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弥栄鮓で年忘れ@和歌山市

 あけましておめでとうございます。

本年も当ブログ共々よろしくお願い致します。

年は明けましたが、ブログは去年のお話。2008年も残すところ後僅かとなり、最後くらいは豪勢に、ということで皆で弥栄鮓に。

Photo いきなり、軽く炙られた氷見のブリがどど~んと。この日は大人5人でしたが、それでも食べ応えたっぷりの量。が、しかし、それがあっという間に無くなってしまう美味しさに感動。脂がしっかり乗っているのですが、嫌な臭みは全くなし。炙られているからというのもありますが、これはやはりブリそのものが最高だからこその美味しさでしょう。

Photo_2Photo_3  カキとタラの白子。白子の横は、上のブリを取り分けたもの。カキはもう当然のように美味しいのですが、このタラの白子の旨さときたら。嫌な風味が全く無く、とろけるような食感とたっぷりの旨味が純粋に堪能出来ました。

Photo_4 マグロはどかんと大間の本マグロ。上段がヅケ、下段がトロです。これはもう説明いらずの美味しさですね。トロより赤身が好きな私でも、本当に美味しく頂けました。しっかりとマグロの風味がありながら、後口が爽やかで口の中で溶けていくような、とても幸せにさせてくれる味わい。

Photo_6 ムラサキウニ、アオイリイカ、クエ、勝浦産のメバチマグロの赤身です。ウニ、イカももちろん美味しかったのですが、ここではクエとマグロの美味しさが群を抜いていました。白身魚の旨味がぎゅっと凝縮されたような天然クエの旨さ、赤身ならではの旨さ溢れるメバチ。

このメバチの赤身を食べると、なんだ本当に旨いメバチなら本マグロにも負けてないじゃないか、と思うのです。もちろんこれは、私がトロより赤身派だということもあるとは思いますが。

Photo_5 寿司の旨さに感動したクエを、骨蒸しという料理で頂きました。この日のクエは9kgの個体だそうで、アラといっても結構な大きさ。そのアラの部分の酒蒸しが骨蒸し(コツムシ)だそうです。これがまた最高の旨さで...身の旨さはもちろんのこと、ゼラチン質の旨さがクエならでは。

私は、河豚とクエが白身魚の両頭と思っていますが、このゼラチンの旨さは河豚にはないもの。しかし、クエは個体差が結構あり、中には臭みや雑味がありもう一つものもあります。今回のクエはもちろん最高の部類で、昔、辰が浜の漁師さんが釣ったクエを頂いた時以来の旨さでした。

Photo_7 とはいえ、やはり河豚の旨さも格別。河豚の良さは、その旨さはもちろんのこと、産地や調理法がしっかりしていれば、あまりがっかりするような味の河豚は無いというところ。そこらへんは、個体差が結構あるクエには無い良さでしょうね。それにクエは最近めっきり漁獲量も減っているようですし。

Photo_9Photo_8  毛蟹に蒸アナゴです。毛蟹はやっぱり味噌の旨さが最高ですね。これだけしっかりと身がありながら、味噌がしっかりと美味しいのは毛蟹ならではの美点。アナゴは流石の美味しさですが、旬を外れているからか、とろけるように柔らかいとはいきませんでした。

今回も最高に美味しい魚介類を堪能させていただきました。この日はとても贅沢をしてしまい、一人あたりのお値段がとんでもない事になってしまいましたが、普通なら一人1~2万といったところでしょうか。和歌山の中ではとても高いですが、大阪や東京でこれだけのものを頂くとなると...少なくとも、和歌山県内で、これだけの産地の最高のものを集められる店はそうそう無いと思われます。

と、料理は最高で終わっていたのですが、今回はサービス部分でちょっと引っかかる部分も。女中さん達、大らかでいかにも和歌山の女性といった雰囲気はいいのですが、持って来るネタの産地くらいは覚えておいて欲しいもの。これが一人数千円の店ならまだしも、和歌山でも指折りの高級店なのですから。

じゃぁ座敷じゃなくてカウンターで、となるのですが、以前隣の客にタバコの煙攻めに会った事があるんですよね。ま、これは店の責任と言うより、客のマナーの問題なのでしょうが...

弥栄鮓

住所 和歌山市元寺町3丁目7

TEL 073-423-0310

水曜定休

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コメント

懐かしく読ませていただきました。30年近く前、中学
まで和歌山に住んでました。ガキのころ親父にたまーに連れてってもらったのが弥栄鮨!美園に大旦那の本店があって、元寺町に短髪でイケメンの若旦那の店が。もっぱら良く連れてってもらったのが元寺町のお店。今思うと当時から独創的なお店で、ガキながら大好きだったのが「ハモの洗い」真夏に涼しげな氷の器で出していただいたのを覚えています。今のご主人はあの若旦那なんですかねぇ?
近いうちにちょっと帰って「弥栄鮨」寄ってみようかな。

投稿: wildone | 2009年9月28日 (月) 18時47分

コメントありがとうございます。

本店の事を考慮してか、シャッターには和歌山で2番目と書かれていますよね。
今は恐らくその若旦那さんがご主人のはずです。
そしてそのご両親らしきお二人が給仕されています。

とても美味しいお寿司屋さんだと思いますが、時々タバコの煙がモウモウと立ち込めて辟易することがあるんですよね。
ですから、私はなるべく客が少なそうな日や時間を選んで行くようにしています。
なんせ年に1回か2回の贅沢ですから、そんな日くらいは気持ちよく食べたいものですよね。

投稿: 岡電 | 2009年9月30日 (水) 07時08分

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