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高野龍神スカイライン

 ドライブが好きな私の、旅の目的は気持ちのいい道と美味しいその土地の料理。最近は温泉にも目覚めましたが、やはり飛び切りの道を走った時の気持ちよさにはたまらないものがあります。

やまなみやビーナスライン、八幡平アスピーテライン等、全国には最高に気持ちのいい道がありますが、和歌山にもそれらに勝るとも劣らないいい道があるんです。それが、高野山と龍神を結ぶ高野龍神スカイライン。無料化され現在は371号線の一部となっていますが、その魅力は健在です。

Photo 和歌山最高峰の護摩壇山。その山頂近くにごまざんスカタワーがあり、この周辺から、高野山方面にかけての道が一番気持ちのいい道。1000M級の山々の稜線を縫うように走り、奈良と紀州の山々を交互に見ながらのドライブは最高。

Photo_3Photo_2 特に、春や秋の天気の良い日のドライブがいいですね。4月の下旬までは所々に桜が残りますが、新緑にはまだ早いようです。秋の紅葉の時が一番いいかもしれませんね。

左の写真は携帯で撮ったものですが、この日の天気は雲ひとつ無い快晴で、その気持ちよさはもうなんとも言い難いものでした。それにしても、こういう日を絶対外さない写真愛好家の人達って、どこで情報を手に入れているんでしょうね。この日も愛好家の人達が、マイクロバスを借り切って来ている姿が見受けられました。

Photo_7 写真左に見えるのは、スカイライン中ほどにあるアジサイ園。6月頃にはアジサイが咲き誇っているのが見られます。この周辺には展望駐車場も所々にあり、ここら辺からの眺めがスカイライン中随一でしょうか。

アジサイ園から、護摩壇山方面にしばらく行くと、スピード違反の取締りがよく行われているので注意が必要です。無料になってから、アジサイ園を起点としてサーキット紛いの走りをするバイク乗りが増えましたが、この人達は良く知っていて、ちゃんとスピードを落としています。

それにしても、観光で来て30kmほどオーバーしただけでつかまるドライバーを横目に、150km以上のスピードで爆走しているバイク乗りを捕まえられない取締りに意味があるんでしょうかね? 警察官も人の子、危ない目は見たくないので、取り易いとこから取っておこうということでしょうか。

Photo_4 ちょっと嫌な感じになりましたが、紀州の山々に沈み行く夕日を見るとそういう気分も吹っ飛びます。神々が宿るといわれますが、まさに神々しい風景で、なんだか心の中の悪いものが抜けていくような気になります。そういう良い気分のまま帰れるように、くれぐれも事故や取締りに合わないようにしたいものです。

気持ちよく走るなら、観光バスなどが通る昼よりも早朝がお奨めです。夜は空いていますが、鹿がよく飛び出してくるので注意が必要です。かくいう私も2度ほど怖い目にあいました。冬季は2輪通行止めやチェーン規制などがあります。

霊場高野山と、熊野三山を結ぶ現在の信仰の道。そういう背景も含め、やっぱり私は高野龍神スカイラインが大好きなのです。

※護摩壇山周辺は、枯れた木が目立ちましたが、どうもこの道路の影響のようです。そう考えると単純に気持ちのいい道というわけにはいかなくなりますが、秋の紅葉を見ると回復しつつはあるようですね。新しい道路を作るのもいいですが、こういう所にも予算を回して欲しいものです。

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はし長と白崎海岸

 国道42号線も、海南から南は山ばかり。海が再び見えるのは御坊を過ぎてから。

Photo 発電所を過ぎ、しばらく走ると、はし長という店が見えてきます。店内では干物や鮮魚、加工品等から農作物まで売られていました。レストランも併設されており、いろいろな定食があるようです。海が望める景色は最高と言いたい所ですが、見えるのは発電所であまり景観がいいとは言えないかな。

Photo_4

Photo_5

テレビで紹介された加工品なんてのも売ってましたが、結構添加物いっぱい。干物は全て無添加の自家製とのこと。で。あじの干物をお土産に。干物というよりみりん干しといった感じでしょうか。

味醂に漬けられているので焦げやすかったですが、身が厚いので美味しく頂けました。身はプリプリで旨味たっぷり。やや不自然に旨味が強く感じましたが、砂糖が2種と水飴が使われているからかも。今度は他の干物も買ってみたいと思います。

Photo_6 御坊の北、由良町から海岸に出て北上すると白崎海岸があります。和歌山に生まれながら、一度も訪れたことが無かったので、一度見ておこうと行ってきました。海岸に出てしばらく走ると、巨大な白い岩が見えてきます。大きな岩はあちこちで見ることが出来ますが、その色が真っ白というのは珍しく、なんとも圧巻の風景。

よく見ると山肌も所々白く見えて、この辺りが石灰岩で形成されているのが分かります。とはいえ、一番いい眺めはこの南側から見た風景で、近くまで行くとあれっこんなもん?て感じがしたのも正直なところ。岩山をくりぬいた様なところには、キャンプ場などの施設もありましたが、売店も含めあまり食指は動かされませんでした。

交通の便も悪く、わざわざ行く価値があるのかどうかは微妙なところですが、湯浅側からの道は結構狭く険しいので注意が必要です。42号線を通り、由良町から行くのがベストでしょう。由良町周辺には、行ってみたい民宿が2軒ほどあるので、早いうちに行ってみたいと思います。

はし長

URL http://www.hashicho.co.jp/index.html

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もとや魚店@みなべ

 自動車道も田辺まで延伸されましたが、日曜の夕方ということもあり渋滞中。じゃあ空いている42号線をまったりと、といった感じで走っていると、みなべに入ったあたりの海側に海鮮の販売店が。

Photo_4 もとや魚店というこのお店、以前から気にはなっていたのですが訪れるのは初めて。大きなタライの中には鮮魚や海老がいたりするし、干物や加工品も置かれています。そのほとんどがもとやさん自社製なのがいい感じ。奥には買ったものをいただける休憩所もあります。

Photo_5 干物は店内で焼いてもらえます。いかの一夜干しを購入して焼いてもらいました。マヨネーズは別途20円必要です。綺麗な海の景色を見ながらの一夜干しは格別。臭みが無く、しっかり味わい深い美味しいイカでした。味を確認してから、お土産の干物を買えるのがいいですよね。

Photo_6 こちらはさわらの子供、さごしです。出世魚で、関東ではさごちと呼ぶらしいですね。半身で300円でしたが、これがなんとも旨かった。さわらは鰆と書くだけあって、春先が旬なんでしょうね。さすがにサバ科の魚だけあって、味わい深く締まった身が美味しかったです。

