいました。あ~これがほんまもんの温泉なんだなぁと、目が覚めたような思いに至ったのです。露天風呂からサウナまであるような大型入浴施設が、うどんからドンブリまである大きな蕎麦屋さんだとすれば、ここはメニューは限定されているけど、自家製粉までする手打ちのこだわり蕎麦屋さんといったところでしょうか。

で、帰ってみていろいろ調べてみると、ゆりの山温泉が温泉マニアの間でも有名な所だと知り納得。以前は蛇口からもお湯が流れっぱなしだったそうですが、今は流石に蛇口にはバルブが付いています。そして、これがおそらく人生で初かもしれない、源泉掛け流しとの出会いだったのです。

Photo_3 で、調べていると、最初に訪れたホテルが一の滝というこれまた温泉湯宿を守る会にも登録されているような有名なホテルで、喜代門の湯がなんとそのホテルの経営だそうで。というわけで、先日南紀に訪れた際、喜代門の湯に行ってきました。

国道42号線からは、ここが通り沿いで利便性はいいのですが、料金は500円とゆりの山に比べると高め。しかし設備は整っていて、家族風呂もシャワーもあるしアメニティは充実しています。とはいえ、ここも源泉掛け流しの本格的なお湯ですから、露天風呂なんてのは無いですし、シャワーから出るのも温泉で硫黄臭かったりします。

お湯は、ゆりの山よりやや温度が高いように思いましたが、体の芯まで温かくなる感じや、肌がスベスベになるような感じはやはり同じ湯川温泉だけあり、共通した美点でした。なんでも、ゆりの山温泉では、ぬるさに怒って2度と来ないと言った人が、すぐに再訪された事もあるとか。さもありなんです。

弟にゆりの山の話をすると、弟はここが大のお気に入りで、ここに入るためだけに勝浦まで車を走らせたことも何度かあるとか。なんだ、こんないい温泉知ってたのなら早く教えてぇなと思った次第なのでした。

湯川温泉

URL http://www.town.nachikatsuura.wakayama.jp/kankou/24yukasi.html

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桜と桃と県道19号線

 和歌山市周辺の桜の有名どろころいえば、和歌山城、紀三井寺、そして根来寺といったところでしょうか。

Photo_2 仕事の帰り、根来寺に寄ってみると、桜はもう散りかけでしたが、大門の前で太極拳を演舞している一団に遭遇しました。桜にあわせてでしょうか全員ピンクの服装で、優雅に舞う姿に観光客も足を留めて見入っていました。

Photo_3 桜はもう散りかけですが、桃は正に今が見ごろ。桃山町周辺を走行すると、あちこちに濃いピンクの桃の花が見えてきます。全て農家の方の土地なので、ここで花見というのは難しいかもしれませんが、通りすがりに眺めるだけでもいいものですね。この花が、夏には美味しい桃になるかと思うと、夏が待ち遠しくなってしまいます。

で、以前岩出から清水町に抜けるのに、県道19号線を走ったのですが、これがもうとんでもない険道で、よく無事に通り抜けたなと思うくらい。生石高原を抜ける道も結構狭くて険しいのですが、その比ではないですね。地図で見て近いからと通るとえらい目にあいます。素直に424号、あるいは高速を使ったほうがいいようです。

Photo_4 県道19号を抜けると、すぐ近くに二川ダムが。この時、桜は丁度見ごろで、桜の花の下を気持ちよく走り抜ける事ができました。和歌山県下だと古座の七川ダムが有名ですが、今頃あそこに行くと、さぞ凄い桜並木でしょうね。

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あらぎ島と道の駅 しみず

 道の駅 明恵ふるさと館から更に高野山方面へ向かうと、二川ダムを過ぎやがて清水町に。

Photo_4 ダムを過ぎてしばらく走ると、あらぎの里という施設が見えてきます。一見道の駅のようですが、そうではないよう。駐車場は広く、施設も立派で綺麗です。中に入ると、自家製の豆腐やこんにゃく、紀州鶏などが販売されていて何を買おうか迷ってしまいました。地元の美味しいものや工芸品が沢山あり、私の一番好きなタイプの施設です。豆腐と玉子をお土産にしましたが、どちらもとても美味しかったです。

Photo

その、あらぎの里から旧道を上がっていくと、あらぎ島が見えてきます。周辺にも綺麗な棚田がありますが、こちらはさすが棚田100選に選ばれただけあり、とても壮観な眺め。田植えの季節から、収穫期にかけてが一番いいのでしょうけど、今のこのちょっと侘びしい雰囲気もいいものです。

ただ、この展望台の下にゴミが散乱していたのはどうにかならないものでしょうか?こんな綺麗な風景を見ながら、ゴミを撒き散らす人の気がしれません。その量からしても相当数の人のゴミであるのは明らかで、愚かな人の多さにちょっと悲しくなってしまいました。

Photo_3  あらぎ島を過ぎると、大きなスポーツ施設も併設された道の駅 しみずがあります。駐車場は広大で、施設も立派。でも、ただそれだけです。学食のようなレストランは、味も学食のようなものでしたし、ありきたりのものしか売っていなかった売店はもう無くなっていました。いかにもお役所的な施設で、トイレ休憩以外に利用価値を見出すことが出来ませんでした。

と、今回はいいことも嫌なこともいろいろあったドライブとなりました。ここを過ぎると、480号線は細くなったり広くなったりしながら371号線に接続、高野山まで駆け抜けていきます。途中大門前まで抜ける道と分かれますが、個人的にはこちらの方が走りやすい気がします。

