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湯治場ゆうや@古座川町

 宿を出て、お目当ての温泉に行くと13時半からとのこと。10時過ぎでは食事にも早いし、古座川にでもドライブに行って時間をつぶすことに。42号線から県道38号線に入り、古座川沿いを上がっていくと、ふと温泉の看板が目に入りました。

Photo_5 温泉といっても、どう見ても民家の一角、物置のような建物があり、その中に浴槽があるようです。う~ん、午後に温泉に入る予定あるしなぁと思い、気になりつつもスルー。そして、滝の拝を見に行ったのですが、やっぱりなんとも気になります。

Photo_6 で、帰りに寄ってみると先客が。2つある浴槽のどちらも入浴中ですので、しばし外で待つことに。気持ちのいい天気の下、古座川の清流を眺めていると待ち時間も気になりません。と、すぐに空いたので早速入ってみました。

看板には湯治場ゆうやとあり、単純温泉かけ流しの看板も見えます。受付も何もありませんが、ご自由にとかいてあるのでそのまま建物の中に。基本的に無料のようですが、有志による募金箱のようなものがあり、私も寸志を投入。入り口に入浴中の札があるので、裏返すのを忘れずに。扉は閉めずとも、簾があるので外からは見えません。

浴室は左右にありますが、左側の方が湯量が多かったです。(今回は右側)一人二人なら右側、それ以上なら左側がいいんじゃないでしょうか。

Photo_7 いかにも手作り風の浴槽からは、ちょろちょろとお湯が流れ出ています。立ち込める硫黄の香りに期待しつつ、入ってみるとこれがなんともいいお湯!温度はぬるめの30度後半といったところでしょうか。口に含むと、ほのかに香る卵のような香りと、かすかに感じる苦味が。

そして浸かっていると、なんとも肌がヌルヌルと、まるでローションを塗ったような感触。これは、細かい気泡がまとわり付くからだそうです。心地よいぬめり感のある、ぬるめのお湯に浸かっているともう極楽。いつまでも浸かっていたくなる、そんないいお湯でした。そして湯上りは肌ツルツルのスベスベ。このお湯に毎日浸かっていたら、さぞ美肌効果があるでしょうね。

シャワーもなにもない、まさに浴槽だけのシンプルな、しかし究極のお湯でした。帰って調べてみると、各温泉マニアの方も絶賛の嵐。さもありなんです。こんないいお湯を無料で開放してくださっている、家主の方には感謝せずにいられません。

だからこそ、いつまでもこの温泉が存在するように、利用者にもマナーが求められることでしょう。流れ出たお湯はそのまま溝にながれていますので、シャンプーや石鹸の使用も控えた方がいいかもしれません。浸かっているだけで幸せになる、そんな温泉なのですから。

和歌山にはマニアック度でいえば、タライのお湯なんてのもありますが、普通の入浴出来る温泉としては、ここが最高にマニアックで最高にいいお湯だと感じました。

湯治場ゆうや

住所 和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬

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和歌山の旅」カテゴリの記事

コメント

 うおおおーーっ、これは!
 実は私も昨年の夏だったか…あれは滝の拝の水溜りでアカハライモリと戯れて楽しんだ後でしたが、まさしく通りかかった道でここを発見したのです。
 でも、なんか怖くて入れず、写真だけ撮って移動し、弘法の湯に浸かって帰ってきました。
 (意気地なし)
 誰も入っていなかったし、造りもかなりあやしげに見えてしまって。
 でもそうか、いいお湯なんですね。
 そのヌルヌルを味わってみたいものです。
 今度行ったら、恐れず入らせてもらおうかな。

投稿: 甕 | 2008年6月 1日 (日) 22時52分

コメントありがとうございます。

なんと!ご存知だったとは驚きです!
しかも、私も本来のお目当ては弘法の湯だったんです。
本当なら、私も素通りしていたかもしれませんが、甕さんにマニアックなお湯を紹介したいという想いがあったのも立ち寄った一因なのは間違いないです。
あんないいお湯に巡り合えたのも、甕さんのおかげなのかもしれませんね。
本当に泉質は最高の部類だと、それだけは確信していますので、今度は是非お試し下さいませ。

投稿: 岡電 | 2008年6月 2日 (月) 08時01分

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