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もとや魚店@みなべ

 自動車道も田辺まで延伸されましたが、日曜の夕方ということもあり渋滞中。じゃあ空いている42号線をまったりと、といった感じで走っていると、みなべに入ったあたりの海側に海鮮の販売店が。

Photo_4 もとや魚店というこのお店、以前から気にはなっていたのですが訪れるのは初めて。大きなタライの中には鮮魚や海老がいたりするし、干物や加工品も置かれています。そのほとんどがもとやさん自社製なのがいい感じ。奥には買ったものをいただける休憩所もあります。

Photo_5 干物は店内で焼いてもらえます。いかの一夜干しを購入して焼いてもらいました。マヨネーズは別途20円必要です。綺麗な海の景色を見ながらの一夜干しは格別。臭みが無く、しっかり味わい深い美味しいイカでした。味を確認してから、お土産の干物を買えるのがいいですよね。

Photo_6 こちらはさわらの子供、さごしです。出世魚で、関東ではさごちと呼ぶらしいですね。半身で300円でしたが、これがなんとも旨かった。さわらは鰆と書くだけあって、春先が旬なんでしょうね。さすがにサバ科の魚だけあって、味わい深く締まった身が美味しかったです。

Photo_7 美味しい干物を頂いて、もうここで夕食をとるかって事になっちゃいました。お土産の刺身や煮物は、表示価格の3割り増しでお皿に盛り付けられて、休憩所で食べることが出来ます。左はナガレコの煮付け、右はカツオの造りです。ナガレコはやや小振りで、やや味が薄かったかな。

かつおはやっぱり美味しいですね。和歌山で獲れるカツオは、ケンケン鰹とかモチ鰹とか呼ばれますが、たたきよりも刺身で食べるほうが美味しいと感じます。高知で食べたかつおはタタキがぴったりと感じたので、獲れる場所で脂の乗りとかが違うのかもしれませんね。

Photo_8Photo_10 左は伊勢海老を茹でたもので800円でした。右はクツ海老の造りと、かつお茶漬け。伊勢海老はプリプリの身が美味。

くつ海老はうちわ海老とも言われ、その身は伊勢海老より旨いと言う人も多いようです。かくいう私もこの海老のみの甘さや風味が大好きで、和歌山に来たら一度は食べて欲しい、おすすめの一品。100g350円と、伊勢海老より安い表示でしたが、1匹料理してもらうと3900円でした。

くつ海老の味噌がまた雲丹のように濃厚で美味しいのですが、今回のものはやや苦味がありもひとつでした。時期や固体により差があるのでしょうか?白浜の長久酒場では、殻を味噌汁にしてくれたりしましたから、やはり少々値段は高くなっても料理屋さんで食べる方がいいかな。

カツオ茶漬けは、食べてみてびっくり。カツオの身はしっかり調味液に漬けられており味がついています。酒かすのような風味が残る身は、お茶ととても合っていてなかなかの美味しさ。

Photo_11 で、お土産に買ったのがこのイカの塩辛。この塩辛、手にとってびっくり。なんと、完全に無添加なんです。大げさなと思う人もいるかもしれませんが、全国のこの手の施設で一度手にとって見てみて下さい。本当に無添加なんてあり得ないと思うほど、添加物たっぷりなのがこの手の海産物加工品なのですから。

帰って食べると、その美味しさに思わずにっこり。ご飯もいいけど、これにはやっぱり日本酒ですね。無添加だけあり、賞味期限は僅か7日。しかも、封を開けた直後に比べ、数日置いたものは少しですが、確実に味が落ちていました。それも自然な事なんだなぁと、逆に好ましく思えた次第です。

Photo_12Photo_13

かつお茶漬けが美味しかったので、お土産に買ったのが鯛茶漬け。鯛の身が8切れ入っていて、本当は4食分なのですが、私は3切れ乗せちゃったので3食分になってしまいました(^^;;

こちらももちろん無添加で、かつおと同じくお酒の風味が良く効いています。熱々のお茶を掛けると、その身が白く霜降りになっていくのがなんとも美味しそう。ゴマの風味もよく合っていて、これも美味しいお茶漬けでした。

全体的に、値段は普通からやや高めという印象もありますが、それでもここは最高ですね。こんなにいいところなら、もっと早く来とけば良かったと思った次第。高速が田辺まで開通して、もしかするとこの辺りの交通量もぐっと減ってしまうかもしれませんが、この店はいつまでも続いて欲しいものです。

もとや魚店

URL http://www.motoya-fish.com/index.html

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コメント

 もとやは私(岡電さんと同年代です)が子供の頃からあったと思いますが、店舗がきれいになりましたね。
 高速が田辺まで伸びてからも、繁盛してるんだろうか?

 紀南への交通の便を思うと、高速道路の延伸や車線増設を願わずにいられないのですが、国道沿いの店舗のことや環境影響を考えるとねぇ。
 渋滞緩和により車両からの排出量は減るかもしれませんが、長い目で見てどちらが良いのかは…素人が考えてもよくわかりません。
 とにかく開発時には慎重なアセスメントをお願いしたいものです。

 きれいになったもとやには何度か入ったことがあり、いいお店だなと思っていました。
 焼いてもらったイカを車中でかじりながら帰るのが好きでしたが、もとやにこれほど自家製の良品が置かれているとは、岡電さんのエントリを読むまでは全く気付いていませんでした。
 イカ塩辛、かつお茶漬け、鯛茶漬け…今すぐ買いに行きたいほど心ひかれてしまう!

投稿: 甕 | 2008年5月 1日 (木) 13時07分

いつもコメントありがとうございます!

私が訪れた時は、もう田辺まで開通後であったにも係わらず、結構な人出でした。
しかし、この先さらに高速が延伸されると、どうなるのか...
環境と開発の両立は、仰るとおり難しい問題で、私にもよく分かりません。
ただ、利便性も大事ですが、和歌山の本当の宝である、景観や温泉、海や山の幸が損なわれるようなことだけはしないで欲しいものです。

国道42号線がスイスイと走り易くなっているのは確かで、渋滞の高速より、国道をゆったりと走り、もとやさんのような地元の真面目な店を巡るのもいいものだと思うのですが...

投稿: 岡電 | 2008年5月 2日 (金) 01時53分

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