道の駅 しみず

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w01_shimizu/index.html

あらぎの里

URL http://www13.ocn.ne.jp/~aragi/

あらぎ島

有田川町 URL http://www.town.aridagawa.lg.jp/nature/nature_008.html

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香味煙@道の駅 明恵ふるさと館

 美味しいみかんジュースが飲みたくなって、ドライブついでに明恵ふるさと館へ。

Photo_4 購入したのは、もちろんすっぴんジュース。ややとろみのある、濃厚な甘味と、ほんのり感じるみかんの苦味。第一印象と変わらない、とても美味しいみかんジュースです。1本1050円と、決して安くはないですが、その価値は充分あると思います。近くで買えるとこないかなぁ、と思っていたら、黒潮市場にも売っているそうですね。

Photo_5 みかんジュースをお土産にと思って店内を散策中に見つけたのが、香味煙というメーカーのスモークチキン。鶏は紀州鶏のようですが、製造元は兵庫県というのが不思議なところ。

このスモークチキン、とにかく雑味が無く、鶏の旨味とスモークの香りが純粋に味わえるのがいいところ。添加物はもちろん一切使用されておらず、こんないいものがあるなんてますますこの道の駅が好きになってしまいました。

店内でサンドイッチもいただきましたが、500円弱という値段にも係わらずボリュームたっぷり。道の駅自家製のパンと、あっさりした味付けの具材の組み合わせも最高。はっきりした味わいが好きな方には、少々物足りない味付けかもしれませんが、私はとても気に入ってしまいました。

やはりこの道の駅、見た目は小さいけれどなかなか侮りがたしですね。

香味煙

URL http://www.jin.ne.jp/kobe/koumienn/

明恵ふるさと館

通販URL http://www.tochico.com/index.html

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角長@和歌山県湯浅

 和歌山は醤油発祥の地。湯浅で味噌から生まれた醤油が、銚子や小豆島など日本各地へ伝えられたのです。ところが、その和歌山でも昔ながらの醤油作りをしているところはわずか。

日本のほんまもんといったテーマの本等で、和歌山の醤油や梅干が紹介されていないと本当に寂しいものです。ですが、その発祥の地の面目を保っているのが角長という醤油蔵なのです。昔ながらのこうじから作られている醤油蔵は、湯浅ではもうここだけだとか。

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Photo_3 昔の風情が残る、静かな町並みの中に角長はあります。国道沿いにも出店がありますが、ここはやはり蔵に行くのがおすすめ。

国道から湯浅の交差点を入り、しばらく走ると角長が左手に見えてきます。それをやりすごし左折すると、すぐに角長の駐車場が見えます。冷たい空気の中、こんな雰囲気の町並みを歩くのはなんとも気持ちのいいものです。

Photo_4醤油はたまりと、湯浅しょうゆ(紫滴)、濁り醤の3種類があります。それぞれ中身は同じでも、容器や呼び名が違うのでややこしいですが、店の人に聞くと親切に教えてくれます。

今回購入した濁り醤(にごりびしお)は、火入れも濾過もされていない生醤油で、白身などのくせのない魚に合うそうです。紫滴(しずく)は、火入れがされたもので、赤身やくせのある魚に合うそうです。

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醤油をそれだけ舐めても、それがどれ程美味しいかは分かりにくいので、家にあった小原久吉商店の湯浅醤油と比べてみました。この醤油は、和歌山のほとんどのスーパーでも売られている、一番身近な無添加の醤油。(原材料にはアルコールがありますが)

値段の差は右の角長が720mlで1400円に対し、左の湯浅醤油が300mlで500円前後。角長の湯浅しょうゆとなら丁度同じくらいの値段だったのですが...

写真では分かりにくいですが、現物では明らかに湯浅醤油の色が濃く、黒々としています。角長のものは色がやや薄く、表面に白い幕のようなものがうっすらと漂っています。舐めてみると湯浅醤油の方がやや塩辛い印象。

濁り醤は、塩味がきつくなく、味わいが深い印象。かすかに味噌のような風味が感じられ、それが味の奥行きに一役かっているようです。醤油が味噌から生まれたという事を、とてもよく感じさせてくれます。

Photo それでも、思った程の差は感じなかったので、餅に塗って焼いてみることに。すると、これが想像以上に差が出たのです。とにかく、濁り醤の香りが凄いのです。香ばしく焼けた醤油の匂いが、なんとも心地よく漂うのです。

食べてみてもその印象は変わらず、うっすら1回塗っただけなのに、餅の風味に負けない力強い味わいで、なんとも美味しい焼餅となったのです。普通に売られている醤油となら、もっと差が出たかもしれません。

この日、帰りに買った西村物産のしらすと、熱々のごはん、それにこの濁り醤の相性ときたらもう...あ~日本人に生まれて良かったと感じずにはいられませんでした。こういうほんまもんを、末永く作り続けて頂きたいものです。

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田辺まで伸びた阪和道と、大たこと紀南パレス

 去年末、阪和道が田辺まで延伸しました。これで、和歌山インターから田辺までは1時間弱で行くことが出来、紀南への旅がぐっと便利になりました。

で、田辺の大たこへ行ったのですが、あんまり早く着いたので有り難味がないくらい。やはり、田辺バイパスに直結というのがいいですね。旧国道に出るのも便利な位置ですし。

Photo 思いっきりピンボケですが、大たこのチーズ焼きです。たこ焼きの他にもチーズや牛スジがあるのです。とはいえ、やはり好きなのはたこ焼き。チーズ焼きはお腹に余裕があるときのサイドメニュー的な存在です。

相変わらず丁寧に作られたたこ焼きは、本当に素晴らしい美味しさ。外はカリカリ、中はとろとろ、あふれ出すたこの旨味をたっぷり含んだスープも変わらぬ旨さ。

たっぷりいただいて大満足で帰途に着くと、阪和道が事故で渋滞との表示が。久しぶりに、のんびり42号線で帰ることにしたのですが、な、なんと紀南パレスが無くなっているじゃないですか!