Photo_7 美味しい干物を頂いて、もうここで夕食をとるかって事になっちゃいました。お土産の刺身や煮物は、表示価格の3割り増しでお皿に盛り付けられて、休憩所で食べることが出来ます。左はナガレコの煮付け、右はカツオの造りです。ナガレコはやや小振りで、やや味が薄かったかな。

かつおはやっぱり美味しいですね。和歌山で獲れるカツオは、ケンケン鰹とかモチ鰹とか呼ばれますが、たたきよりも刺身で食べるほうが美味しいと感じます。高知で食べたかつおはタタキがぴったりと感じたので、獲れる場所で脂の乗りとかが違うのかもしれませんね。

Photo_8Photo_10 左は伊勢海老を茹でたもので800円でした。右はクツ海老の造りと、かつお茶漬け。伊勢海老はプリプリの身が美味。

くつ海老はうちわ海老とも言われ、その身は伊勢海老より旨いと言う人も多いようです。かくいう私もこの海老のみの甘さや風味が大好きで、和歌山に来たら一度は食べて欲しい、おすすめの一品。100g350円と、伊勢海老より安い表示でしたが、1匹料理してもらうと3900円でした。

くつ海老の味噌がまた雲丹のように濃厚で美味しいのですが、今回のものはやや苦味がありもひとつでした。時期や固体により差があるのでしょうか?白浜の長久酒場では、殻を味噌汁にしてくれたりしましたから、やはり少々値段は高くなっても料理屋さんで食べる方がいいかな。

カツオ茶漬けは、食べてみてびっくり。カツオの身はしっかり調味液に漬けられており味がついています。酒かすのような風味が残る身は、お茶ととても合っていてなかなかの美味しさ。

Photo_11 で、お土産に買ったのがこのイカの塩辛。この塩辛、手にとってびっくり。なんと、完全に無添加なんです。大げさなと思う人もいるかもしれませんが、全国のこの手の施設で一度手にとって見てみて下さい。本当に無添加なんてあり得ないと思うほど、添加物たっぷりなのがこの手の海産物加工品なのですから。

帰って食べると、その美味しさに思わずにっこり。ご飯もいいけど、これにはやっぱり日本酒ですね。無添加だけあり、賞味期限は僅か7日。しかも、封を開けた直後に比べ、数日置いたものは少しですが、確実に味が落ちていました。それも自然な事なんだなぁと、逆に好ましく思えた次第です。

Photo_12Photo_13

かつお茶漬けが美味しかったので、お土産に買ったのが鯛茶漬け。鯛の身が8切れ入っていて、本当は4食分なのですが、私は3切れ乗せちゃったので3食分になってしまいました(^^;;

こちらももちろん無添加で、かつおと同じくお酒の風味が良く効いています。熱々のお茶を掛けると、その身が白く霜降りになっていくのがなんとも美味しそう。ゴマの風味もよく合っていて、これも美味しいお茶漬けでした。

全体的に、値段は普通からやや高めという印象もありますが、それでもここは最高ですね。こんなにいいところなら、もっと早く来とけば良かったと思った次第。高速が田辺まで開通して、もしかするとこの辺りの交通量もぐっと減ってしまうかもしれませんが、この店はいつまでも続いて欲しいものです。

もとや魚店

URL http://www.motoya-fish.com/index.html

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おざきのひもの@串本

Photo 橋杭岩のすぐ南、42号線におざきという干物屋さんがありましたので、お土産に干物を買うことに。小さなお店ですが、駐車場は広め。箱詰めの干物や、加工品は結構添加物が使用されていますが、こちらの自家製の干物は無添加をアピールしています。

Photo_2Photo_3 お土産に(といっても自分で食べるのですが)に買ったのが、アジとサバフグの干物。アジは100円、サバフグは200円という安さ。

サバフグはとても身がプリプリで味付けも非常にあっさりしています。それに比べるとアジは割としっかり塩味が効いていて、ご飯のあてにぴったり。一番小さいサイズを買ったのですが、ややパサパサしてましたので、少し高くても大きいのを買ったほうがいいかも知れませんね。

どちらも自然で美味しい干物でしたが、店頭には価格のみしか書かれておらず魚の種類が分かりにくかったのが難点でしょうか。店員さんが結構素っ気無かったので、それもなんだか買いづらい印象を持ってしまう一因となりました。

おざきのひもの

URL http://www.ozakinohimono.com/

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串本周辺をぶらぶらと

  白浜を過ぎすさみに入り、イノブータンランドを過ぎてしばらくすると、恋人岬というドライブインのような施設があります。

Photo_4

その駐車場に車を停め、海を見ると雄大な太平洋と美しい島が目に入ります。この島の両側から打ち寄せ合わさる波が、夫婦波と呼ばれるそうな。この写真でもその兆しのような波が見えますが、島の中央でぶつかり合う波を夫婦波とは、なんともしゃれたネーミングじゃありませんか。

42号線のこの周辺は、結構立派なトンネルが出来てバイパス化されていますが、太平洋を望む勇壮な眺めが観られないのは結構寂しかったりします。他府県の話ですが、トンネルの影響で、滝が止まったり温泉が枯渇したりという話も聞きます。紀南に立派な道を造るのも結構ですが、そういう点には充分に注意してもらいたいものです。

Photo_5 恋人岬を過ぎると串本はもう目の前。串本市街に入る手前で右折をすると、潮岬の灯台への道です。これがなかなか快適で気持ちのいい道。やがて見えてくる灯台の案内に従って駐車場に。灯台の受付を過ぎると、懐かしいスイミーがお出迎え。

Photo_6Photo_7 さらに進むと180度の視界いっぱいに太平洋が飛び込んできます。灯台は上に昇ることも出来、そこからの眺めは最高です。

ただ、駐車場で500円、入場でさらに一人200円というのはちょっと割高かなとも思いました。駐車場脇にあったお土産屋さんが閉店されていたのも寂しい感じでした。

Photo_8 灯台を出て、展望台を過ぎ、しばらく走ると大島への橋が見えてきます。気持ちのいいループ橋を渡ると大島です。橋が出来るまでは船でないと行けなかったのですから、便利になったものです。途中タマゴの生産直売所なんかもありましたが、残念ながら休み。先端の灯台手前の駐車場に車を停め散策することに。

