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久しぶりのきんせい

 久しぶりに、ラーメンを食べ歩きに大阪へ。

Photo この日は3軒廻る予定だけど、やはりきんせいは外せません。そのきんせいで一番大好きな醤油ラーメン。もう何度も食べたけど、やっぱり旨い。この日は、やや旨みと塩分が強い気がして、その分醤油の風味が弱く感じたけど、これは私の鼻の具合が良く無かったからかも。

高槻の駅前に新しい店舗もオープンするそうで、ご主人も多忙なようですが、いつもと変わらない美味しいラーメンに一安心。やはり、ここには月一回は来たいものです。

彩色ラーメン きんせい

住所 高槻市栄町2-19-7サカエ第5ビル

TEL 072-696-2448 月曜定休 木曜夜と第1日曜

11:30 ~ 14:00 18:00 ~ 21:00

URL http://www7a.biglobe.ne.jp/~kinsei/

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旬菜活魚 みぞぐち@和歌山市

 金曜の夜、久しぶりにみごずちへ。みぞぐちには何回か行きましたが、旬菜活魚という名前が付いていたのは初めて知りました。

Photo 先ずはお造りの盛り合わせから。ウニやこの季節の鯛ももちろん美味しいのですが、ここで一番美味しかったのはサバ。どこのサバか訪ねると、由良で獲れた鯖だそうで。調べると、周参見の鰹と並びブランド化されているようです。もっちりとした歯応えと、臭みがなく濃厚な最高の味わいで、これはブランド化されるのももっともな美味しさ。

Photo_2 山東産のタケノコの若竹煮。山東のタケノコは有名ですが、これは朝農家の人が売りに来たものだそうです。和歌山で商売をさせて頂いていると、ミカンやタケノコは買わなくても大抵貰えたりするのですが、そこはやはりプロの料理人の作った若竹煮。タケノコの旨さが最大限に引き出されています。

山東の人は自信満々に、山東のタケノコはアクが少ないから白湯で茹でるだけでいい、なんて仰いますが、それも納得の柔らかくて嫌な風味が全く無い、とても美味しいタケノコでした。

Photo_3 熊野牛は朴葉味噌で頂きました。熊野牛は何度か食べましたが、まだまだブランド牛としては品質にバラツキがあるように感じています。しかし、ここで頂く熊野牛は間違いのないもので、いつ食べてもその旨さに感動するのです。ただ柔らかいだけでなく、しっかりと肉の旨さも味わえるのがいいですね。

Photo_4 キンキは、今回塩焼きで。キンキというと、煮物か、あるいは中国料理の清蒸で頂くのが最高と思っていたのですが、この塩焼きにはびっくりしました。なんといっても皮の旨さが堪らないのです。パリッと香ばしく、もっちりとゼラチン質の食感も味わえる皮の良さは、煮たり蒸したりしては味わえないもの。私の固定観念を打ち壊してくれた、同行者に感謝です。

他にも、牡蠣や海老の天ぷら等、美味しい料理をたっぷり頂いて大満足。会計は2人で2万円程と、なかなかのものでしたが内容を考えると決して高いとは思えません。安いチェーン店の魚を食べるのなら、それを数回我慢してこういうほんまもんの魚を頂く方が余程健全だと思うのです。

旬菜活魚 みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

営業時間 17:00-22:00 日曜祝日定休

電話予約をするのがベター。

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誕生日

 先日、めでたいのかめでたくないのか分かりませんが、私も三十数歳の誕生日を迎えました。その日は岩出で仕事があったのですが、弟の嫁さんがなんとケーキを用意してくれてたりして。

Photo しかも、大好きなシェフドクレームのバースデーケーキ。もう何十年振りくらいに、ロウソク立ててふ~って消したりしちゃいました。照れくさいけど、いくつになっても嬉しいもんです。それにしても、ここのケーキはやっぱり美味い!しっとりと軽やかなスポンジに、ミルク感たっぷり且つさっぱりとした口当たりの生クリーム。イチゴも甘くて美味しくて、こりゃもう最高です。

Photo_2 そして知人の娘さんからは、なんとシシャモ!を頂いたりして。この歳まで色々とプレゼントを頂きましたが、シシャモは初めて。今、近鉄で北海道物産展をしているのですが、これはそこで売っている大好きな大野商店のシシャモなのです。