昔、白浜へのドライブといえば、必ずといっていいほど立ち寄った紀南パレス。思い出もいっぱい残っている場所が、今はもう更地。そういや、私も全然立ち寄ってなかったもんなぁ...同じくよく立ち寄ったカドヤさんはまだ健在ですが、42号線を走っていると廃墟になったドライブインが目に付きます。

高速が通り便利になるのはいいのですが、昔のなんだかのんびりした風景が無くなるのは寂しいものです。もちろん、それは私達観光客が選んだ道なのは分かっているのですけども...

ところで、42号線なんですが、昔と違い交通量がぐんと減って、和歌山市まで結構早く着いてしまったのです。424号線を抜け道にしていたのがなんだったの、と思えるくらい渋滞知らず。日曜の夜でしたから、阪和道は一番混混みあう頃合いなんですけど、いつもこの状態なら、42号線で帰るのもありって思いました。

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ほろほろ鳥@SanPin中津

 道の駅中津には魅力的なものが沢山あり、どれをお土産にしようか迷いましたが、やっぱりほろほろ鳥は外せません。ラーメンではいまいちその風味が分かりにくかったので、肉そのものをシンプルに調理してみることにしました。

500gのパックには胸肉とモモ肉、それに切れ端のような肉が1個づつ。値段は1980円と高級地鶏並みのもの。モツのセットもありましたが、そちらは500円でした。欲を言えば、モモだけでとかでもう少し安いものがあれば買いやすいかな。あと、刺身にも出来るようですので、ササミが入っていると良かったのですが。

Photo 胸肉は塩コショウだけでグリルで焼いてみました。先ず驚いたのはその臭みの無さ。どんな地鶏でも、開封した時にむわっとくる鶏独特の匂いが多少はありますが、これは全く無いといってもいいくらい。

次にその肉の弾力にびっくり。鶏よりも軍鶏に近い感じでしょうか。噛み切るのに苦労するほどです。皮、脂、筋肉、の層が、よりはっきり分かれている感があり、かみ締めるほどに味の出る身と、ジューシーでこってりしながらもくせの無い脂身や皮がなんとも旨い。

しかしながら、その身の弾力からしても、もう少し火を通さず、タタキのようにスライスしてポン酢とかで食べたほうが合っていたかもしれません。その点では、固さは程よく張りのあるモモ肉がこういう料理には合ってたでしょうね。

そのモモ肉はこちらもシンプルに葱と茹でてポン酢で頂きました。こちらも臭みはほとんどなく、よりジューシーな身と、プルプルの皮が最高の美味しさ。いずれにしても、本当にくせの無い肉質ですので、あまり濃い味付けは向かないように思いました。

ちょっと高い買い物でしたが、その実力が分かり大満足。これで安定供給が成されれば、商品の種類も増え買いやすさも増すことと期待したいです。

Photo_2Photo_3 その他、カステラとイチゴシャーベットも購入。カステラはいかにも手作りといった感じの風味。カステラとパウンドケーキの中間のような味わいでした。

イチゴシャーベットはジャムをそのまま凍らしたような感じ。甘酸っぱくてさっぱりしていましたが、個人的には万葉の里のようなアイスが好みかな。

ほろほろ鳥をはじめ、いろいろと素朴な味わいのお土産があり、ますますこの道の駅が好きになってしまいました。

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道の駅 しらまの里

 吉備から龍神や田辺への抜け道として重宝するのが、国道424号線。途中幅員が狭くなるところを抜けると、道の駅しらまの里があります。

Photo 駐車場が20台程度の小さな道の駅。トイレは24時間使用可とのことですが、夜は真っ暗でスイッチを探して点けないといけません。見た目も中身も、みなべうめ振興館とは180度逆。

あちらがいかにもお役所的な感じなのに比べて、こちらは正に個人商店といった雰囲気。地場産のものが沢山そろっていますが、ちょっと雑多な感じ。加工品はあまり好みにあったものがありませんでした。

それと、ご飯になるようなものがほとんど無いのもなんとかして欲しいところ。レストランが無いので、せめて弁当やおにぎり等があればいいのですけどね。近辺にはほとんど飲食できるところや販売店がありませんから、需要は結構あるはずなのですが...

修理川を越えてからの峠にバイパスが出来ると、424号線は抜け道として相当便利になるはず。そうなれば、この道の駅の利用価値もぐっと上がるでしょうね。あ、といっても紀美野町~金屋間と、みなべ町内は幅員が狭い所が多いので、ご注意を。

道の駅 しらまの里

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w08_shiramanosato/index.html

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道の駅 みなべうめ振興館

 阪和自動車道、南部インターから424号線を少し東へ向かうと、道の駅 みなべうめ振興館があります。私の知る限り、和歌山で一番新しい道の駅。一度行ってみたかったのです。

Photo 駐車場は20台ほどのスペースでしょうか、割と小さめの道の駅です。コンクリートの建物は無機質な感じで、いかにも公共施設といった雰囲気。中に入っても印象は変わらず、みやげ物売り場にもあまり地元の人の雰囲気を感じることが出来ません。

野菜などは僅かで、後は割りと和歌山の観光地ならどこにでもあるようなものばかり。さすがに梅干は多種多様揃っていますが、添加物入りのものが大半を占めます。見栄えは立派なものもありますが、私の好みには全く合いません。せめて一粒数百円もするような高級品は、無添加で出来ないものなのでしょうか?