Photo_9 しばらく歩くと、トルコ記念館が。何故こんなところにトルコ記念館が?というと、むかしエルトゥールル号というトルコ軍艦がこの沖で沈没し、それを串本の人たちが懸命に救助や介護をしたという史実から。その後イランに取り残された邦人を、トルコ機が救ってくれたことから、この話を知る日本人も増えたそうです。

100年以上の時を経ながらも、その恩義を忘れず友好的でいてくれるトルコと、当時の日本人の実直さ、慎ましさ。それらに触れジーンと胸が熱くなります。灯台下は目も眩むような断崖絶壁ですが、救出した人を背負いその崖をよじ登り、最後には非常食まで分け与えたというのですから。今はインターネットでも簡単にそれを知ることができますから、日本人なら一度は触れておくべき話だと思いました。

トルコ記念館の奥には、みやげ物屋さんやレストランがありますが、トルコ人の方がされている店もありました。エルトゥールル号の悲劇と、そのトルコの方の明るさがとても対照的で微笑ましかったです。トルコの雑貨やトルコアイスが販売されていました。

そのさらに奥には灯台があり、そこからの眺めもなかなかのものです。駐車場も含めて無料なのがいいですね。3月には水仙が見ごろだそうです。

Photo_10 串本市街を抜けると、すぐに橋杭岩が見えてきます。大島まで続く岩の群れはなんとも奇妙で面白いものです。弘法大師が橋を掛ける途中で残していったというのはもちろん寓話でしょうが、そういう気にさせてくれる雰囲気が確かにあるように感じます。

と、串本周辺は見所いっぱい。今度はあそこで食事をして、あの湯に浸かって...なんて考えると、もう楽しくて仕方ありません。

エルトゥールル号の話

URL http://www.locopoint.net/love_peace/ertugrul.html

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萬口@串本

 串本へ行くといつも食べたくなるのが、萬口のかつお茶漬け。

Photo 串本駅の前を、西へしばらく行くと古びた店が見えてきます。前の大きな駐車場に何台か停められるスペースがありますが、案内がないので最初は分かりませんでした。店内に入っても素っ気無い雰囲気で、お世辞にも愛想がいいとは言えないし、やや雑多な感じがします。

Photo_2 それでも、私はここのかつお茶漬けが大好物なのです。1365円とやや高めですが、2度楽しめるので割高感はありません。先ずは、ご飯を一膳よそい、切り身を半分載せてタレをかけてそのまま頂きます。いわゆる漬け丼というやつですね。

Photo_3 ゴマの風味が効いたタレと、もちもちで大きなカツオの相性が抜群。あっという間にたいらげてしまいます。2杯目はお茶漬けにしていただきます。お茶がかかって、霜振り状態になったカツオの身がいかにも美味しそうです。こちらもあっという間に胃袋の中に。

とっても美味しいお茶漬けに大満足。これを食べると、あ~串本に来たんだなと思うのですが、接客や店舗など、手放しで人にすすめられない気もしたりします。地元の人が通ういいお店があるかもしれませんので、今度はそれを探したりしてみようかな。

萬口

住所 和歌山県東牟婁郡串本町串本42-17

TEL 0735-62-0344

営業時間 11:30-21:30 第2,4水曜定休

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イノブータンランド・すさみ、志原海岸

 白浜を過ぎ、串本に行くまでに42号線沿いには2つの道の駅があります。

Photo 一つ目が、椿温泉を過ぎてしばらく走ったところにある志原海岸。広々とした駐車場の向こうには雄大な太平洋が望め、眺望の良さは和歌山の道の駅でも屈指のもの。連休などは車中泊の車で駐車場が溢れたりします。

しかし、売店自体はどこにでもあるお土産物屋さんといった雰囲気で、とりたてて魅力的なものは無し。唯一、生簀の鮮魚だけが売りのようですが、3度訪れたうちの2度はほとんど魚介類がいない空の水たまり状態で、売る気があるのかないのか分からない状態。2階のレストランも、日曜でも昼過ぎには閉まっていたりとなんだかなぁ、といった感じ。

Photo_2 志原海岸を過ぎ、すさみに入るとイノブータンランド・すさみがあります。こちらの道の駅も、眺望はとても良いですが、前の道は結構車の流れが速いので注意が必要です。

イノブータン王国なるものが設立されているようで、その紹介やキャラクターには力が入っているようですが、肝心のイノブタ自体が精肉の販売のみとはちょっと寂しいのでは?イノブタを食べられる場所や、加工品などがあればもっといいのにと感じました。

販売所の物品も何処にでもあるようなものばかりで、あまり地産を感じさせてくれないのも残念。駐車場も狭く、私にとってはあまり利用したいと思えない道の駅の典型です。

どちらの道の駅も私の好みにはあまり合いませんでしたが、42号線沿いですのでドライブの際の休憩にはぴったりだと思います。でも、今はコンビニがあるからなぁ...

和歌山道の駅

URL http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/fuken/wakayama.html

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竹原@那智勝浦町

 ゆりの山温泉に立ち寄る前、お昼ご飯を食べに勝浦に。ところが着いたのは10時過ぎで、開店まではしばらくあります。

Photo で、しばらく港にある足湯で一休み。もちろん無料で、手湯なんてのも併設されています。向こうに見える漁港では、朝市のようなものが開かれていましたが、10時までらしく閉まっている店もちらほら。後日訪れると、漁港にはまぐろがずらりと並んでいて、それは壮観な眺めでした。

Photo_2 となると、勝浦に来たからにはやっぱりマグロということで、椎名誠さんが雑誌でお奨めしていた、竹原へ。漁港からすぐ近くにあり、店内はカウンター10席ほどのみの小さなお店。順番待ちのお客さんが待つイスも店内にあり、やや落ち着かないのは難点でしょうか。

Photo_3 開店すぐであっさり座れたものの、すぐに満席に。定食の他にも一品ものを注文。写真は、手前が尾の身、奥が心臓です。もちろんどちらもマグロのもの。尾の身はゼラチン質がたっぷりで、ポン酢との相性もばっちり。心臓はやや血生臭く、珍味といった味わいで好みが分かれそうですね。

Photo_4 こちらは1500円のマグロ定食の中の、スジと玉葱のポン酢風味。この時はマグロのスジでしたが、季節により魚が変わったりするようです。それにしてもこれが旨かった。臭みが無く、味わい深くて歯応え充分なスジ肉は、ご飯との相性がもう抜群。お造りよりむしろこちらが気に入ったくらい。

Photo_5 なんて言いながらも、定食のメインのお造りはやっぱり最高。その切り身の厚さだけでも、マグロの本場の本領を発揮しています。しっとりねっとりした舌触りと、雑みのない澄んだ味わいがなんともいえません。この定食はご飯が進んで困ってしまいますね。