私が以前大好きだと言っていたのを覚えてくれていたそうで、学校の帰りに寄って買ってきてくれたのだとか。忙しくて物産展には行けないなぁなんて思っていたので、これはめっちゃ嬉しかったです。もちろん、私がなにげなく言った事を覚えていてくれてわざわざ買って来てくれたのが一番嬉しいのですけどね。ほんのり温めた日本酒と頂いたシシャモの味わいは、もう格別でした。

Sobo そしてそして、夜はSOBOでお食事。写真は、前菜の盛り合わせです。パテを塗ったトーストがめちゃ旨!もちろんピザやパスタもお腹一杯食べましたが、いつもよりなんだかとても美味しく感じてしまいました。

素敵な靴も頂いたりして、なんとも楽しい誕生日となったのです。それにしても私のサイズに合う靴、探すの大変だったでしょうねsweat01

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フランチポップのロールケーキ

 先日、久しぶりにペコーズさんに行くと、どこかで見たことのある後姿が...横に座ると、やっぱりフランチポップの奥様でした。美味しい紅茶を頂きながら、色々とケーキの話に花が咲き、とても楽しいひと時を過ごさせて貰ったのです。

Photo そのフランチポップの大のお気に入り、ロールケーキです。黒い缶は、ペコーズで頂いた紅茶の缶で、もちろんロールケーキと一緒に。それにしても、このロールケーキの美味しさといったら。

先ずスポンジが、まるでカステラの様にどっしり濃厚な味わいで、これはハチミツが効いているのでしょうか?そして、濃厚な味わいながら、後口はさっぱりと軽やかなのがまたいいところ。それに負けない、しっかりとコクのある生クリームがまた相性が良く、バニラビーンズが効いたカスタードもその存在を主張しています。

シェフドクレームやエルドールとはタイプが違いますが、やはり和歌山ではずば抜けて美味しいロールケーキの一つだと改めて感じました。その中でも、どっしりとした食べ応えは一番ではないでしょうか?三者三様、それぞれ個性があるので、どれにしようかほんと迷ってしまいます。

それはそうと、このロールケーキどこかのロールケーキに似てると思いませんか?栗こそ入っていませんが、カスタードクリームが真ん中に入ったこの見た目、あの超有名店のロールケーキに似ていますよね。それもそのはず、奥様がその店のケーキに惚れ込み、ロールケーキの製法を直談判したのだそうで。

もちろん教えてもらえるはずも無かったそうですが、その情熱でこのロールケーキを作ったのだそうです。あのロールケーキとはまた個性が違うとは思いますが、あのロールケーキに勝るとも劣らない、と私は思います。一見天然風に見える奥様ですが、ケーキに懸ける熱意や拘りは相当なもので、それが分かっただけでもとても有意義なひと時となったのでした。

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松葉総本店@梅田新食堂街

 蒸溜所見学で散財しちゃったので、夜は安くて旨い店を探しに梅田へ。

Photo ウィスキーもいいけど、散々歩き回った後はやっぱりビールをぐいっとてな事で、新梅田食堂街にある松葉総本店に。この他に、地下街に少し小さなお店が一軒、そしてホワイティ梅田内に座って食べられるお店もあるようです。

Photo_2 乾杯してビールを喉に流し込むと、あ~もうたまりません。なんて思っている内に、続々と串かつが揚がってきました。そして一口...あれれ...熱々で火傷しないようになんて思っていたのですが、どうやらその心配は無さそうです。こちらのお店は作り置きが基本で、揚げ直しもありのようですので、良く言えば熱さを気にせずパクパク食べられます。

Photo_3 変わっていたのが若鶏で、ご覧のように骨付きのから揚げのような外観です。カレーの風味がついているのが面白いですね。ただ、他の串かつ同様、素材の味は薄く衣は重いので、結局ソースの味で誤魔化して食べることになってしまうのです。

会計は平均ビール2杯づつと、串かつも一通り頂いて一人2千円弱。安いといえば安いのですが、これは衣が重くてあまり量が食べられ無かったのと、種類がそれ程多くないので飽きてしまったから。立ち食いという事を考えると、それほど安くないというのが正直なところ。

新世界で食べた串かつが美味しくて、とても期待していたのですが、今回はちょっと裏切られた気分。値段もそんなに変わらないし、大阪に串かつを食べに行くならやっぱり新世界に行くかなぁ...

