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紫陽花と孔雀明王

 この1ヶ月休みが取れず悶々としていましたが、連休は久しぶりに旅に出ることが出来ました。南紀ドライブの帰り、高野龍神スカイラインを走っていると突然青い花が目に飛び込んで来ました。

Photo それは満開の、あじさい園の紫陽花。山の斜面一面の紫陽花は今がまさに見頃。観光客やバイク乗りの皆さんも次々と立ち寄っています。さすがにこの紫陽花は素通り出来ないようですね。と、その時、真っ赤なオープンカーに乗った綺麗な女性が突然駐車場に。一眼レフを片手に颯爽とあじさい園に消えていきましたが、う~んかっこよかったなぁ...

スカイラインは相変わらず快適なドライブ。青々と茂った木々のおかげで、眺望はやや悪いのですが、緑の中を走りぬけるのもまたいいものです。護摩壇山から高野山までは、気温も25度程と丁度いい感じ。窓を開けても気持ちいいですが、オープンカーならもう最高でしょうね。

スカイラインの開通で周辺の木が枯れたと聞いたこともありますが、今回走って注意深く見ましたが、ほぼ全線木は青々と茂っており、枯れている木は僅かでした。ダメージも回復しているようで、ほっと一安心。

Photo_2 で、今回は高野山は通り抜けるだけの予定だったのですが、霊宝館の前で孔雀明王のポスターを発見。これはもしかして孔雀明王が展示されている?と思うといてもたってもいられずUターン。で、ポスターを見てみると、な、な、なんと!孔雀明王だけでなく、八大童子も八体展示されているじゃないですか!

これはもうテンションマックスで、すぐに受付に。入館して2つめの部屋におられましたよ、孔雀明王が。しかもガラスケースも無く、黄金色に輝く孔雀が間近で見られます。煌びやかな孔雀と、落ち着いた佇まいの明王、この対比がまたいいですね。しかも明王のどこか遠くを見据えたような眼差しがなんとも言えません。

これが国宝じゃないのが不思議なくらい、快慶の傑作の一つではないでしょうか。やっぱり孔雀明王像は、私の大好きな仏像の一つだと再認識しました。それに、私くらいの世代の漫画好きには、孔雀明王というと堪えられないものがありますからね。あの孔雀明王とは見た目も雰囲気も違いますが、その思い入れには変わらないものがあるのです。

八体勢ぞろいした童子と不動明王は、残念ながら今回はガラスケースの中。それでも、制多伽童子の絶妙に捻られた腰のラインや、ふくよかな体躯の表現などは充分満喫出来ました。

八大童子は、近くで見るのもいいですが、やはり少し離れて見るのがいいですね。バラバラのはずの視線が、少し離れると全員がこちらを注視しているように思えて、心の中のやましい部分を見透かされているように感じるのです。これも八体、特に運慶一派の作と言われる六体が同時展示されているからこそ。

いやぁ、思いがけずこんな機会に恵まれて、最高の気分。八大童子と孔雀明王がまとめて見られるなんて、こんな事滅多に無いことですから、仏像に少しでも興味のある方は、この夏高野山に行くことをおすすめします。

高野山大宝蔵展は、霊宝館にて9月15日までだそうです。

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コメント

はじめまして
いつも楽しみに見せていただいています
仏様はこんなに拝むものだといい年をして感動しました。先週おじんライダーの夫の後ろに乗って
清水町から花園経由で大門の下に出て奥の院 駐車場近くの木陰で座り込んでしまってちっとも仏様にはお会いせず、胡麻豆腐と生麩饅頭を買って帰りました。9月までには又出かけて拝顔してきますありがとうございました
ちなみに罰が当たったのか家の近くまで来ていたのに新車のBMWが動かなくなって騒動しました。山の中でなくてよかった

投稿: 栄 | 2008年7月22日 (火) 18時07分

コメントありがとうございます。

夫婦でバイクに2人乗り、いいですねぇ~。
私は普通免許しか無いので、バイク乗りにはとっても憧れがあります。
八大童子と孔雀明王揃い踏みは、滅多に無い機会ですので、9月15日までには是非旦那様と出かけてみてください。
って、霊宝館の回し者みたいですね(^^;;

お褒め頂いて恐縮ですが、私も仏像に関してはほんと素人なんで、ありのまま感じたままを書き連ねているだけなんです。
若い頃は、四天王や十二神将など、華やかでかっこいい仏像に興味がいきがちでしたが、30も終わりに近づき、やっと童子像や観音像などの良さも分かるようになってきました。
そう考えると歳を取るのもいいもんだな、と最近思うようになったりしています。


投稿: 岡電 | 2008年7月23日 (水) 00時09分

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