店内はやや落ち着きがない気もしましたが、女将さんやご主人さんはとても気さくな方たちで、田舎の温かい料理屋さんといったなんともいえない雰囲気があります。そして1500円の定食は、間違いなくコスパ抜群だと思いました。

竹原

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-3-23

TEL 0735-52-1134

営業時間 11:00-14:00 17:00-21:00(日曜は昼のみ)

不定休(土日祝は営業)

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ゆりの山温泉、喜代門の湯@湯川温泉

 那智勝浦から少し南下した所に、ゆかし潟という池があり、そのほとりに湯川温泉という温泉があります。去年の夏、南紀にドライブに訪れた際、勝浦で温泉でもと思い最初に行った温泉旅館はまだ入浴時間に早く、仕方なく42号線を南下してすぐに湯川温泉が見つかったのです。

Photo湯川温泉には3ヶ所の入浴施設があり、その一つ喜代門の湯に行ってみたところ、13時からとのことでまたも入浴出来ず、次に行ったのがゆりの山温泉だったのです。学校のグランドのような駐車場に車を停め、旅館のような建物(以前は宿泊も可だったそうです)に入ると、300円という入浴料の安さにびっくり。

Photo_2 でも、喜んだのもつかのま、清潔な脱衣所からお風呂に入ってみると、露天風呂はもちろん、シャワーもアメニティも何も無いんです。ボコボコと豪快な音を立てて湯船からお湯が溢れているのはいいのですが、お湯は妙にぬるいし、蛇口のお湯まで硫黄臭いし...

と、最初のイメージは最悪。ところが、ぬる湯にゆったりつかり、お風呂を出て、コーヒー牛乳を飲み、趣のある休憩所で扇風機にあたっているあたりから印象が全く変わって来ます。とにかく湯冷めしないんです。一息休憩してから、車に戻り、しばらく運転していても、体がポカポカでじんわり汗が滲んでくるほどで、肌も心なしかスベスベしています。

この時点で私の温泉感が180度変わってしまいました。あ~これがほんまもんの温泉なんだなぁと、目が覚めたような思いに至ったのです。露天風呂からサウナまであるような大型入浴施設が、うどんからドンブリまである大きな蕎麦屋さんだとすれば、ここはメニューは限定されているけど、自家製粉までする手打ちのこだわり蕎麦屋さんといったところでしょうか。

で、帰ってみていろいろ調べてみると、ゆりの山温泉が温泉マニアの間でも有名な所だと知り納得。以前は蛇口からもお湯が流れっぱなしだったそうですが、今は流石に蛇口にはバルブが付いています。そして、これがおそらく人生で初かもしれない、源泉掛け流しとの出会いだったのです。

Photo_3 で、調べていると、最初に訪れたホテルが一の滝というこれまた温泉湯宿を守る会にも登録されているような有名なホテルで、喜代門の湯がなんとそのホテルの経営だそうで。というわけで、先日南紀に訪れた際、喜代門の湯に行ってきました。

国道42号線からは、ここが通り沿いで利便性はいいのですが、料金は500円とゆりの山に比べると高め。しかし設備は整っていて、家族風呂もシャワーもあるしアメニティは充実しています。とはいえ、ここも源泉掛け流しの本格的なお湯ですから、露天風呂なんてのは無いですし、シャワーから出るのも温泉で硫黄臭かったりします。

お湯は、ゆりの山よりやや温度が高いように思いましたが、体の芯まで温かくなる感じや、肌がスベスベになるような感じはやはり同じ湯川温泉だけあり、共通した美点でした。なんでも、ゆりの山温泉では、ぬるさに怒って2度と来ないと言った人が、すぐに再訪された事もあるとか。さもありなんです。

弟にゆりの山の話をすると、弟はここが大のお気に入りで、ここに入るためだけに勝浦まで車を走らせたことも何度かあるとか。なんだ、こんないい温泉知ってたのなら早く教えてぇなと思った次第なのでした。

湯川温泉

URL http://www.town.nachikatsuura.wakayama.jp/kankou/24yukasi.html

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ウソの温泉ホントの温泉

 どこかへ旅に出るとき、私の目的は美味しい料理と気持ちよく走れる道であり、温泉や宿はあまり重要視していませんでした。ところが、ある温泉を経験してから、私の中の価値観が180度変わり、温泉の重要度がぐっと増すこととなったのです。

Photo

そして、こんな本まで買ってしまうことに。それが、ウソの温泉ホントの温泉という本で、内容は白骨温泉の偽装問題に端を発した、数々の温泉問題をあぶりだしているというもの。温泉自体の問題だけでなく、それをとりまく環境や乱開発、法整備の至らなさまで触れられていて、単に偽装した温泉を糾弾するだけに留まっていないところがいいですね。

そして、問題の一因が消費者の無知や無理にあるというところが、最近の食品問題に結構似ているなぁとも思いました。かくいう私も、去年までは源泉掛け流しなんて言葉は知らなかったですし、それを取り巻く環境なんてものに目が行く訳もありませんでした。

今までは旅先では健康ランドのような温泉で充分、駐車場が広く設備やアメニティが整っているのがいい温泉の条件だったのです。そして、もし宿泊するなら、露天風呂や貸し切り風呂があるのは当然で、個室露天風呂なんてあれば最高と思っていたのですから。

しかし、この本を読んでその幻想は崩れ去りました。それに要求する事が多くの温泉地では、どれだけ無理のあるものなのかがよく分かったのです。こうなると絶望ばかりですが、この本の最後にはちゃんと本当の温泉を守っている宿も紹介されています。CS放送の旅チャンネルでは、本当の温泉宿の紹介などがよくされていて、それもとても役に立ちました。

とはいえ、今から温泉探訪を趣味にするなんて出来ませんが、たまに出かける旅の楽しみの一つに、本当の温泉探しが加わったのはとても嬉しいことです。その原点となった温泉には本当に感謝しています。

という訳で、次回はその南紀の温泉を紹介したいと思います。

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紀州鶏

 私が紀州鶏の存在を知ったのは、大阪の麺乃家さん。比較的新しい品種らしく、地鶏に認定されたのが2002年だとか。軍鶏を父に、ホワイトロックを母に持つとのこと。和歌山ではひょっとこでも紀州鶏をいただけましたが、鶏肉そのものはどこで買えるのかと思っていた矢先、あらぎの里に売っていました。