わずか15mlで2300円のウィスキーを安いと思う事もあれば、2千円弱でお腹一杯食べても高いと思う事もある、なんて事を感じた一日でした。

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サントリー 山崎蒸溜所 まとめ

 見るもの、聞くもの、そして味わうもの全てが新鮮でとても楽しい工場見学となった、山崎蒸溜所。私なりに気付いた所、注意すべき所をまとめてみたいと思います。

先ず、予約は必ず行い、ホームページのインターネット限定ご優待券を印刷して持っていくこと。これを持っていくと、一枚あたり4人分までお土産にグラスが頂けます。これが、また感じのいいロックグラスですので、もらわない手はないですよね。

2つ目は、交通は電車がベストということ。車で来場している人も見受けられましたが、飲酒運転は論外としても、運転手役を任すのもその人があまりにも可哀そうです。ちょっとくらいお酒が飲めない人でも、味をみるくらいなら充分楽しめそうなのですから。

あとは、もし見学時間がお昼時になるのなら、少し何かお腹に入れておいた方かいいかも。見学時間1時間と、試飲やティスティングで計2時間はかかるのですが、その間食事を取る事は出来ないのです。この点、食事とウィスキーが楽しめる施設があればなぁ、なんて思ったり。

Photo この日はたまたま、蒸溜所の上にある福祉施設でバザーが催されており、そこの屋台で食事が出来たので良かったのですが...200円のカレーライスが、おかぁちゃんのカレーそのまんまといった雰囲気で、それが旨かったなぁ。とはいえ、これはたまたまで、やはり食事時間、場所は考慮しておいた方がいいと思います。

後は、その2でも触れましたが、お土産はティスティングをしてから、ティスティングは安いものから高価なものへ、という順番がお奨めです。

最後に、ある程度財布に余裕を持たしていくこともお奨めします。見学、試飲は無料ですが、ティスティングやお土産に結構出費がかさむのです。ティスティングで気に入ったお酒がもし高価であっても、懐具合が許すのなら買わないともったいないですよね。

お土産に買ったウィスキーは、今度みんなで飲み明かしたいと思っていますので、その模様はまた後日。

サントリー 山崎蒸溜所

URL http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/?blog=0?link_id=tpr01t

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サントリー 山崎蒸溜所 その2

 蒸溜所見学が終わると、いよいよお待ちかねの試飲とティスティングです!

Photo 試飲は、山崎12年と白州12年のどちらかを、水割りかソーダ割りで。お酒が飲めない人や運転手役の人のために、なっちゃん等も用意されています。もちろん、おかわりも出来、2杯目からはロックやストレート、常温水割りなど、好きな飲み方を注文できるのがいいとろこ。

Photo_2 テーブルにはおつまみも用意されていて、写真はお土産でも買えるビターチョコ。包装紙にはウィスキーの製造過程が描かれています。水割りの水や、ソーダ割のソーダにも山崎の水が使用されていて、それがまたなんとも美味しくて。

山崎12年は、いつもの飲みなれた味わいですが、ストレートや常温水割りで頂くと、これがまた違う風味で。そして白州は、アイラ系のボウモアと同じようなあの正露丸のような香りがつ~んと。でも、その香りはとても穏やかで、アイラ系が苦手な私でも美味しく頂くことが出来ました。

Photo_3 試飲が終わると、後はティスティングをしたりお土産を購入したりの自由行動。サントリーの数々のウィスキーや、サントリーと関わりのある海外のウィスキー、その他おつまみやグラス、樽で作った箸やコースターなど、多種多様。私は、ここでもうお土産を買ってしまいましたが、これは後に間違いと分かります。

Photo_4 同じ建物の1階にはティスティングが出来るスペースがあり、そこでお土産のウィスキーのを確認出来るのです。その後、自分の好みにあったウィスキーを買うのがいいに決まってますよね。

とはいえ、試飲までは無料ですが、ティスティングは有料です。しかし、有料とはいってもそこは蒸溜所内ですから、極めて良心的な価格設定。普通お土産に買うくらいのウィスキーなら、15mlで100円から300円でいただけるのです。