Photo_2 それでも、中にはこのような無添加のものもありまして、それを購入。しかし、パッケージにわざわざ昔ながらのと書かなければいけないところに、一抹の寂しさを感じます。

食べてみると、無添加ゆえ塩辛いのは致し方ないのですが、それがちょっと尖った辛さなのが残念。紀州備長炭記念公園の梅干の方が、同じような塩辛さの中にもまろやかさがあったように思います。それに、ここの梅干が600円に対して、あちらは200-400円程でしたし。

個人的には、梅干は備長炭記念公園の方が好みにあっています。より高級そうなパッケージとかを望むのならこちらなのでしょうが。梅干だけでなく、地産地消をより感じさせてくれる雰囲気も、あちらの方が上のように思えました。

あと、この道の駅の立地にも疑問があります。利便性の良さを望むなら、南部インターより海側に作るべきだと思うのですが、何故か山側。観光客の流れは、インターから海側へ、だと思うのですけども。

施設はとても立派ですので、トイレ休憩などにはとても重宝するとは思いますが...

道の駅 みなべうめ振興館

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w09_minabeumesihnkoukan/index.html

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道成寺と釣鐘饅頭

 南紀や高野山に比べると、地味な印象のある中紀。白浜への通り道といった印象を持たれている方が、県内外を問わず多い気がします。しかし、結構見所満載、なかなかいい所が多いのです。

道の駅や椿山ダムもいいのですが、実は国宝が沢山ある地域でもあります。下津町の長保寺や善福院、そして今回訪れた道成寺。前者は国宝建造物、後者には国宝仏があります。

Photo 高速からでも、御坊市内からでも、標識があるので行くのは簡単。踏切を越えてすぐの駐車場に車を停めましたが、その奥にも駐車場はありましたので、そちらの方が近くていいでしょうね。石段をテクテク登ると、立派な大門が。こちらは重文指定だそうです。中の仁王様は少し大仰な感じに思えました。

Photo_2 門をくぐると、荘厳な本堂と三重塔が。和歌山県には多宝塔は多く存在しますが、三重塔は珍しく、ここと那智の青岸渡寺のものくらいでしょうか。といってもあちらは、エレベーターも備えたコンクリート製のもので、木造のものはここだけだと思います。

国ではなく、県指定の文化財ですが、なかなか立派で細やかな装飾が目をひきます。ちょっと角張っているような気がして、もう少し丸みがあればいいのになぁとは思いますが。それでも青空の下、本堂と並ぶ姿はやはりいいものです。

Photo_3 本堂の中には、重文に指定されている千手観音の像がおられます。遠目で薄暗い中ですが、それでも慈愛に満ちた表情が伺えます。それほど信心深くない私でも、思わず手を合わせてしまうのでした。

三重塔と反対側に歩くと、宝物殿があります。この中に、国宝の千手観音と、日光、月光菩薩が安置されています。600円を払い入場すると、目の前には絵説き説法を聞ける広間が、そして右側に歩いていくと諸像が安置されている間があります。

普通、千手観音の像には手が42本あります。一本の手が二十五の世界を救うとされていて、故に四十と2本なのですが、何故かこちらの観音様は四十四本という珍しいもの。日光月光菩薩も本来は薬師如来の脇侍となるはずなのですが、ここでは千手観音の脇侍となっております。

と珍しいことずくめの仏像なのですが、そのふくよかでなんともいえない微笑を見ていると、そんなことはどうでも良くなってくるのです。両菩薩の絶妙に捻られた腰周りの造詣も見事で、さすがは国宝だと溜息がでます。

その千手観音の向かいには何故かガンダーラの石造が。2,3世紀の頃のものだそうで、今にも動き出しそうなリアリティに満ちた像で、一見の価値があると思います。ただ、なぜここに安置されているかは分からずじまい。どなたか、もし道成寺に足を運ばれたら、是非その理由を聞いてみて下さい。

今回は聞くことが出来ませんでしたが、観光客の多い日には住職による絵説き説法が行われます。安珍清姫のお話を、軽妙な話術と絵で面白おかしく聞くことが出来ます。楽しくておすすめですが、恋人同士や夫婦で行くと、彼女のことが少し怖くなるかもしれません(^^)

Photo_4 素晴らしい仏像や建造物を見て、目と心が潤ったら、今度はお腹も潤すとしましょう。門前には、お土産屋さんが数件ならびますが、名物はなんといっても釣鐘饅頭。中には店内で作られている店もあり、運がよければ出来たてがいただけます。

Photo_5 箱を開けると、安珍清姫の絵物語が。釣鐘饅頭は、簡単に言えばもみじ饅頭を釣鐘型にしたもの。どちらが先かは分かりませんが、風味は全く同じようといっても差し支えないでしょう。

薄いカステラ生地の中は、漉し餡と白餡の2種があります。温かいものはもちろんほかほかで美味でしたが、水分を含んだ生地が少しベタッとしていたのが難点でしょうか。冷めて、お土産として持って帰った状態が、一番美味しいというところに感心してしまいました。

今回は雲水という会社のものでしたが、添加物もほとんど使用されておらず、甘さも口当たりも上品で、とても美味しいものでした。試食やバラ売りもありましたので、味を確認できるのもいいですね。