Photo 冷凍された状態で売られており、500gで1890円。100g360円ほどと、普通の鶏肉に比べるとやはり少々高めです。中には、もも肉、胸肉、ささみ、の他に砂ズリなんかも入っていました。解凍は自然解凍がいいようです。

Photo_2 で、砂ズリともも肉はシンプルに塩コショウで焼いてみました。封を開けても嫌なにおいが全くしないのがいいですね。ズリも変な匂いが無く、コリコロの歯ごたえと、その旨味をじっくり堪能できます。

もも肉は、さすがに軍鶏を父に持つだけあり、なかなかしっかりした歯応えで、それがまた心地よいのです。それでいてジューシーな味わいで、じゅわっと出てくる肉汁がたまりません。

これは本当に美味しい地鶏ですね。他の有名な地鶏と比べても、勝るとも劣らない美味しさだと感じました。ほろほろ鳥と並んで、和歌山の名物になってくれると嬉しいですね。

Photo_3Photo_4 あらぎの里では、他に栗のブランデー漬けなんかも購入。とっても大きな栗が、渋皮ごとつけられています。渋皮も柔らかくなっており、それごと食べられるのがいいですね。渋皮があることで、中身が甘くなりすぎずいい塩梅でした。

紀州鶏の販売所一覧

URL http://wakayama.lin.go.jp/chikusan/tokusan/kisyudori.htm

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ピタゴラスイッチと万年時計

 今一番嵌っている動画が、ピタゴラスイッチの動画。NHK教育の番組らしいのですが、発想と緻密さが凄いんです。1時間続けてみてても飽きることがないほど。今度DVD買おうかなぁ、と思ってしまったりなんちゃったりして...

あと、万年時計の動画も凄かったです。技術立国日本の礎を見た気がしました。どちらも日本人ならではといった雰囲気で、こういう人たちがいるうちは日本も大丈夫と思ってしまいます。万年時計はDVD出てないので、今度再放送してくれないかなぁ。

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パイレーツオブカリビアンのサントラ

 最近、夜遅くまで無料動画に見入ってしまう事が多いのですが、その中でも特にお気に入りなのがカリビアンのテーマを使ったとある動画。カリビアンのサントラから4曲を組み合わせたそれは、動画との連携も見事で何回観ても飽きることがありません。

で、ふとカリビアンのサントラが欲しくなりアマゾンでお取り寄せ。3部作の本編と同じく、サントラも3部作。購入したのはもちろん1作目のもので、且つ輸入版。何故輸入版かというと、

1、価格が安い

2、CCCDでないため音質がいい(らしい)

3、CCCDで無いためパソコン等での再生でも問題がない

等の理由からです。

Photo 届いたCDを早速聴いてみると、もう気分は大海原。最後の彼こそ海賊がおなじみの曲で、それももちろんいいのですが、2曲目の黄金のメダルもなかなかいい曲。通して聴いてみると、あの動画を作った人のセンスの良さがよく分かりますね。

で、一連のカリビアンのテーマ曲を担当しているのが、あのハンスジマー。大好きなクリムゾンタイドもジマーでしたし。以前はテレビ等での海のシーンでは良くクリムゾンタイドのテーマが流れていたのですが、最近ではそれがほとんどカリビアンの曲になってますからね。ほんと凄い人です。

通して聴いていると沈んだ気分も吹っ飛んで、エネルギー充填120%。ま、私の元気を120%まで持っていってくれる1番の曲は、もちろんやっぱりこんなこともあろうかとな、あの曲なんですけどね...

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きく@和歌山市

 以前コメントで推薦いただいた「きく」へ行ってきました。のれんが掛かっているものの、提灯が消えているのでどうかと思い入店すると、やっぱりもう閉店時間だとか。21時ラストオーダー、21時半閉店という、焼き鳥屋さんにしては早い閉店時間を調べていなかった痛恨のミス。

諦めて帰ろうかと思ったら、奥から女将さんの「まだ火を落としていないから食べていき」と嬉しいお言葉。閉店時間を過ぎているので、一通り注文してさっと食べて帰ることに。

Photo はじめにキャベツが串に刺されてやってきます。これをかじりながら待つ事しばし、テンポ良く串が焼かれてきます。鶏肉はどれもジューシーで焼き加減も抜群。皮と、うずら卵をつくねで包んだ串はカレー塩で頂いたのですが、それがまた秀逸。

Photo_2 そして、写真奥の苺ジュースがまた独特の味わい。苺ジャムをそのままジュースにしたような感じで、なんでも知り合いからもらえる苺をそのままジュースにしているのだそうな。これのチューハイは絶対美味しいと思ったら、やっぱり一番人気だそうで。これは絶対に今度は代行覚悟で来て、いちごチューハイを頂かないといけませんね。

駆け足で一通り食べてしまいましたが、どれもしっかりと味わい深く美味しい串ばかりでした。ネギマの葱をはじめ、野菜の美味しさも格別。そしてなにより、明るくて元気なスタッフの方々がとても好印象でした。今度は早めの時間に来て、ゆったり1品料理なども楽しみたいと思います。

きく

住所 和歌山市新雑賀町45

TEL 073-423-5509

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Villa Aida アイーダ@岩出市

 本当に久しぶりにアイーダで夕食を。知人の子供さん達も交えて賑やかな食事となりました。

Aida バイパスが出来て以前ほどではないですが、それでも自然に囲まれているという雰囲気は充分。玄関先のチューリップがとても立派で、文字通り花を添えています。最近よくマスコミやブログでも紹介されており、よく繁盛しているようです。

Aida2 夜は5000円と8000円のコースがあり、今回は8000円のコースを。最初に出てきたのは、鯖と人参に香草が乗ったもの。イタリアンにしては珍しいと思うのですが、香菜が入っていました。これが意外と合うんですよね。スープのジュレのようなものがあり、それもとても美味しかったです。人参もさすがの美味しさですが、鯖はもう一つだったかな。

Aida3 前菜はアスパラとイタヤ貝とサザエ。このアスパラの美味しさときたらもう。柔らかくてエグ味が無くて、春の香りがぎゅっと詰まったような感じで、本当に美味しかったです。それに合わされる貝もまた美味しくて、これは贅沢な一品ですね。

Aida4 山菜とチーズにラビオリ。このラビオリがなんとも旨かった。適度な歯ごたえの皮を噛むと、中から美味しいスープがジュッと出てきて、一個しかないのが恨めしいくらい。山菜は思ったほど味が濃くなくて、チーズの風味に負けているように感じてしまいました。

