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みぞぐち@和歌山市

     ここ2回ちょっと愚痴っぽくなっていたので、今回はめちゃ美味しいお店を紹介したいと思います。私が個人的に、和歌山で魚料理の一番美味しい店とおもっている、みぞぐちです。場所は和歌山市の飲み屋街である、北の新地の路地裏にあります。けやき大通りから少し北に入った所、こんなとこに美味しい店があるん?ってかんじの場所です。

P1000186 2切れほど食べてしまってますが、よこわのお造りです。身に吸い付くようなもちもち感があり、臭みのない赤身の旨味だけが堪能できるようなお造りです。のっけから、もう参りましたって感じの美味しさ。さすがクロマグロの幼魚だけあって、マグロの赤身よりもさっぱりとした若々しい味が私は好きですね。

P1000187

八海山純米吟醸。車を運転しなければならないので、私はほんの一口だけ味見です。やっぱり八海山は旨いですね~。やや甘めながらキレのある味が、魚料理によく合っています。横でがぶがぶ飲んでいる友人が恨めしいです...

P1000188 熊野牛のサイコロステーキです。これはもう、説明のいらない旨さです。和歌山万歳ってかんじの、柔らかくてジューシーな美味しいお肉でした。但馬牛の血統を取り入れているらしいので、一度そちらと食べ比べてみたいですねぇ。

P1000189私の大好きなタコのぶつ切りです。私はタコが大好きで、どこに行ってもタコがメニューにあると必ずといっていいほど注文するのですが、今回のタコのぶつ切りは、もうぶっとぶ旨さでした。軽く出汁を透したのか、かすかに鰹だしの風味があるのです。その風味と歯ごたえが絶妙で、ギリギリの完璧な状態。これには本当に参りました。

P1000190 岩ガキです。手のひらほどの巨大な岩ガキにレモンをしぼっていただきました。こんなん、小枝でなくても旨くないわけがないっと言っちゃいますやん。特に貝柱。牡蠣の貝柱ってこんなに旨いもんだったんですね~。この大きさだからこそ、大きさの割りに小さい貝柱がしっかりと味わえるのでしょう。

P1000192_1 毛がにです。酢の物に毛がにとあったので、注文したら出てきたのがこれ。ってまるごと一杯やん!毛がには丁度今が旬。こんなの旨いに決まってます。ほんとめちゃ旨です。関西人の私は、やはり松葉ガニが一番という意識がありますが、いや~毛がにも相当旨いですね。和歌山でこれだけ美味しい毛がにが食べられるなんて、なんて幸せなんでしょう。味噌の旨さもまた格別でした。

P1000193 ウニの山かけです。なんて美味しいウニなんでしょう。私は本来ウニや蟹味噌があまり好きではないのです。その私がめちゃ旨いと思うということが、旨さの証明だと思います。濃厚なのにさっぱりしてるという、相反する要素を併せ持ったウニでした。

P1000194 鱧の天ぷらです。ネギと醤油がすでにかかっています。鱧といえば梅肉でっていうのが普通ですが、天ぷらにするとこんなに旨いんですね。肉厚の身は、旨さも歯ごたえも完璧。醤油が香ばしさを倍増させてこれは、めちゃくちゃに旨いです。私の中では、鱧の一番旨い食べ方はこれ!!となりました。

P1000195 ホタテのバター焼です。ええ、もうね旨いです。それしかいいようがないです。炒め具合も味付けも丁度いいんです。こちらのご主人さんは、ガレッジセールのゴリさんに似た寡黙なご主人さんなのですが、外見からは想像できない(失礼)繊細で美味しいものを作ってくれます。もうほんとに感謝感謝です。

Photo_35 赤っぽのアラ炊きです。和歌山名物の、くえと同じハタ科の魚です。これは、和歌山でも三重との県境の方で取れたものらしいです。しかし、ハタ科の魚って、どうしてこう鍋や煮物にすると旨いんでしょうか。身の旨さもさることながら、全体を覆っているゼラチン質がなんとも言えず旨いんですよね。ほっぺたに身がぎっしり詰まっているのも嬉しいかぎり。今度は、赤っぽの鍋も是非いただきたいですね。

P1000197 寿司は、左からシマアジ、ボタン海老、トリ貝です。この中でも特に、ボタン海老の旨さには脱帽でした。まるで甘エビのような甘さ。歯ごたえも絶妙で、ボタン海老ってこんなに美味しいものだったんですね。毛がにといいボタン海老といい、北海道って凄いですね。和歌山危うしです。

P1000199

と思っていたところで、加太のひらめです。美味しいですねと言っても、いつも謙遜するご主人が、これは旨いですと進めてくださったのがこのひらめです。もちっとした食感、歯ごたえ、噛めば噛むほど溢れてくる甘味、これは旨い!ビバ和歌山、ブラボー加太って感じですわ。

P1000200 と思っていたら、塩とレモンでいただくのも美味しいですよ、とご主人。普段そういうことを、自分からおっしゃるのは珍しいので、これはもう思わず頼んじゃいました。一口目、まずしょっぱさが。と思っていたら、後から甘さが溢れてきます。噛めば噛むほど感じる旨さは、こちらの方が一枚上手か。うんうん、和歌山に生まれてよかったですほんとに。旨いもんの多彩さでは、北海道にもひけをとらないと思う今日この頃なんです。

これだけ食べたので、値段もそれ相応でしたが、普通なら一人5000-10000円というところでしょうか。これだけ新鮮な美味しい料理をいただけるのですから、私はむしろリーズナブルだと思いました。寡黙なご主人と対照的な、気さくな奥さんがまたいい感じなんです。ただ、小さなお店ですので、予約は必須でしょう。