ただ、ここのクエ鍋コース6300円は安すぎるかと。漁師宿でも1万円前後はしますから、もし和歌山産の天然ものなら凄いことですが、おそらくそれはないでしょうね。

道成寺

URL http://www.dojoji.com/

雲水

URL http://www.unsui.jp/index.html

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日本一のやまびこ@椿山ダム

 和歌山にもいろいろ日本一のものがありますが、やまびこの日本一があるのはご存知でしょうか?私も最近知ったのですが、ベストハウス123でも1位になっていたそうです。もっとも、それを選んだのは和歌山在住の方なので、地元びいきもあるかもしれませんが...(^^)

Photo 道の駅中津から、さらに奥に進むと、途中道が狭くなったりしながら国道424号線に接続します。424号線は快適な2車線道。424号線を南下すると、椿山ダムが見えてきます。この椿山ダムのダム湖周辺が山彦スポット。

Photo_2 ダム湖が見えてすぐに大きな赤いつり橋が。このつり橋が、山彦スポットの目印。つり橋横には駐車場もありますので、とっても便利です。実はこの駐車場にもポイントがあるのですが、他に人もいる中ではさすがにその勇気はありませんでした。

周辺には4つのやまびこポイントがあり、この駐車場は3番目のポイント。ベスト1,2のポイントはつり橋を渡らないといけません。このつり橋、ダム湖が眼下に望める、とても迫力のある橋。渡ってからの小道も、ダム湖側に柵などありませんので、小さいお子さん等がいらっしゃる場合は、注意が必要でしょう。

Photo_3 小道を歩くと、すぐに2番目のポイントが。そして、そこから丘に登ると1位のポイントが見えてきます。その看板の横にはメガホンが掛けられていて、それを使うもよし使わないもよし。

周りには誰もいない貸しきり状態。まだ、それほど知名度は高くないようです。最初はそれでも恥ずかしさがあるので、「わ~」くらい。すると、きっちり2秒ほどの間を置き声が返ってきます。何回も還ってくるのではなく、一回だけはっきりと。その明瞭さと、間の良さが日本一の所以なのでしょうね。

慣れてくると、恥ずかしさもなくなり、輪唱にもチャレンジしてみたり。かえるの歌が、というとそのままはっきり返ってくるのがなんとも楽しいのです。語句は6文字くらいが限界でしょうか。それを超えるとやまびこが重なってしまいます。

この日はやや曇りがちでしたので、そのせいもあるのでしょうか、第2ポイントのほうがやまびこが綺麗な気がしました。で、帰りに家族連れとすれちがったのですが、駐車場に着くと、その方たちの叫び声が結構聞こえてくるのです。う~ん、私の恥ずかしい言葉も聞かれてたのかなぁ...

日高川町観光協会

URL http://www.town.hidakagawa.lg.jp/kankoukyoukai/asobu.html

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ほろほろ鳥ラーメン@道の駅 SanPin中津

 以前から、一度食べてみたくて興味津々だったのがほろほろ鳥。上質な肉はフランス料理などでも使用されるようですが、飼育量が少ないためなかなか目にすることはありません。

Photo その貴重なお肉を手軽に買えるのが、道の駅SanPin中津。御坊方面からこの道の駅までは、2車線の快適な道。美しい日高川と平行して、紀州の山々を眺めながらの爽快なドライブが堪能出来ます。

駐車場はそれほど広くないですが、地元産のものが多くあり、なおかつ自然な無添加の加工品も沢山ある、とてもいい道の駅です。この駅には何故かスタジオジブリのグッズ販売店があるようですが、私はあまり興味ないのでパス。

肝心のほろほろ鳥のお肉は、入荷時期によっては販売されていない時もあるようですが、この日は幸運にも購入することが出来ました。他にも加工品を少々買いましたが、そちらはまた後日。

Photo_2 そして、併設されている喫茶店では、ほろほろ鳥のラーメンがいただけます。写真は、ほろほろチャーシューラーメンで、値段はたしか800円だったでしょうか。

スープはやや濃い口。麺は湯で具合は丁度いいのですが、水切りが不十分のようで、水気が随分残っていました。そのおかげというか、最初濃いと思ったスープが丁度いい塩梅になったのはご愛嬌。そのスープも化調が結構効いているようで、肝心のほろほろ鳥の風味はあまり分からず。

そして、メインのチャーシューですが、こちらも味付けが濃く醤油辛いので、ほろほろ鳥がどういうものかはあまり分かりませんでした。う~ん、ほろほろ鳥ならではといものはあまり感じられなかった、というのが正直なところでしょうか。

ちょっと残念な結果になりましたが、お土産に買ったお肉に期待するとしましょう。

道の駅 SanPin 中津

URLhttp://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/w02_sanpinnakatsu/index.html

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かふぇ 思季うらら@かつらぎ町

 久しぶりに思季うららに。のどかな田園風景もすっかり冬模様。車を停め、ふと看板を見ると、12月から3月は土日祝のみの営業とのこと。ご主人に話を伺うと、冬の間はお客さんが少なくなるからだそうです。再訪される方はご注意を。

Photo 以前は3種あったケーキが2種に。今回はガトーショコラを。上の香草は飾りだそうです。甘さ加減が丁度良く、上は香ばしく中はしっとりとしています。これ、温めたら中がとろっとなってもっと美味しくなるようにも思いました。今度行ったら、温めてもらえるか聞いてみようっと。

で、気になった点が一つ。ミルクティを注文したのですが、ミルクがコーヒーフレッシュだったのです。コーヒーフレッシュって、植物性油脂と乳化剤等で加工したもので、乳製品は使われていない、もしくは高級品でも半分以下といったものです。

ファーストフード店とかで出てきても全く気にはなりませんが、こういう雰囲気の店でこれは無いんじゃないかなぁと感じました。少々値段が高くなっても、カップにミルクを入れて出して欲しいものです。