Aida5 グリーンピースとニョッキです。ここまでとてもあっさりした味付けで、素材の旨味で勝負という感じだったのですが、この料理はとてもしっかりした味付けです。その変化が楽しくてとても美味しくいただけました。グリーンピース嫌いな子が一人いたのですが、その子が「これグリーンピースじゃない」と言いながらぱくぱく食べていたのが、全てを物語っていました。

Aida6 中津村産のほろほろ鳥のパスタです。こちらもしっかりとした味付けで、ほろほろ鳥の美味しさがきちんと出ています。和歌山県産の美味しい素材がいただけるのも、ここのいいところですよね。山椒がとてもよく効いていてそれがまた良かったのですが、もしかして名産地の清水産なのかな。

Aida7 魚料理はサワラとインゲン豆。身が厚く、ジューシーなサワラの美味しさが最高。焼き加減も丁度良く、パリパリの皮と柔らかな身の組み合わせを楽しむことが出来ました。自家製のパンとの相性も抜群。ここのパンがまた美味しいんですよね。

Aida8 肉料理は鴨とゴボウです。最初見たときに、鴨とは思えないほど大きな身のお肉でした。火の通りは完璧で、肉汁がジュワッと溢れるようなレア具合なのに、噛めばほんのりあたたかく柔らかで、これまた旨いんです。ゴボウの美味しさも格別で、まさに大地の恵みの味わい。

Aida10Aida9 デザートは6種類あり、写真は左がショコラとアングレーズソース、右がフェンネルのブランマンジェとそのコンポートです。ショコラはねっとりとした食感としっかりした甘さで、定番デザートといった感じ。ブランマンジェもほんのりした口当たりがいいですが、コンポートは個性的な味わい。

他にセロリのスープとジェラートとかもありましたが、そちらは前菜として出てきてもおかしくない味わいで、デザートとしては好みが分かれるでしょうね。一番好評だったのは、ほうれん草のブリュレで、ほうれん草の味わいがしっかり残っているのに、ちゃんとデザートになっているのが凄かったです。

ババのリモンッチェロ風味は、ややアルコールの風味がきつすぎて私には会わなかったかな。普通にデザートとして安心感があるのはやはりショコラと、苺のキャラメリゼでしょうか。

いやぁ、もうお腹いっぱい大満足です。野菜がしっかり美味しいのはもちろん、魚介もお肉も美味しくて最高。ただ、香草がしっかりたっぷり使われているので、そこらへん苦手な人もいるかもしれません。最初に苦手なものを聞いてくれるのでその時に言うのがいいでしょうね。

ただ、料理の説明がとても淡白で、もう少しどこで採れたものかとかソースの素材とかも伝えてほしかったかな。サービスはとてもスマートでしたが、料理の説明とあわせてやや冷たく感じたのも事実です。

コースの種類を統一しなければならなかったのも、そう感じさせる一因かもしれません。今までのお気に入りのお店で、コースを自由に選べないということが無かったので、ちょっと以外でした。

とはいえ、それも微々たる要因で、それ以外はとても満足させていただきました。以前は、夜に来ると貸し切り状態ということがほとんどで、大丈夫かなと思っていたのですが、しっかり繁盛しているようで一安心。真面目に美味しいものをという姿勢が評価されてきたのでしょうね。

というわけで、食事の際には予約をするのがベターでしょうね。静かな雰囲気のお店ですので、小さな子供がいる場合はちょっと合わないかもしれません。今回私達のグループも結構騒がしくて、周りの人には迷惑だったかも(汗。小さなお子さんがいる場合は、ビストロセレーネの方が安心かもしれませんね。どちらも地産地省を地で行くイタリアンのお店ですが、タイプが全く違うのも面白いところです。

Villa Aida アイーダ

住所 和歌山県岩出市川尻71-5

TEL 0736-63-2227

営業時間 11:30-14:00 18:00-21:00 月曜定休

URL http://www.ristorante-aida.com/index.html

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愚庵@和歌山県有田郡

 清水町の町並みを抜け、しばらく走ると愚庵というお蕎麦屋さんがあります。一度行ってみたいと思っていたのですが、今までなかなか機会が無かったんですよね。

Photo_5 お蕎麦をいただける所は茅葺屋根で、なんともいい風情。がいし引きの名残があったので、相当昔からある建物のようですが、何処かから移築したのでしょうか。古い建物ながら、しっかり美装されていてとても清潔感溢れる雰囲気がいいですね。

PhotoPhoto_2 店内もとても手入れが行き届いていてなんともいい感じ。テーブル席が5つ程と、スペースが贅沢に使われているのにも好感が持てます。国道側の窓からの庭の景色もいいですが、川の眺めとせせらぎの音が楽しめる川側も良さげですね。

Photo_3 蕎麦が来るまで、美味しい蕎麦茶や蕎麦せんべいをいただき、鴨なんかも食べちゃいました。やや醤油辛い気もしましたが、お酒には最高に合いそうですね。地酒もあるようですので、お酒好きの方は運転手代わりの人と来るのがいいでしょう。

Photo_4 天麩羅の盛り合わせは山菜尽くしです。地元で採れた、セリ、コゴミ、フキの新芽等。本当は盛り合わせには海老も付くのですが、この日は品切れとの事。でもいいんです。美味しい山菜がいただけて、なおかつお値段も安くなるんですから。

程よく苦味の効いた山菜を頂いていると、体の中がす~っと綺麗になっていく様な気がしてしまいます。塩もなにも付けなくても、衣に結構味が付いているので美味しく食べられるのもいいところ。欲を言えば、もう少し衣が薄い方が、山菜の味わいを楽しめたかな。

Photo_5 蕎麦はもり蕎麦を。しっかりと張りのある蕎麦は、喉越しも抜群。私好みの出汁のよく効いた辛めのツユがまたよく合います。ただ、人によってはもう少しまろやかさがあってもいいと思うかもしれません。

山葵は本山葵を鮫皮で自らおろすのですが、早めに持ってきてくれるので風味が増していい感じです。おろしてくれていたらなおいいのですけどね。

Photo_6 温かい蕎麦は、普通の掛け蕎麦を。う~ん出汁は美味しいのですが、肝心の蕎麦がなんともボソボソした食感で。ちょっと茹ですぎたような感じでしょうか。これがたまたまならいいのですが、ここまでとてもいい塩梅だっただけに残念でした。

総じて、単純に蕎麦の美味しさだけを求めるなら後一歩、と思えるところもありましたが、私はここがとても気に入ってしまいました。よく手入れの行き届いた建物や庭を眺めながらの食事は、それだけで堪えられないものがあります。

