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カランドリエ@大阪市中央区本町

 日曜はT氏、K君と大阪梅田に車の展示会を見に行くことに。午前は講習があるので、それが終わって速攻合流し、車中でパンをかじりながら一路梅田へ。かっちょいい車にためいきついたり、人生初のアフタヌーンテイを体験したりと、梅田あたりを散策。で、晩御飯は以前から行きたかったカランドリエに行くことに。当日予約で大丈夫かなと思いましたが、快い返答に一安心。

店内に入ると、高級な雰囲気に少しひるみますが、ジーパンでも全然大丈夫なので心配無用。沢山いてはる男性従業員の方も気さくな方ばかりで、しかもなかなかのイケメン揃い。サービスも隅々まで行き届いていて、よく教育されているなぁと感心しきり。

P1030165 8000円と1万円のコースがあり、3人とも後者を選びました。前菜の数などが違うようです。と、ほどなく先付けのコロッケが出てきます。必ず一口で食べるように、そして口は開けないように。とのこと。中のスープが飛び出てしまうのがその理由。食べてみて納得。ワインの効いたフォアグラの濃厚なスープが口の中にほとばしります。そのスープの熱さ加減がまた絶妙。熱々なのですが、決して火傷するほどではないギリギリの完璧な火加減。のっけから期待大な展開です。

P1030166 前菜は2品あり、その一品目。北海道産完熟トマトの中身をくり貫き、そのなかにソースに絡めたキュウリの細切れが詰まっています。その上にオマール海老が乗り、さらにトマトのへたで蓋がされています。見た目が可愛い前菜ですが、食べてみても期待を裏切られません。トマトの心地よい酸味、オマール海老の旨味、キュウリの和え物の旨味、バジルのソースの風味が相まって、なんとも言えない美味しさ。ここへ来るまであまりお腹がすいていない気がしていたのですが、この前菜でお腹も絶好調。どんとこいといったところ(^^;;

P1030168 前菜2品目。アワビやイカ、ホタテにムール貝などをソテーしたものの下にはモロヘイヤのソースが。魚介類の旨さは言わずもかな。中でも小ぶりなムール貝の旨さが絶品でした。貝類は同種だとある程度小さいものの方が旨いような気がするのですがどうなんでしょう。そして、魚介の合間に食べる山芋の、シャクシャクした歯ごたえがまたいい感じなのです。モロヘイヤのソースも程よい苦味が心地よいソースで、この魚介や山芋に最高に合っていました。

P1030170 魚料理は玄界灘産のカワハギにカレー風味のソースをかけたもの。下のソースはワインの風味が効いたクリームソースでその2種のソースの相性が絶品。上に載っているのはかわはぎの肝ですが、これは少し臭みがあるのが残念でした。それ以外は、カワハギの焼き加減も、ソースの濃厚さも、全てが丁度いい塩梅。このソースにパンがまたよく合うんです。余談ですが、パンにはきちんと切れ目が入れてあって、食べやすくしてくれていたのには感心しました。バターも当然のように美味しかったです。

P1030172 肉料理は数種類の中から選ぶことが出来ます。こちらはT氏がえらんだ羊肉。料理の内容は詳しく聞いていなかったので分からないですが、一口頂いて、独特の臭みが全くないのにはびっくりしました。肉汁とその旨味とソースの旨味だけが口の中に広がる、なんともいえない美味しさでした。

P1030174 私とK君が選んだのが、なんと雷鳥。日本では雷鳥は天然記念物なので当然食べられませんが、これはフランス産なので心配無用。雷鳥は1羽をまるごとローストするそうで、2人単位でないと頼めないそうです。しかも別料金がかかるのです。K君付き合わせてしまってごめんね(^^)しかし、雷鳥をいただけるなんてそうそうないですからね。ここは欲求優先で。

上に乗っかっている黒いものは肝なのですが、これが苦いのなんのって。しかも、その肝がソースにも使用されていて、全体に苦味がきつい感じ。しかし、食べなれてくるとその苦味が逆に心地よくなってくるから不思議。肉自体も思ったよりくせや臭みがなく、結構食べやすいですね。しかしそこは野鳥。野趣溢れる濃厚な肉の味は、人の手が入った肉には決してない味ですね。グラスでボルドーの赤ワインを頂いたのですが、この料理に最高に合っていました。後にT氏曰く、あれはいいものだ~(マクベー風)だそうです。

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P1030176 メインの料理も終わり、デザートの前にチーズが供されます。10種類の中から好きなのを選んでくださいとのこと。迷っていると、10種類を大皿に盛り付けて、取り皿を用意しましょうか?とのこと。う~んよく分かってらっしゃる(^^)迷わずそうして頂きました。赤ワインがなくなったので、ポルトワインを頂きました。なんともいえない良い香りと、甘味が最高なワインです。ブランデーのような風味もあるかな。T氏曰く、これもいいものだそうです。はてさて、チーズとの相性やいかに。

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下の表面が黒いチーズから時計回りに食べてくださいとのこと。その順番に風味の強いものになっていくそうです。最初の黒い表面のものは、ヤギの牛乳のフレッシュチーズ。さっぱりとした酸味ですが、ヤギの牛乳独特の風味があり、結構個性的。ポルトワインが合いますね~。続いて、オレンジ色の杏のドライフルーツが表面を覆っているチーズ。これはデザートチーズですね。誰が食べても美味しいと思うこと請け合い。さっぱりした風味と、杏の甘味のおかげで、これは食べやすい。ワインにもめちゃ合います。

