さとこの店@貝塚市
貝塚和菓子探索、最後のお店は甘納豆の「さとこの店」
旧26号線から西に一つ入った住宅街に、趣のある民家の1階でさとこの店が営まれています。駐車場はありませんが、店の前に2台ほど停められるスペースが。前の道は住宅街ゆえにとても細いのですが、北側から行ったほうが比較的道が広くて行きやすそうです。
店内に入ると、とても落ち着いた雰囲気で、店員さんの応対もとても上品なのは今回のどの店にも共通するもの。ショーケースには甘納豆の他、羊羹なども並んでいますが、今回は初めてなので甘納豆を2種購入。
人気で売り切れる事も多いらしいお多福豆と、4種の豆が入ったお好み豆。小袋と大袋があり、写真は小袋でお値段は315円。小でも結構たっぷりとした量なのに、この値段はとてもリーズナブル。
お好み豆は、小豆、白いんげん、金時、青えんどうの4種が入っています。原材料は豆のほか、砂糖と重曹のみ。今回のお店はどこも無添加が嬉しかったのですが、こちらもほぼ無添加といっていいでしょうね。
食べてみると、結構しっかりとした甘さなのにいくら食べても食べ飽きないのが不思議な味わい。そして、とても柔らかい口当たりが心地よくて、豆の風味もしっかりと残っているのです。素朴だけどとても美味しい、これはいい甘納豆です。4種の中でも特に気に入ったのは青えんどう。今度は青えんどうだけの袋を購入してみたいと思ったほど。
お好みには入っていない、お多福豆はとても人気のようで、私の前のお客さんもこれを3袋ほど買っていました。確実に買うなら早めに行くか予約をする方がいいでしょうね。袋から出すと、その大きさがさらに際立ちます。ちなみにお多福豆とはそら豆の事。そら豆と言うより、やはり甘納豆にはお多福豆が合っているように思えますよね。
そら豆というと、皮がとても固いというイメージがあるのですが、これはしっかりと煮込まれているのかとても柔らかい食感。豆の芯までじんわりと甘さが染み込んでいるのですが、後口がとってもすっきりとしているのが秀逸。これだけ甘くて柔らかくなっているのに、そら豆の風味がしっかり残っているのも他の豆と共通の美点。見た目のインパクト、風味の良さ、この豆が人気なのも頷ける一品でした。
今回3店を巡り歩きましたが、どれも定番になってしまいそうないいお店ばかり。貝塚というと大阪へ行く途中に通り過ぎる町というイメージがありましたが、とても落ち着いた歴史を感じさせてくれる町という雰囲気も分かり、新しい発見をした気分。
その中でも特に気に入ったのがさとこの店で、名前は変わっているけど、その甘納豆は直球ど真ん中という感じで、ごまかしの無い飽きの来ないとてもいい味わいでした。でも、塩五のカステラも食べてみたいし、たこぼうずもなかのインパクトも凄かったので、次回も3店同時巡りしてしまいそうで怖いです。恐るべし貝塚市といったところでしょうか。
さとこの店
住所 大阪府貝塚市澤1253
TEL 072-422-8478
営業時間 9:30-18:00 水曜、日曜定休
| 固定リンク


コメント