Photo_5 それでも、中には2000円オーバーのウィスキーもあり、こちらは15mlで2300円の響30年。山崎25年と並び、ティスティング出来るものの中では最高値。しかし、一本10万円と聞けば、むしろリーズナブルとさえ思えてしまいます。

山崎25年はもう強烈な個性を放っていて、メイプルシロップのような濃密な香りがたまりません。それでいてすっと体を抜けていくような爽やかさもあり、酒飲みの人ほどこれが一番と言っていました。水割りにするとさらにその香りが爆発し、飲み終わったグラスを洗うのがもったいないほどで、置いておいてアロマにしたいと思ったり。

それに比べると、響はとても穏やかでマイルドな風味。そのバランスの良さ故に、ストレートでもとても飲みやすく、私はとても気に入ってしまいました。とはいえ一本10万円では、とてもお土産には買えませんが(A;´・ω・)アセアセ

Photo_6 山崎25年と、響30年に続き高価な、バランタイン30年です。こちらは一杯2000円。とてもバランスのいい飲みやすいウィスキーで、私はこれが一番気に入りました。ストレートでじっくりとその風味を味わうのが最高。私の好みには、今のところシングルモルトより、ブレンドの方が合っているのかもしれません。

Photo_7 こちらは、響17年の樽出し原酒(ミズナラ樽)です。この他にシェリー樽のものもあり、同じ響でも全くといっていいほど個性が違うのが面白いところ。シェリー樽は、アイラ系の様な香りがあり、スモーキー。ミズナラは甘い香りが濃厚で、なんとも深い味わい。

Photo_8 ティスティングは屋内のテーブルでも出来ますが、この日は絶好の空模様で、やはり屋外で飲むのが最高。太陽の光を浴びながら旨いウィスキーを頂いていると、本当にいい気分でもう日ごろのストレスなんてどこかに吹っ飛んでしまいます。

200円、300円のウィスキーも、これまたなんともいえない美味しさでしたが、やはり2000円前後のものと比べてしまうと…順番的に、お手頃なものから高価なものへ移行していくのがいいと感じました。

これでおつまみでもあれば入り浸ってしまいそうですが、残念ながら施設内での食事はNG。とはいえ、様々な美味しいウィスキーをたっぷり頂き大満足。高価なお酒も随分飲みましたが、6人で割れば財布への負担もそこそこで済みそうです。

やはり、こういうところはある程度人数が多い方が楽しめますね。一杯15mlとはいえ、あくまでティスティングですから、5,6人くらいなら充分全員に行き渡りますし。皆でわいわいと、これがいい、あれが好み、なんて語り合うのはなんとも楽しいものです。

見学も含め、今まで体験したことのない事の連続で、なんともまぁ楽しい経験をさせて頂きました。

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サントリー 山崎蒸溜所

 日曜は、友人達と京都は山崎に。

Photo 目の覚める様な快晴の下、JR山崎駅に到着。梅田から各停に乗って30分ほどでしょうか。和歌山からは2時間ほど電車に揺られましたが、久しぶりの電車もいいものです。目的地はサントリーの山崎蒸溜所。ウィスキーの製造過程を見学しに行くのです。

Photo_2 駅から出てすぐ右方向へ行くと駐輪所があり、その横道を抜けていくと屈まないと抜けられない歩道をくぐり線路の反対側に出ます。側溝を流れる水がとても綺麗で、そこに桜の花びらが落ちているのが印象的。サントリーの看板どおりに行く事も出来、そちらも旧家などがある趣のある道ですので、行き帰りで両方通るのがお奨め。

Photo_4Photo_3  桜舞い散る道を大阪方面へしばらく歩くと、山崎蒸溜所の入り口へ到着。大きなポットのようなオブジェが目を惹きますが、これが何なのかは後の見学で明らかになるのです。

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Photo_6  春らしく、いたるところ花が満開。好天も相まって、なんともいい気持ちです。入ってすぐ蒸溜所が見えますが、思ったよりこじんまりした印象。建物を分ける道路は、なんと一般道で普通に地元の人の車が通っています。向かって左が蒸溜所、右が見学者用の施設となっているようです。

Photo_7 受付を済ませ、一通り説明を受けた後、いよいよ見学スタート。入り口のものとは打って変わって黄金色に輝くポットを横目に、エレベーターに乗り込みます。日曜ということもあり、見学者は総勢30人ほど。これが10時から15時まで1時間おきに行われるのです。