Photo_2 お土産に買って帰ったパンやシフォンケーキは相変わらずの美味しさ。特に、フランスパン生地のクリームパンの旨さは格別。カスタードクリームの風味と甘さ加減が、私の好みにドンピシャなのです。食パンも、生地の味がしっかりした、何も付けなくても食べられる美味しいパンでした。

コーヒーフレッシュだけがちょっと残念でしたが、それ以外はやっぱりほっこりいいお店でした。

かふぇ 思季・うらら

住所 伊都郡かつらぎ町大字下天野394-12

TEL 0736-26-0237

営業時間 11:00-17:00 月、火定休(3月までは土日祝のみの営業)

URL  http://shikiurara.web.fc2.com/

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長保寺といかなごの釘煮

 下津町はミカンや漁業も盛んですが、忘れてはならないものがまだあります。それは、長保寺と善福院。どちらも国宝の建造物を有し、一つの町に複数の国宝所有寺院が存在する町は全国でも珍しいそうです。国宝建造物が全く無い県もあるというのに、贅沢な話ですよね。

Photo 特に長保寺は、大門、本堂、多宝塔ともに国宝指定されており、それは法隆寺とここだけだそうで。42号線から5分ほど走り、駐車場に車を停めると、すぐそこに大門が見えます。色付き始めた桜の木に囲まれた大門は、いかにも落ち着いたいい雰囲気。春は桜の花の中で、また違う趣きになることでしょう。

Photo_2 拝観料300円を払い、石段を登ると、ほどなく本堂と多宝塔が見えてきます。長保寺は、紀州徳川家の菩提寺ともなっており、歴代の御廟があります。しかし、吉宗公の御廟が見当たりません。なんでも、将軍になったため、東京に御廟があるそうです。

Photo_3 小さな多宝塔ですが、凛とした存在感があり、周りの紅葉とも相まってなんともいえない美しさです。大きく張り出した軒と、きゅっと引き締まった上層部のバランスが見事。細かな装飾にも見応えがあり、さすが国宝と感じさせてくれます。

Photo_4 長保寺を出て、30分ほど車を走らせると、以前しらすを買った西村物産があります。今回はしらすと共に、いかなごの釘煮を購入。これがまた旨かった!やや甘めですがさっぱりした味付けに、ほのかに感じる苦味。ご飯が進んで進んでもう...これは旨い釘煮ですねぇ。もちろん無添加で、それもまた嬉しいですね。

しらすもまためちゃ旨で、ますますここがお気に入りになってしまいました。

長保寺

URL http://www.chohoji.or.jp/

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中井水産と番所庭園@和歌山市

 日曜はダーツバーSOHO主催のバーベキュー。気持ちのいい秋晴れの下、現地に着くとまだ誰も来ていなかったので、ちょっと買い物に。

Photo バーベキューをする番所庭園からほど近い、中井水産でさんまの干物を買うことに。チルドは無くて冷凍のみでしたが、その分値段はお得。チルドは200円、冷凍は150円とのこと。さんまの干物5枚と、天然塩を買って1000円。なんだか申し訳なくなるくらいの安さです。

Photo_2 駐車場に戻ってしばらくするとみんな集まりだしたので、早速バーベキューの準備を。眺めもよく、釣り客ばかりでバーベキューは私たちの貸切状態。景勝地としては結構有名ですが、バーベキューが出来る事は知らない人が多いみたいですね。

Photo_4Photo_3 ほんとにいいお天気でしたが、この日は少し風がきつくて。それでも、きれいな芝生の上でのバーベキューは格別。場所はどこでも好きなところを指定すれば、そこにベニヤ板をひいてくれます。コンセントもあるので、炊飯器でご飯も炊けたりして(^^;;

Photo_6Photo_5 早速、肉に魚に焼きまくりの食べまくり。さんまは、冷凍状態のまま焼くとちょっとぱさぱさな感じ。それがちゃんと解けてから焼くと、これが脂がのった最高の状態に。落ちた脂で炎上するほど。とろっとしてめちゃ旨、これが150円なんて。お店の人が、ちゃんと解凍してから焼いて下さいと言っていたのも納得です。干物なのに、この脂の乗りようは凄いですね。灰干という、あまり聞きなれない方法で乾燥しているそうですが、それのおかげなのでしょうか。

それにしても、肉は鶏、豚、牛、と揃っているし、さんまにカマスにししゃももあるし。もうおにぎりが進んで困ってしまいます。

途中、風でタレが飛んだりするハプニングもありましたが、滞りなく終了。焼きそばに焼き芋まで、お腹いっぱい食べて、芝生に寝転がって、ほんと最高に気持ちのいい日曜日となったのでした。

中井水産

URL http://sanmaya.ocnk.net/

番所庭園

URL http://machi.goo.ne.jp/snd/spotID_TO30000551/leisure/details.asp

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しまや

 丹生都比売神社に行かずに480号線をまっすぐ行くと、途中には直売所がちらほらと。今の季節だとそこらじゅうでフォックスフェイスが売られています。このあたりに生産地があるのでしょうか?