奥様らしきかたのもてなしも柔らかで、とても落ち着いたもの。めいいっぱい席を並べるというような事をせず、余裕を持ってテーブルが配置されているのもゆったり食事が出来る一因でしょう。環境が美味しさの大きな要因であることを、改めて知らされたような気がしました。

そういえば、食べログのURLのリンク先は銀平でしたが、銀平さんとなにか関係があるようですね。後、私は運良く飛び込みで食事が出来ましたが、特に土日等は予約をするのがベストでしょうね。

愚庵

住所 有田郡有田川町大字久野原675

TEL 0737-25-0244

営業時間 11:30-17:00 火曜定休

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桜と桃と県道19号線

 和歌山市周辺の桜の有名どろころいえば、和歌山城、紀三井寺、そして根来寺といったところでしょうか。

Photo_2 仕事の帰り、根来寺に寄ってみると、桜はもう散りかけでしたが、大門の前で太極拳を演舞している一団に遭遇しました。桜にあわせてでしょうか全員ピンクの服装で、優雅に舞う姿に観光客も足を留めて見入っていました。

Photo_3 桜はもう散りかけですが、桃は正に今が見ごろ。桃山町周辺を走行すると、あちこちに濃いピンクの桃の花が見えてきます。全て農家の方の土地なので、ここで花見というのは難しいかもしれませんが、通りすがりに眺めるだけでもいいものですね。この花が、夏には美味しい桃になるかと思うと、夏が待ち遠しくなってしまいます。

で、以前岩出から清水町に抜けるのに、県道19号線を走ったのですが、これがもうとんでもない険道で、よく無事に通り抜けたなと思うくらい。生石高原を抜ける道も結構狭くて険しいのですが、その比ではないですね。地図で見て近いからと通るとえらい目にあいます。素直に424号、あるいは高速を使ったほうがいいようです。

Photo_4 県道19号を抜けると、すぐ近くに二川ダムが。この時、桜は丁度見ごろで、桜の花の下を気持ちよく走り抜ける事ができました。和歌山県下だと古座の七川ダムが有名ですが、今頃あそこに行くと、さぞ凄い桜並木でしょうね。

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和歌山城と、こだまたこ焼き店@和歌山市

 昨日の雨で桜はもう散ってしまったのかなぁ。そういえば楽天の春が散っていくのも早かったな...でも、和歌山城の天守閣下の桜は今が丁度見ごろかもしれません。

Photo 和歌山城って、見る角度によって随分と印象の違うお城ですが、私は南西側から見るのが一番好きなんです。松山城、姫路城と共に3大連立平山城と称される、その勇壮な姿が一番良く分かると思うからです。小天守を従えた大天守閣の姿は、何度見ても美しいものです。

Photo 子供の頃は城の北側に住み、お城を見ながら通学したものですが、北側からの景観は、単独の大天守しか見えず、ややこじんまりした印象があります。それでも、お城のチャイムが帰宅時間を知らせる手段だった幼少の頃を思い出し、感慨深い姿見ではありますが。いずれにしても、和歌山城が心の故郷という方も多いのではないでしょうか。

日本各地で色々なお城を目にしましたが、そうするとより和歌山城の魅力が際立ってきます。地元贔屓もありますが、明確に負けたなぁと思ったのは姫路城くらい。本当に、これで空襲で焼けていなかったらなと、悔しいやら悲しいやら。何しろ、再建前は和歌山市唯一の国宝建造物だったのですから。

Photo_2 で、その和歌山城周辺には、とんちゃんやグリルエイト等の洋食屋さんや、まる京や山為等の中華そばの有名店があるのですが、たこ焼きの有名所もあるのです。それがこだまたこ焼き店。

元は宮前にあったのですが、道路拡張による移転でこちらに移って来ました。オーソドックスながら、昔ながらの懐かしい味わいのたこ焼きで、ここが和歌山市で一番と推す人も多いのです。何故か中華料理のパッケージですが、これがちょっと蒸気を溜めすぎるのが難点でしょうか。すぐに持ち帰ってすぐ開けないといけませんね。

ご主人がやや無愛想なのと、駐車スペースが無いのもややいただけない点でしょうか。奥さんはとっても気さくな方なんですけどね。それでも、近くの某たこ焼き店よりはずっと愛想がいいので、和歌山城に登る際の弁当代わりにもいいんじゃないでしょうか。

こだまたこ焼き店

住所 和歌山市岡山丁46

TEL 073-426-0005

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グリルエイト@和歌山市

 すっかり桜も満開となり、花見客で賑わう和歌山城のすぐ近くにグリルエイトという洋食屋さんがあります。結構有名な洋食屋さんのようですが、訪れるのは初めて。

Photo ヘレカツは750円とやや高め。ライス大盛りで、スープを付けてランチだと1050円でした。スープは何故か味噌汁の様な風味でしたが、それがまたご飯に良く合っていました。

特徴的なのは、デミグラスソースの上にタルタルソースがかかっている点。香ばしい風味のデミグラスソースは結構濃厚ですが、タルタルソースと食べるとさっぱりいただけます。それにマスタードを付けるとさらにさっぱりしていい感じ。肉は柔らかく、パン粉も細やかで嫌な匂いもありません。総じて上品な美味しいヘレカツでした。

ランチタイムを過ぎていた為か、コックさんが給仕からレジまでして下さいましたが、元気で愛想のいい、いかにも下町の料理人さんという感じがとても良かったです。がっつりボリューム満点という点ではとんちゃんに一歩譲りますが、こちらのさっぱりした風情もなかなかのものではないでしょうか。

それにしても、大阪の有名店と比べても、和歌山の洋食屋さんは全然負けてませんね。自宅の近所の老舗2店がちょっとパワーダウンして残念に思っていたこともあり、最近行ったももたろう、とんちゃん、そしてここの美味しさにはとても感激しました。

グリルエイト

住所 和歌山市八番丁32

TEL 073-422-2625

URL http://www.grill-8.com/index.html

営業時間 11:00-14:30 17:00-21:00 月曜定休

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重亭@難波

 故、池波正太郎氏がこよなく愛したお店がミナミにも何軒かあり、その一つがビックカメラの南側の重亭。店内はそれほど広くなく、常連さんでいつも賑わっています。相席になる事も多々ありますが、ホールのおばさんたちが元気で愛想がいいので気になりません。

Photo

Photo_2 ミンチカツとハッシュドビーフ。カツは細やかなパン粉で油臭さも無く、肉汁溢れる美味しいもの。酸味の効いたさっぱりしたソースの味わいも良く合っています。ハッシュドビーフもさっぱりした味付けで、人によっては物足りないかもしれません。