その上の表面がモスグリーンのものは胡椒の風味が効いているチーズ。これまた美味しいけど、これには辛口の白ワインが合うんじゃないでしょうか。次はカマンベール。クリーミーでとろとろ。風味もいいですねぇ。甘口のワインにもしっかり合います。続いて、カマンベールとよく似ているけど、ニンニクがしっかり効いたチーズ。これは、ワインよりもパンやクラッカーが欲しくなるチーズですね。妙なくせも無く食べやすいものです。つづいて、黄色いのがお餅のような風味のチーズ。これは少し苦手だったかも。甘口のワインとは全く合っていませんでしたし。

次のオレンジのものはカラスミのような味とのこと。確かに、これは日本酒が合う味ですね。食感がけっこうぱさぱさなので、ワインや日本酒などの水分がほしくなります。次のブルーチーズは3人とも絶賛。濃厚な旨味と、程よい塩加減が絶妙。これでゴルゴンゾーラ作ったら旨いでしょうねぇ。

最後の2品はウォッシュタイプのもの。上の方は、匂いがそこそこきついけど、食べてみるとクリーミーで結構さっぱりしています。逆に、最後のものは、匂いはそれほどでもないけど、食べたときの塩味のきつさと風味の濃厚さが際立っています。どちらも、甘口のワインはまったく合わないですね。とはいえ、チーズを全種いただいてその風味に満たされた口内をリセットするには、この甘口のワインはもってこいでした。私はそれほどお酒が飲めないのですが、グラスワインを2杯飲んでも全く平気だったのは、やはりいいものだったからなんでしょうか...

P1030179P1030181  チーズが終わるといよいよデザートです。美味しそうなデザートが並べられ、好きなものを好きなだけ選んでくださいとのこと。全部といいたい衝動をぐっとこらえて5種ほど選んじゃいました。それらが盛り付けられるまで、口直しのデザートが運ばれてきました。葡萄のゼリーの上に葡萄とヨーグルトのシャーベットが載っています。ゼリーだけだと甘すぎる感じですが、酸味の効いたシャーベットと一緒に頂くと、それが丁度いい具合になるのです。なにもかも計算されつくしているという感じですね。

P1030182 写真で見ると凄いボリュームですね。しかし、美味しいデザートは別腹。しかもどれもがめちゃ旨なんですから。ロールケーキのクリームのふんわりした感じはデリチュースを思い起こさせます。スポンジはやや重めですが、それでもそこらのケーキ屋さん顔負けのロールケーキ。その左が白桃のタルト。白桃の風味、焼き加減、タルトの食感、全てが最高。その左が白ゴマのブリュレ。ゴマの優しい風味が、重たくなった胃に優しく溶け込んでいく感じ。これまた旨い。

その上が紅茶のプリン。プリンといえばなめらかなものばかりの昨今、しっかりと詰まった感じのプリンは逆に新鮮でした。濃厚な風味がなんとも好印象。ただ紅茶の風味はそれほど感じなかったかな。その右が、一番人気と説明してくれたチョコレートケーキ。濃厚な生チョコの風味が最高ですね。ただ、もう少しスポンジの部分が多い方が、コースの最後の膨れたお腹にはいいかもとも思いました。これ1個をおやつに食べるなら、最高のケーキになるなぁという感じでしょうか。

P1030183 最後に紅茶やコーヒーのお供の焼き菓子が供されました。さすがにこれは重たかったかな。どれもなかなかの美味しさでしたが、もうちょっと軽いものの方がありがたかったかも。これがあると思うと、次からあの美味しいケーキを思う存分食べられなくなるやん、なんて馬鹿な心配をしちゃいました(^^;;

以前も書きましたが、ここはあまから手帖の編集長門上氏が、テレビで空心と共に一押しとして紹介されていて、それ以来どうしても来たかったお店なのです。その念願が叶い、しかも期待以上の結果に大満足。サービスは行き届いているし、店内はトイレも含め清潔感に溢れています。それで料理も最高に美味しいのですから、もうすっかりファンになってしまいました。

別料金の雷鳥と、ワインのおかげで少し思っていたより高くついてしまいましたが、内容を考えるとむしろリーズナブルとも思えました。食が細い人なら8千円のコースでも充分お腹いっぱいになると思いますし、アラカルトも美味しそうなものが揃っています。年内に、なんとかもう一度訪れたいものです。

カランドリエ

住所 大阪氏中央区本町3-2-15小原3ビル1階

TEL 06-6252-5010

営業時間 11:30-14:00 18:00-21:30

月曜定休

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コメント

なんだかスッゴクいぃ感じのお店ですね!

d(^-^)隊長ゎグラスワインでアラカルトを少し頂いて、後はデザートをガッツリいきたぃです☆えぇもーむしろデザートメインで♪

あぁ・・・デザート盛りが美味しそぅ

投稿: 『スイーツ取寄せ隊!』隊長 | 2006年9月26日 (火) 00時42分

コメントありがとうございます。
ここほんとおすすめです。
ランチもあるようですが、そちらでも名物の一口コロッケは頂けるようですし、デザートもワゴンから選べるみたいです。
他のレビュー等を見ていると、無難すぎてという意見もあるようですが、それは外れがないということでもありますし。
とにかく、私はすっかりファンになってしまいました。

投稿: 岡電 | 2006年9月26日 (火) 09時02分

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