Photo_4 その直売所の中でもお気に入りなのがこの、しまやさん。土日のみの営業の、ちいさなお店ですが、なかなか美味しいものが揃っているのです。夏のトマトやきゅうりがよく獲れる季節には、平日も営業しているのだとか。

Photo_5 私の大好きな福神漬け。なんとも優しい味わいで、ご飯にとても良く合います。椎茸なども入っているおかげで、味わいに奥ゆきがあるのもいい感じ。無添加でしかもしょっぱさも控えめですから、日持ちがしないことだけは注意が必要です。といっても、たいてい2,3日で無くなっちゃうんですけどね。

Photo_6 こちらはふきの佃煮です。山椒の風味が良く効いていて、こちらはやや醤油辛いのですが、それがまたお茶漬けや茶粥に良く合うのです。他にも奈良漬やタクアンなんかもあり、どれも自然で優しい味わい。奈良漬嫌いの人も、ここのなら食べられると言ってました。

Photo_7 こんにゃくも、もちろん手作り。薄く切ってお刺身に。やや匂いはありますが、それでも美味しいこんにゃく。漬物やこんにゃくは試食のタッパーがありますので、是非試してみることをお勧めします。加工品や農産物のことも、聞けば親切に教えてくれます。

小さな小さなお店ですが、それでも私はここが大好きなのです。ここがあるから、高野山へは480号線を、と言ってもいいほど。今度はフォックスフェイスでも買いに行こうかな。

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思季・うらら@かつらぎ町

 丹生都比売神社の程近く、のどかな田園風景の中にカフェの看板が。何故か心ひかれて立ち寄ってみました。

Photo 優しい雰囲気の木造の建物は、なんとご主人の手作りだそうで。もちろんすべて一人でという訳ではないでしょうが、1年半を費やしたそうで、苦労がしのばれます。店内に入ると、気の良さそうなご主人が一人。この方がパンからケーキまで作っているとは驚き(失礼)

Photo_2 デッキに出ると目の前はなんともいえない眺望。写真は初夏に訪れたものですが、暑さも忘れるほどの心地よい風と風景がなんとも心地よくて。暑くても寒くても、デッキに出られる方も多いそうですが、なるほど納得です。

Photo_3 この風景の中で食べるだけでも美味しいのに、シフォンケーキがまた旨かったのです。ふんわりふわふわの生地は、甘さ加減も丁度良くてなんとも優しい味。専門店にも負けない美味しいケーキが、この環境で頂けるのですから、もう最高なのです。

お土産に天然酵母パンも買いましたが、それもとても美味しくて。特にクリームパンのクリームがコクがあり優しい風味でめちゃ旨でした。最近ご無沙汰なのでまた行ってみたいですね。

かふぇ 思季・うらら

住所 伊都郡かつらぎ町大字下天野394-12

TEL 0736-26-0237

営業時間 11:00-17:00 月、火定休

URL  http://shikiurara.web.fc2.com/

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丹生都比売神社

 こんにゃく工房を過ぎてしばらく走ると、丹生都比売神社の看板が見えてきます。左へ曲がりやや細くなる道を抜けると、真新しいトンネルが。これをぬけると快適な2車線の道が神社まで続きます。本当にのどかな、古き良き日本の風景といった感じの景色が続きます。

Photo 広めの駐車場に車を停めると、すぐそこの太鼓橋が見えます。駐車場には綺麗なトイレもあり、世界遺産に登録された恩恵を感じますね。駐車場からいったん出て、ぐるっと歩いていくと鳥居があり、正面に太鼓橋が。横に参道がありますが、せっかくですから太鼓橋を渡ります。

2 渡るとすぐ立派な楼門が見えます。その奥には本殿が。桧皮葺の屋根の本殿はとても荘厳で、なんとも見ごたえのある建物です。楼門から先は行けないのが残念でしたが、間近で観ることが出来る日もあるのでしょうか?

のどかな田舎にある、とても落ち着いた雰囲気のいい神社でした。世界遺産に登録された恩恵が、うまく活かされている感じです。駐車場の向かいには物産品販売所もありますが、土日祝のみの営業のようです。

丹生都比売神社

URL http://www.niutsuhime.or.jp/

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こんにゃく工房から丹生都比売神社へ

 慈尊院を出た高野山町石道は、途中丹生都比売神社を通り、高野山道路を横切って大門へと向かいます。(詳しくはこちら)丹生都比売神社は480号線からの方が近く、慈尊院は370号線に近くて、どちらに行こうか迷ってしまいます。慈尊院と丹生都比売神社を両方自動車で巡ると、とても遠回りになるのです。

関西人ならいつでも来れますが、遠方の方はそうもいかないですからね。道中の快適さは480号線を通るルートの方が快適。唯一の難所であった峠も、トンネルが開通しさらに快適に。アクセスの良さは、圧倒的に笠田から480号せんを利用する方が優れています。それに480号線には他にも魅力的なところがあるのです。

Photo 紀ノ川を渡り、480号線も山道に入りしばらくすると、こんにゃく工房という売店が見えてきます。手前には、こちらのカフェもあります。店の前には釜があり、そこでこんにゃくが作られているのです。どうもこの辺りは、こんにゃくの産地のようで、このあたりの売店では手作りのこんにゃくを販売しているところが多いようです。

Photo_2 この周辺から、奈良の五条あたりにかけての名物、柿の葉寿司です。24号線沿いには、良く名前の知れた柿の葉寿司が売られていますが、個人的にはこの柿の葉寿司の方がずっと旨いと感じます。

有名店のものに比べて、柿の葉がふわっと巻かれているために、酢飯もふわっと口当たりがいいのです。鯖自体の旨味もいいし、不自然な味付けも無く、食後にじわっと来る旨味がいい塩梅なのです。そして、付け合せの生姜がまた凄い。とてつもなく塩辛くて、好みは分かれるでしょうが、これがほんとの生姜といった味わいで、柿の葉寿司にとてもよく合うのです。

Photo_4 こちらは手作りクッキー。いかにも手作りといった感じで、昔家族で作ったクッキーを思い起こさせてくれる味。隠し味の生姜がなんともいい具合に効いています。