Photo_8 最初の部屋は、原料・仕込み室。室内には、ビールに似たなんともいえない香りが充満しています。この段階では、まだアルコール分は無く、糖度14%の麦ジュースの状態だそうです。ウィスキーとはまだ程遠い状態ですね。

Photo_9 そのすぐ隣には醗酵のための部屋がありますが、そちらは残念ながら入る事は出来ません。入り口で説明を受けますが、木製の大きな桶が並んでいるのが印象的。ステンレス製の醗酵槽もあるそうですが、確認は出来ませんでした。この段階でアルコール分が発生し、ウィスキーの味わいが生み出されるそうです。

Photo_10 次の部屋に入ると、入り口で見たあのおおきなポットが並んでいます。室内はいきなり高温になり蒸し暑い印象ですが、それもそのはずこのポットの中では1200度の高温で蒸溜が行われているのだとか。ポットスチルと呼ばれるこの大きな蒸溜釜は、それぞれ形が違い、その違い等によりウィスキーの風味にも違いが出るのだそうです。

Photo_12Photo_11  部屋の中央には透明な液体が噴出しているのが見られるのですが、これがニューポットと呼ばれる蒸溜されたばかりの若いモルトウィスキーなのだそうです。香りを嗅がせていただくと、まだウィスキーというよりはウォッカのような香り。

Photo_13 貯蔵庫に入ると、蒸溜室とは一転して暗くて涼しい環境に。大量に並んだ樽の中で原酒は永い眠りにつき、熟成されていくのです。ここまで来ると、もう部屋の中はあのウィスキーの香りが充満しています。樽の中の原酒はその量を年々減らしていくので、貯蔵庫内にはその成分があふれ出しているようです。お酒がほとんど飲めないKちゃんは、もうほろ酔い気分になっていました。

Photo_14 樽には様々な年代、材質があり、ウィスキーの個性を醸し出しています。原料はもちろん、醗酵槽、ポットスチル、樽、年数、など様々な要因が複雑に絡み合いウィスキーの味わいを作り出しているのだと、なんともいえない感慨深い気持ちに。写真は、創業時の1924年から残る樽だそうです。

Photo_16Photo_15  貯蔵庫を出ると、そこには桜が咲き誇る中庭が。流れる水は限りなく透明で、ここに蒸溜所が作られた意味がよく分かるのです。

ウィスキーが作られていく過程が、まさに五感で感じられるとても素晴らしい体験に大満足。これで工場見学は終わり、後にはいよいよお待ちかねの試飲が待っているのです。

 

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ザ・マッカランとウィスキーの飲み方

 最近ウィスキーを嗜み始めたのですが、まだまだ初心者の私。飲み方はロックが主なのですが、美味しんぼのウィスキーの巻では常温の水割り1:1が最上と書かれていたりして。

Photo で、バー・テンダーさんで自分に合った飲み方を確認する事にしました。テンダーでは常温の水割りをオーダーすると、グラスに蓋をされたストレートのウィスキーと、調整用の水が供されます。聞くと、イギリスのバーでは水の入ったカップが並んでいて、客はめいめい自分で調整するのだとか。

今回頂いたのは、モルトのロールスロイスとも評される、ザ・マッカラン。蓋を取ると、芳醇な香りが鼻を衝きます。しかし、ストレートでは香りや風味がきつ過ぎて、やはり味わいを楽しむ事は出来ません。で、水を足しつつ確認していくと、私には1:1よりやや水が多めの割合が一番合っているように感じました。今まで飲んだウィスキーの中でも抜群に飲みやすくて、まろやかで高貴な風味はさすがロールスロイスと評されるだけのことがあります。

自分に合った割合を確認できたところで、同じマッカランを今度はロックで。マッカランを水割りとロック同時で頂くなんて、とても贅沢ですよね。比べてみると、香りは圧倒的に水割りに軍配が。ロックだと香りはどうしても控えめになってしまうようです。

では、水割りの方がやはりいいのか?というとそうとも限らず、香りが抑え目のおかげで、ストレートの風味を純粋に味わえる良さが、ロックにはあると感じました。氷が溶けるにしたがって味わいが変化していく楽しみもあります。水割りの芳醇な香りも捨てがたいのですが、私にはやはりロックが合っているように思いました。

