« 坦々つけ麺@純情屋 | トップページ | 望麺会 »

酒中花 空心@大阪市西区

 豪火に一緒に行った友人に空心の話をしてたら、そっちにも連れて行けというので、連れ立って行ってきました。店内は予約でいっぱい。今なら2,3日前まで予約すれば大丈夫ですが、これ以上人気が出たら難しくなるかも。好きな店が人気が出るのは嬉しいのですが、あんまり流行り過ぎても予約が困難になるし、複雑な心境。

P1000971 私は車の運転があるので、工芸茶を。これは天山百合でしょうか?ガラス容器の中の、綺麗な花を見ているだけでも飽きないですね。心地よい苦味と、爽やかな香りが中国料理によく合いそうです。絶妙なタイミングでお湯を足してくれるのには頭が下がります。これで500円は絶対に安いと思うのです。

P1000974 前菜にとろっとピータン。このピータンはやはり絶品。ピータン嫌いも、これを食べたら趣旨変えしてしまうんじゃないでしょうか?ごま油や香采の香りもまたよく合ってるんです。難点は箸でつかみにくい事くらいでしょうか。

P1000975 蒸し鶏の葱塩ソースがけ。葱塩、香采、そして蒸し鶏。大好物がコレだけ揃っているのですから、旨くない訳がない。特にこのソースの味がなんとも言えず、思わず皿まで舐めたくなるほどの美味しさ。鶏肉の蒸し加減も丁度良く、骨まで食べたくなるような逸品でした。

P1000977 上海ガニの蒸し物。大き目のサワガニといった感じの大きさですが、これで3500円。最初は正直、タケ~と思いましたが、一口味噌を食べるとそんな気持ちは吹っ飛びました。この味噌の旨さはなんなのでしょうか?味噌の旨さは間違いなく上海ガニが一番だと思います。中国人はこれを30分くらいかけてしがみ尽くすそうですが、それも納得の旨さ。

P1000980 かぼちゃの海鮮スープ。緑のものは、百合のつぼみだそうです。やや苦味があるのですが、甘めのスープとよく合っています。中華でかぼちゃというのも珍しいと思うのですが、ちゃんと中国料理になっているのはさすが。深みのあるスープ、ちゃんと下味の付いた美味しい海老やホタテ、寒い季節にこれは堪えられない旨さですね。

P1000981 干しナマコの海鮮炒め。普通干しナマコには、オイスターソース等で調理すると思うのですが、これはあっさり塩味。干しナマコに乾物臭さが全くないので、塩味でも美味しく頂けました。くにゅくにゅとした歯応えや滋味溢れる味わいが堪らなくて、なるほど干すという意味の深さがよく分かる一皿でした。

P1000982 東坡肉(トンポウロウ)は蒸パンと一緒に。これは10月に来たときにメニューにあったのですが、今月はなくなっていたのです。ですが、予約の時に伝えるとちゃんと用意してくれるのは嬉しいところ。こういう事もあるので、ここには1月に1回以上は来ないとだめですね(^^)

P1000983 葉をめくると、中から美味しそうなお肉と豆腐が。肉の旨さはもう説明不要。固めの豆腐の旨さも格別。蒸パンとの相性も最高で、言葉にならない美味しさです。プルンプルンの脂が口の中でとろけていくのが快感。

東坡肉といえば中国の詩人蘇軾(蘇東坡)が考案したと言われています。蘇軾の有名な詩に春夜という詩があり、その最初の、春宵一刻直千金という一節が大好きなのです。春の夜のひと時は、千金に値するという意味なのですが、この東坡肉を食べているとなんとなく春夜が思い浮かんでくるのです。詩はこの後、賑わいが静けさに変わっていく様を詠うのですが、濃厚な味わいが口の中で溶けてなくなって行く東坡肉に、その詩が重なっていくと言えば大げさでしょうか。

P1000984 金華ハム入り葱塩汁そば。このそばがまた旨かった。澄んだ味わいと、塩味の効いた金華ハムの風味が最高にマッチしてるのです。これは、そこらへんのラーメン専門店も裸足で逃げ出す旨さですね。

P1000986P1000985_1  ゴマ団子にマンゴーブリュレ。どちらもいつ食べても最高の逸品。ゴマ団子の黒ゴマの餡の旨さはもうなんて言っていいのか。マンゴーは旬のせいか、夏に食べた時の方が美味しかったような気もしますが、それでも最高のデザートです。

P1000988 干し芋入りココナッツ汁粉です。こんがり焦げ目の付いた、干し芋と小丸餅が、濃厚なココナッツミルクと合わさってもうこれは、ボールで持って来て下さいって感じでしょうか。なんとも優しい風味のデザートです。

P1000989 最後は杏仁豆腐の桂花陳酒シロップがけ。1人前なのですが、よく食べる2人を見てたっぷり器に入れてくれました(^^)やはりこの杏仁豆腐は絶品。杏仁のよく効いた豆腐と、なんともいい香りのシロップのコラボはもうなんと言っていいのやら。

やはりここの料理は最高です。料理だけでなく、雰囲気や気配りも最高なのです。あまりに居心地がよくて、3時間も食事をしていたのに気付かなかったほど。こうなってくると、逆に悩みが出来てしまうのですよね。慣れ親しんだ店に行くか、それとも新しい店を探すか...

最近、このジレンマに悩まされています。ブログ的には新しい店を開拓して行った方がいいのでしょうが、これほど気に入る店があるかどうか...それにここは、来るたびに新しいメニューがあり、しかもそのどれもが最高に美味しいときてるんです。これは本当に困った悩みです。まだ若い店主が、これからどんな美味しい料理を創り出してくれるのか、楽しみなような怖いような...

酒中花 空心

住所 大阪市西区新町1-21-21F

TEL 06-6532-7729

営業時間 11:30-14:00 18:00-23:00 月曜・祭日休み

URL http://www15.ocn.ne.jp/~shi-navi/kuushin/kuushin.html

|

« 坦々つけ麺@純情屋 | トップページ | 望麺会 »

中華」カテゴリの記事

関西の食べ歩き」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/82083/4394684

この記事へのトラックバック一覧です: 酒中花 空心@大阪市西区:

« 坦々つけ麺@純情屋 | トップページ | 望麺会 »