みぞぐち

住所 和歌山市北ノ新地榎丁5

TEL 073-422-7188

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コメント

ブログを拝見して
「みぞぐち」さん行ってきました!
最高に美味しかったです。
また和歌山の美味しい店、教えて下さい!
本当にありがとうございました。

投稿: chikata1977 | 2007年9月16日 (日) 03時19分

コメントありがとうございます。

そう言っていただけると私も嬉しいです。
和歌山市内なら、和歌浦の和彩あきらなんてどうでしょう?
ここのあなごのしゃぶしゃぶは予約で是非試してみて下さい。
あと、みぞぐちで冬にクエ鍋なんてのもおすすめです。
どちらもレポートしてますので、よかったら参考にして下さい。

最近南紀の方とかも廻ってきまして、今度和歌山特集でもやってみたいと思いますので、また見て下さいね。

投稿: 岡電 | 2007年9月16日 (日) 11時35分

 本当においしそうなお店ですね、近いうちにきっと行ってみたく思います。
 いや~、まだまだ和歌山にも、知らない良店がいっぱいありそうだな。
 岡電さんはウニやカニミソがお好きではないのですか。
 和歌山の中華そばを好まれないのは、濃厚なものが苦手なことも、あるいは理由のおひとつでしょうか。

投稿: 甕 | 2007年12月22日 (土) 12時31分

コメントありがとうございます。

濃厚なものも大好きですよ。
カニ味噌やウニは、仰る通りあまり好きではありませんでした。
最近は、舌も変わってきたようで割りと好きになってきたのですけどね。
特に上海蟹の味噌は最高に美味しいと思います。

和歌山の中華そばは、京阪神の自然な風味のラーメンを食べてからあまり受け付けなくなってしまいました。
あの匂いと、化学調味料が強調された味がどうにも。
ですから、それが控えめな、例えばまるきとかは結構好きですよ。
ま、それはあくまで私の好みであって、全く逆の人もいたりするのが、面白いところなんですけどね。

投稿: 岡電 | 2007年12月23日 (日) 11時00分

 上海蟹は残念ながら食べたことがないのですが、ほぼ同じ味と言われる日本のモクズガニは大好きです。
 チュウゴクモクズガニとは近縁で外見は酷似しており、確か分類上は同属別種だったかと。
 あのカニミソほど旨いものは、この世にふたつとない!(?)とまで思えてしまいます。
 ミソはもちろんですが、脚や胴体の肉もイケます。
 最近は河川が人工的に改修されたりダムが作られたりしているせいか、数が減っていて残念なんですが…。

投稿: 甕 | 2007年12月24日 (月) 09時35分

 コメントありがとうございます。

モズクガニ!丁度食べたいと思ってたところなんです!
先日テレビで、熊野川の料理屋が紹介されていまして、そこでモズクガニが上海カニに良く似ていると言われていたのです。
それ以来、モズクガニが食べたくて食べたくて(^^;;
もし食べられるところがあるのなら、また教えて下さいね!

投稿: 岡電 | 2007年12月24日 (月) 23時55分

 新年おめでとうございます。

 私はモクズガニ(和歌山では「ズガニ」と呼びますね)をお店で食べたことはなく、身内や知り合いが川で捕らえてきたものを、塩茹でして頂きます。
 (内水面の漁業権に触れるので、大きな川ではなく、小さな支流でひっそり網を仕掛けて獲ります)
 四国や九州では、「ツガニ飯」にしたり、潰して「ツガニ汁」にしたり、色々食べ方があるみたいですね。
 そういう地方の民宿に泊まれば食べられそうだし、和歌山でも紀南の山手のほうの宿で「ズガニコース」が食べられるところがあるみたい。
 和歌山市内でも、普通の料理屋で出しているところはありそうだし、いいところを見つけたらブログにアップよろしくお願いします。
 でも、ズガニは秋です。
 今の季節、モクズガニは既に海へ降りて、繁殖を終え死んだものや、まだ繁殖行動を続けているものや…まだ上流にいるとすれば、未成熟な個体かな。
 とりあえず我々の口に入る季節は、川を下る秋だけなんですよね。
 …って、実は私は家に、秋から飼育している5匹のモクズガニがおりまして、「正月に茹でて食う!」と思っていたのに、かわいいから食べる気が消失しています…。

投稿: 甕 | 2008年1月 2日 (水) 08時51分

あけましておめでとうございます。

そうですかぁ、秋まで待たないといけないのですね。
でも、やはり旬のものは旬に食べるのが一番ですからね。
気長に秋を待つことにします(^^;;
それまで、料理屋さんの情報を収集しないと。

それにしても、モクズガニを飼育とは凄いですね。
確かに、ペットになってしまうともう食べることは出来ないですよね。
飼っている鶏の頭を飛ばしていた、昔の人は凄いです。

投稿: 岡電 | 2008年1月 4日 (金) 08時08分

はじめまして。
和歌山のおいしい店情報を探していたら、
ここにたどり着きました。

おいしいレポート引き続きお願いします!

ブログの中では、みぞぐち、まるひこ亭がとても気になりました。
近いうちに、食べに行って見ます。

投稿: HIRO | 2008年1月30日 (水) 01時13分

 コメントありがとうございます。

まるひこ亭はお昼がおすすめです。
夜に訪れたら、ハンバーグもタンシチューもレンジでチンで少しがっかりした覚えがあります。
お昼ならご飯のお代わりも無料でしたし。

みぞぐちのご主人はとても寡黙な方ですが、嘘は絶対付かない人です。
産地やオススメを聞けば真面目に答えてくれますので、訪問された時には是非聞いてみてください。

投稿: 岡電 | 2008年1月31日 (木) 02時15分

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