とはいえ、もちろんウィスキーの種類によっても違いが出てくるのは確かで、例えば正露丸のような香りのラフロイグやボウモアは、ロックの水割りが香りが穏やかになり美味しくいただけました。しかし、それも慣れてくるとロックやストレートがいいとなるかもしれず、ウィスキーの奥深さにちょっとため息が出たりもして。

とりとめもない感じになってしまいましたが、ウィスキーの飲み方には個人差はもちろん、慣れによっても違いが出てくるから、その人が今一番美味しいと思う飲み方が正解というのが結論。常温の水割りが正解なんて決め付けられるのは、ちょっと窮屈な感じがしてしまいます。色々な飲み方が楽しめるのがウィスキーの良さだと、今回特にそう感じたのです。

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デュポン ポン・ヴー

 最近すっかり嵌っているねこまた屋さんへ。今日はどんなビールを飲もうかなっと。

Photo シャンパンのようにコルクを抜いて頂く、見た目から特徴的なビールは、ベルギーのデュポン・ポン・ヴー。750mlで1800円となかなかのお値段ですが、お店でいただけるものとしては破格値。

早速いただいてみると、最初の印象そのままの、まるでシャンパンのような芳醇な甘味。そして濃厚なコクがあるのですが、不思議と後口は爽やか。口腔内に広がるフルーティな香りも相まって、私はこのビールの虜になってしまいました。ただ、アルコール度数は9,5%と結構高めなので、酔いが廻るのも結構早め。

Photo_2 このビールに、相変わらずの美味しくてリーズナブルな料理が良く合うんです。特に最近のお気に入りが奥に写っている竹輪の磯辺揚げ。ふんわりもっちりと、その揚げ具合がもう絶妙。こちらの揚げ物はどれも、いい塩梅に揚がっていて気持ちがいいんですよね。もちろん、ビールが進む事請け合い。

Photo_3 とろりと柔らかい、牛スジ煮込み。和風のさっぱりした味付けながら、こちらもビールとの相性抜群。嫌な臭みも全く無く、丁寧にしっかりと煮込まれているのが分かります。しかし、やはり牛スジカレーも忘れがたく、今度からどちらをとるか迷ってしまいそう。

今回も、今まで知らなかったビールの世界や、美味しい料理を堪能出来て幸せな気分。私はポン・ヴーにやられてしまいましたが、同行者は麦の香りが濃厚できめ細やかな味わいの、広島 三次ベッケンの方が好みだと言っていました。ビールにも人それぞれの好みがあり、そこがまた面白いですよね。

最近、ビールのねこまた屋さん、ウィスキーやカクテルはテンダー、ワインやシャンパンのプリュム、そして日本酒は田中屋さんと、多種多様なお酒を楽しみつつ勉強出来る所に出会えて嬉しい限り。

それにしても、今回他にピザなども頂いて、二人で6000円以下は安すぎや~。

ねこまた屋

住所 和歌山市島崎町3-27 じゃんじゃん横丁内

TEL 073-427-4341

営業時間 11:30-14:00 17:00-23:00 月曜定休

URL http://www11.ocn.ne.jp/~katze/index.html

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久しぶりのパティスリー モーン@和泉市

 日曜、ふとドライブがしたくなり、その帰り久しぶりにモーンに。和歌山でも美味しいケーキ屋さんはありますが、ここのショーウィンドーの華やかさはちょっと他ではないもの。

Photo いくつか買った中で、これはメープルのタルトです。思ったよりさっぱりとした口当たりで、あっさりと食べられます。想像していたよりもメープルの風味は穏やかで、個人的にはもっとメープルの風味を効かせてくれたほうが良かったかな。

Photo_2 名前は忘れましたが、ショートケーキです。こちらはもう私の好みにドンピシャ。しっとりキメ細やかなスポンジ、コクがあるのに後口すっきりの軽やかな生クリーム。何も言う事の無い、とても美味しいケーキで、やはりモーンはいいなぁと感心することしきり。

イチゴのヘタがきちんと処理されているのもいいところ。どんないいケーキ屋さんでもヘタが付いているとがっかりするんですよね。特に比較的値段の高いケーキ屋さんでは、それくらいの手間を惜しまないで、と思ってしまいます。