他にもハンバーグも頂きましたが、身がぎゅっと締まったような感じで、しっかり噛み応えのあるタイプ。最近はふんわり柔らかなのが流行りですが、こういう肉の味が詰まったような味わいもいいもんです。

Photo_3 そして、私の大好きなオムライス。普通のオムライスは中身がチキンライスなのですが、こちらのは何故か牛肉が使われています。で、なにがいいのかというと、その口当たり。とにかくふわふわでとろけるような口当たりなのです。

普通、ふんわりとろとろというと、半熟のオムレツをライスの上でパカッと割るのを思い出しますが、これを食べるとそういうのは邪道に思えてしまいます。玉子は普通に薄いのに、食べるとなんともふんわりとろとろ、これぞほんまもんのオムライスだと思うのです。

やっぱりここはいいですね。味わい、雰囲気ともにミナミで一番好きな洋食屋さんです。ま、それには私の池波氏に対する想いも大いに加味されてはいるのですが。それにしても、ミナミは洋食の名店揃いで、いろいろ食べ歩くと人それぞれのお気に入り店が見つかるんじゃないでしょうか。

重亭

住所 大阪市中央区難波3-1-30

TEL 06-6641-5719

営業時間 11:30-15:30 17:30-20:30 火曜定休

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グリル ばらの木@心斎橋

 なにやら北の杜が賑やかですね。野村監督ファンの私としては嬉しい限り。最近とんと興味の無くなったプロ野球も、今年はちょっと趣が違うようです。金満球団が連敗で、コツコツと地力を付けてきた楽天が首位とは痛快じゃありませんか。後は、春の珍事とならないことを祈るばかりですが...

それはさておき、以前から一度食べて見たかった心斎橋ばらの木の、ハッシュドビーフライスを食べることが出来ました。店内はカウンター10席ほどの小さなお店。ぱっと見、洋食屋さんというよりカフェといった風情で、メニューも心なしかやや高めの値段設定。

Photo_2 ハッシュドビーフライスが来るまで野菜のスープを頂きました。野菜の甘味とまったりとしたコクがなんとも美味しいスープ。サービスと調理をコックさんが兼ねているのですが、なかなか親切で温かい雰囲気なのも良かったです。

Photo_3 なんて考えているうちにハッシュドビーフライスがやってきました。最近こういう形式をあまり見ないので結構びっくり。一口食べると、玉葱の甘味と、赤ワインの風味が良く効いた濃厚なソースがご飯にぴったり。でも、牛肉は缶詰の肉っぽい雰囲気で、あまり美味しくはありませんでした。

1000円ですので値段なりといえば値段なりかなぁ。ちょっと期待が大きすぎたのも、それほど美味しいと思えなかった一因かもしれませんが。デザートの冷凍プリンも、やたらカチコチで食べにくくてイマイチでした。

総じて、大衆的なのか、高級なのかちょっと中途半端だなというのが正直なところ。店の雰囲気がいいだけに、コックさんの私語と、汚れた制服が気になった点でもあります。大衆的な店なら、服が多少汚れていても、ちょっとくらい私語をしていてもあまり気にならないのですけどね...

グリル ばらの木

住所 大阪市中央区東心斎橋1-16-14 ばらの木ビル 1F

TEL 06-6271-7417

営業時間 11:30-15:00 17:00-21:40 月曜定休

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しき浪@日本橋

 先日、大阪で講習があり、その帰り久しぶりにしき浪へ行ってきました。しき浪は日本橋にある老舗の洋食屋さん。ボリュームのあるセットメニューとリーズナブルな価格が人気のお店。

Photo いつもならA,B,特製のどれかのセットを注文するのですが、今回は一口カツを。1350円となかなかのお値段ですが、ボリュームもたっぷり。マスタードを必要かと聞かれたので、はいと応えると凄い量を添えてくれたのですが、その理由は後に明らかに。

丁寧に叩かれていたお肉は、さすがに柔らかでしたが、所々筋張っているところも正直ありました。洋食屋さんの揚げ物特有の匂いと、濃厚なデミグラスソースの組み合わせは、かなりガツンときますが、マスタードを付けるとなんともさっぱりとした味わいになるから不思議。

美味しい風味はそのままに、嫌な匂いやくどさが消えて、何個でも食べられるような気になってしまいます。なるほど、たっぷりのマスタードの意味が分かりました。どんだけ~と思った量のマスタードも、最後には綺麗サッパリ無くなっていました。

それでも、肉質自体は和歌山で食べた、ももたろうやとんちゃんには及ばないなぁというのが正直な印象。やっぱりここで食事するならセットのどれかかなぁと改めて感じたのです。

さすがに老舗らしく美味しい洋食屋さんでしたが、店員さんはややぶっきらぼうでしょうか。それでも、水が無くなるとすぐに入れてくれたりと、気配りは行き届いているようですけども。落ち着いて食事をするという雰囲気ではないですが、昔ながらの洋食をがっつり食べてさっと帰るというのにはぴったりだと思います。

しき浪

住所 大阪府大阪市中央区日本橋2-5-9

TEL 06-6631-7530

営業時間 11:30-19:30 水曜定休

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パスティチュリア デリチュース@箕面市

 昨日から風邪で声が出なくて参っています。歳を取ると、症状がゆっくり巡ってきて、治りにくくなるので困りますね。ま、それはさておき久しぶりにデリチュースのケーキを。

Photo お目当ては、これまた久しぶりのロールケーキ。1本で1050円、切り分けられたものは1個220円というリーズナブルなケーキ。最初に食べた時の感動そのままの美味しさで、ミルク感たっぷりながら軽やかな生クリームと、それを包むしっとりふんわりのスポンジケーキ。

その組み合わせがまた絶妙で、やっぱりここのロールケーキが一番。最近いろいろとロールケーキを食べて見て、どれもとっても美味しかったのですが、私の好みに一番合うのはやはりデリチュースなのです。

Photo_2Photo_3 今回は、初見のサブレも購入。北海道土産のあれに姿かたちは似ていますが、こちらは生クリームのさっぱりした味わい。ちょっとさっぱりしすぎて肩透かしを喰らったような感じでもあり、好みの分かれる味わいかも。

他にも数種類のケーキをいただいて、その美味しさに納得。やっぱりデリチュースは美味しいですね。梅田に支店も出来ていますが、本店は品揃えも豊富ですし、本店に行くのがベストかな。

デリチュース

住所 大阪府箕面市小野原東5-11-27

TEL 072-730-0177

URL http://www.delicius.jp/index.html

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