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ウソの温泉ホントの温泉

 どこかへ旅に出るとき、私の目的は美味しい料理と気持ちよく走れる道であり、温泉や宿はあまり重要視していませんでした。ところが、ある温泉を経験してから、私の中の価値観が180度変わり、温泉の重要度がぐっと増すこととなったのです。

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そして、こんな本まで買ってしまうことに。それが、ウソの温泉ホントの温泉という本で、内容は白骨温泉の偽装問題に端を発した、数々の温泉問題をあぶりだしているというもの。温泉自体の問題だけでなく、それをとりまく環境や乱開発、法整備の至らなさまで触れられていて、単に偽装した温泉を糾弾するだけに留まっていないところがいいですね。

そして、問題の一因が消費者の無知や無理にあるというところが、最近の食品問題に結構似ているなぁとも思いました。かくいう私も、去年までは源泉掛け流しなんて言葉は知らなかったですし、それを取り巻く環境なんてものに目が行く訳もありませんでした。

今までは旅先では健康ランドのような温泉で充分、駐車場が広く設備やアメニティが整っているのがいい温泉の条件だったのです。そして、もし宿泊するなら、露天風呂や貸し切り風呂があるのは当然で、個室露天風呂なんてあれば最高と思っていたのですから。

しかし、この本を読んでその幻想は崩れ去りました。それに要求する事が多くの温泉地では、どれだけ無理のあるものなのかがよく分かったのです。こうなると絶望ばかりですが、この本の最後にはちゃんと本当の温泉を守っている宿も紹介されています。CS放送の旅チャンネルでは、本当の温泉宿の紹介などがよくされていて、それもとても役に立ちました。

とはいえ、今から温泉探訪を趣味にするなんて出来ませんが、たまに出かける旅の楽しみの一つに、本当の温泉探しが加わったのはとても嬉しいことです。その原点となった温泉には本当に感謝しています。

という訳で、次回はその南紀の温泉を紹介したいと思います。

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