話はそれましたが、やはりモーンはいいですね。近くにも美味しそうなお店があるようですし、いつかこの近辺を散策したりしてみたいものです。

パティスリー モーン

住所 大阪府和泉市のぞみ野3-829-14

TEL 0725-51-0088

営業時間 9:00-21:00 水曜定休

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一杯の水と牛スジカレー

 最近ちょっとウィスキーに嵌っています。スコッチやバーボン、様々な命の水を色々な飲み方で楽しみつつも勉強しているのですが、その場所はもちろんバー・テンダー。

ある日とても喉が渇いていたので、入店すぐに水を一杯頂くことに。するとマスターは、ウィスキーを入れるときと同じように、氷を削り水を入れ軽くステアーした水をすっと差し出してくれたのです。儲けにならない水にも、一切手を抜くことなく、よどみない動作で丁寧に作られた水に、私は少し感動してしまいました。一杯の水でその人となりが分かる事もあるのだと、自分の仕事を省みたりもして。

そして、それは後日訪れたねこまた屋さんでも。ねこまた屋さんでは、作っているところは見えませんでしたが、それでもその音や時間で、かなり丁寧に入れて下さったのは分かりました。この時、この2つのお店はもう生涯通う店になるだろうと確信したのです。

Photo 更に、この牛スジカレーがなんとも言えない美味しさで。辛さは程々でとろとろのルーは、野菜の甘味がしっかり活きています。そしてなにより、たっぷりの牛スジの旨さがなんとも。私のカレーの好みに、ど真ん中ストレートの直球を投げ込まれた感じでもう。

この日は、寡黙なイメージのあったご主人とも話をする事が出来て大満足。歩いても行けるような距離にいいお店が次々と見つかって、ほんと幸せな気分なのです。

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香梅堂のどら焼き@新宮市

 南紀を訪れたら、お土産はやっぱり香梅堂の鈴焼。鈴焼を買ってふと見ると、開店間際にも係らずどら焼きがあったので、思わず購入。すぐに食べちゃいました。

Photo 芳ばしい香りのどら焼きを割ると、中身は餡子がたっぷり。風味豊かで甘さ控えめの美味しい餡子ですが、やはりこのどら焼きは皮が旨かった。しっとりふわふわの食感と芳ばしい香りで、たっぷりの餡子を引き立てながらも、しっかりと存在を主張しているのです。

さすがあの鈴焼を作っている香梅堂のどら焼き、と妙に納得してしまいました。これから、おみやげに鈴焼、道中のおやつにどら焼き、というのが定番化しそうです。

香梅堂

住所 和歌山県新宮市大橋通3-3-4

TEL 0735-22-3132 

営業時間 8:00-21:00 日祝 8:30-17:30 不定休

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もんぺとくわ@龍神

 龍神村に入ると雨もいっそう激しくなり、ドシャ降りの状態に。

Photo そんな中、立ち寄ったのが、もんぺとくわというパン屋さん。プレハブ小屋のような建物の中には、大きな石釜がどんと鎮座しておりましたが、店内は撮影禁止との事。この石釜で焼かれたパンはもとより、店内でピザなどを頂く事も出来るようです。

Photo_2 ヨーグルトのパウンドケーキと、コッペパンです。パウンドケーキは、少し固めの食感ですが、素朴でしっとりとした味わい。コッペパンは、焼かずにそのまま頂きましたが、固さも丁度良く味わい深いとても美味しいパンで、何も付けなくてもするするっと食べてしまいました。

Photo_3 全粒粉の食パンはトーストして。小麦の香りがむわっと押し寄せる濃厚な味わい。しかし、この手のパンにありがちな食感の悪さは最小限で、もっちりふんわりしているのが凄いところ。これだけ、濃厚さとふんわり感を両立させたパンというのも珍しい、と感じました。

国産の小麦や天然酵母など、自然で安全な素材への拘りは相当なように感じましたが、なにより風味豊かで美味しいパンに嵌ってしまいました。今回のドライブでは、串本のナギも相当お気に入りのパン屋さんとなりましたが、こちらもかなりいいお店。タイプの全く違うお店ですので、両方立ち寄って食べ比べるのも楽しいのではないでしょうか。

もんぺとくわ

住所 和歌山県田辺市龍神村西261

TEL 0739-78-2124

営業時間 11:00-17:00 月曜、火曜不定休

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Ristorante Pien リストランテ ピエン@上富田町