弟夫婦はカフェでクッキーを食べたそうですが、もう一つだったと言っていました。違う種類だったのか、同じものなら好みの分かれる味ということなのでしょうか。でも、カフェからの眺めはとても良かったそうです。

Photo_6Photo_5  道の駅、万葉の里でも売っていたダイフク食品の金山寺味噌です。普通の金山寺味噌より随分漬物が多く入っているように思います。それに発酵がより進んだような感じで、匂いもきつめです。

好みは分かれるかもしれませんが、これに慣れると普通の金山寺味噌がとても味気なく思えてしまいます。個人的には一番好きな金山寺味噌。添加物無添加なのもいいところです。ネットで検索して分かったのですが、リーガロイヤルホテルのネット販売でも売られているようです。これとおかいさんがあれば、もう幸せなのです。日本人で良かった、というより和歌山県に生まれてよかった~としみじみ思える味わいなんですよね。

この金山寺味噌の他にも、蜂蜜から梅干までいろいろ手に入ります。ちょっと雑多な店内ですが、手作りの地場産のものが多く、そういうものを求める方にはおすすめのお店です。

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慈尊院

 紀ノ川の南側、県道13号線は拡張工事も進み随分と走りやすくなっていますが、その道中、高野口町に慈尊院があります。高野山の表玄関ともいえるこのお寺は、女人高野とも呼ばれ、空海がここに滞在していた母を月に九度訪れたことから、このあたりは九度山と呼ばれるそうです。

Photo 思ったより広めの駐車場に車を停めると、すぐそこに慈尊院の門があります。門の横に見える土塀は、法隆寺の土塀より古いものだそうで、なるほど風情があります。それにしても、世界遺産に登録されたのはいいですが、こののぼりや看板はどうにも賑やか過ぎに思えます。

Photo_2 門をくぐるとすぐに、立派な多宝塔が見えます。重文はおろか、県の文化財にも指定されていないのが不思議なくらいですが、大改修があるとのことで、それが済めばさらに魅力あるものになるのでしょう。しかし、ここでも赤や黄色が目立つ看板が雰囲気を壊しているように思えました。

Photo_3 重文の弥勒堂の中には、国宝の弥勒菩薩が鎮座されております。残念ながら秘仏のため、現在は拝観出来ません。21年に一回公開とのことで、次は2015年とのこと。気長に待つしかないですね。

写真右下に写っているのは、乳房をかたどった絵馬。羽二重で自作したものを、このお寺に奉納するそうで、子宝授乳のご利益があるとか。見た目になんともユニークで、このお寺を特徴付けるものの一つでしょう。

Photo_4 本堂の奥には噴水があり、その奥にはゴンという犬の像が。ゴンとは、慈尊院から高野山までの20km以上の高野山石道を、毎日ガイド犬として往復していた犬だそうです。それが野良犬で、いつの間にかガイドをするようになったという所に、なんともこの犬のけなげさというか、愛おしさのようなものを感じさせてくれるのです。

さすがに高野山の表玄関だけあり、とても風情のあるいいお寺でした。観光客で溢れるということもないようで、この日も私とあと数人しかいなかったのですが、それがまた落ち着いていていいのです。だからこそ、あの看板やのぼりが余計邪魔に思えてしかたありませんでした。

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青洲の里 レストラン華@和歌山県

 紀の川市には、かの医聖華岡青洲の記念館、青洲の里があり、その中でバイキングがいただけるとのこと。場所は名手駅から少し東のあたり。24号線でも広域農道からでも、案内看板が出ていますので、見逃さなければ迷うことはないでしょう。

Photo_2 駐車場には農産物の直売所があり、みかんをお土産に。まだちょっと酸っぱかったかな。そこから快晴の下歩いていくと、ミュージアムの入り口に。この中にバイキングがいただけるレストラン華があります。レストランの他にも、パン屋さんや物産ショップなどもあります。

Photo_4Photo_3 1380円を払って中に入ると、美味しそうなお惣菜がずらり。テラス席もあり、開放的な雰囲気。大きなガラス窓からは、のどかな紀州の山々が見渡せます。テラス席もいいのですが、この日は結構蜂が飛んでいたので中で食べることに。

Photo_5 もう好き勝手に取ってきたので、ちょっと乱雑な感じですが。白ご飯には、野菜カレーをかけて。他にきのこご飯もあります。おかずはごく普通のお惣菜が中心。どれもあっさりした味付けで、青洲の里ということもあり、医食同源がテーマとなっているようです。

あっさりとしていますが、素材の味が活かされた、奥深い味わいが好印象。紀州鶏も旨味たっぷりだし、野菜カレーもじんわりと美味しいのです。地元の野菜がメインとのことですが、確かにカボチャの煮付けやしいたけの天ぷらなど、普通のものが普通に美味しいのがいいですね。

Photo_6 こちらははぶ茶の茶粥。和歌山ではほうじ茶の茶粥が、”おかいさん”と呼ばれて各家庭の味となっていますが、それとほぼ同じ味わい。熱々のおかいさんには漬物がとても良くあいますが、欲を言えば是非金山時味噌も用意しておいて欲しかった。それがあれば完璧な和歌山の庶民の味、となるのですが。

この後、デザートなどもいただきましたが、印象的だったのが善哉。大きな小豆のようなものは、鞆渕産の黒大豆。以前、ほたるを見に行ったときに味わった、あの黒大豆なのです。最初ちょっと甘すぎかなとも思いましたが、この大豆の味わいがなんともやんわりとしていて、それがいいアクセントになっているのです。

お惣菜からデザートまで、どれも優しい味わいで大満足。観光でこられる方も、ここなら和歌山の家庭の味が、リーズナブルに味わえると思います。ただ、こってりがっつ