 美味しい蕎麦を頂いて、一息ついて、お目当てのレストランへ。

Photo 初めて訪れたなら、先ず迷ってしまいそうな、街の外れの住宅街の中にひっそりと存在するのが、リストランテ ピエンです。ホームページに詳しい場所の説明がありますので、それを印刷して持って行くのがいいでしょうね。

Photo_2 店内に入り、通されたのは開放的なテラス席。陽の光がたっぷり入るテラスのおかげで、雨模様にも係らず明るい店内が印象的。メニューは、2000円、3500円、5500円の3種のコース。5500円のコースは、肉、魚、両方が頂けるのですが、今回はランチということもあり3500円のコースを。

Photo_3 前菜は、野菜とゆで卵の上に、カジキマグロのスモークが乗っています。地元産の野菜は、極々シンプルな味付けで、野菜自体の旨みがたっぷり。卵がどんと乗っているのは、見た目的には鮮麗されていないようにも思いますが、その味は格別の美味しい卵でした。

それにもまして、勝浦産のカジキのスモークがなんとも言えない美味しさで。もっちりした食感と溢れる旨み、それにほのかなスモーク臭が合わさり、お土産に買えるのなら買って帰りたいと思ったほど。

Photo_4 このお店は、ほとんどの食材が地元産、あるいは自家製なのだそうですが、このパンももちろん自家製。ナンのようなパンは、ほのかにカレーの風味が感じられる、ふんわりモチモチの美味しいパンで、その温かさとともに料理との相性が抜群。

Photo_5 前菜の後は、4種類選べるパスタの中から、タリアテレの熊野牛ラグーのクリーム仕立てです。ラグーとは、すね肉で作るソースなのだそうですが、そのソースが濃厚で深い味わいのとても美味しいソース。それに、コシがあるやや固めの麺が合わさり、なんともいえない美味しさになっています。

Photo_7Photo_6  友人が選んだ、地元産のビーツを包んだラビオリ、けしの実風味です。ビーツとは、赤い色のかぶのような見た目のダイコンの一種なのだそうですが、こちらは上の料理とはうって変わって個性的な味わい。

一見肉包みのような見た目ですが、中身は鮮烈な赤色で、甘味を従った味わいが特徴的。しかし、どこか土の香りのような風味のする、とても素朴な味わいで、好みは分かれるでしょうが私と友人はとても美味しく頂けました。

Photo_8 魚料理は、イサギのソテーにヒトハメのソースを合わせたもの。初めて聞くヒトハメという海藻を、長久酒場に続き二日連続で耳にしたのがなんとも運命的。ま、それは大げさだとしても、新鮮で魚の旨みたっぷりのイサギに、ねっとりとしたヒトハメのソースがよく合っています。素材の旨みを活かした、さっぱりとした味つけが印象的。

Photo_9 友人は、500円アップの熊野牛の炙り焼き。潮岬の塩で漬けられた熊野牛は、魚料理とは対照的にしっかりとした味付け。しかし、牛肉自体の味わいは損なわれておらず、牛肉の旨みと適度な歯応えが心地よい、とても美味しい料理でした。

Photo_10 デザートは3種。ダイダイのケーキと、真ん中のクッキーが被っているのがヨーグルトのアイス、それにイチゴのブリュレです。どれも、食べた瞬間にめちゃ旨、という感じではありませんでしたが、素材の味が活かされた素朴な味わいで、じんわり美味しいといった印象。

この日は運転手でしたので、飲み物はもちろんソフトドリンクでしたが、それも地元の梅や柑橘を使ったとても美味しいドリンク。店内の雰囲気も、鮮麗されていながらも、地元の人がわいわいと食事が出来る雰囲気があり、とてもいい塩梅に思えました。

最初から最後まで、地元の新鮮な素材が使用され、しかもそれが最大限に活かされた味付けの、旅先で出会って間違いなく嬉しいお店だと思います。南紀への旅の楽しみがまた増えて、なんとも嬉しい限り。

こんな素晴らしいお店を教えていただき、本当にありがとうございました。

※ 予約をしていくのがベターなようです。

Ristorante Pien  リストランテ ピエン

住所 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬353-7

TEL 0739-47-5317   

営業時間 12:00-1400 18:00-21:00 火曜、第1,3水曜定休

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